そこまでやるかNHK 安倍首相と「遺恨」残す部署が解体危機 at SEIJINEWSPLUS
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19/02/16 10:17:59.17 hUbehN3E9.net
 NHKが現在、各番組を作る「制作局」の組織改編を検討していることが、日刊ゲンダイの調べで分かった。見過ごせないのは硬派なドキュメンタリー番組を制作してきた部署が事実上、解体されそうなこと。この部署こそ、2005年に発覚した安倍首相が政治介入したとされる番組改変問題の当事者なのだ。
■05年発覚「番組改変」問題の当該部局
 解体されるのは、制作局第1制作センターの「文化・福祉番組部」だ。現在「こころの時代」や「ハートネットTV」などを担当。ETV特集など硬派なドキュメンタリー番組も制作し、昨年は「静かで、にぎやかな世界〜手話で生きる子どもたち〜」が文化庁芸術祭・テレビドキュメンタリー部門の大賞を受賞するなど、これまで数々の賞を総ナメしてきた。
 組織改編について、同部の部長が部員に緊急説明会を開いたのは今月4日のこと。縦割りの弊害をなくし、今年4月から長時間労働を法規制で厳罰化する「働き方改革」に対処するなどの理由で、制作局内の8部署を廃止。局員約630人が「教育・次世代」「ドラマ」「音楽・芸能」など担当ジャンルごとに、新たな6ユニットに振り分けられることを説明したという。
「各ユニット間では人事発令なしにディレクターを年がら年中異動させることが可能となり、上司のサジ加減ひとつでパワハラ人事が起きる可能性もあります」(あるNHK局員)
■硬派ディレクターが「あさイチ」担当に
 8つの部署が6つに分かれる過程で、複数の部署が統合されるのは理解できる。しかし、なぜか文化・福祉部だけ「社会・文化」「科学・ライフ・福祉」の2つのユニットへの分離を検討。ドキュメンタリーに携わってきたディレクターを、視聴率競争が激しく人材不足の「あさイチ」などの制作に回す予定だ。
 狙い撃ちのような解体案に局員は「公共放送としての番組の質の低下につながる」と猛反発。というのも、この部署は安倍首相とは因縁浅からぬ関係にある。
 01年1月放送の「ETV特集シリーズ『戦争をどう裁くか』第2夜『問われる戦時性暴力』」を制作。従軍慰安婦制度を裁く民衆法廷を扱ったことに、安倍首相と中川昭一元財務相(故人)が放送前日にNHK幹部を呼び出し、「偏った内容だ」と注文をつけ、NHKが番組内容を大幅に改変したとされる。この顛末を05年1月に朝日新聞が報道。大騒ぎとなったが、安倍首相もNHKも報道を否定し、いまだ真相は不明のままだ。
「反権力を掲げ『NHK最後の良心』と呼ばれる部署で、以前から潰したいと思っている幹部は数多く、これまでも事あるごとに潰そうとしてきました。正直『またか』の感はありますが、いよいよ解体されてしまうのではと現場は危機感を募らせています」(別のNHK局員)
 13日には制作局長が改めて部員に説明。局長は「もう一度考えさせて欲しい」と語ったが、再検討結果をいつ示すのかは明確にしなかったようだ。現場の声が聞き入れられない組織に嫌気が差し、離職を検討する局員も続出しているという。
 NHKの報道局幹部が安倍官邸におもねり、忖度ニュースをタレ流す中、制作局からも人材が流出すれば、ますます公共放送の質が低下しかねない。NHK広報局は日刊ゲンダイの取材にこう答えた。
「限られた経営資源で最高水準の放送・サービスを継続的に実施していくための最善の業務体制を検討しています。官邸に忖度した組織改編?ご指摘のような意図は一切ありません」
 その言葉を信用できるような組織にいい加減、NHKは生まれ変わって欲しい。
日刊ゲンダイ
2019/02/15
URLリンク(www.nikkan-gendai.com)


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