【東京五輪ボランティア】薄っぺら「おもてなし研修」噴飯中身 2時間半のうち2時間は吉本芸人の独壇場 at SEIJINEWSPLUS
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19/02/01 09:04:51.49 NYppnnHO9.net
 東京五輪・パラリンピック組織委員会は30日、観戦チケットの価格を発表。着々と“五輪機運”が高まっているが、2900億円にも上る国の五輪関連予算や「やりがい搾取」と批判されている東京五輪ボランティアなど、問題は山ほどある。果たして、海外からの観戦客を「おもてなし」できるのか―。日刊ゲンダイ記者は29日、「おもてなし」の実情を探るため、埼玉県で行われた東京五輪ボランティア「おもてなし研修会」に足を運んだ。
「おもてなし研修会」は、埼玉県が県内の都市ボランティア5400人を対象に今月22日から始めたもの。すでに、さいたま市内の「埼玉会館」や「市民会館おおみや」でそれぞれ2回ずつ開催されている。
 29日の研修会場は、JR川越駅から徒歩5分の「ウェスタ川越」。平日午後2時からの開始にもかかわらず、老若男女580人が詰め掛けた。
冒頭で、県のオリンピック・パラリンピック課の課長と職員が、都市ボランティアの活動について説明。課長は東京五輪に向けた県のビジョンとして「SAITAMA PRIDE」(サイタマ プライド)を掲げ、「このビジョンが目指すのは『世界に誇れるおもてなし』です!」と胸を張った。
 研修会の目玉である吉本芸人らとのコラボでは、マナー講師として活躍しているエド・はるみが「人を笑顔にする」をテーマに講演。2008年の流行語大賞となった持ちギャグ「グ〜!」を披露しつつも、おもてなしの心構えについて、「大事なことは、4つの言葉と3つの行動です。4つの言葉とは、『挨拶』『返事』『ありがとうございます』『すみません』。3つの行動とは、『テキパキ動く』『手を添える』『笑顔』です」と大マジメに語った。
■2時間半のうち2時間は吉本芸人の独壇場
 ボランティアの心構え以前に、大人として当然のマナーを説いただけだが、講演を聞いた公務員の20代男性は、「当たり前のことを言っていたけど、仕事などに生かせると思う」と前向きな様子だった。
 エドの講演の後は、「おばたのお兄さん」が、おなじみの小栗旬のモノマネを披露。ネタの最後に、日体大出身という身体能力の高さを生かしたバク宙をやってのけると、会場内は、モノマネの時よりも大きな拍手に包まれた。
 その後の「おもてなし座談会」では吉本芸人らに加え、アスリートゲストとして、元阪急ブレーブス投手でプロ野球解説者の星野伸之氏が参加。「人を笑顔にするために心がけていること」「外国人とのコミュニケーションの取り方」「どんな時も笑顔でいる秘訣」「おもてなしとは」―をテーマに実体験を交えて語り合ったのだが、なぜか途中で星野氏の現役時代の話に。「スローカーブを外国人選手に投げたらバカにされたと思って怒っていた」と、会場は“珍プレー”エピソードを聞くハメに。
 終始、和気あいあいとした雰囲気で「堅苦しくなくてよかった」(20代女性会社員)が、果たして「研修会」と呼べるほど中身があったかは疑問である。2時間半のうち、ほぼ2時間は吉本芸人らの独壇場だったからだ。
 研修会は県主催であるから、税金で賄われている。「ウェスタ川越」の利用料16万〜22万円と吉本芸人へのギャラとを合わせれば、100万円近い出費ではないか。県に研修会の費用について問い合わせたが、「公表を控える」(オリンピック・パラリンピック課)との回答だった。
 五輪関連予算は招致時の3000億円から現時点で2兆2980億円と約7・6倍に膨れ上がっている。楽しいだけでムダな「おもてなし研修会」が全国に広がったら、いくらカネがあっても足りやしない。 
(取材・文=高月太樹/日刊ゲンダイ)
日刊ゲンダイ
2019/02/01
URLリンク(www.nikkan-gendai.com)


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