【毎日新聞・青島顕、川名壮志】安倍首相、止まらぬ朝日「口撃」 識者「自分に都合のよい事実を切り取って、批判をすり替えている」 at SEIJINEWSPLUS
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18/02/21 06:51:19.63 CAP_USER9.net
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 安倍晋三首相が先月末から国会の答弁で5回、学校法人「森友学園」問題に絡んで朝日新聞批判を展開した。自民党参院議員のフェイスブックにも朝日新聞を「哀れ」と書き込んだ。首相が公の場などで特定の報道機関のバッシングを続けるのは異例だ。識者は「首相は自分に都合のよい事実を切り取って自身への批判をすり替えている」と指摘する。【青島顕、川名壮志】
 13日の衆院予算委員会。安倍首相は森友学園の籠池泰典前理事長が設置予定の学校名を「安倍晋三記念小学校」とする設置趣意書を出したとの籠池氏の証言を報じた昨年5月の朝日新聞の記事を取り上げた。「全く違った。国民の間に安倍晋三記念小学校だったということが浸透している。しかし実際は開成小学校だった」
 首相は1月29日、31日、2月1日、5日の衆参予算委でも、朝日新聞のこの報道を「間違い」「裏取りがない」と述べた。いずれも質問した野党議員が尋ねていなかった。
 さらに首相は衆院予算委の席上、和田政宗参院議員(自民)のフェイスブックに「哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳。予想通りでした」と書き込んだことを認めた。「言い訳」は朝日新聞が6日朝刊に籠池前理事長のインタビュー記事を掲載した経緯を説明した記事を指していた。
 朝日新聞の報道当時、財務省は設置趣意書の校名部分を黒塗りにして国会議員に提出していた。昨年11月に黒塗りを解いたことで「開成小学校」だったことが分かったが、学園は以前、寄付を求める書類などに「安倍晋三記念小学校」の名を使っていた。
 国会会議録によると、2017年末までの5年間にも首相は計7回、朝日新聞を批判している。NHK番組改変問題や慰安婦問題の記事などをやり玉に挙げた。この間に読売新聞、産経新聞、日経新聞、毎日新聞への批判は見当たらなかった。
 朝日新聞広報部は「設置趣意書を提出した当事者の籠池前理事長に取材し、発言に基づいて報じた。その時点での取材を尽くした。その後、黒塗り部分が開示され『小学校名は開成小学校』の見出しで報じた」と毎日新聞の取材に説明した。「首相発言は当然、注視しており、今後も必要に応じて報じていく」とコメントした。
 ◇都合のいい部分だけ
 橋場義之・元上智大教授(ジャーナリズム論)の話 首相は設置趣意書の校名が「開成小学校」だったという都合のよい部分を切り取って、声高に朝日新聞をおとしめている。校名は政府が黒塗りにしたものであり、籠池前理事長が以前「安倍晋三記念小学校」の名を使っていたのも事実だ。朝日新聞の姿勢にも問題がある。6日朝刊の報道経緯を説明する記事は前日の衆院予算委の質疑を伝える中で書かれているが、独立した記事として経緯を読者にきちんと伝え、正面から首相に反論すべきだった。そもそも昨年11月に設置趣意書の校名の黒塗りが解かれた時点で、読者に説明を尽くせばよかった。逮捕された籠池前理事長に接見できなくても、弁護士に取材するなど前理事長がなぜ、趣意書の校名を間違って説明したのかを解明する努力をすべきだった。
 ◇米大統領のまね
 政治評論家の森田実さんの話 約50年間政界を見ているが、特定の新聞社を批判し続けた首相はいなかった。田中角栄首相(故人)らは「報道で批判されるのは当たり前だ」と言っていた。当時、特定の報道機関を批判すれば幼稚な行為とみなされ、党内からも批判が出ただろう。安倍首相は気に入らない報道をたたくトランプ大統領のまねをしているように見える。このままでは民主主義が崩れかねない。
 ◇メデイアの対応、正面からの反応・反論だけ
 ノンフィクション作家の吉岡忍さんの話 どんな政治家も一定の政治的イデオロギーを持った「偏った」ことを言う人たちであり、首相も例外ではない。安倍首相は戦後体制を変える意気込みを持っており、森友学園の問題を取り上げるメディアが自分の足を引っ張る存在だと感じているのだろう。メディアと権力はいつもぶつかるものだ。メディアは反論、批判をする自由がある。ただ、最近の安倍首相への対応は正面からの反応・反論しかできていない。どうせかみあわないのだから、時にはユーモアを交えて取り上げたり、多様なものの言い方をしたらよいのではないか。


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