【選挙権がない】<衆院選>在日コリアンの苦悩 北朝鮮争点化に不安...「先頭に立って圧力を唱える日本は危ういのではないか」 at SEIJINEWSPLUS
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1:nita ★
17/10/17 06:20:57.37 CAP_USER9.net
10/17(火) 0:18配信
 安倍晋三首相が衆院選で示した争点の一つに北朝鮮対応がある。北朝鮮に対し、日米同盟を軸に「圧力」を重視する外交方針の賛否を問うとしている。高まる緊張の中で、南北対話や共生を求めてきた在日コリアンの苦悩は続いている。【平川哲也、近松仁太郎】
 在日コリアンが多く住む大阪市生野区で1日にあった2007年「南北首脳会談」の10周年記念イベント。実行委員長の高銖春(コウ・スチュン)さん(45)はあいさつした。「先頭に立って圧力を唱える日本は危ういのではないか」
 在日韓国人2世。07年10月、当時の盧武鉉(ノ・ムヒョン)韓国大統領と金正日(キム・ジョンイル)総書記が緊張緩和に同意した歴史的瞬間を忘れない。在日コリアンで一緒に見守り、初めて南北統一を意識し、抱き合って泣いた。
 それから10年。北朝鮮は核開発をやめず、米国は軍事演習を強化した。日本も参加した6カ国協議は08年を最後に開催が止まった。拉致問題も絡み、「毅然(きぜん)とした対応」を政府に求める世論は根強い。
 同区の大学院生の女性(28)は生まれながら日本国籍だが、半分近くが在日コリアンの小学校で学んだ。母のルーツは韓国・済州島。解散直後、知人の在日コリアンに言われてはっとした。「自分は選挙権がない。1票を大事にして」。唱えられる「圧力」の矛先が、分け隔てなく付き合った人々に向かないか懸念する。「感情的な言葉で危機感をあおり、支持を得ようとしていると感じる。日本にいる外国人とどう幸福に暮らすのかという発想に欠けた争点設定だと思う」
 IT関連業を営む高さんは北朝鮮への攻撃をあおるネットの書き込みを見ることがある。世論が危うく傾けば、和平を構築すべき南北両国の動きを止めはしまいか、万が一戦争が起きたら、自分たちは「敵性国人」と見られはしないか、不安になる。「投票権を持つ人は行き過ぎた圧力が何を生み出すのか、よく考えてほしい」
 東京都北区の東京朝鮮中高級学校の慎吉雄(シン・ギルン)校長(68)も同じ思いだ。卒業生らが高校無償化の対象外とした国の処分を違法として裁判を起こしたが、東京地裁は9月、請求を退けた。控訴して現在も係争中だが、慎校長は、選挙で「圧力」が叫ばれることで、「無償化適用を断じて許さない」との風潮が広がることを恐れる。「何を争点とするかは日本の内政問題だが、その余波が朝鮮学校や在日朝鮮人に及ぶことがあってはならない」と語る。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


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