高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権第2節

高円宮杯全日本ユース ..

81:U-名無しさん
08/09/13 18:35:03 SS+ThQ/A0
簡単に秋津レポート

第一試合　静岡学園　３－１　広島皆実

前半15分くらいに着いたのでそこまでは不明。そこからは広島皆実がやや押し気味で
ポストをかすめる惜しいシュートが３，４本あった。静岡学園の最終ラインが付ききれない
場面が目立ち、不安を感じさせた。ただどちらも中盤でのミスが多かった。
後半は静岡学園が中盤での競り合いを制し、見事なミドルを連発。広島皆実も反撃するが
静岡学園は中盤からの執拗なプレスでフリーでシュートを打たせない守備が出来ていた。
先週大きく株を下げた静岡学園だが、難敵広島皆実を堂々と攻略し、高校トップレベルである
ことをアピールしたといえる。

第二試合　柏ユース　３－０　流経大柏

柏ユースはやはり強い。というかウマイ。それしか言いようのない試合だった。とにかくボール
コントロールの正確性、パスの精度、視野、連動性といったサッカーを形作る構成要素のそれぞれ
が近年のユース年代では突出したレベルにあると思う。難を言えば淡白な守備、スタミナの不安か。
数年前、広島ユースがこの大会のグループリーグで帝京、東福岡といった当時高校トップレベルを
圧倒し、決勝トーナメントでも黄金年代の国見をチンチンにしまくって衝撃を与えたことがあった。
そのとき、「クラブユースの奴らが合宿生活で鍛え上げられて勝負根性と運動量まであったら、
高校サッカーじゃ太刀打ちできん」というロジックでその強さが表現された。その系譜が現在の瓦斯ユース
や、去年の流経柏の「うまいのに走れる＝強い」だ。しかし柏は「すごくうまければ勝てる」という方向で、
これも見ていて非常にすがすがしい。トラップで相手の届かないところにピタッと置く、相手がギリギリ追い
つかないスペースに展開する、そういう精度を極めれば、一見万能と思えた鬼プレスも攻略できてしまうと
いう、いつもと違うサッカーの見方をさせてくれる楽しみなチームだ。

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