二次創作リレーでバト ..
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728:おいかけるもの
07/11/30 00:25:21 28RvpuEe
波平が現場に着いたとき、そこには二人の人間が居た。
一人は制服姿の女子高生。
もう一人は仮面を着けた妙な男だった。
女子高生の方は、心底脅えた様子で尻餅をつきながらも懸命に仮面の男から離れようとしている。
対する仮面の男は、全身から殺気を漲らせながら女子高生へと歩を進めていた。
「女子高生は死ね!」
そして、おもむろに片手を振り上げると、女子高生の頭に手刀を叩き込もうと全力で手を振り下ろした。
たがが手刀などと侮ってはならない。
この手刀は長年に渡って強いたげられてきた男の魂の一撃だ。
人間の頭蓋骨ごとき軽々と粉砕してみせるだろう。
波平はそれを瞬時に悟る。

「ばっかもーん! やめんかー!」
すんでの所で、波平が後ろから仮面の男を羽交い締めにする。
手刀は女子高生に届くことなく空を切るだけに終わる。
「くっ! 離せ!」
「暴れるんじゃない! そこのお嬢さん、ここはわしがなんとかするから逃げなさい!」
波平が男を抑えながらも、女子高生に逃げるように促す。
しかし、女子高生は既に逃げた後だった。
逃げ足が早いこと早いこと。

「くそ! 逃がしてたまるか!」
仮面の男は、波平を振りほどこうと必死で抵抗する。
波平は男を追いかけさせてたまるかと、しっかりと男の体にしがみつく。
お互いに一歩も譲らないといったところか。
だが、歳老いた波平のほうが限界に達するのが早かった。
あっというまに形勢は逆転。
波平を引きはがすことに成功した仮面の男は、獲物を追う豹のごとく駆け出す。

729:参加するカモさん
07/11/30 00:27:01 +ceXOehg
さらばハクオロ……

730:おいかけるもの
07/11/30 00:27:58 28RvpuEe
「ふははは! 逃がさん、逃がさんぞ!」
「こら待てー!」
高い笑いを上げながら走る仮面の男。
それを捕まえようとする波平。
なんとも不毛な鬼ごっこが今始まった。

ちなみに逃げた女子高生―西園寺世界は、逃げる途中で誰かが仕掛けた地雷を踏んで死んだ。
スイーツ(笑)

【一日目 朝/東京都のどっかそこらへん】
【磯野波平@サザエさん】
[状態]:健康
[装備]:不明
[道具]:支給品一式
[思考]:
1:仮面の男(ハクオロ)を捕まえて説教する。
2:主催者に説教をする。


【ハクオロ@うたわれるもの】
[状態]:キャラ崩壊
[装備]:マンハンター証明書@ランス6ゼス崩壊
[道具]:全世界女子高生名鑑@カオスロワ、他いろいろ
[思考]
1:逃げた女子高生を追う
2:女子高生を殺す
3:他の参加者に対しては普通


【西園寺世界@スクールデイズ 死亡確認】


731:参加するカモさん
07/11/30 00:31:09 Rfq6avOz
国をあるべき姿に戻すのは大黒柱の仕事じゃねーだろw

732:一緒 ◆CUG3z3uZ1o
07/11/30 01:39:44 Rfq6avOz
「お茶、いれましょうか?」「ああ」
民家の中にあった台所。そこで僕はお湯を沸かす。
彼―昔馴染みの旅の方は、大きなテーブルに突っ伏しながら、ぼんやりと窓の外を見ている。
疲れているのでしょうか。それとも、こういうだらけたポーズが好きなのでしょうか。
どちらの理由でも構わないのですが。

「……あーあ、あいつやバッシュや鈴子は大丈夫かな」
「お友達ですか?」
カップに注いだ紅茶を運びながら僕は聞いた。
「友達というか、仲間だな」
「きっと優しい人たちなのでしょうね」
「ああ、機会があったら紹介するよ」
「ありがとうございます」と微笑みながら、僕は紅茶を差し出す。
「この後は美味しいご飯ですよ」
僕がそう言うと、彼は砂糖も入れずにそのままぐいっと飲み干した。
僕はダメだ。ミルクを入れて冷まさないと飲めそうにない。



ようやく飲める熱さになったようだ。僕はゆっくりと、緋色の液体を口に運ぶ。
「おいしいですね」
自分で入れた紅茶を自分で誉めたのはやはり変だったのだろうか。彼の返事は無い。
「すみません、付き合わせてしまって」
やっぱり返事は戻ってこない。
「本当は一人で食べるつもりでした。
 でも、怖かった。たまらなく怖くて決意がつかなかったとき、あなたが現れて」
どこから吹いた風なのか。彼の髪が静かに揺れた。
「嬉しかったです。僕のことを気遣ってくれて。一緒にご飯を食べようと誘ってくれて。
 僕、とても嬉しかったんです。だからこの人にこんなことをしてしまいました」
彼は答えない。
「空腹になり餓死するより、満腹になりたかった。
 絶望の中お腹を空かせて死ぬぐらいなら、多少の禁忌を犯してでも生きたかった」

733:一緒 ◆CUG3z3uZ1o
07/11/30 01:40:16 Rfq6avOz
ただ、命の限りを尽くし、ご飯を食べている。
もう少し僕の話も聞いて欲しかった。
「ごめんなさい、アモスさん。身勝手な願いに付き合わせてしまって。
 ごめんなさい、みくるさん。あなたの事を殺して食べてしまって」
やがて腹が鳴り始め、視界が白く濁りだしてきた。
空腹を我慢できずに、皿に乗っかったままのみくるさんに飛び掛って食べてしまう。
おかわりはある。全部を二人では食べられないだろうから……
「―さようなら」
それがみくるさんへの手向けの言葉になった。



【一日目 朝/鹿児島県】
【チャモロ@ドラゴンクエスト6】
〔状態〕満腹、健康
〔装備〕ハラヘリの指輪(呪)、不明
〔道具〕支給品一式、朝比奈みくる(食べ残し)
〔思考〕
1:餓死なんてマヌケな死に方は嫌だ
2:主催者を倒す

【アモス@ドラゴンクエスト6】
〔状態〕満腹、健康
〔装備〕不明
〔道具〕支給品一式、朝比奈みくる(食べ残し)
〔思考〕
1:主催者を倒す
2:意外と美味しかったので人食いの禁忌は無くなった

【朝比奈みくる@涼宮ハルヒの憂鬱 死亡確認】
死因:空腹を耐えられなかったチャモロにより殺された後食べられる(チャモロ)

734:参加するカモさん
07/11/30 10:19:28 BOdCCt4L
またこいつらかww

735:参加するカモさん
07/11/30 13:32:36 BOdCCt4L
あやの、ゆたかと分かれた白石は三階を調べていた。
殺したいのは自分よりもキャラソンが売れている者のみ。後輩の岩崎や田村やパティももちろん対象だ。

「ん……」
ある教室の中を覗き込んだとき白石が見たのは、床をハイハイする一人の赤ん坊だった。
「ちっ、こんなガキがキャラソン出してるわけも無いしな……」
踵を返して立ち去ろうとする。その足に、凄いスピードで這ってきた赤ん坊がしがみ付いた。
「ああ? なんだよてめえ、邪魔するなら赤ん坊でもぶっ殺すぞ!!」
白石は金属バッドを振り上げる。しかし、赤ん坊の目を見てその手は止まった。
赤ん坊は無邪気な顔で白石を見上げていた。殺意を込めた目で見返してもビクともしない。
その純真爛漫な目に、彼は昔日の自分を思い出さずにはいられなかった。
かつて初めてアイドルを目指した時の自分も、初めてレギュラーの仕事を貰ったときの自分も、こんな目をしていたのでは無かったか。
最初は誰か一人でも楽しませることが出来たらいいと、それだけを思っていたのでは無かったか。
どこで、一番じゃないと済まないような自分になってしまったのか。
「……こんなのは、間違ってるのかも知れないな」
血のついたバッドを見て自嘲気味に呟いた。
「俺も、お前のような純粋な子供のままでいたらよかったのかもしれない」
膝をかがめて、自分にすがりつく赤ん坊に手を差し伸べた。
すると赤ん坊は口を開いて、

「調子こくなよモブ。アタシは全国放送の長寿番組のレギュラーキャラだよ? 日本を代表するアニメキャラの一人だよ?
オタ向けの深夜アニメの脇役なんかとは格が違うんだよ、一生ネタ要因でいろよ。エンディング歌えただけでも満足だろ小物」
「――!!」

736:参加するカモさん
07/11/30 13:33:27 BOdCCt4L
「はあ、はあ……どうやら、もう追いかけてこないらしいな」
野原ひろしはようやく一息ついた。途中で会った変な男が気になるが……
「まずは服を探さないとな。このままじゃ誰かに見られたら誤解されてしまう」
ひろしは局部を押さえながらモジモジと歩き出す。
しんのすけの生死は、あの女子高生がなんと言おうと自分の目で見るまでは信じないつもりだった。
あのおバカがそう簡単に死ぬはずは無い、そう自分に言い聞かせていた。
「うおっと!?」
股間を押さえながら小股で歩いていたひろしは、足元にあった何かにつまずいて転んだ。
むき出しの胸と腹を廊下に打ち付ける。
「ったく、誰だよこんなとこにゴミなんか置いて……るの……は……」
それは、原型がわからないほど殴打されていた。
だが見間違うはずが無い。この服は、この体系は、この髪型は、父親として絶対に間違うはずがない。
「うわああああああ!! ひまわりいいいいいい!!」
ひろしは破壊し尽くされた娘の体を揺さぶった。だが、もちろん返事などあるはずが無かった。
そして声を枯らして叫ぶ彼の耳にまたあの耳障りな声が聞こえてくる。
彼の息子と妻の死を知らせる、第二回放送だった。

737:参加するカモさん
07/11/30 13:34:59 BOdCCt4L
【一日目 第二回放送前後/埼玉県陵桜高校】
【白石みのる@らき☆すた】
[状態]:健康、激しい怒り
[武装]:金属バッド
[所持品]:支給品一式、しんのすけの下半身右側
[思考]:
基本・自分よりキャラソンのCDが売れている人間を皆殺し(知り合い優先)
1:三階を調べる

【野原ひろし@クレヨンしんちゃん】
[状態]:全裸
[武装]:靴下
[所持品]:支給品一式
[思考]:
1:呆然
1:ふ く が ほ し い
3:家族を第一に守る
4:できれば主催を倒したい

【野原ひまわり@クレヨンしんちゃん  死亡確認】

738:参加するカモさん
07/11/30 16:09:24 Wz22BwzF
野原家のほとんどがらき☆すた勢に殺されてるwwwwww

739:ある朝のこと
07/11/30 18:08:22 Wz22BwzF
愛知県名古屋市のホテルの一室。
その部屋に巫女装束を着用し角が二本生えた少女羽入は昨日知り合った少年キョン起こそうと
ドアを開ける。
「あうあうwww何を恥ずかしがっているのですwwwwさっさと起きるのです馬鹿キョンがwwwww」
キョンはなぜか布団を頭まで被って寝ている。
その布団を無理やり引き剥がす
「ふあ〜せっかく朝比奈さんの@&%が見れる所だったのに。えーと自称神…じゃなかった、羽入さんおはよう」
いい夢心地を邪魔されたのは何とも腹立たしいが状況が状況であるため甘いことを言ってられない。
今の時間は朝の9時、我ながらだいぶ寝たものだと思って羽入さんの顔を見ると
この世のものとは思えないほど驚いた顔をしていた。
「どうしたんです羽入さん…?」
「ば…」
「ば…?」
「化け物なのです〜!!!!!!!!!!」
羽入はそう叫ぶやいなやなぜか全速力で部屋を飛び出した。
あんたも ば け も の だろうがとツッコム間もなく。
俺の顔に何かついているのか?と鏡を見る

「!…これが…俺の姿!?これなんて厨ポケ?じゃない!WHY!?なぜこんな姿に!?」

鏡に映っているのはどう見ても人間ではなかった
「そうね、敵を殺しつつ仲間を探すわ、超能力者とかがいいわね、あーもうキョンとかが超能力者だったらよかったのに」
その理由は涼宮ハルヒの軽い発言であろうことは思いもよらないだろう

740:ある朝のこと
07/11/30 18:09:14 Wz22BwzF
あるあさのこと。 ごくふつうの しょうねんが 
ベッドから めざめると ユンゲラーに へんしん していた

【一日目・午前九時 愛知県名古屋市】
【キョンゲラー@涼宮ハルヒシリーズ】
状態:Lv.16 激しく動揺 
装備:支給品一式
武器:不明
思考:
1:WHY!? なぜ!?
2:厨ポケキター――(゚∀゚)――!!!
3:羽入うぜぇていうか氏ね
備考:ユンゲラーに進化しました以下の技が使えます テレポート ねんりき

【羽入@ひぐらしのなく頃に】
状態:健康
装備:支給品一式
武器:不明
思考:
1:とりあえずキョンから逃げる。
2:キョンがじじいにwwwwテラワロスwwwwwwww
備考:
※主催者側からの妨害工作か何かが原因で、持っている能力をほとんど使えません。
※当然、不可視状態になったり、物理的な障害物をすりぬけることもできません


741:参加するカモさん
07/11/30 20:07:04 2+1V0PnO
キョンゲラーwww

742:栄光無き変態たち
07/11/30 21:20:35 BOdCCt4L
気がつくと、俺は知らない建物の中で仰向けに寝ていた。
いや、ここは恐らく体育館だろう。高校時代以来で、少し懐かしい。
上半身を起こして自分の体を見下ろすと、ちゃんと服を着ていた。
ここに至るまでの記憶が無い。
みなみが峰岸に腹を刺されたのは覚えてる。一体あのあと何があったんだ?
それに、この服は? 確か俺は全裸になったはずだが……
「◆6/WWxs9O1s……」
枕元にかがみの首があった。気のせいか、憔悴しきったような顔をしている。
俺は必死に記憶を辿った。
確か俺は目の前で俺の嫁を刺されたことで激昂して、何も考えずに峰岸に後ろから襲い掛かった。
だが、咄嗟に振り返った峰岸に胸を刺されて……そのまま意識が無くなって、
って、俺死んでるじゃん!? 心臓をあんなに深く刺されたんだ。
普通の人間なら生きていられるはずが無い。
「かがみ、俺は、なんで生きてるんだ?」
首は答えない。ただその顔を見る限り、俺に言いにくいことがあるようだった。
「それと俺の嫁、じゃなくてみなみは!?」
「……みなみちゃんなら、そこに……」
かがみの視線の先を辿ると、俺の隣で岩崎みなみが死んでいた。全裸で。

743:栄光無き変態たち
07/11/30 21:21:42 BOdCCt4L
その後、かがみが嗚咽を混じりながら語ったところによると―
俺が峰岸に刺されたあと、みなみは咄嗟に峰岸を突き飛ばしたらしい。
峰岸は机の角に頭をぶつけて、当たり所が悪かったのか、そのまま動かなくなった。
かがみの話では、死んだのではなくて失神しただけのような印象だったが。
その段階で、みなみの容態はどう見ても絶望的だったそうだ。
刺された腹部から鮮血が止め処なく染み出し、制服が赤く染まり、顔はどんどん青ざめていった。
しかしみなみは最後の力を振り絞って死んだ俺を担ぎ、かがみの頭を抱えてこの体育館まで逃げてきた。
俺が死んでいることに気付いたあと、俺のポケットに入っていた草を見つけた。
かがみにそれが死者を復活させる効果のある草だと聞いたみなみは、それを―俺に食べさせた。
そして、もう立っていることもやっとといった様子で、服を失った俺のために自分の服を脱いで着させた。
そして、そのまま力尽きた。

「みなみちゃんから伝言よ。よかったら、ゆたかを助けてあげてくださいって。
それと、ありがとうございましたって」
かがみはそう言うと、声を詰まらせて目を落とした。
体育館の入り口からここまで、点々と赤い染みが続いていた。その先にみなみが倒れている。
その顔はいつもの無表情だが、どこか安らかそうに見えた。
俺はそれを、何も考えられない頭でぼんやりと眺めていた。
「馬鹿だ。自分が食べて生き返ることだって出来たのに」
「やめなさいよ!!」
かがみの怒声にも、いつものように言い返すための言葉が思い浮かばない。

744:栄光無き変態たち
07/11/30 21:22:19 BOdCCt4L
バトロワに巻き込まれてから、二次元キャラなら別に死んでもいいやと思ってやってきた。
『俺の嫁』なんて、ただのオタク仲間との挨拶みたいなもんだと思っていた。
所詮二次元キャラに、本気でのめりこむ奴なんか馬鹿だと思っていた。
確かにみなみのエロ同人をほんの二百冊ほど集めていた。みなみの絵一枚でご飯三杯はいけた。
けど、そんなのはただの、ただの趣味だったはずなのに。

なのに、なんで、なんでこんなに涙が出て来るんだよ!!
「ねえ、あんた。ひょっとして、前からみなみちゃんのこと知ってたの?」
「う、うるせえ!! お前とは関係ないだろ!!」
この期に及んで、酷い言葉が口をついて出てきた。かがみは俺以上にショックを受けているだろうに。
「お前なんかとは……全然、関係ない……」
かがみに背中を向けて、俺は溢れる涙を必死で拭った。拭っても拭っても、涙は止まってくれない。
初めて好きになった女の子にフラれた時だって、第一志望の学校に落ちたときだって、こんなに涙は出なかった。
「……あのさ。私はあんたの顔を絶対に見ないし、あんたの声もなるべく聞かないようにするからさ……
だから、我慢しなくてもいいよ」
その一言で、俺の心にあった最後の堤防が壊れた。俺は膝を抱えて、声を上げて泣いた。
人を好きになるのに二次元も三次元も無いって、マジだったんだな。
俺は本当に、岩崎みなみという女の子が好きだったんだ。
この子が友達と仲良くしてるところを見るのが好きだった。いつも無表情なところが好きだった。
たまにふっと感情を見せるところが好きだった。どう聞いても長門な声が好きだった。
一度でいいから会いたいと思えるくらいに、好きだった。
みなみの制服の袖で涙を拭いた。みなみが俺に遺してくれたもの。

745:栄光無き変態たち
07/11/30 21:22:55 BOdCCt4L
「クソ、俺は……酷い勘違いを」
人間に二次元も三次元も関係無い。
最初からそう思っていれば、みなみだって死なずに済んだかもしれないのに。
どれくらいそうしていただろうか。ようやく涙が止まり、俺はゆっくりとかがみに向き直った。
かがみも酷い顔をしていた。きっと、今の俺と同じ顔だ。
自分だってそれほど辛かったのに、俺を気遣ってくれた。それが静かに嬉しくて、申し訳なかった。
「悪いな。みなみはちょっと俺にとっては、特別な子だったんだ」
「うん。なんとなくわかったわよ」
「お前もひょっとして、好きな人が死んだのか?」
「ちょ、ちょっと何言ってんのよ!! こなたはあくまでも友達よ、友達!!」
「誰もこなたの事だなんて言ってないっすよ柊さん」
「……」
かがみは真っ赤になって黙った。つーか、マジでガチレズだったんすかこの人は。
「気にするな。好きになるのは自由だよ、性別も次元も関係ないさ」
「◆6/WWxs9O1s……」
「かがみ、俺、絶対この殺し合いを止めるからさ。だから、もうちょっと俺に付き合ってくれるか?」







「セーラー服姿じゃ無かったら、もうちょっと締まるシーンなのにね」
「黙ってろよ」


746:栄光無き変態たち
07/11/30 21:23:46 BOdCCt4L
【一日目・正午 埼玉県陵桜高校体育館】
【◆6/WWxs9O1s氏@現実】
[状態]:岩崎みなみのセーラー服を着用
[装備]:柊かがみの頭部
[道具]:なし
[思考]
1:みなみを埋葬する
2:かがみと、しょうがないから行動を共にする。
3:誤解フラグを解く
4:味方を集め、主催を倒す
5:ま と も な ふ く が ほ し い
※大臣の取引には乗ったふりをしていますが、実際に手を貸すつもりはありません。
※着ているセーラー服にはみなみの血が大量についているため、他人が見たら
 またいらぬ誤解を生む可能性が高いです

【柊かがみの頭部@らき☆すた】
[状態]:首から下無し
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考]
1:できるなら峰岸を止めたい
2:◆6/WWxs9O1s氏と行動を共にする
3:自分の胴体と友人、家族を探したい
4:出来れば主催を倒す
*第一回放送を聞いていません

【岩崎みなみ@らき☆すた  死亡確認】

747:参加するカモさん
07/11/30 23:47:49 2+1V0PnO
アホばっかりだなw

748:参加するカモさん
07/12/01 07:46:44 kpFHVXWp
言ってることが凄すぎるなw

749:参加するカモさん
07/12/01 11:45:36 OCHlEDrZ
何だこのコンビはww

750:参加するカモさん
07/12/01 18:12:01 w1fO0Qqa
泣かせるか吹かせるかどっちかにしろとw

751:参加するカモさん
07/12/01 21:32:21 kpFHVXWp
◆6/WWxs9O1s氏:かがみのせいで誤解フラグを立てまくる。女子高生に全裸に剥かれ、目の前で好きだった人を殺される。
岩崎みなみ:刺されてあっけなく死亡。全裸で。
柊ただお:知らず娘たちの肉を食べさせられる。るるるのルイズ化も見えてきた。
柊つかさ:父親に食べられる。
(野原ひろし:たまたま同じ建物にいるだけだが……一番悲惨な気がする)


自分自身のみならず、出会った人間や家族にまで波及するツンデレのジンクス。さすがとしか言いようが無い。

752:参加するカモさん
07/12/01 22:12:30 OCHlEDrZ
「滅ぶがいい!!」
姜維操るデスティニーガンダムから溢れんばかりの光が放たれたかと思うと、
次の瞬間には目にも止まらぬ速さでビームソードを振り回す。
無双乱舞だ。

だがその動きが、下から飛んできた矢によって崩された。
次の瞬間、足が払われ、ガンダムの巨体が街に横たわる。
「何だと言うのだ! 一体何がこのガンダムを攻撃しているのだ」
ガンダムを立ち上がらせ、足元を良く見ると一つの影があった。

「俺の名は呂布……字は奉先!」

ゴキブリのような触覚に渋い声……
そこには、にっくきコーエーの、一番のお気に入りキャラが居た。

【一日目早朝/茨城県】
【姜維@真・三國無双シリーズ】
[状態]:健康、激しい怒り
[武装]:デスティニーガンダム
[道具]:支給品一式、デスティニーガンダムのマニュアル
[思考]
1:きさま……呂布!
2:コーエー本社を破壊しリストラされた恨みを晴らす

【呂布@真・三國無双シリーズ】
[状態]:健康、無双ゲージ満タン
[武装]:無双方天戟 弓矢(98)
[道具]:青龍胆(60) 朱雀翼(60) 玄武甲(40) 黄忠弓(40) 剛柔法書
[思考]
1:貂蝉にカッコいい所を見せる

753:山より高い父の愛
07/12/02 23:01:09 PMu0pIdI
コックは一人人気の無い町を徘徊している時に、第二回放送を聞いた。
例の男の生首を持っていた巨乳少女はまだ目覚めないし、モービスは相変わらず自分で動こうとはしない。
よってコック一人でガソリンスタンド周辺の見回りと武器及び味方の調達を引き受けることにしたのだ。
第一回放送に輪をかけてふざけた調子の第二回放送は、やはりコックの知り合いの名前は告げなかった。
しかし、犠牲者が刻一刻と増えているのは事実だ。
こうしている間にも、彼の主君である王さまの身に危険が迫っているかもしれない。
出来れば今すぐにでも一人で王さまの元に駆けつけたいのだが、モービスとの盟約を破るわけにもいかない。
「今は少しでも味方や武器を集めることが肝要か……王さま、あなたの命はこのコックが必ず」
決意を新たにしたコックは、背中からの視線に気がついて足を止めた。
身構えて振り返ると、そこにいたのは彼と同じ格好をした中年の男だった。
すなわち、料理をする人間が身に付ける白い服と、雲のような帽子。
「あんたも、料理人なのか?」
コックの問いに、髭を生やした男は一礼して答える。
「はい。主にパンなどを作っております。あとたまにメカも作ります」
朗らかな笑顔が優しい印象を与える男だった。同業者ということもあり、この男なら信用できるだろうとコックは思った。
「あんた、この殺しあいをどう思う?」
「とても許せないことです。一人の料理人としても、人間としても」
「だろうな。私も同意見だ。私たちはこの殺し合いの首謀者を倒すつもりでいる。どうだ、あんたも一枚噛まないか?」
「ありがたいお招きです。しかし……許せないかどうかと、乗るかどうかは別問題です」

「ぐっ……!!」

気がついた時には、コックの喉笛は中年のパン職人によって食い破られていた。
コックは喉から鮮血を吹き上げながら倒れる。最後にコックが見たのは、悲しい目で自分を見下ろす殺人者の血に塗れた顔だった。
(王さま……大臣……博士……。申し訳、ありません。私がいなくなっても、どうか好き嫌いなどなさらないでください。
どうか悲しまないでください。私は今まで料理を作るために沢山の命を奪ってきた。その償いをしただけです)

754:山より高い父の愛
07/12/02 23:01:47 PMu0pIdI
「ごめんよ……あなたの命は無駄にしないよ」
鮮血を口いっぱいに含んで同業者の亡骸を見下ろすパン職人、ジャムはおもむろにコックの胸に手を差し込み、その心臓を取り出した。
これは命のパンを作る源になるものだ。そう、アンパンマンを生き返らせるための……
アンパンマンは彼にとって息子も同然だった。第二回放送でアンパンマンの死を知った時、彼の胸に浮かんだのは自分でも信じがたい決意だった。
大切な息子を生き返らせるため、他の参加者を殺して「命の源」を奪い「命をパン」を作る。
―もしアンパンマンが生き返ったとしても、彼がしたことを知ったら、絶対に彼を許さないだろう。
それでもいい、とジャムは思った。例え息子たちを、世界中のヒーローをも敵に回したとしても、今このときだけ自分は悪役となろう。
あのばいきんまんさえならなかった、卑劣で冷酷な人間にすらも。
「美味しいパンを作ろう。生きてるパンを作ろう」
まだ弱々しく胎動する心臓を握って、パン職人は歩き始めた。

【一日目正午/東京都】
【ジャムおじさん@それいけ!!アンパンマン】
[状態]:健康
[武装]:妄想心音(サバーニーヤ)@Fate/stay night
[道具]:支給品一式
[思考]
1:アンパンマンを生き返らせるため、「命の源」(他人の心臓)を集める

【コック@僕は王さまシリーズ  死亡確認】

755:参加するカモさん
07/12/03 19:02:22 fhbl9WWF
1stでは東京都がマーダー集中しすぎだと言われていたが、今回の関東地方はそれどころじゃないな。

756:参加するカモさん
07/12/04 00:13:19 yoNgyxGi
ついに4開始以来毎日続いてた連続SS投下が途切れたか・・・
やっぱり風呂敷を広げるだけ広げたあとがカオスロワの正念場なんだろうな

757:参加するカモさん
07/12/04 00:29:36 5u2c9vBT
ま、のんびり行こうぜ。

758:クックドルゥドルゥ♪
07/12/04 18:58:07 LB/MF02Y
 ナデナデシテー、モット、ナデナデシテー……

 そう哀願するブルスコにカムパネルラは容赦なく本を振り下ろす。

「ア゛ア゛ーッウオオオオォォ……」

 ナデナデシテー……モット……ナデナデシテー……

 間髪入れずに、第二撃が首元に命中した。

「モルスァ」

 モット……モットモットモットモットモット

 最後に、光の早さで本がギロチンのようにトサカに向かって落ちてきた。

「ヘギョミツ」

 そう言い残すと、ブルスコは動くのをやめた。

【早朝/東京のどこか】
【カムパネルラ@銀河鉄道の夜(映画版)】
状態:好調、ヤル気
装備:バトル・ロワイアル(小説)@現実
所持品:自殺用ロープ@さよなら絶望先生
思考:
1:ジョバンニを探さなければならない……どんなことをしても
2:よし、ぶっ殺す

【白ファービー@ファービー 死亡確認】
死因:撲殺

759:参加するカモさん
07/12/04 21:50:57 yoNgyxGi
主催=宮沢賢治でもいい気がしてきた
つーかこの期に及んでも主催と動機がはっきりしないのなw

760:参加するカモさん
07/12/04 23:44:14 EOo8g5PJ
カムパネルラは放送聴いてないのかw
そもそも自分で殺してた気がするけどw

761:参加するカモさん
07/12/05 20:22:03 5whj63we
ネタがあっても規制には勝てんぜorz
携帯からでも書こうと思えば書けるけどさ

762:参加するカモさん
07/12/05 20:52:21 U6Qs/ltf
>>759
信なんとかいうやつがいたような気がしたが気にするな!

>>760
カムパネルラが殺したのはさくら
ジョバンニは知代に殺された

763:参加するカモさん
07/12/05 20:57:47 D6dcxO2F
あれ、だって>>590によるとジョバンニの死因はカムパネルラによる撲殺になってるよ?
さくらも知世に射殺って。

764:参加するカモさん
07/12/05 22:39:04 WyIOqDxa
カムパはジョバンニ、知世はさくら殺してる。

細かく言うとカムパはブルスコ殺した時点で早朝に動いているからまだ11時の放送は聞いていない。
更に細かく言うとウィキの死亡リストで知世が殺した数名の死因が撲殺になっている。
更に更に細かく言うとカムパは映画版(映画版のジョバンニ、カムパは猫になっている)で原作のジョバンニとは面識が無いので多分殺したことにすら気付いていないと思われる。知世は分からんが

765:参加するカモさん
07/12/05 23:53:38 U6Qs/ltf
>>763-764
スマソ
俺の確認不足だった
吊ってくるorz

766: ◆ZERO/Z.ZZs
07/12/06 00:20:01 SWvcYwfx
よし明日明後日あたりにでもなんか投下するか

767:感染拡大
07/12/06 07:39:35 SKhDbYSx
「それは本当か?」
「嫌な予感がい当たったよ」
「そうよ、あいつは人を殺したのよ!」
「初日、確かお前、拡声器持ってたよな? それを使えばいいんじゃないか」
「え? なんで?」
「いいから」

『みんなーっ、聞いてくれーっ』
【一日目/正午 東京都】
【ドロッチェ@星のカービィ】
[状態]:正常
[装備]:レナの鉈@ひぐらしのなく頃に
[道具]:支給品一式
[思考] 1:◆6/WWxs9O1sが殺人犯であると伝える
[備考]:◆6/WWxs9O1sがマーダーだと認識しました

【初日犠牲者@汝は人狼なりや?】
[状態]:狂人
[装備]:拡声器@現実、防弾チョッキ@現実
[道具]:支給品一式
[思考] 1:◆6/WWxs9O1sが殺人犯であると伝える
[備考]:◆6/WWxs9O1sがマーダーだと認識しました

【榊祐子@BATTLE ROYALE】
[状態]:正常
[装備]:シャープペン@現実
[道具]:支給品一式
[思考] 1:◆6/WWxs9O1sが殺人犯であると伝える
[備考]:◆6/WWxs9O1sがマーダーだと認識しました

※東京都の広範囲に拡声器による呼び掛けが伝わりました。

768:参加するカモさん
07/12/06 10:45:27 rlF7Agx+
どんだけ高性能な拡声器だよww
もう東京戻れないw


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