二次創作リレーでバトルロワイアル at EVENT
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[前50を表示]
650:参加するカモさん
07/11/27 15:11:44 kqWjiPyI
また生首かwwww

651:参加するカモさん
07/11/27 17:24:04 GZvYrCV8
読んでたら腹減ってきたじゃねーかwww

652:風来のチート2
07/11/27 17:49:10 EsKrB51Y
埼玉県のとある高校を出る四人の高校生、彼らは野原しんのすけを四分割にしたということから
お互いが殺し合いに乗ってることが分かり、そこから奇妙な連帯感ができ、共に行動している。
だが突然、高良みゆきの体が空中に浮きどこかに消えてしまった。
三人は突然のことで驚いたが
「いずれ殺す相手です放っておきましょう」
「そうですね、この中でも飛びぬけて頭脳派のみゆきさんがいなくなってよかったです」
「ああ、そうだな…」
三人は何事もなく歩き出した。


「あそこに四人いる訳だがどうするんでい?」
「狙いはピンクメガネ一人でいいわ」
シレンとハルヒは学校から二百メートルほど離れたマンションの屋上から四人組がちょうど学校から出て来るのを見た。
「じゃあ手筈通りやるぜ」
「ええやって頂戴、あとアンタの状態を常時3倍速にしておいたから」
「Nice cheat」
シレンは高とび草を投げた!

高良みゆきです。 あ…ありのまま 今 起こった事を話します!
『学校をでた瞬間変な草に当たって飛ばされて、マンションの屋上にいつのまにかいる』
な… 何を言っているのか わからないと思いますが
私も何をされたのかわからなかった…
催眠術だとか超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてありません
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


653:風来のチート2
07/11/27 17:50:13 EsKrB51Y
とそんなことを考えてるうちに三度笠の男がものすごい速さで私に迫り、私は口に変な草を飲まされた。
体がだるくなり吐き出そうとするが口にガムテープの様なものが貼られて吐き出せない。いつの間にかロープで拘束されている
「毒草と封印の杖って案外いいコンボだな、それにしても本当に指定した場所に飛んでくるなんて」
「私に不可能はないわ、数々のダンジョンでアンタが泥棒をした時に高とび草を使って階段近くに飛ばしたのは私の力なのよ」
「Nice cheat」
「さて、よくも私の体をバラバラにしたわね」
ドカッ!
「グッ…!」
ハルヒはみゆきの顔面を蹴った。
眼鏡が壊れ、二十回ほど蹴った後、みゆきは気を失っていた。
「さて、これの切れ味を確かめるわ!!!」
ハルヒは秘剣カブラステギ+99を持ちみゆきの首めがけて振り下ろした。
スパッッッッッ!!!!!

みゆきの首は綺麗に切断された
「すごいわね!この剣、どうやって作ったの?」
「この剣は工程を知ってれば簡単にできるんだが、素材を見つけるのがなかなか大変なんだ」
「ふーん、まあいいわ、とりあえずこの首は戦利品としてとっておくわ」
「おいおい…でこの後はどうするんでい?」
「そうね、敵を殺しつつ仲間を探すわ、超能力者とかがいいわね、あーもうキョンとかが超能力者だったらよかったのに」

一日目・午前七時三十分/埼玉県】
【シレン@風来のシレンシリーズ】
[状態]:LV99 HP999/999 力99/99 満腹度200/200(チートで減らない)
[装備]:秘剣カブラステギ+99(金、三)、ラセン風魔の盾+99(金、と)(それぞれ追加効果の全容不明)、
罠師の腕輪、転ばぬ先の杖
[道具]:荷物一式(所持品、支給品不明)、大量の復活の草、大量のデイパックとアイテム
[思考]
1:現人神ハルヒの能力を使ってこのゲームを叩き潰す
2:ゲームに乗った奴は退治する
3:チートおいしいです ^o^


654:風来のチート2
07/11/27 17:52:58 EsKrB51Y
【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】
[状態]:健康
[装備]:秘剣カブラステギ+99(金、三)、ラセン風魔の盾+99(金、と)(それぞれ追加効果の全容不明)、
罠師の腕輪、転ばぬ先の杖、高良みゆきの生首
[道具]:大量の復活草
[思考]
1:ゲームに乗った奴を殺しつつ仲間を探す
2:この剣凄いわね…

【小早川ゆたか@らき☆すた】
[状態]:たいへん健康
[武装]:チェーンソー
[所持品]:支給品一式、しんのすけの上半身右側
[思考]:
基本:健康な人間を皆殺し(知り合い優先)
1:頭脳派のみゆきさんがいなくなってよかったー

【峰岸あやの@らき☆すた】
[状態]:健康
[武装]:スペツナズナイフ
[所持品]:支給品一式、ノートパソコン(北川の支給品)、しんのすけの上半身左側
[思考]:
基本:自分より目立っている人間を皆殺し(知り合い優先)
1:まあ私より目立っているから、いなくなってよかった


655:風来のチート2
07/11/27 17:55:07 EsKrB51Y
【白石みのる@らき☆すた】
[状態]:健康
[武装]:金属バッド
[所持品]:支給品一式、しんのすけの下半身右側
[思考]:
基本・自分よりキャラソンのCDが売れている人間を皆殺し(知り合い優先)
1:高良…無茶しやがって…

【高良みゆき@らき☆すた 死亡確認】

[備考]
みゆきの生首は判別がつかないほどボロボロです
しんのすけの下半身左側の入ったデイバックはビルの上に放置されています


656:参加するカモさん
07/11/27 17:57:52 EsKrB51Y
自分も生首ブームに乗った、もうらき☆すた勢のほとんどが生首だな

657:参加するカモさん
07/11/27 18:22:19 BF1Yj4XW
何でみwikiはいっつも首がボロボロになんだよ

658:参加するカモさん
07/11/27 18:29:56 sUYA+Fp7
ついに(ようやく)マーダーが一人減ったか・・・


つーか柊家フルボッコかよww
かがみんよりもただおさんが可哀想に思えてくる

659:参加するカモさん
07/11/27 18:47:21 GZvYrCV8
そのころ、こなた「私、らき☆すた主要キャラだし生首にでもなるか」
ズキューン!!

【泉こなた@らき☆すた 生首化確認】

[備考]
こなた、かがみ、つかさ、みゆきの生首としんのすけの各パーツを揃えると、
主催者が現れて願いを曲解して叶えてくれます。

660:父親と教師とコロコロと凄味とツンデレと
07/11/27 19:22:06 BF1Yj4XW
「あぁ、ひろし! アンタかいな!」
突如背後から声をかけられひろしは振り返る。
「黒井先生……どうしました?」
「さっき宿直室に行ったんやけど、しんのすけが居なくなったらしいんや!」
「え……!」
「とにかく、ウチがもっと校舎を探してみるから、あんたはみさえさんについてやってや」
立ち去っていくななこの背中を、ひろしは呆然と見詰めていた。
居なくなった……しんのすけが…………!!
「ウオオオオオオオしんのすけええええ!!」
スマンみさえ、今はひまわりの事を頼むぞ!
ひろしの視界の端、窓の外に一つの人影が見えた。

【黒井ななこ@らき☆すた】
[状態]:健康
[武装]:不明
[所持品]:支給品一式
[思考]:
1:しんのすけを探す
2:生徒を一人でも非難させる
3:できれば主催を倒したい


【野原ひろし@クレヨンしんちゃん】
[状態]:健康
[武装]:不明
[所持品]:支給品一式
[思考]:
1:しんのすけを探す
2:家族を第一に守る
3:できれば主催を倒したい

661:父親と教師とコロコロと凄味とツンデレと
07/11/27 19:23:55 BF1Yj4XW
【◆6/WWxs9O1s氏@現実】
[状態]:軽症
[装備]:柊かがみの頭部
[道具]:ふっかつそう@ポケットモンスター×1個
[思考]
1: orz
2:かがみに哀しい想いはさせない
3:誤解フラグを解く
4:出来れば主催を倒す
※大臣の取引には乗ったふりをしていますが、実際に手を貸すつもりはありません。

【柊かがみの頭部@らき☆すた】
[状態]:首から下無し
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考]
1:◆6/WWxs9O1s氏と行動を共にする
2:自分の胴体と友人、家族を探したい
3:出来れば主催を倒す
*第一回放送を聞いていません

662:父親と教師とコロコロと凄味とツンデレと
07/11/27 19:25:18 BF1Yj4XW
コロコロコロコロ……

「およ、ありゃかがみんじゃないの? いやーいい人見つけられて良かったねー。
アニロワ2ndの方でもゆーちゃん、漫画ロワではつかさだと思ったら今度はかがみんかー。
うーん、これは私も他ロワではいい人を見つけないとなー。まぁ邪魔したら悪いしどっか行くかナ」

コロコロコロコロ

「ああちなみに、みんなの首を集めると願いが叶うと思ったがそんな事は無かったよ」
風呂敷を広げすぎないように、予め先手を打っておくこなた(の首)であった。

コロコロ……

「うー……やっぱ目が回るねこれ……」

【泉こなたの頭部@らき☆すた】
[状態]:首から下無し
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考]
1:とりあえず現状を楽しむ

[備考]こなた、かがみ、つかさ、みゆきの生首としんのすけの各パーツを揃えると、
主催者が現れて願いを曲解して叶えてくれると言うのは誤認でした。
メルヘンやファンタジーじゃあるまいし……


663:父親と教師とコロコロと凄味とツンデレと
07/11/27 19:30:14 BF1Yj4XW
学校から少し離れた位置。
それはツンデレコンビが校舎に一歩を踏み出して、ひろしが息子の失踪を知り、
こなたが空気を読んだのと同じ瞬間。

「いるな……」
「いますね……」
「絶対いるよね……」

3人は何かを感じ取っていた。

「「「よし、戻ろう!!」」」


【小早川ゆたか@らき☆すた】
[状態]:たいへん健康
[武装]:チェーンソー
[所持品]:支給品一式、しんのすけの上半身右側
[思考]:
基本:健康な人間を皆殺し(知り合い優先)
1:フフフ……誰かいそうな気がするなー


664:父親と教師とコロコロと凄味とツンデレと
07/11/27 19:31:33 BF1Yj4XW

【峰岸あやの@らき☆すた】
[状態]:健康
[武装]:スペツナズナイフ
[所持品]:支給品一式、ノートパソコン(北川の支給品)、しんのすけの上半身左側
[思考]:
基本:自分より目立っている人間を皆殺し(知り合い優先)
1:校舎に戻ってみよう

【白石みのる@らき☆すた】
[状態]:健康
[武装]:金属バッド
[所持品]:支給品一式、しんのすけの下半身右側
[思考]:
基本・自分よりキャラソンのCDが売れている人間を皆殺し(知り合い優先)
1:学校に戻らねば!

[備考]3人は凄味で、校舎に自分より人気のあるキャラがまだいるのを感じ取りました

665:参加するカモさん
07/11/27 19:36:55 GZvYrCV8
そしてこなたは自分がいる意味がなくなったので爆発した。

【泉こなたの頭部@らき☆すた 死亡確認】
死因:爆殺(自殺)

【野原みさえ@クレヨンしんちゃん 死亡確認】
死因:爆風の余波をくらう(泉こなた)

666:参加するカモさん
07/11/27 19:41:59 sUYA+Fp7
個人的にはみなみ対ゆたか戦に期待だぜ

667:参加するカモさん
07/11/27 19:42:23 kqWjiPyI
ID:GZvYrCV8は自重しろ

668:好きなキャラなんだから死ぬ時くらい台詞言わせてよw
07/11/27 19:47:41 BF1Yj4XW
「何かまた復活しちゃったよ……ディアボロがうつっちゃったかな?
あ、ルーファウスさん」
「お前か、この前のオフ以来だな。元気してたか?」
「うん、首だけだけどね。とりあえず私もう必要無いみたいだし、もう復活しないように
ズガンしてくれる」
「おk」

ズガン

「ハイあの台詞をどーぞ!」
「これがバトルロワイアルと言うものだ……、と」
「じゃあ他ロワで縁があったら会おうねー」
「またな」

【泉こなたの頭部@らき☆すた 死亡確認】
死因:ZUGAN

【ルーファウス@カオス仕様】
[状態]:健康
[武装]:ショットガン
[所持品]:支給品一式
[思考]:
1:バトルロワイアルの何たるかを教えて回る


669:参加するカモさん
07/11/27 19:49:32 GZvYrCV8
俺が書いた話でこなたが生き返って、ソレが求められてなさそうだから自分で幕引いただけじゃん。

670:好きなキャラなんだから死ぬ時くらい台詞言わせてよw
07/11/27 19:50:33 BF1Yj4XW
>>669
いや復活自体は面白かったんだけどねw
ゴメンちょっとこれがカオスロワと言うものだ理論で、上ですぐに立てられたフラグを真っ向から折ってみたくなったのよw

671:参加するカモさん
07/11/27 19:51:36 qcY7RAtL
まぁお互い自重な

672:参加するカモさん
07/11/27 20:36:33 sUYA+Fp7
一番カワイソスなのは巻き添えで死んだみさえさんだw

いや、むしろひろしか。
流れ的にしんのすけの破壊し尽くされた死体も見ることになりそうだし。

673:参加するカモさん
07/11/27 21:13:02 BF1Yj4XW
ああ……抜けてた
>>661の上に追加

「確か……お前が言ってたのってここだよな?」
「うん……」
かがみの知り合いがいるかもしれないと言う事で、陵桜にまで来たが……。
やはり校舎は死んだように静まり返っている。
こんな所に人が居るだろうか?
その代わりに大量に有りそうな物は……俺は足元に点々と続いている血痕を見てイヤな想像をしてしまった。
知らせていなかったが、さっきの放送でコイツの知り合いが何人も呼ばれたのだ。
だとすると……
「なぁ、かがみ」
「何よ?」
「一応……覚悟はしておけよ」
俺の言葉にかがみは鼻を鳴らして答える。
「分かってるわよ、もしもの時はあたしなんて捨てて逃げなさいよ」
「イヤ、そうじゃなくて……まぁいいか」

俺はこの先に何が待ち受けるかも知らずに、校舎に歩みを進めた。

674:風来のチート2
07/11/27 21:36:55 EsKrB51Y
>>653 みゆきの描写がちょっと不十分だったので修正
「さて、よくも私の体をバラバラにしたわね」の後に

こいつは私がバラバラにした女子高生!なぜ生きている!?
を追加 

675:参加するカモさん
07/11/27 22:23:24 qcY7RAtL
>>658
マーダーの死者は前にもあったが……
スルーなのか? 意図的にスルーしてるのかッ!?

676:高校組・その一
07/11/27 23:48:53 q47U/5wj
校舎内に足を踏み入れた三人のマーダーは、ひとまず別々に行動することにした。
「そのほうが効率よく殺したい奴を探せるだろ」
「そうね。ただし獲物を見つけたらすぐに他の二人も呼ぶことね」
「うん。それじゃあ私は二階を探すね」
自分より健康な人間を殺すという目的を果たすため、ゆたかは一人で二年生の教室を調べることにした。
とはいえ、こんな殺しあいの最中にわざわざ登校する生徒もいない。校舎内は閑散としていた。
「あーあ、つまんないなあ。せめてキモ婦女子かエセ外人でも出てくればいいのに。
そうすれば淫乱ツインテールの分までじっくりと殺してあげるのになあ」
などと、チェーンソーを振りつつ殺戮の想像に顔を綻ばせている時だった。

「ゆたか……!!」

聞き覚えのある声だった。
振り返ると、そこに馴染みのある顔があった。
「無事だったんだ……どうしたの、その血!?」
みなみは、血相を変えてゆたかに走り寄ってくる。その血糊に塗れた制服に手をかけて青い顔で尋ねる。
「どこか怪我したの!?」
ゆたかはみなみを安心させるように、いつものように微笑んで答えた。
「大丈夫だよみなみちゃん。だってこれ、私の血じゃなくてこなたお姉ちゃんの血だもん」
「え……?」

677:高校組・その一
07/11/27 23:50:16 q47U/5wj
一体ゆたかは何を言っている? みなみは改めてゆたかの姿を眺めた。
制服は返り血で真っ赤だが、ゆたか自身に怪我をしたような様子は無い。
それに、ゆたかが手にしているチェーンソーの刃にはどす黒い汚れがこびり付いていた。
「ゆたか……泉先輩に何をしたの?」
「あっはっは、お姉ちゃんったら最後まで本当にかわいかったんだよ。
私がお姉ちゃんのフィギュアやポスターをぐちゃぐちゃにしてやったら、私の足にすがり付いて
泣きながら『お願いだからやめて』って言うんだよ。
その後で自分が殺されるなんて夢にも思ってなかったんだろうね」
「ゆ、たか……嘘だよね?」
「あーみなみちゃんひどーい!! 私の言うことを疑うんだ? 友達なのに!!」
ゆたかの様子は一見どこもおかしくないように見える。
ただ一点、普段よりも生き生きとしているように見えるという点を除いて。
「だって、なんでゆたかが人殺しなんか!!」
「なんで? 私はね、健康に生きている人が羨ましくてしょうが無かったんだよ!!
私がこんな苦しい生活をしている傍らで、何の不自由もなく生きている人たちがいるなんて!!
そんな人なんて、みんな死んじゃえばいいんだ!!」
みなみは思わずゆたかから手を離して後ずさった。違う。ここにいるのはゆたかではない。
私の知っているゆたかなんかじゃない!!
「でも、みなみちゃんは私の友達だから殺さないであげようって決めてたんだ。
その代わり、私に協力してよ。一緒にみんなを殺そう? 友達だからもちろん手を貸してくれるよね?」
「……わ……」
みなみは自分の上履きを見ながら、震える声で叫んだ。
「私の友達のゆたかは、そんなことを私に頼んだりしない!!」


678:高校組・その一
07/11/27 23:52:05 q47U/5wj
「ふーん。ひどいよみなみちゃん……じゃあ、死んでね」
ゆたかはチェーンソーのスイッチを入れた。
みなみは逃げ出すことすら忘れて、その天真爛漫な笑顔を呆然と見つめていた。
ゆたかに殺されるのなら、そう悪い死に方でも無いのかな?
そんなことすら考えていた時だった。
「くらえー、丸一日履きっぱなしの靴下攻撃!!」
何故か自分の靴下を脱いで両手に掲げながら走ってきたのは野原ひろしである。
「ひいいいいい!!」
いきなり顔の前にひろしの靴下を持ってこられたゆたかは一瞬失神しかけた。
「みなみちゃん、今のうちに逃げるんだ!!」
ひろしはみなみを庇ってゆたかの前に立つ。
「野原さん……でも、その子は……」
「殺しはしないよ。ちょっと大人としてお灸を据えるだけだ」
「……イヤです」
「ったく、わかんない子だなあ!!」
ひろしは頑として動かないみなみの首根っこを掴むと、空いていた窓から放り出した。
みなみは呆気に取られたような顔をしながらゆっくりと落ちていく。
ここは二階だし、窓の下は芝生だ。死ぬことも大怪我をすることも無いだろう。
少なくとも、ここで殺人犯と対峙するよりは安全なはずだ。
「おじさん、いいところなのに邪魔しないでくださいよ〜」
「みなみちゃんを逃がしたのは、君に一対一で聞きたいことがあったからでもあるんだよ」
ひろしは微笑み続けるゆたかと対峙する。
「君、うちのしんのすけを知らないか? 五歳くらいの男の子なんだけど」
「しんのすけ? ああ、あの健康な幼児のことですか?」
「知ってるのか? どこにいる?」
「そんなに会いたければすぐに会わせてあげますよ。上半身の右側だけでよければね」
「なっ……」
その瞬間、ひろしの頭の中は真っ白になった。
「て、てめええええええ!! ぶっ殺してやる!!」
叫びながらゆたかに飛び掛るひろし。だが、こちらは靴下、向こうはチェーンソーである。
まともにぶつかれば、勝負にすらならないのはわかりきっていた。
ゆたかのチェーンソーが、ひろしの体を正面から縦に真っ二つに斬りつけた。

679:高校組・その一
07/11/27 23:52:59 q47U/5wj
「ぎゃあああああああ!!」
ひろしの悲痛な声が校舎中に響き渡る。
着ていた服を、上も下も下着に至るまで綺麗に真っ二つにされたひろしは……全裸になっていた。
「あっはっは、おじさん結構かわいいですねえ」
ゆたかはひろしの股間を見て顔を真っ赤にして笑う。
「いやああああああ、見ないでええええええ!!」
女子高生に全裸を見られるという屈辱を受けたひろしは、泣きながら逃げ出した。
その後を、チェーンソーを持ったゆたかが嬉々として追いかけていた。


「―おい!!起きろ!!」
(うーん……ここは? 私は一体?)
「みなみちゃん、目を覚まして!!」
(そうだ、ゆたかが……ゆたかを止めないと)
目を覚ますと、目の前に知らない男がいた。
「大丈夫か? いきなり空から女の子が降ってくるもんだからびっくりしたぜ」
男は一見善良そうに見える。しかし、良く見ると上着が返り血で真っ赤に染まっている。
そう、あのゆたかのように。
そして、さらにその隣を見ると―
「ひ、柊先輩? なんで首だけなんですか?」
「それを説明してたら長くなるからまた後でね」
かがみはウンザリしたような顔で答える。
「それと、こいつは一応味方よ。安心して」
「俺のことは、まあ◆6/WWxs9O1sとでも呼んでくれ」
大学生くらいに見える男は照れくさそうに言った。

680:高校組・その一
07/11/27 23:54:08 q47U/5wj
「にしても、覚えにくい上に言いにくい名前よねえ」
「別に、6/(ろくすらっしゅ)でもクルミの人でもカオスロワ一期筆頭書き手でも、好きに呼べよ」
かがみと親しそうに話す男の様子を見る限り、危険な人物では無さそうだった。
みなみはゆっくりと起き上がった。
「おい、怪我とかしてないのか? まずは手当てをしたほうがいいぞ」
「ありがとうございます。でも、私はしなくちゃいけないことが」
そこまで喋って、みなみは痛そうに顔をしかめてうずくまった。
「みなみちゃん、やっぱり怪我してるんじゃないの?」
かがみが心配そうに声をかける。
「だ、大丈夫です」
「おい、見せてみろ」
◆6/WWxs9O1s氏は無理やりみなみの足を手に取った。
「おいおい、挫いてるじゃねえか。しばらくは歩かないのが身のためだな」
「だけど、私は行かないと、ゆたかを止めないといけないんです!!」
ゆたか、だと? どういうことだ?
◆6/WWxs9O1s氏よりも先にかがみがその疑問を口にした。
「まさか、ゆたかちゃんに何かあったの?」
「はい。ゆたかは今、ゆたかじゃない別の誰かになっています」
その言葉で◆6/WWxs9O1s氏は確信した。小早川ゆたかは殺しあいに乗っている。
まさかゆたかがマーダーになるとは、流石はカオスロワ。予想外過ぎるぜ。
「わかった。そのゆたかとかいう子は俺たちで止めよう。だが、今はお前の怪我の手当てが先決だ」
そう言って、みなみを抱えて立ち上がった。いわゆるお姫様だっこという奴だ。
流石のみなみも顔を赤らめている。
「どっか安全に手当のできる場所は……保健室でも行ってみるか」
みなみを両手で抱え、かがみを肩の上に乗せて◆6/WWxs9O1s氏は歩き出す。

681:高校組・その一
07/11/27 23:54:53 q47U/5wj
「それにしてもあんた、なんか私の時とみなみちゃんとで随分扱いが違うんじゃないの?」
「はあ? 何言ってんだこのラノベオタツインテール」
まさか、『みなみは俺の嫁だから』なんてことは言えない。
リアルみなみんと会えるなんて、もしこんな状況ですら無かったら歓喜のあまり速攻で
美味しくいただいていたかも知れないけど。
「みなみちゃん、一応気をつけなさいよ。私、こいつに顔射されたんだから」
「言うな!! そんな俺の黒歴史は口にするな!!」
「がんしゃ、って何ですか?」
「そこに喰いつくな!!」
「自業自得でしょ」
「うるせえ、男は色々とデリケートなんだよ!!」
みなみは、言い争う◆6/WWxs9O1s氏とかがみの首を交互に見ながら呟いた。
「それにしてもお二人とも、よく息が合いますね」
「「どこがだ!!」」
本日何回目かわからないシンクロだった。


【一日目/午前十時ごろ 埼玉県】
【岩崎みなみ@らき☆すた】
[状態]:右足首を捻挫
[武装]:不明
[所持品]:支給品一式
[思考]:
1:ゆたかを止める
2:とりあえず保健室に向かって手当を受ける
3:できれば主催を倒したい

682:高校組・その一
07/11/27 23:55:36 q47U/5wj
【野原ひろし@クレヨンしんちゃん】
[状態]:全裸
[武装]:靴下
[所持品]:支給品一式
[思考]:
1:ふ く が ほ し い
2:しんのすけの安否を確認する
3:家族を第一に守る
4:できれば主催を倒したい

【小早川ゆたか@らき☆すた】
[状態]:たいへん健康
[武装]:チェーンソー
[所持品]:支給品一式、しんのすけの上半身右側
[思考]:
基本:健康な人間を皆殺し(知り合い優先)
1:野原ひろしを殺す

683:高校組・その一
07/11/27 23:56:20 q47U/5wj
【◆6/WWxs9O1s氏@現実】
[状態]:軽症
[装備]:柊かがみの頭部
[道具]:ふっかつそう@ポケットモンスター×1個
[思考]
1:みなみは俺の嫁
  かがみ? べ、べつにこんな奴どうってことないんだからな!!
2:みなみに悲しい思いをさせないため、ゆたかを止める
  かがみ? ま、まあみなみのついでに守ってやらないことも無いけどね!!
3:誤解フラグを解く
4:出来れば主催を倒す
※大臣の取引には乗ったふりをしていますが、実際に手を貸すつもりはありません。

【柊かがみの頭部@らき☆すた】
[状態]:首から下無し
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考]
1:◆6/WWxs9O1s氏、岩崎みなみと行動を共にする
2:自分の胴体と友人、家族を探したい
3:出来れば主催を倒す
*第一回放送を聞いていません

684:マジメな話の後は、こんなのが書きたくなる
07/11/28 00:43:56 vx//bMOI
カツーン、カツーンと、乾いた音が明りの無い廊下に響く。
どこかで窓が開いているのだろうか?
マダラ模様の長髪が軽くなびいていた。
「玉子……」
ハッキリと廊下に響く声。
だが、その言葉を発した自分自身にもソレが幻聴だったように思えるほど、すぐに壁に吸い込まれて行った。
「きさまは何故、狂わずにいられるのだ?」
自分と同じ、無限の死を体感する事になった女……。
だが自分と決定的に違うのは、自分は永遠の絶頂を求めた結果の、永遠の奈落であるのに対し、
玉子はただ一人の主婦だった。
ごく普通に暮らし、息子を愛し、夫を愛し、誰も憎まずに暮らしてきた。
それなのに待ち受けていた突然の無限の死……。
廊下を歩く男……ディアボロは誰かに敬意を払いこそすれ、深い興味を抱いた事などは無かった。
だが……。
「彼女の強い精神力……オレは今まで恐怖を乗り越える事だけを成長だと考えてきた」
意味も無く屋上を目指す。
ただ風に当たりたくなった、ただそれだけだ。
「だが、玉子を見るとそうでは無いのかもしれない」

685:マジメな話の後は、こんなのが書きたくなる
07/11/28 00:44:36 vx//bMOI
「あはははは、おじさん待ってよー」
ブンッ
「イヤアアアアエッチィーーー」
ピョン
「え……オイナリ?」
ブニュリ

【今日のディアボロ:ひろしの『フライングいなりずし』を顔面に食らって死亡】

「Oh! 効いた〜〜! どなたか知りませんが、すいませんでした〜〜〜」
「わーおじさんヒドイなーーでも止まらないと死んじゃうよーーー」
グシャ グシャ

【今日のディアボロ:ひろしを追いかけるゆたかに踏みつけられて死亡】

「な……何で…………途中まではシリアスだったのに……こうなるんだ……ガクッ」

【今日のディアボロ:カオスクオリティに敗北して死亡】



686:マジメな話の後は、こんなのが書きたくなる
07/11/28 00:45:50 vx//bMOI
【野原ひろし@クレヨンしんちゃん】
[状態]:全裸 ちょっと股間にダメージ
[武装]:靴下
[所持品]:支給品一式
[思考]:
1:ふ く が ほ し い
2:しんのすけの安否を確認する
3:家族を第一に守る
4:できれば主催を倒したい

【小早川ゆたか@らき☆すた】
[状態]:たいへん健康
[武装]:チェーンソー
[所持品]:支給品一式、しんのすけの上半身右側
[思考]:
基本:健康な人間を皆殺し(知り合い優先)
1:野原ひろしを殺す

687:参加するカモさん
07/11/28 01:14:03 xsZKesQF
このロワの不幸四天王は◆6/WWxs9O1s氏、柊かがみ、柊ただお、野原ひろしかと思ったけど
ディアボロも有力候補か

688:参加するカモさん
07/11/28 01:16:58 nGw/NP9f
ディアボロは玉子、タケシに次ぐ何度も復活するネタ死亡要員だから違うだろ

689:参加するカモさん
07/11/28 01:21:04 vx//bMOI
>>683
中年男の全裸かよwwwww

690:参加するカモさん
07/11/28 01:35:43 de/vjx4h
家族を惨殺された上、全裸で暴走・・・
どこのかがみんだあんたは

691:巨大ロボはカオスの華
07/11/28 11:26:19 wyDQyecB
―リストラされたのが悔しかった。
今でも思い出す。ホーッ!ホーッ!と叫びながら群がる魏の兵士を吹き飛ばした。
千人程倒した時、丞相から真の三國無双と褒め讃えられた時は涙が出るほど嬉しかった。
でも、もう自分が誉められる事はない。奴らにリストラされってしまったから。
リストラされなかった知り合いを恨む事はしない、彼らには罪はない。悪いのはリストラした奴らなのだから。
だが自分には奴らを倒す力が無かった。この殺し合いが始まるまでは。
機械の駆動音が響く。自分の支給品であるデスティニーガンダムが静かに動き始めた。
放送が始まるまでの間で動かし方は覚えた。
復讐の為の力は『ここ』にある。そして復讐するべき奴らは『そこ』にいる

「私はこのデスティニーガンダムで、全てを薙払う!」

天水の麒麟児、姜伯約。復讐の炎を胸に彼は向かう。自分たちを抹消した会社へと。
バーニアを吹かした時誰かが巻き込まれて燃えた気がしたが気にしない。
【今日の野比玉子@バーニアの噴射に巻き込まれ死亡】

【一日目早朝/茨城県】
【姜維@真・三國無双シリーズ】
[状態]:健康、激しい怒り
[武装]:デスティニーガンダム
[道具]:支給品一式、デスティニーガンダムのマニュアル
[思考]
1:コーエー本社を破壊しリストラされた恨みを晴らす

692:参加するカモさん
07/11/28 12:03:20 fB1E8eMM
姜wwwww維wwwwwww
てかマジでキャラクターから外されちゃったの? 初めて知ったわ。


……どうでもいいが、現実世界からの参戦が一人だけなのが少ないと思った俺
の脳みそこそがカオスなんだろうか?

693:雉も鳴かずば撃たれまい
07/11/28 12:36:48 vx//bMOI
「ちょ、だからってこれはねぇwwww」

彼は思わず笑ってしまう。もう笑うしかない。
>>692は自分の置かれた状況を把握して、天を仰ぐ。

(ついさっきまでPCの前で笑ってたのにwww)

それが今目の前にあるのは、学校。
たぶんあの学校。ちょっとヤバい。かなりヤバい。
自分の優位は「これまでの経緯を大体把握している」、ただその1点。特殊能力も何もない。
こんなところに居たらいつ死ぬか分かったもんじゃない。
自分なら◆6/WWxs9O1s氏の誤解フラグを解けるかもしれないけど、そんなこと知ったことではない。

「とはいえ、こうなったらまず支給品確認するしかないよなwww」

ロワ住人だけあって基本は弁えている。最初に支給品チェックは基本中の基本。
ひとまず荷物を開けて、中身を見て……

 【支給品:生首詰め合わせ】

「テラカオスwwwww」


694:かみなべ
07/11/28 12:37:04 xsZKesQF
わけがわからないことだらけだった。
玉上水に身を投げて死んだはずの自分が何故生きているのか?
それに、殺し合いとはどういうことだ?
ぼさぼさの頭を掻き毟りながら考えても答えは出なかった。
「まあとにかく、誰か事情を知ってそうな人に尋ねるしかないな」

知り合いでもいないかと思って人気の無い町を歩いていた時だった。
工事現場の隅に立つプレハブ小屋の中に、一人の女の姿が見えた。
なかなかの美少女である。こんな状況ですらなければ間違いなく関係を持っていただろう。
少々おかしなところといえば、頭にネコのような耳をつけているということと、西洋の女中のような服を着ているということだった。
少女はプレハブ小屋の中のコンロに鍋を載せてお玉でかき混ぜていた。料理でもしているのだろうか?
「もし、そこのお方」
男は思い切ってプレハブ小屋のドアを開けて声をかけた。
「なんだのび太、もう帰ってきたのか?」
「は?」
振り返った彼女の顔を見て男は背筋が凍った。少女の目には光が無かった。それでいて笑っていた。
そう、この目はまるで……あの時自分と心中未遂を起こしたあの娘のような……
「のび太、どうした? もうお昼ご飯は出来ておるぞ? こっちへ来て食べるがいい」
「いや、自分はのび太さんという方では無く……」
「ほらほら、早く座らんか。スネ夫のやつはどこにいるのかのう?」
死んだ魚の目をした少女は、男の言葉など聞こえていないかのように強引に椅子に座らせた。
「さあ、ご飯じゃ」
少女は男の目の前に鍋を置いて蓋を開けた。
鍋の中は、からっぽだった。

695:雉も鳴かずば撃たれまい
07/11/28 12:37:44 vx//bMOI


【一日目/午前十時ごろ 埼玉県】
【692@現実】
[状態]:脳味噌カオス
[武装]:悪魔超人に解体されたミート君の頭部、金のマスク、銀のマスク、
    美樹ちゃんの首@デビルマン、鉢植え生首@韓国の育成ゲーム「TOMAK」、
    預言者ヨカナーンの首@サロメ、ダイアーさんの罠
[所持品]:支給品一式
[思考]:
1:なんで自分がこんな目にwww
2:現実世界に戻りたい


【ミート君@キン肉マン 死亡】
【牧村美樹@デビルマン 死亡】
【預言者ヨカナーン@サロメ 死亡】
【ダイアーさん@ジョジョの奇妙な冒険 死亡】
  死因:支給品にするために首切断されて死亡

696:かみなべ
07/11/28 12:37:57 xsZKesQF
【一日目・昼前/東京都】
【かみなりさん@ドラえもん】
[状態]:魔法少女リリカルかみなり化
[武装]:チェーンソー、レイジングハート
[所持品]:支給品一式、のび太の首、スネ夫の首
[思考]:
1・のび太とスネ夫はここにおるぞ?死んでなんかおらんぞ?
2・ずっと子供たちと一緒……
3・優勝して、元の姿に戻る

【太宰治@歴史】
[状態]:健康
[武装]:不明
[道具]:支給品一式
[思考]
1:怖い怖いかみなりさん怖い
2:小説を書いたり女と遊ぶために、殺し合いから脱出する


697:参加するカモさん
07/11/28 12:45:32 xsZKesQF
うわ、割り込みスマソorz

「よし、じゃあ現実世界から一人出そう、ヤンデレの相方にぴったりな奴を」
と思った矢先に先を越されるとはw

698:参加するカモさん
07/11/28 13:49:49 U6AA2bdF
全裸の親父を追う女子高生… 

というかひろしは逆に襲えるんじゃないか?wwwww

699:参加するカモさん
07/11/28 14:36:29 42CiaxV0
おwwいwwwwww

700:参加するカモさん
07/11/28 17:16:02 kCONUEVM
なんかいつのまに6/がこれをカオスロワと認識してたと思ったら、
今度は692がカオスロワと認識したまま参戦か……

701:参加するカモさん
07/11/28 17:27:24 roi5SHnV
>>700
クルミの人は「殺し合いが起きている、その上アニメや漫画のキャラが現実に出てきている」
→「これはカオスロワだ!!」という超理論なのだと思う

702:名無しです
07/11/28 19:07:12 mh109MTu
新キャラありなら一人出します。

信じられない、と言っておこう。
自分の目の前に、全裸のオッサンを追いかけるチェーンソー持った少女が居るのだ。
どっちを助けた方が良いのか、暫く考えた。


結果、俺は全裸のオッサンを助ける事にした。
「おい、待てよそこの女子。」俺が武器の木材を持って女子に言う。
「何ですか?ジャマするなら貴方から殺しますよ?」と女子が言う。
コイツは乗ってるほうだ。
俺は乗っていない。
オッサンも、乗っていないだろう。
「どうかな?実は俺が勝ったりするんじゃないのかな?」と俺は挑発した。
女子が襲い掛かってきた、それが狙いだ。

「隙あり!」と俺は言った後、女子の頭に強烈な一撃を加えた。
そのまま女子はノックアウトされた。
オッサンは、どっかへ行ったようだ。
俺?俺の名前は、夢だ
【夢@エキストラ】
[状況]
普通
[思考]
ゲームをぶち壊す
[装備]
木材

後は皆さんにお任せします

703:参加するカモさん
07/11/28 19:19:16 kCONUEVM
「はっ、夢だったのか!」
殺し合いの夢を見るなんて縁起が悪い。
だが悪い夢は覚めたんだ。
今日も張り切って仕事に行こう!

そして彼は数年後、仕事のやり過ぎで過労死をする。
享年28歳であった……

【夢@エキストラ 目が覚める】

704:或る厨房
07/11/28 19:32:39 9mYA7QCT
「そんな駄文ばっかかいてるからサイト荒されるんだよ」
「【病名を付けたのは伊集院光】で指摘されたことが全く治っていない……」
「コレ、自分で面白いと思ってるのかしら?」
「自サイト真似されて著作権云々言い出してるけど、テメェのサイトに飾ってる絵の著作権はどうした?」

「う、うるさい!」

こういう気に喰わないことがある度に彼は名前を変える。
皇帝だったり、トウカだったり、ソウ龍だったり。
そうやって現実から目を背け、逃げているばかりなので、問題の解決が全く出来ない。
なお、学校の成績も悪い。
数学が特に悪いのは、彼の行動を見ていると納得できるのだが。

簡潔に言うと、彼は重度の中二病患者であると同時に、現実的に馬鹿なのだ。
そんな馬鹿をどうすれば良いのか?


「馬鹿は死ね!」
ズガン!

ルーファウスさんが一撃でなんとかしてくれました!
もう来んなよリアル厨房!

【(実名は一応伏せておく)@現実 死亡・永久追放】

705:参加するカモさん
07/11/28 19:39:21 h3g/HWsX
まぁまぁみんな落ち着け。






でも中二病患者は二度と
くるなよ。

706:参加するカモさん
07/11/28 20:24:39 /rl62tbl
なにこの神な流れ

707:参加するカモさん
07/11/28 21:03:27 vx//bMOI
ん〜wikiのキャラ紹介も書きがいが出てくるねー。

708:お台場を守れ!ポンキッキVSヴァンデモン
07/11/28 21:08:17 wyDQyecB
「・・・・・・何だ奴らは」

フォルダ大陸を統べる悪のデジモン、ヴァンデモンは我が目を疑っていた。
自分と部下のデジモンが人間の世界に呼ばれた時は驚きこそしたが、殺し合いと聞かされこれは好都合と各地に散らばり、ヴァンデモン以下数十匹がお台場に攻め込んだまではよかった。
フジテレビ前、そこで彼らは戦慄する事になった。
空に浮かぶぼろ布のような姿をしたバケモン達に包囲されている三つの影。
一見した所バケモン達が優勢に見える。だが、周りに血と思わしき物は一滴すらない。
その代わり、あたりには粒子となり消滅していくバケモンだった物が散乱している。

「バケーっ!?」

一匹のバケモンが二足歩行の爬虫類、ガチャピン持つショーテルで縦に分断され、粒子となり消えていく。
また一匹のバケモンが頭にプロペラを付けた毛むくじゃらの赤い生き物、ムックの持つ狼牙棍で頭を潰され粒子となっていく。
その爬虫類と赤い生き物の後ろでPの形状をした生命体、Pちゃんが手袋に仕込んだワイヤーギミックで数匹のバケモンを細切れにしていく。
ヴァンデモンと共にお台場へと侵攻したバケモン軍団はほぼ全滅していた。

「バケモンだけで充分とふんだ私が甘かったか・・・・・・!」

驚愕に染まるヴァンデモンが怒りを露わにしながら指を鳴らす。
それと共にうなり声を上げてをダークティラノモンがバケモンの集団を次々と倒していく三人目掛け突撃していく。

「ピー!ピピー!(兄さん方新手ですぜ)」
「やや!ガチャピン、随分と大きいお客様ですぞ」
「うわー、本当だあ。でも、負けないぞー」

709:お台場を守れ!ポンキッキVSヴァンデモン
07/11/28 21:10:50 wyDQyecB
三者三様武器を構える。彼らは戦う。お台場を、彼らの舞台を、子どもたちの夢を作る場所を。

「僕達のフジテレビは壊させないぞー!」

【バケモンA〜Z@デジモンアドベンチャー:死亡確認】

【一日目 朝/お台場フジテレビ前】

【ヴァンデモン@デジモンアドベンチャー】
[状態]健康
[武装]無し
[道具]支給品一式、不明支給品
[思考]
1:人間界の支配

【ダークティラノモン@デジモンアドベンチャー】
[状態]健康
[武装]無し
[道具]支給品一式、不明支給品
[思考]
1:目の前の三人を殺す。

710:お台場を守れ!ポンキッキVSヴァンデモン
07/11/28 21:11:39 wyDQyecB
【ガチャピン@ひらけ!ポンキッキ】
[状態]健康
[武装]ショーテル
[道具]支給品一式
[思考]
1:モンスターからフジテレビを守る

【ムック@ひらけ!ポンキッキ】
[状態]健康
[武装]狼牙棍
[道具]支給品一式
[思考]
1:モンスターからフジテレビを守る

【Pちゃん@ひらけ!ポンキッキ】
[状態]健康
[武装]ワイヤーギミック付き手袋
[道具]支給品一式
[思考]
1:モンスターからフジテレビを守る

711:参加するカモさん
07/11/28 21:15:38 roi5SHnV
ガチャピンとムックもカオスロワ皆勤賞か

712:参加するカモさん
07/11/28 22:32:24 kCONUEVM
wikiキャラ紹介の4周期目は2週目ロウルートの上に書いてもいいんじゃない?

713:第二回放送
07/11/29 01:36:15 duMnOQg6
「ぴんぽんぱんぽーん(やっぱり口で言った)。
 血を吐きに〜啼いて戻るかぁ不如帰――」
日本全土に野太い男の声が響いた。
それを聞き、国民達は第二回放送の時間なのだと気付く。

「今回の放送は織田信長@現実に変わってこの我、織田信長@戦国BASARAが行う。
 我が恐怖、その魂に刻んでくれるわ。では死者の発表だ。

 タケシ、アンパンマン、大木立道、柊かがみの胴体、野比玉子、皇帝、かみさま、野比玉子
 ジョバンニ、エルルゥ、タケシ、ザネリ、野比玉子、織田敏憲、タケシ、タケシ、木之本桜、!
 皇帝、ディアッカ、D/Q、骨川スネ夫、スネ夫のパパ、スネ夫のママ、野原しんのすけ
 伊藤誠、コンボイ、トーマス、ディアボロ、野比玉子、高良みゆき、泉こなたの頭部
 野原みさえ、泉こなたの頭部、ディアボロ、ディアボロ、ディアボロ、野比玉子、ミート君
 牧村美樹、預言者ヨカナーン、ダイアーさん、夢、(実名は一応伏せておく)、バケモンA〜Z

 以上だ。恐怖をいだいたまま地獄へ行けい。フハ……フハハハハハハ!」

各地から悲しみや恨みといった感情の声が響いてくる。
その声を耳にして信長は笑った。

「次に禁止エリアの指定だ。丸よ、愚民に説明してやれぃ」
「はい、信長さま!」
その言葉を境にして声の主が変わった。
「今回の禁止エリアは『飛び道具禁止エリア』だ。前回の『侵入禁止エリア』とは違うからよーく聞いとけよ!
 言葉どおり銃や矢、遠距離魔法とかを使うと首輪がドカンと爆発するエリアだ。
 馬鹿にも分かるように言うと、敵にモノを投げたら死ぬって事だ。
 それでその禁止エリアは『埼玉県』だ。
 間違えて首投げたり靴下投げたりしないように気をつけろよ。
 じゃあこれで第二回放送は終わりだ」

【タケシ@ポケットモンスター 死亡確認】
死因:放送終了時、たまたまモンスターボールでポケモンを捕獲しようとして爆死

714:輝く額の少女
07/11/29 07:56:12 TEh/bQZ6
そんなふざけた放送を聞いたとき、俺は保健室でみなみの足を手当し、
ついでに自分の肩の傷にも湿布を張ろうとしていた。
保険室内になんともいえない沈黙が流れる。
つーか、放送って六時間置きじゃ無かったんですか……
いや、そんなことより今は―
「みゆき……こなた……」
俺の傍らで、かがみが呆然となっていた。
流石にかける言葉も無く、俺は唇を噛んでうつむく。
まあこなたについては前回も呼ばれていたことを考えると、一回復活してそれからまた死んだようだが。
いくら二次元キャラとはいえ、死者放送を聞くのはやはりいい気分がするものではないな。
「柊先輩……」
ベッドの上に寝かせたみなみが、気遣うようにかがみに声をかける。
うんうん、やっぱりみなみんはいい子だねえ。流石は俺の嫁だ。
自分だって、みゆきが死んだことでショック受けてるだろうに。
それに比べて、何も言えない俺は情けないなあ……

しかし、他のロワのように死者の思い出をゆっくり回想するような時間は俺たちには与えられなかった。
「ったく、武器の投擲禁止なんて酷いルールよねえ」
気がつくと、保健室の入り口に一人の女生徒が立っていた。

715:輝く額の少女
07/11/29 07:56:58 TEh/bQZ6
いつの間に!? あまりに影が薄いから入ってきても気がつかなかったな。
「おかげで、直接刺さないと殺せなくなったじゃないの」
そう言って、少女は血まみれの一本のナイフを取り出した。
「峰岸? あんた一体何やってんの?」
かがみが驚いたような声を上げる。
峰岸? 誰だっけそれ? ああ、あのらき☆すたの背景キャラか。
あまりに背景すぎて咄嗟に思い出せなかったぞ。あの、ヴァ、ヴァ言ってる相方はわりと有名だけどな。
「あれ、柊ちゃん、さっき死んだんじゃなかったの? それに、その格好……」
峰岸はナイフの刃を舐めながらこちらにゆっくりと歩みよってくる。
「柊ちゃん、似合ってるわよ。柊ちゃんなら顔だけ残ってればそれなりに人気出るだろうし、いいんじゃない?」
「っ……!!」
かがみの顔が曇る。こいつ、ちょっと無神経にも程があるんじゃないか? なんか腹たってきたな。
「それに比べて、私はちゃんと五体揃ってても柊ちゃんほどの人気は出ないもんね。
だから、死んで? あの世で泉ちゃんか妹ちゃんと一緒になればいいでしょ、ガチレズツインテさん?」
峰岸はナイフを振り上げると、愕然とするかがみの顔めがけて振り下ろした。
俺は慌ててかがみの首を抱えて部屋の反対側に逃げる。勢いあまった峰岸の刃はベッドに刺さった。
「み、峰岸、お願いだからやめなって!!」
「なんで……なんで、邪魔するんですか?」
ナイフをベッドから引き抜き、みなみには目もくれずにゆっくり俺たちのほうに歩んでくる峰岸。
デコがまぶしい。
「あなたも、柊ちゃんの顔に騙されたバカ?」
「ああ? 何言ってやがんだこの背景デコ。俺の嫁はみなみだ!! かがみなんか……」
って、みなみんが傍にいるのに何いってんすか俺。
とか言ってる間に、峰岸の刃は着実に俺たちに近づいてくる。
俺たちは壁際に追い詰められていた。物を投げたらアウト。こっちに武器は無い。
「じゃあ、二人一緒に死んで下さいね?」
峰岸がナイフを腰に構えて突進してきた。俺は目を閉じる。
「峰岸、目を覚まして!!」
かがみが叫んだ。


716:輝く額の少女
07/11/29 07:57:40 TEh/bQZ6
「きゃあ!!」
まぶたを開けた俺が目にしたのは、みなみに体当たりされて吹っ飛ぶ峰岸の姿だった。
細い峰岸は床の上を転がり、痛そうに顔をしかめる。
しかしみなみはそれ以上に痛そうな顔をしていた。
「みなみ!! 足は……」
俺が手を伸ばすよりも先に、みなみは右足を押さえて床に倒れこんだ。
捻挫してるってのに、なんて無茶をしやがるんだ。
「クソっ!!」
俺の嫁が必死の思いで作ってくれたチャンスを逃すものか。
倒れている峰岸の上に馬乗りになり、その手のナイフを奪おうとしおた。
しかし相手も必死に抵抗してくる。俺たちはもみ合いになった。
畜生、こんな時に限って肩の傷が痛んできたじゃねえか。
「うがっ……」
気がつけば、右掌から鮮血が噴出していた。峰岸は思わず手を押さえた俺を思い切り突き飛ばす。
次いで、峰岸は床にうずくまった俺を出鱈目に斬りつけた。縦に、横に、何度も何度も。
その結果、
「いやあああああ!! 服がああああああ!!」
俺は綺麗に服だけを斬られて、いわゆる全裸になってしまった。あわてて大事なところを切れ端で隠す。
「うふふふ」
峰岸はそんな俺に一瞥もくれずに、床に置きっぱなしのかがみの首に向き直る。
「じゃあ、やっぱりまずは柊ちゃんから殺してあげるわね」
俺の血を付けたばかりのナイフを構えて突進する峰岸。視界の端に、かがみの顔が悲痛に歪むのが見えた。
「やめ、ろ……」
かがみはさっき友達の死を知らされたばかりなんだぞ?
その上で友達に殺されるなんて、そんなのあんまりじゃないか? いくらガチレズ悪臭でも……
だが、もう俺がどんなに急いだところで間に合わない。かがみとの距離は遠すぎる。
俺はなすすべなくかがみが死ぬのを見ているしか……

717:輝く額の少女
07/11/29 07:58:47 TEh/bQZ6
「なっ―!!」
「え?」
俺と峰岸は同時に声を上げた。遅れてかがみが叫んだ。
「みなみちゃん!!」
咄嗟にかがみを庇ったのは……峰岸の前に立ちはだかって身代わりになったのは……
俺はなすすべも無く、俺の嫁が腹を押さえて崩れ落ちるのを見ているしかなかった。


全裸で(←重要)



【一日目/昼前 埼玉県】
【岩崎みなみ@らき☆すた】
[状態]:腹部に深い刺し傷、右足首を捻挫
[武装]:不明
[所持品]:支給品一式
[思考]:
1:ゆたかを止める
2:◆6/WWxs9O1s氏とかがみに死んで欲しくない

【峰岸あやの@らき☆すた】
[状態]:健康
[武装]:スペツナズナイフ
[所持品]:支給品一式、ノートパソコン(北川の支給品)、しんのすけの上半身左側
[思考]:
基本:自分より目立っている人間を皆殺し(知り合い優先)
1:殺す殺す殺す


718:輝く額の少女
07/11/29 07:59:25 TEh/bQZ6
【◆6/WWxs9O1s氏@現実】
[状態]:全裸で軽傷、愕然
[装備]:柊かがみの頭部
[道具]:ふっかつそう@ポケットモンスター×1個
[思考]
1:お、俺の嫁があああああ!!
2:かがみ? べ、べつにんな奴俺の嫁に比べたら……
3:誤解フラグを解く
4:出来れば主催を倒す
5:ふ く が ほ し い
※大臣の取引には乗ったふりをしていますが、実際に手を貸すつもりはありません。

【柊かがみの頭部@らき☆すた】
[状態]:首から下無し、愕然
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考]
1:できるなら峰岸を止めたい
2:◆6/WWxs9O1s氏、岩崎みなみと行動を共にする
3:自分の胴体と友人、家族を探したい
4:出来れば主催を倒す
*第一回放送を聞いていません

719:参加するカモさん
07/11/29 10:17:30 0A0mnpGy
ツンデレの法則、W発動確認

ここは男の全裸溢れるインターネッツですね

720:参加するカモさん
07/11/29 16:24:53 zAWnWTGm
全裸3人目かw

721:参加するカモさん
07/11/29 16:32:11 TQ3QyfVO
みwikiの解説に泣いた

誰か紹介したって

722:参加するカモさん
07/11/29 22:57:39 TQ3QyfVO
みwikiの解説dクス!

723:海溝より深い父の愛
07/11/29 23:43:09 5VsyfJY4
(やっと……やっと死んだか)
柊ただおは、顔の半分をぐちゃぐちゃに潰されて息絶えた波野ノリスケを感慨なく見下ろした。
自分の手には、血と皮と髪の毛がべっとりとこびり付いた鍋が握られている。
後悔は無い。こいつは、この男は、つかさを殺したのだ。
その上、自分につかさの肉を食べさせたのだ。
ただおはノリスケの亡骸の上に自分の胃の中にあったものを全て吐き出した。
自分の罪は消えない。知らなかったとはいえ、自分がしたことは人間として最低のことだろう。
「つかさ……ごめんな……」
ただ一つ残ったつかさの頭部を、ただおはきつく抱きしめた。
「これからは、ずっとお父さんが一緒にいてあげるからな……」
さっきの放送によれば、かがみもすでに死んでしまったらしい。
娘たちの笑顔をもう二度と見れないのかと思ったら、いっそ死んだほうがいいとすらも思った。
だが、まだ彼の娘は二人残っている。大切な妻もまだ生きている。
つかさたちのところに逝くのは、他の家族を守った後でもいいはずだ。
「みき、いのり、まつり。待ってろよ、お父さんが助けてやるからな」

ただおは、道端に乗り捨てられていたトラックに乗り込んだ。神社の仕事の関係で大型の免許は持っていた。
助手席につかさの頭を乗せ、アクセルを踏んだ。
家族を探し、家族を傷つけようとするあのノリスケのような人間を皆殺しにするために。

しかし、無我夢中で運転をしていたただおは、急に飛び出してきた一人の女をひき殺したことに気がつかなかった。



「ハア、ハア、ごはん、ごはん、ごはんが食べたいよう!!」
顔を半分潰された男が、哀れな獣のように道の真ん中を這いずっていた。
念願の肉のスープを全部食べ終える前に殺された彼が、そう簡単に冥土に行けるわけが無かった。
「タイコとイクラも心配だけど……そんなことより、僕は今はご飯が、ご飯が食べたいんだああああ!!」



724:海溝より深い父の愛
07/11/29 23:44:16 5VsyfJY4
【一日目 第二回放送直後/東京都の都心の方】
【柊ただお@らき☆すた】
状態:健康
装備:トラック、鍋
所持品:支給品一式、柊つかさの頭部
思考:
1:ずっとつかさと一緒……
2:生き残っている家族を探す
3:家族を傷つけるものは殺す
4:できれば主催を倒したい

【波野ノリスケ@サザエさん】
[状態]:霊
[武装]:なし
[所持品]:支給品一式、ホットプレート
[思考]:
1:空腹を満たす
2:できれば家族と会いたい

【柊いのり@らき☆すた  死亡確認】

725:参加するカモさん
07/11/29 23:48:27 zAWnWTGm
ノリスケある意味巻き添えwww

726:参加するカモさん
07/11/30 00:12:25 zBf1tKGF
アニロワの先生ズガンSSがすっかりパロネタ元として定着してしまったなwww

727:おいかけるもの
07/11/30 00:22:28 28RvpuEe
日が昇る。
地平線の彼方からゆっくりと太陽が顔を出す。
血塗られた日本列島を明るく照らしだす日の光りは、暗く沈んだ人々の顔を白く染めあげる。
朝の景色はいつもと変わらない。
だというのに、どうしてこの国は一夜にしてここまでの変貌を遂げてしまったのだろう。
頭頂部に毛が一本だけ生えた禿頭の老人。磯野波平は、今の日本の有様を見て深くため息をついた。
「全く、こんなろくでもないことを考えた奴には、たっぷりと説教をしてやらんとな」
こんなことが続けば、間違いなく日本は滅びてしまうだろう。
手遅れになる前に主催者を説得して殺し合いを止めさせなければいけない。
日本を正しい道へと導く。これは国民としての義務。
そしてこの行動は、国の何処かに居る自分の家族を守ることにも繋がる。
つまりこれは、一家を支える大黒柱としての義務でもある。
「『国をあるべき姿に戻す』。『家族も守る』。両方やらなきゃいけないのが大黒柱の辛い所だな」
波平は苦笑しながら呟いた。

「キャー! 助けてー!」

突然、絹を裂くような女性の悲鳴が街中に響いた。
なんだか投げやりな悲鳴である。
「いかん! こうしてはおれん!」
こんな馬鹿げた殺し合いに乗った奴が、誰かを襲っているのかもしれない。
そんなことをさせてたまるか。まずはそいつから説教をしてやろう。
波平は全速力で走りだした。

728:おいかけるもの
07/11/30 00:25:21 28RvpuEe
波平が現場に着いたとき、そこには二人の人間が居た。
一人は制服姿の女子高生。
もう一人は仮面を着けた妙な男だった。
女子高生の方は、心底脅えた様子で尻餅をつきながらも懸命に仮面の男から離れようとしている。
対する仮面の男は、全身から殺気を漲らせながら女子高生へと歩を進めていた。
「女子高生は死ね!」
そして、おもむろに片手を振り上げると、女子高生の頭に手刀を叩き込もうと全力で手を振り下ろした。
たがが手刀などと侮ってはならない。
この手刀は長年に渡って強いたげられてきた男の魂の一撃だ。
人間の頭蓋骨ごとき軽々と粉砕してみせるだろう。
波平はそれを瞬時に悟る。

「ばっかもーん! やめんかー!」
すんでの所で、波平が後ろから仮面の男を羽交い締めにする。
手刀は女子高生に届くことなく空を切るだけに終わる。
「くっ! 離せ!」
「暴れるんじゃない! そこのお嬢さん、ここはわしがなんとかするから逃げなさい!」
波平が男を抑えながらも、女子高生に逃げるように促す。
しかし、女子高生は既に逃げた後だった。
逃げ足が早いこと早いこと。

「くそ! 逃がしてたまるか!」
仮面の男は、波平を振りほどこうと必死で抵抗する。
波平は男を追いかけさせてたまるかと、しっかりと男の体にしがみつく。
お互いに一歩も譲らないといったところか。
だが、歳老いた波平のほうが限界に達するのが早かった。
あっというまに形勢は逆転。
波平を引きはがすことに成功した仮面の男は、獲物を追う豹のごとく駆け出す。


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