【生物】女王アリの秘密「精子を体内に10年以上貯蔵」―驚愕の生態に女性研究者が迫る[07/16] at SCIENCEPLUS
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1:しじみ ★
18/07/17 15:05:04.65 CAP_USER.net
地球上で最も繁栄している生物の一つとされるのがアリ。身のまわりにもたくさんいるが、その生態は意外と知られていない。
なかでも興味深いのは女王アリで、他の生物にはない驚く能力が備わっている。交尾するのは巣を飛び立つ1回だけ。
その際にオスからもらった一生分の精子を、体内の袋にためて10年以上に渡って大事に使用するのだ
女王アリはなぜそれほど長い間、精子を体内に貯蔵できるのか。
仕組みを解明できれば、ヒトや家畜の精子の保存への応用が期待できるという。
この分野で世界の研究をリードする、甲南大理工学部講師の後藤彩子さん(38)の研究室を訪ねた。
■世界最多の数万匹飼育
 六甲山(神戸市)の南麓に後藤さんの研究室はある。奥に6畳ほどの広さの飼育室があり、
そこで約20種類のアリを育てている。
 「趣味で飼っているアリも多い。女王アリだけで数万匹おり、数は世界一」。後藤さんは胸を張る。
女王アリの寿命は長く、多くの種で10年以上生きる。研究室で現在最も長く生きているのは、
平成23年に野外で捕まえた在来種の「キイロシリアゲアリ」の女王だ。
 キイロシリアゲアリはその名の通り、黄色の尻がツンと上がっているのが特徴。
昨年には強い毒を持つ外来種「ヒアリ」と間違われて大量に駆除される“悲劇”に見舞われた種類でもある。
主に研究に使っている種でもある。
 アリの飼育といえば、土が入った縦置きのケースをイメージするが、後藤さんの研究室では小さなプラスチックケースを使用。
中は土ではなく石膏(せっこう)が敷き詰められている。
石膏は水を吸収して湿度を保てるため、土よりもアリを育てやすいという。
 小学生の時からアリの行列を見るのが好きだったという後藤さん。
中学生になると、女王アリが無精卵と受精卵でオス、メスを産み分けていることを知った。
「アリの世界には知らないことがたくさんあると感動した」と振り返る。
■リーダーではない「女王」
 ところで、アリは日本で約300種、世界には約1万種いるといわれている。
体長は小さいもので1ミリ、大きいものでは4〜5センチあり、色や形もばらばらだ。
キノコを育てたり、敵が来ると自爆して巣を守ったりと多種多様な生態を持つ。
そんなアリの巣はだれが統率しているのか。後藤さんによると、女王アリではないという。
「女王」とは名ばかりで女王アリには集団を指揮する力がなく、アリの社会にはリーダーが存在しないのだ。
 アリは「社会性昆虫」と呼ばれ、女王アリや働きアリは役割分担しながら集団生活している。
女王アリの役目は繁殖。働きアリもメスだが、多くの種で生殖器官がなく、子育てや食糧調達に専念する。
 そんな中、悲哀を感じてしまうのはオス。メスに比べて数が圧倒的に少なく、繁殖期にしか生まれない。
成虫になって数カ月で巣から飛び立ち、交尾を終えると力尽きたり、カエルなどに食べられたりして一生を終えるのだ。
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