【医学】人体で最大となる新たな「器官」が発見されたと研究者、ガンの転移に関連しているとも[03/29] at SCIENCEPLUS
[2ch|▼Menu]
1:しじみ ★
18/03/29 08:53:32.31 CAP_USER.net
ニューヨーク大学メディカルスクールの病理学者らが2018年3月27日付けのScientific Reportsで、
これまで「体中の皮膚の下にある密度の高い結合組織」だと思われていたものが、
「液体を運ぶ」「衝撃を吸収する」という役目を持つ「器官」であることを発見したと発表しました。
この発見は、人体への新しい理解を示すだけでなく、
「なぜガンは特定のエリアで広まりやすいのか?」ということを説明するとのこと。
Structure and Distribution of an Unrecognized Interstitium in Human Tissues | Scientific Reports
URLリンク(www.nature.com)
Newfound 'organ' had been missed by standard method for visualizing anatomy | EurekAlert! Science News
URLリンク(www.eurekalert.org)
Scientists Just Discovered A New Human Organ, And It Could Have Huge Implications For How We Treat Cancer | IFLScience
URLリンク(www.iflscience.com)
Scientists discover new organ that acts as a built-in shock absorber | Daily Mail Online
URLリンク(www.dailymail.co.uk)
「間質」と呼ばれる部分は、存在が確認されているものの、これまで器官であると認識されてきませんでした。
間質は皮膚の下や、消化管・肺・動脈・静脈・筋肉など、体のさまざまな部分に存在します。
人間の体は大量の液体を有しますが、そのうち半分は細胞内にあり、心臓、血管、リンパ節、リンパ管、と並んで、
間質にも液体が含まれていることは、これまでの研究で明かされていました。
URLリンク(i.gzn.jp)
コラーゲンとエラスチンという2種類の結合組織タンパク質でできている間質は、
これまでは化学処理して固定した状態で観察されていましたが、
研究チームは共焦点レーザーエンドマイクロスコープと呼ばれる技術を使った高性能の顕微鏡で、
ヒトの胆管の「生きた」健康な組織を蛍光液に浸して調べました。
すると、これまで固体のように見えていた部分が、液体で満たされていることが観察できたといいます。
間質の中では液体が流動し、リンパ系へと液体を運んでいるとのこと。
また、間質が液体の「ハイウェイ」として機能するとすれば、ガンがどのように広まるかの理解を深め、
病気の発見・治療に役立てることも可能であると研究チームは見ています。
器官の定義は「組織が集まり、特定の生理機能をいとなむ部分」です。
研究者らは、間質が液体を運ぶ「ハイウェイ」として機能していること、
そして組織が動いたり力を受けたりする部分では「衝撃吸収」という役目を持っていることから、
このような機能は他に見られないとして、間質を「器官」であると主張しています。
これまで「人体最大の器官」と考えられていたのは皮膚であり、体重の16%を占めていますが、
間質が器官として認められれば、皮膚を越えて人体で最大の器官となるとのことです。
ただし、この現象が体の他の部分でも見られるのかどうかなどは、さらなる研究を必要とするところ。
間質が「器官」と位置づけられるかどうかについても検討が必要とのことです。
GIGAZINE
URLリンク(gigazine.net)


レスを読む
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

2259日前に更新/8937 Bytes
担当:undef