【脳科学】子どもの学力と体力の知られざる深い関係 最新の脳科学でわかった運動の重要性[03/16] at SCIENCEPLUS
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1:しじみ ★
18/03/17 09:38:29.55 CAP_USER.net
2013年12月に発表された「PISA」(国際学習到達度調査)の結果は、
スウェーデン国民にとって非常にショッキングなものでした。
上位を占めた韓国や香港に大きく差をあけられただけでなく、OECD(経済協力開発機構)加盟国の平均点を下回り、
北欧諸国の中で最下位という凄惨たる結果だったからです。
現状を打破すべく、教育関係者の間では活発な議論がなされましたが、そこで出された提案のほとんどは、
「指導法」や「クラスの人数」といったもの。
しかし科学はこの種の議論が誤りであることを立証しています。子どもたちの学力に影響を与えるのは、
教室で座って学ぶ内容だけでなく、むしろ身体活動こそが、学力を驚異的に伸ばす要因であることがわかってきたのです。
■「体育の時間」と「国数英」の意外な関係
スウェーデンのブンケフロという町に、研究のため時間割に毎日体育の時間が組み込まれたある小学校のクラスがあります。
このクラスと、通常どおり体育を週2回こなすクラスを比較した結果、
体育の授業回数以外の条件(居住区や授業内容など)はまったく同じだったにもかかわらず、
毎日体育をしたクラスのほうが算数・国語・英語において成績が明らかに優秀だったことがわかりました。
さらにこの効果はその後何年も続くことが確認され、男女ともに3教科の成績が飛躍的に上がることが確認されたのです。
さらにアメリカの研究チームも、小学校3年生と5年生、合わせて250人規模の調査を行って同様の結果を得ています。
科学者たちが生徒の体力を正確に把握するため、心肺機能・筋力・敏捷性を計測したところ、
体力のある生徒たちは算数と読解のテストにおいて高得点でした。しかも、体力的に優れていればいるほど、
得点も高いという結果を得ることができました。
驚いたことに、肥満ぎみの生徒たちは別の兆候を示しました。
体重が重ければ重いほど、試験の得点も低い傾向があったのです。
アメリカ・ネブラスカ州でも1万人を対象にして同様の調査が行われ、体力的に優れた子どもは、
そうでない子どもより算数や英語の試験で得点が高いことが判明しました。
試験内容が難しくなるにつれ、体力的に優れた子どもとそうでない子どもの点数の差は開き、
体力のある子どもが大差で上回ったとのことです。
■「最少4分で学習効率が上がる」という前代未聞の報告
なぜ「体育の時間」が子どもの学力向上を強力に後押ししたのか―その理由は「海馬の成長」にあると考えられています。
記憶中枢として脳に鎮座する海馬は運動によって刺激を受けると成長することが確認されていて、
10歳児の脳をMRIでスキャンした結果、体力のある子どもは実際に海馬が大きいことが判明しました。
さらに、身体を動かした直後、物事に集中できる時間が長くなることも立証されており、
記憶力と集中力の向上、この2つの効果によってより多くの学習内容を脳に定着させられたのだと考えられています。
では、集中力と記憶力が高い状態を維持するには、最低どれくらい運動をすればいいのでしょうか?
それを探る調査が数々行われていて、9歳児が20分運動すると、1回の活動で読解力が格段に上がる、
というデータがあります。
また別の実験では、10代の子どもたちが12分ジョギングしただけで、
集中力が高い状態が1時間近く続き、読解力が向上しました。
それだけではありません。たった4分の運動を一度するだけでも集中力が改善され、
10歳の子どもが気を散らすことなく物事に取り組めることも立証されたのです。
画像:縄跳びにも意外な効果が…
URLリンク(tk.ismcdn.jp)
続きはソースで
東洋経済オンライン
URLリンク(toyokeizai.net)


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