【英国南極調査所】〈3239メートル〉英国に新たな「最高峰」 英領南極のホープ山 at SCIENCEPLUS
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1:しじみ ★
17/12/14 09:56:31.27 CAP_USER.net
英国に新たな「最高峰」が誕生した。
南極で英国が領有を宣言している地域にあるホープ山の標高をあらためて計測したところ、3239メートルだと分かり、
これまで最高峰とされてきたジャクソン山の3184メートルを55メートル上回った。
南極上空を飛ぶ飛行機の安全に懸念が生じていたことから、英国南極調査所(BAS)が今回再計測した。
BASのピーター・フレットウェル博士は、「南極には道がないので、移動には飛行機を使うが、飛行機を飛ばす時には、
どこに山があって高さはどのくらいか、知っておかなくはいけない」と説明した。
「(南極)大陸で起きた墜落事故の一部は、地図作成がまずかったことが原因ではないかと我々は考えている」。
BASの計測により、ホープが英領の新たな最高峰になっただけでなく、
南極大陸の4分の1を占める英国領の起伏についてより完全な把握ができた。
これには南米大陸に向かって北に伸びる細長い半島部分も含まれる。
計測の結果、最大5メートル「動いた」山も一部あった。南極の最高峰は依然として英領南極のすぐ外側にあるビンソン山で、
標高は4892メートルと群を抜く。
フレットウェル博士のチームは調査からの報告を、今月11日の国連「国際山岳デー」に発表する予定。
標高データについては、ここ米ルイジアナ州ニューオーリンズで開催中の米地球物理学連合(AGU)秋季大会でも話題に上っている。
AGUの秋季大会は地球・惑星学の研究者の集まりとして世界最大。
BASは衛星から得られたデータを基に作成された複数の標高モデルを組み合わせ、新たな計測値を出した。
中程度の解像度の写真からホープ山の標高が従来考えられていたよりも高い可能性が示唆されたことを受け、
研究者たちはさらに、非常に高い解像度の写真を入手した。
米国の衛星「WorldView-2(ワールドビューツー)」が軌道上から撮影したこれらの写真は、
ホープ、ジャクソン両山の形状を複数の角度から確認するのを可能にした。
「これを私たちは写真測量法と呼んでいる」とフレットウェル博士は話す。
「なぜなら、我々は衛星の位置をよく知っているため、
2つの別の位置から撮影した山の写真の非常に微妙な差異を基に三角法を使って標高の測定に使うことができる」。
図:英国が領有を宣言している地域(British Claim)と主な山の位置や標高
URLリンク(ichef-1.bbci.co.uk)
BBCニュース
URLリンク(www.bbc.com)


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