【倫理学】〈自殺幇助装置開発の医師〉苦しまない安楽死マシンなら死を選びますか? at SCIENCEPLUS
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1:しじみ ★
17/12/14 08:14:29.35 CAP_USER.net
<安楽死を研究してきた豪医師が作った最新の自殺幇助装置とは?安楽死する権利は認められるべきか?>
オーストラリアのフィリップ・ニチキ医師(70)は、「自殺幇助のイーロン・マスク」を自称する。
自ら開発した自殺幇助装置「サルコ(Sarco)」も、マスクが開発した電気自動車、
テスラの「モデルS」に匹敵する技術革新だと考えている。
オーストラリア南東部のビクトリア州が11月29日に安楽死を合法化する法案を可決したのを機に、本誌はニチキに話を聞いた。
安楽死が合法化されたのはオーストラリア・ニュージーランドを通じてこれが初めてとして注目を集めたが、
ニチキは以前にも自殺幇助をしたことがある。オーストラリア北部の準州ノーザンテリトリーが、
1996年から翌年までの短期間、安楽死を合法化した時だ。
ニチキは若い頃から安楽死に興味を持ち、アメリカの有名な安楽死の推進者ジャック・ケボーキアン博士の研究に傾倒した。
ケボーキアンが考案した「死の装置」に魅せられたニチキは、
その進化版として「ザ・デリベランス」と名付けた自殺幇助装置を開発した。
静脈注射のチューブとノートパソコンを接続しただけの原始的なものだったが、役目はちゃんと果たした。
あらかじめパソコンに入れたプログラムを使って、患者本人の意思を確認したうえで、致死量の鎮静剤を投与する仕組みだった。
ノーザンテリトリーで安楽死が再び非合法化される1997年までの1年間に、ニチキは4人の患者を安楽死させた。
〈見た目は宇宙船〉
非合法化された後も、「死にたいと言ってやって来る患者が後を絶たなかった」とニチキは言う。
「ここ20年は、合法化に向けた戦いの日々を送ってきた。それが今、実を結んだ」
ニチキは1997年に安楽死の合法化を推進する非営利組織「エグジット・インターナショナル」を設立。
2006年には最も痛みが少なく効率的な自殺の方法を説明した著書『ザ・ピースフル・ピル・ハンドブック』を出版した。
その間もずっと、ニチキは死の装置の技術革新に挑み続けた。呼吸器に一酸化炭素を流し込んで窒息死させる装置も開発した。
信頼性は高かったが、人気が出なかった。患者たちは、見苦しい呼吸器を付けた格好でこの世を去りたがらなかったのだ。
最新作のサルコは、見た目の問題を解決した。サルコはおしゃれで豪華だと、ニチキは強調する。
宇宙船のような外観は、これから旅立つ偉大な未知の世界を思わせるデザインだ。
サルコのベース部分には、液体窒素と、取り外し可能なカプセルが備え付けられている。
カプセルは利用者が死んだ後、棺として代用可能だ。設計図は一般に公開するので、
3Dプリンターさえあれば世界中どこでも作れるようになるという。テスラの高級セダンが「モデルS」なら、
これはさしずめ死の「モデルS」だ。
続きはソースで
画像:3Dプリンターで制作可能な自殺幇助装置「サルコ」 SARCO
URLリンク(www.newsweekjapan.jp)
Newsweek
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