【研アフリカ】牛のお尻に『目』を書くとライオンに襲われない[08/12] [Ttongsulian★] at NEWS5PLUS
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1:Ttongsulian ★
20/08/12 20:38:47 CAP_USER.net
2020-08-12 10:45
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Artificial eyespots on cattle reduce predation by large carnivores
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Lions are less likely to attack cattle with eyes painted on their backsides
URLリンク(theconversation.com)

ライオンを始めとする猛獣たちが家畜を攻撃することに頭を痛めているアフリカで、牛の尻に目の絵を書き入れたところライオンの攻撃が大きく減ったという研究結果が出た。

オーストラリア・ニューサウスウェールズ大学(UNSW)進化・生態学副教授のトレイシー・ロジャース(Tracey Rogers)博士などが参加した研究チームは、アフリカ+・ボツワナ北西部のオカバンゴ・デルタ地域で4年余りにわたって進行した研究結果を科学ジャーナル・ネイチャーの姉妹誌である『コミュニケーションズ・バイオロジー』(Communications Biology)最新号に発表した。

この地域は豊かな生態系でユネスコ世界遺産に登録されており野生動物が保護されているが、ライオンやヒョウなど大型の肉食動物が周辺の家畜を攻撃する事が頻繁で、住民と葛藤をもたらしている。

研究チームは家畜を攻撃するライオンやヒョウなど猫科の動物が奇襲的に狩りをして、目標と目が合っただけでも狩りを諦める事例がある点に着眼した。ライオンの攻撃で最も大きな被害を受けている牛の両方の尻に目の絵を書き入れて、攻撃予防の効果があるかを確認する実験を進行した。

実験は14個の群れ、2061頭を対象に行われた。

各群れを数えてグループに分けて、放牧する前に2つのグループにはそれぞれ目の絵と十字の印を書き入れて、残り1つのグループには何の表示もしなかった。

これらはほとんど似た地域に放牧されて、事実上同じような危険に晒された。

その結果、4年近くの間に目の絵を書いた牛683頭はライオンの攻撃で死んだ個体がいなかった一方、何の絵もない牛は835頭中15頭が犠牲になった。

十字を印した牛は543頭中4頭が攻撃を受けて死んだ。

これは獲物と目が合ったライオンは狩りを諦めるという点を裏付ける結果と受け入れられた。

特に、目ではなく単純な十字の絵だけ書かれた牛も何の絵もない牛よりはそれほど攻撃を受けなかったということは意外な結果として受け入れられた

研究チームは専門家の寄稿文を載せるメディア『ザ・コンバセーション』(The Conversation)を通じて、「蝶や魚類、両生類、鳥類など多くの動物グループで目の模様を活用することは一般的だが、哺乳類で目の模様で捕食者を避ける事例は知られたことがない」として「今回の研究結果は目の模様が大型の哺乳類捕食者を阻止することができるという点を初めて見せてくれた」と説明した。

研究チームはしかし、全ての牛に目の絵を書き入れても群れの中にライオンが獲物として狙うに値する、いわゆる『犠牲』が居ない時に目の絵に効果があるのかは追加の研究が必要だと指摘した。また、長期的にライオンが牛の尻に書かれた偽物の目に慣れた時も予防効果があるかは不透明だと認めた。

研究チームは野生動物を保護して家畜の被害を予防するのには単一の方法で解決することができない複雑な問題という点を強調して、牛の尻に目の絵を書き入れて簡単で費用が多く掛からない方法が予防策に追加されることで、肉食動物との共存の費用を減らすことができるのを望んでいると明らかにした。


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