【話題】日本の「紙芝居」が海外で人気 国境なき医師団から多言語政策まで[07/31] at NEWS5PLUS
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1:しじみ ★
18/08/02 16:27:00.61 CAP_USER.net
■ヨーロッパから南米まで、世界各国で今、紙芝居の上演やワークショップが人気を博している。テクノロジー全盛の現代になぜ、どのように活用されているのか>
テクノロジーの進歩ばかりが目立つ現在、スクリーンやキーボードがないものには、時間を割く価値はないように感じられるときもある。
しかし、技術革新が進む背景をよそに、数世紀前から日本で続いてきた読み聞かせの伝統が現代の観客向けに再興している。紙芝居(kamishibai)だ。日本の古い話芸のツールであり、今や世界各国の図書館や老人ホーム、学校などで活用されている。
紙芝居は力強いメディアであり、国境なき医師団も2011年、エイズ予防キャンペーン「マリクと友達になろう(Befriend Malik)」の一環として導入した。
さらに最近では、マルチリンガリズム(多言語使用)を推進するフランスの団体「DULALA(D'Une Langue A L'Autre、1つの言語から別の言語への意味)」が、同団体初の紙芝居全国大会を主催し、フランスの各学校に参加を働き掛けた。さらに今年、DULALAは1回目の「多言語紙芝居」国際大会を開催している。
この「ストリートスタイル」の読み聞かせは、日本における2つの伝統文化の流れを汲んでいる。ひとつは、12世紀までに遡る、主に仏教絵画を見せながら話をする芸術「絵解き」。もうひとつは、1900年代に無声映画の語りを担当した「弁士」だ。個人で楽しむように作られた絵本とは異なり、紙芝居は集団で楽しむもの。つまり体験の共有だ。語り手は、聴衆を引き込み、聴衆から反応や答えを引き出す。
■紙芝居の歴史
1920年代から1950年代前半までの日本では、菓子売りを兼ねていた紙芝居師が、自転車で町から町へ、村から村へと移動しながら、たくさんの幼い観客たちを惹き付けていた。
紙芝居師は自転車の後ろに小さな木枠で出来た舞台を取り付けていた。扉を開くと、半分が絵の額、半分が劇場ステージとなった。そして、「拍子木」と呼ばれる木製の音具を打ち鳴らし、幼い観客たちを招き寄せるのだ。
紙芝居師からお菓子を購入した子供は、前列に座ることが許された。全員が落ち着いたら、紙芝居師は読み聞かせを始める。番号のついた絵を横から一枚ずつ引き抜いていき、重ねた絵の後ろに次々と滑り込ませていくのだ。
紙芝居の表側の絵には、観客が楽しむための絵が描かれていた。裏には、絵に対応した物語の一節が書かれており、語り手が大きな声で読み上げた。
常連客を確保するために、紙芝居師は、続きが気になるような場面で止める。子どもたちは、物語の結末を知りたいがため再び戻ってきて、もっとたくさんお菓子を購入するのだった。
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