作家・庵野秀明の正体とは?「さようなら全てのエヴァンゲリオン」が描いた“特異性” [鳥獣戯画★] at MOEPLUS
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21/05/01 21:03:55.07 CAP_USER.net
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3月22日にNHK総合で放送され、大きな反響を呼んだドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀 〜庵野秀明スペシャル〜」が、今晩23時50分から再放送される。
これまで長期取材が許されてこなかった、庵野の制作現場に約4年にわたって独占密着を敢行し、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(公開中)の舞台裏へと迫った本番組。
いっぽう、4月29日にNHK BS1で放送された拡大版となるBS1スペシャル「さようなら全てのエヴァンゲリオン 〜庵野秀明の1214日〜」は、NHK総合版に入りきらなかった映像やインタビューを加え、前後編計100分の長尺をナレーションを排して描くことで、より“作家・庵野秀明”に迫るドキュメンタリー作品に仕上がっていた印象だ。本稿では、番組中に登場した庵野をはじめとした各人の発言を引用しながら、その内容を振り返っていきたい。
1995年に放送が開始されて以来、世代を超えて幅広い層から熱狂的な支持を集めてきた「エヴァンゲリオン」。テレビアニメ版の放送終了後には劇場版も公開され、さらにその10年後の2007年には「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズとして再始動。その完結編にして、四半世紀にわたる歴史の集大成とも言える『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、新型コロナウイルス感染拡大による公開延期を経て今年3月に公開。公開7週目で観客動員数523万人、興行収入80億円を突破し、ロボットアニメ史上初の興行収入100億円超えを射程圏内に収めている。
本ドキュメンタリーは2017年9月28日から始まる。前半では『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の制作初期段階における庵野を筆頭にしたスタッフ陣の試行錯誤とともに、庵野秀明という人物のありのままの姿が映しだされていく。食べ物の好き嫌いが激しい偏食家であり、酒が好きで電柱が好きな“日本随一のオタク”としての表情。「頭で考えても限界がある」と語り、アイデアを生みだすために作られたミニチュアセットの中を歩き回る姿はとてもユニークであり、時折庵野自身がまるで初号機のように見えてしまうほどのインパクトを放つ。
『シン・ゴジラ』(16)で庵野とタッグを組み、旧世紀版、新劇場版シリーズ共に参加している樋口真嗣は番組中でこのように語る。「食べるものだけじゃなく、作るものにも全部同じように好き嫌いがある。嫌いなものは絶対にいらないし、自分の作品にそれが混入されるのも嫌。ああじゃない、こうじゃないというなかで、こうじゃないものの屍が、本当はこうだったという形を浮かび上がらせる。そのためには破片で満たさなきゃいけない。作りたいものを作るために手段を選ばない」。
その言葉で示される通り、庵野は徹底的に自分自身が思い描く、もしくは描きたいビジョンを追求していく。そこに一貫しているのは“おもしろさ”へのこだわりと、“作品至上主義”と呼ぶべき真摯な姿勢にほかならない。モーションキャプチャーを使ってアニメーションの元となる映像を作りだしていく制作過程はもちろん、密着取材を行う取材班に対してもドキュメンタリーという“作品”としての見せ方をレクチャーする。庵野自身、「僕がやりたいことをやりたいわけじゃない。こうしたらこの作品がおもしろくなると思うから、僕はこうしたいというだけ」と語るように、その向き合い方こそが、これだけ愛される“作品”を生む最大の要因だろう。
「庵野って、万年青年。大人になり損ねた人」と語っていたのは、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーだ。「庵野は貪欲。単におもしろいものを作ろうとは思っていない。こういう時代、人はどうやって生きていったらいいんだろう。それが根底にある。だから作家なんです」という評価とともに幕を開ける後半では、庵野の故郷である山口県宇部市にある宇部新川駅のホームのベンチに座る庵野の姿とともに、庵野秀明というひとりの人間の60年間の歴史と、“エヴァ”の25年間の歴史がシンクロするようにして描かれていく。
幼少期の出来事や両親の話、大阪芸術大学時代に製作した『DAICON III Opening Animation』や『帰ってきたウルトラマン アットアロー1号発進命令』といった伝説の自主制作の映像から、原画スタッフとして参加した宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』(84)の巨神兵の爆発シーンも登場。
「宇宙人が来たと思いましたよ」と庵野との印象的な出会いを振り返る宮崎は「資料に核爆発ばかりを集めたビデオを持ってきてずっと見ていて、あいつ頭おかしい」と語る。そして「一緒に仕事をやらないことが大事。ケンカになるに決まっているのだから」と、庵野という人物の特異性を裏付けていく。
(以下リンク先で)


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