【声優】 サザエさん声優79歳の終活…始めていた夫との老人ホーム探し 2019/10/07 at MOEPLUS
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19/10/07 10:40:54.69 CAP_USER.net
記事投稿日:2019/10/07 06:00 最終更新日:2019/10/07 06:00
「先日、加藤みどりさんをお見かけしたんです。お見舞いではなく、“入所”を検討されていらっしゃるということでした」と語るのは介護関係者。

加藤みどり(79)といえば、国民的アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)の主役を担い続ける大ベテラン声優だ。その加藤が、東京都心にある介護付き有料老人ホームで目撃されたのだという。

「入居費用は1人なら5千万円、2人なら6千万円からと、かなり高額ですが、周囲の環境も良く、医療体制も整っています」(前出・介護関係者)

’69年10月5日に放映がスタートした『サザエさん』。

「50周年イヤーということで、9月には藤原紀香主演で舞台が上演されましたし、11月24日には天海祐希主演でスペシャルドラマ(フジテレビ系)も放映予定です。ただそのいっぽう、この8月にはマスオさん役を務めていた増岡弘さん(83)が降板したことも話題になりました。波平役だった永井一郎さんも5年前に82歳で急逝しています。磯野家・フグ田家の家族で、スタート当初から声優が変わっていないのは、加藤みどりさんと、タラちゃん役の貴家堂子さん(78)だけとなってしまいました」(テレビ局関係者)

79歳とは思えない張りのある声を保ち続けている加藤。彼女を知る音楽関係者は言う。

「若いころから長唄や小唄、義太夫などで、腹式呼吸を心がけて、しっかりと声帯を鍛えていたそうです。またいまでも毎週『サザエさん』を自宅のテレビでチェックしていて、“一人反省会”をしているとか。声のトーンとか、若々しさなどに注意して、常に改善点を探しているのです。50年も続けてこられたのは、そうした“自分に厳しい”姿勢と、ずっと見守ってくださったご主人のおかげなのでしょうね。ただ加藤さんはとてもお元気なのですが、ご主人は最近、体調を崩されているようです」

加藤みどりが夫・Mさん(83)と結婚したのは25歳、’65年11月だった。彼女は高校卒業の1年後にNHK俳優養成所に入所していた。Мさんとの出会いについて雑誌のインタビューでこう語っている。

《“マスオさん”そっくりの彼に出会ったのは昭和36年。場所はNHKの中でした。(中略)彼は、丸顔で、ポチャポチャとしてて、たよりなさそうで、ボーっとしてて……。その“マスオさん”に私は一目ぼれしてしまったんです》(『SAY』’88年5月号)

“リアル・マスオさん”のMさんは、東京大学文学部を卒業後、NHK国際局に勤務していたという、かなりのエリート。

「彼女がサザエさん役に選ばれたのは、結婚から4年後。第1回の放送後には、ある新聞が“加藤の声は、サザエさんのイメージに対する冒涜”と酷評したそうです」(前出・音楽関係者)

さすがの彼女も泣いてしまったというが、Mさんのお陰で深刻にならずにすんだようだ。

《(結婚していたので)別に仕事がなくても生活に困るわけではなかったんです。そういう意味でも本当に気楽に受けたのが“サザエさん”だったんです(笑)》(『日刊スポーツ』(’98年11月8日付)

MさんはNHKを退職後の’96年、妻のために個人事務所を設立し、その社長に就任した。

「’99年にカツオ役だった高橋和枝さん(享年70)が逝去しました。加藤さんは先輩の高橋さんを慕っており、このときばかりは『サザエさん』を降板することを考えたそうです。そのとき悩む彼女を励ましてくれたのが、ご主人だったのです」(前出・音楽関係者)

     ===== 後略 =====
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