【アニメ制作】中国が国産アニメを求めるいま、制作スタジオ「彩色鉛筆動漫」が日本に進出した理由 at MOEPLUS
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1:しじみ ★
18/11/17 00:11:11.34 CAP_USER.net
中国の大手アニメ制作スタジオ「彩色鉛筆動漫」が、このほど日本法人を設立した。スタジオを東京・町田につくり、アニメーターの正社員採用を進めるなど制作環境の整備に力を入れている。その目的は日本のアニメ制作技術を学ぶことや、人材を確保することだけではない。テンセント系列企業からも支援を受けている彩色鉛筆動漫が、日本における協業を通じて目指す「先」とは?
東京のアニメ制作スタジオといえば、杉並区や練馬区、中野区といった東京北西部に密集しているイメージがあるかもしれない。しかし、中国の大手アニメ製作スタジオ・彩色鉛筆動漫が日本進出の拠点として選んだのは、東京南西部の町田市だった。
町田は新宿から40分ほどの郊外に位置する。なぜ、彩色鉛筆動漫は町田を選んだのか。その理由を、重慶彩色鉛筆動漫設計の創業者兼代表であるケ志巍はこう話す。「アニメを描きたい人が、アニメに集中できる環境をつくることが会社の役割なんです」
■過酷なアニメーション産業への「答え」
ケの言葉の裏には、日本のアニメーターの多くが置かれる厳しい労働環境がある。
「日本でアニメ制作にかかわっている人のなかには、給料が時給換算で100円を切っている人もいます。特に見習いに近い状態で働いている新人に関しては、アニメ制作だけで生活できない人も多い。夜に制作の仕事を終え、そのあとバイトに出かける人にもこれまで多く出会ってきました」
そう語るのは、総合広告代理店・日宣の中山隆央。日宣は、彩色鉛筆動漫の日本法人「Colored Pencil Animation Japan」の立ち上げをサポートしている。
「『専門学校を卒業後も小さな制作会社にしか入れず、お給料が手取り8万円なんです』という人もいました。23区内にあるスタジオ周辺にはとても住めないため、家は八王子に借りているそうです。仕事のあと家にも帰れないときは、会社に泊まっていると。労働時間も原価も締め切りも変わらない。日本はこれでいいのかという疑問を強くもちました」
そこで、日本での進出先を探していた彩色鉛筆動漫が出した答えが、物価や家賃が23区内に比べて安い東京都町田市だった。日本でもスタッフは正社員とし、アニメ産業に入りたくても入れなかった人たちを後押ししたいと考えているという。
■「中国産アニメ」を求める中国の視聴者たち
ケが彩色鉛筆動漫を立ち上げたのは2014年。自身も日本アニメの大ファンだという彼は、日本アニメを観ながら独学でアニメづくりを学び、その作風や制作手法を取り入れながら独自の作品を生み出し続けてきた。そして中国のアニメ市場の拡大とともに、同社も成長してきた。
現在の社員数は約70人。これまでにアニメシリーズ6作品のほか、ゲーム用の動画などの制作も担当してきた。彩色鉛筆動漫には、テンセント(騰訊控股)傘下の電子書籍大手・閲文集団(China Literature Group)も出資しており、閲文集団の知的財産を基にしたアニメーションの制作も行っている。中国では大手のアニメスタジオと言っていい。
そんな彼らがいま日本に進出する理由を、ケは「日本から学び、ともに作品をつくるため」と話す。「中国のマーケットは急成長していますが、制作技術などで不足している点も多くあります。また、アニメ監督の経験がないことも弱みです。このあたりは長い時間を要する技術なので、日本企業から学んでいきたいと思っています」
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