【アニメ】発売中止の作品まで…… アニメの“円盤”は消滅するのか? [11/13] at MOEPLUS
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1:しじみ ★
18/11/13 15:02:10.29 CAP_USER.net
アニメのビデオソフト(DVD/Blu-ray)が今、売れていない。なかには予約枚数が100枚以下のタイトルも現れているという。
 アニメと言えば、日本のクールジャパンの代表選手、世界で人気、急成長のイメージが強い。実際に『ドラゴンボール』や『ワンピース』といった人気作のある東映アニメーションは、決算のたびに過去最高売上高・利益を更新する。絶好調だ。
■急激な販売減少、Blu-rayの発売中止も
 ところがアニメ業界でもビデオソフトに目を移すと厳しい話ばかりが聞こえてくる。かつてはテレビアニメ1タイトル1商品あたり1万枚以上の販売があればヒットと言われたが、それが8000枚、7000枚に下がり、いまはさらにそれより低い数字でも売れた方とされる。
 9月末、2018年7月から9月までTV放送されたアニメシリーズ「Phantom in the Twilight」のBlu-rayシリーズ発売中止が発表され、業界を驚かした。発売1カ月半前に突如の発表、予約金支払い後の中止は異例だ。公式サイトによれば、中止の理由は「諸種の事情」。本当の理由は、販売不振と臆測された。
 『Phantom in the Twilight』は、ロンドンを舞台に美形の人外キャラクターと共に活躍する少女の話だ。女性向けアイドルプロデュースのスマホアプリゲーム『あんさんぶるスターズ!』を日本で大ヒットさせた中国系企業のHappy Elementsの製作出資で作られた。しかし残念ながらこちらでは大きなムーブメントを生みだせなかった。
国内の製作委員会のタイトルであれば、ビデオソフトメーカーが責務として損失覚悟で発売することもあるだろう。しかし日本のアニメ業界としがらみがなければ、十分な利益がでないと分かったところで発売中止の決断もできる。
 そうした意味では、今回は製作の特殊な事情が、作品の不振を表面化させたともいえる。おそらく他社作品でも同様に採算が厳しいタイトルは少なくないはずだ。
 販売不振の大きな理由は、動画配信の普及である。15年にNetflixやAmazonプライムビデオといった外資系の巨人が鳴り物入りで日本に上陸した。国内配信サービスも対抗するためにラインアップを強化し、さらに定額見放題の普及で低価格化も一気に進んだ。
 レンタルを中心に、アニメ視聴の多くが配信に切り替わった。これがビデオソフトの需要を圧迫したというわけだ。
■深夜アニメを支えてきたビデオソフト
 「深夜アニメ」と呼ばれる子ども向け以外の日本アニメは、長らくビデオソフト業界では優等生だった。
 映像ソフト業界は全体が長期低落傾向にある。日本映像ソフト協会の調査によると04年の3753億円をピークに右肩下がり、2017年の販売金額は1876億円と半減している。
 そのなかで大人向けアニメは08年に一度落ち込んだものの、その後は13年までは安定して売れ続けた。映像だけでなく豪華なパッケージBOXやブックレット、絵コンテや特典映像、CDなど盛りだくさんの商品企画も理由の1つだ。堅調な販売から、コアファンに支えられたアニメのビデオソフトは他分野と異なり、コレクターグッズとして残っていくとの見方さえあった。
 状況が一転したのが14年だ。前年比13%減の644億円を記録、以降は15年、16年と3年連続で2桁減となる。下げ率はマーケット全体より大きく、わずか3年で3割以上の市場を失う。
 17年は508億円で16年の509億円とほぼ同じだが、マーケット全体の1割以上の大ヒットとなった『君の名は。』効果が大きい。テレビアニメについては依然厳しい状況だ。
 アニメにとってビデオソフトの販売減少は、他のジャンル以上に死活問題である。
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