【静岡】１３００年前の“疫病退散”伝説再び、熱海・白山神社で男衆ら新型コロナ早期終息を祈願 [2020/04/14]

【静岡】１３００年前の“疫病退散”伝説再び、熱海・白山神社で男衆ら新型コロナ早期終息を祈願 [2020/04/14] at FEMNEWSPLUS

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20/04/14 22:54:46 xdUDEC+1.net
新型コロナウイルス感染症の早期終息を祈願する男衆＝１２日、熱海市の白山神社
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　熱海市の伊豆山神社本殿裏の山中にある白山神社で１２日、同神社厄年奉賛会「伊豆山午未昭令会」の男衆が、新型コロナウイルス感染拡大の終息を祈願した。約１３００年前に疫病を退散したとの伝説がある神社で、男衆は一日も早く平穏な日常が戻るよう願った。

　厄年の男衆でつくる同会は１５日の同神社例大祭で、みこしを担いで長い石段を駆け降りる「みこし下り」を披露する予定だった。コロナの影響で祭りの規模は縮小し、みこし下りは中止になった。

　晴れ舞台を失った男衆は、社会に貢献したいとの思いで、白山神社への参拝を決めた。同神社は聖武天皇の時代の７２９年、疫病に苦しむ住民がお参りすると真夏にもかかわらず雪が降り、その雪をなめた住民の病が治った―との伝説がある。

　緑色の装束を着た男衆は、神社本殿前で厄よけのおはらいを受けた後、「疫病鎮静祈願」と書かれた旗を掲げながら険しい山道を登り、白山神社に到達。神社の氏子有志「梛（なぎ）の会」のメンバーと“現代の疫病”の退散を願った。奉賛会の小沢宏昭会長（４１）は「例大祭が縮小して一時気落ちしたが、今後もめげずに、地域のために頑張りたい」と語った。

静岡新聞 2020/4/14 09:06
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