「栃木県民以外見向きもしない」希少キノコの「チタケ」求め、栃木県民の遭難相次ぐ 死者も 福島県警が注意喚起
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17/11/01 11:12:42.38 9.net
2017.11.1 10:58
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地元住民の私有地に設置された入山禁止の立て看板=9月13日、福島県南会津町
URLリンク(www.sankei.com)
栃木県民がこよなく愛するキノコ「チタケ」が乱獲のため見つけにくくなり、隣の福島県の山中にまで足を延ばす愛好家が増えている。チタケ採りに行き、遭難事故に遭遇するケースもあり、福島県警は注意を呼び掛けている。
チタケはブナ科の森林に生え、茶色がかったオレンジ色の直径約5〜10センチの傘を持つ。切ると牛乳のような白い液体が出るため「チチタケ」とも呼ばれる。
煮込むと独特の香ばしさが出るため、だしを取ってそばやうどんのつゆにするのが一般的だ。
栃木県日光市の岡部恒男さん(87)は、幼い頃から毎週必ずチタケそばを食べる。
「県民以外は見向きもしないと言うが、食べたら絶対にとりこになる」と力説。昔は近くの山で採れたが、今では簡単には見つからなくなったという。
同県林業センターのきのこチームリーダー、石川洋一さん(55)は「最近はスーパーでもなかなか出回らず、県民にとって希少価値はマツタケ以上ではないか」と話す。
一方の福島県の関係者は対応に苦慮する。同県南会津町静川で地元住民の山を管理する男性(69)によると、
入山禁止の立て看板を設置しているが、チタケ目当てとみられる人の立ち入りが後を絶たない。
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