妻を亡くした新沼謙治 被災地へ、あふれたメロディー at DQNPLUS
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17/09/19 09:12:41.88 9.net
斎藤徹2017年9月19日05時05分
写真・図版
夏祭りで地元のコーラスグループや中学生と合唱する新沼謙治さん=2014年8月2日、岩手県大船渡市

■てんでんこ:音楽の力21
 歌手の新沼謙治(にいぬまけんじ)(61)は2011年3月11日、故郷の岩手県大船渡市が津波に襲われるのを、東京都内の病院のテレビで見た。がんで入院中の妻、博江(ひろえ)を看病していた。

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 博江と結婚式を挙げたホテル、地元民が歓迎する中を餅まきしながらパレードした大船渡駅前の商店街がのみこまれた。実家は被害を免れたが、親戚や同級生が犠牲になった。
 震災後、多くの芸能人が被災地に入り、避難所を訪れていた。「謙治さんは見舞いに来ないのか」。地元の知人は、姿を見せない新沼をいぶかった。
妻の入院を誰にも明かしていなかった。自分たちのことで、傷ついた人たちに追い打ちをかけたくなかった。
URLリンク(www.asahi.com)


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