【研究】若いラットの幹細胞を高齢ラットの心臓に直接注入、若返り効果確認 at DQNPLUS
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1:ちくわ部φ ★
17/08/16 16:49:02.36 9.net
若いラットから採取した心臓幹細胞を高齢のラットの心臓に直接注入したところ、高齢のラットに若返りの兆候が見られたという研究結果が14日、欧州の学会誌に発表された。
若いラットの幹細胞を注入された高齢ラットは、心機能が改善しただけでなく、手術のために剃った体毛が予想以上に早く伸び、普通は加齢に伴って短縮する染色体テロメアが長くなる現象が見られた。
さらに、体力が全般的に向上して、注入前よりも運動量が増えたという。
米シダーズ・サイナイ心臓研究所のエドゥアルド・マーバン所長はこの結果について「全身の若返り効果」が確認されたと説明、「予想外の若さの泉のようなもの」と形容している。
研究チームは心臓由来の前駆細胞について研究を進める中で、心不全患者の50%以上を占める「駆出率が保たれた心不全」の患者に対し、前駆細胞が心臓の回復を促進させる効果があることを発見した。前駆細胞は幹細胞から発生する細胞で、幹細胞と同じように複数種類の細胞に分化できる特性を持っているが、幹細胞に比べると分化能力は限られる。
駆出率が保たれた心不全は、加齢と症状が似ていることから、研究チームは高齢の人間と同じような心臓の問題を抱える高齢ラットで実験を行うことにした。
実験では生まれたばかりのラットの心臓から採取した前駆細胞を、生後22カ月の老齢ラットに注入。別のグループの老齢ラットにはプラセボ(偽薬)の食塩水を注入して、それぞれのグループのラットを生後4カ月の若いラットと比べ、1カ月後に再び比較を行った。
その結果、前駆細胞を注入した老齢ラットは心臓だけでなく、全身に目に見えて若返りの効果が見られたという。
前駆細胞を注入したグループは、注入前に比べて約20%も運動能力が高まり、体毛はプラセボのグループに比べてはるかに早く再生。心機能は改善され、染色体テロメアは長くなった。
こうした効果が表れる理由について研究チームでは、リボ核酸(RNA)のような核酸を豊富に含んだエキソソームが前駆細胞から分泌され、損傷に対する組織の反応パターンや、組織内での遺伝子の発現パターンを変化させるという仮説を立てている。
マーバン所長によれば、エキソソームが心臓に作用して心機能を改善させ、運動能力の向上や体毛の再生といった長期的な効果をもたらしているという。
今後は心臓幹細胞を心臓に直接注入するのではなく、静脈内に投与する方法で同じ効果が得られるかどうか調べる研究に着手する。
今回の研究には直接携わっていない米ミシガン大学の研究者トッド・ヘロン氏は、この研究を評価しながらも、人間に応用するためにはもっと大型の動物を使った長期的な研究が必要だと指摘している。
URLリンク(www.cnn.co.jp)
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若いラットから採取した心臓の幹細胞を高齢のラットの心臓に注入したところ、若返りの効果が確認されたという


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