大阪の都市計画について語るスレ Part233 at DEVELOP
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198:名無しさん@お腹いっぱい。
21/01/01 10:05:04.11 Up7nKmsA.net
>>193
もう一つ、阪神淡路の経験で私が逆に困ったなと思ったことは、行政の厳しさだった。
経済特区は認めない、一口二制度は許されない、法体系の整合性を外してはならない。
「阪神淡路は大変な被災だが、国の支援は復旧までに限る」というのだ。
 「震災前よりもよいものをつくろうとするのであれば、国の経費は使ってはならない。
地元のお金でやりなさい」という指示を受けたのだ。
これは、後藤田ドクトリンと言われるが、警察出身の有力政治家である後藤田正晴氏の考えだ。
彼の考えは、神戸の地は全国の中でも比較的豊かな地であり、そこが被災したからと言って止めどなく復興費をつぎ込むと、神戸は益々豊かになり、他の地域との格差がひどくなる。
これは、国内的公平性に劣るため、国の経費は復旧までとし、よりよいものは自分でやりなさいという枠付けをしたのだ。
現地にいる者にとってこれは非常にはつらいものだった。
例えば神戸港は、80年代、コンテナ輸送で世界の海運をリードしていたが、大型コンテナ船が出てくると、釜山や高雄には深さ15メートルの大型コンテナ船が入るようになり、12メートルの神戸港は、国際競争に負け始めた。
そのとき神戸地震が起こり、再建するにあたって、国際競争に参戦できるようにと、深さ12メートルではなく、15メートルの大型コンテナ船が入るものに変えたいと要望したところ、「駄目だ。それなら地元のお金でやりなさい。」と後藤田ドクトリンが立ちはだかったのだ。
地元にお金があるわけがない。
結局、大急ぎで元の深さ12メートルの港に戻し、神戸港は引き続き衰退した。
それは日本の国際競争の敗退でもあったのだ。
URLリンク(redcross.repo.nii.ac.jp)


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