【航空】GW自粛中に「沖縄行きのファーストクラスは満席も」驚きのワケ [田杉山脈★]
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1:田杉山脈 ★
20/05/01 16:15:22 CAP_USER.net
「不要不急の外出は自粛しようとこれだけ言われている中で、ANAとJALの羽田那覇線のプレミアムクラス・ファーストクラスは満席便も出ている」
ある旅行業関係者からのこんな情報提供をもとに取材を進めたところ、マイルポイントを目的に搭乗を繰り返す「修行僧」と呼ばれる人々の存在、そしてこの「不要不急の沖縄行き」の背景に、両社が3月後半から開始したマイルポイント2倍キャンペーンがあることがわかった。
「解脱」をめざして
大型連休も直前に迫った4月中旬、東京羽田空港。沖縄の那覇国際空港から到着したばかりの機内で、こんなアナウンスが流れた。
「沖縄那覇にお乗り継ぎの〇〇様、お乗り継ぎのお時間がわずかになっております。お近くの地上係員までお申し出ください」
いま東京に着いたばかりの乗客が、すぐさま那覇へ引き返すべく、急いで搭乗口へ向かう―。
何もせずすぐに出発地へ引き返すなど、一般の乗客からすれば何かとんでもない忘れ物でもしたのかと思ってしまう。しかし、これは「修行僧」にとっては日常の光景なのだと、情報提供者の旅行業関係者は言う。
「飛行機好きには『マイル修行僧』と呼ばれる属性の人たちがいます。航空会社のマイルと上級会員資格の獲得を目当てに、特に用事がなくとも飛行機に乗りまくる人たちのことです。
なぜ『修行』なのかというと、航空券の購入にかなりの費用がかかるのはもちろん、同じ区間を同日に繰り返し往復するなど、身体的にもハードだからです。なお、目標を達成し晴れて上級会員になることは『解脱』と言われています」
こんなにカンタンなのは日本だけ
彼らはどうしてそんな辛い思いをしてまで、ポイントを貯めるのか。それは一度上級会員になると、一定の条件を満たしていればその資格を生涯キープできるからだ。
「JALなら『JALグローバルクラブ(JGC)』、ANAなら『スーパーフライヤーズクラブ(SFC)』という、一定以上のポイントを貯めた利用者だけに入会が認められる上級会員組織があります。これらの上級会員は、航空会社所定のクレジットカードの会員でさえあり続ければ、搭乗時にビジネスクラスラウンジや専用の優先チェックインカウンターを利用できたり、手荷物優待などの優遇を一生涯受けられる仕組みになっているんです。
極端な話、一度資格を取得すると、あとは全く飛行機に乗らなくとも大丈夫。また、クレジットカードの家族カードを作れば、家族もこの特典を享受できる。なので、30〜50万円程度のコストを一時的に持ち出してでもこの入会資格をゲットするべく、必要以上に飛行機に乗る人が続出しているわけです。
これほど簡単に終身上級会員資格が取得できる航空会社は、世界的には極めて稀です。通常は50〜200万マイル程度の搭乗が必須になっていますし、英国のブリティッシュ・エアウェイズにいたっては、達成のためにはロンドンとニューヨークをファーストクラスで83往復、ビジネスクラスでも125往復する必要があります。代金に換算すると5000万円はかかる。
要するに、海外では富裕層やエリート社用族のために用意されているステータスであって、日本のように30〜50万円で誰でも会員権が取得でき、その家族まで利用できる、というのは異例です。背伸びすれば手の届くこのステータスを獲得したいと、ひそかに『修行』しているサラリーマンや主婦も意外と多いのです」
かつて「修行僧」は飛行機マニアが中心だったが、ブログやSNSの普及でノウハウが公開されるようになり、一気に裾野が広がったという。
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
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