【CPU】AMDがサーバー向けCPU市場でもIntelを駆逐しつつある at BIZPLUS
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1:田杉山脈 ★
20/03/03 23:24:21 CAP_USER.net
2017年には一般のPC向けCPU販売シェアでIntelを抜いたAMDが、サーバー向けCPUの分野でも着々とシェアを伸ばし、Intelを猛追している指摘されています。

IT系メディアのThe Registerは2020年3月2日付で「市場調査会社CONTEXTの最新の報告によると、2019年第4四半期の西ヨーロッパ市場におけるサーバーCPU販売数は7万5766台で、前年同期の8万9191台に比べて15%も減少しました」と報じました。これにより、Intelのこの分野におけるシェア率は98.4%から79.8%に減少したとのことです。

一方でIntelとは対照的に売上を大きく伸ばしたのがAMDです。AMDの2019年第4四半期のサーバーCPU販売数は前年同期の1405台から1万9123台に急伸し、シェア率は1.6%から20.2%へと拡大しました。CONTEXTのアナリストであるGurvan Meyer氏は「AMDのデータは、2019年の大規模な取引により大きめな数字となっていますが、2019年の間にAMDのシェアが増加したのは間違いありません」とコメントしています。

Meyer氏によると、AMDがシェアを伸ばした要因は大きく分けて2つ。1つは「Intelのプロセッサ供給不足」で、もう1つが「高性能なAMDの『Rome』の登場」です。

AMDが2019年にサーバー向けCPUとしてリリースした「EPYC Rome」は、専門家から「歴史的」と絶賛されるほどの性能を誇っており、GoogleやCloudflareといった大手IT企業が次々と自社インフラのCPUを「EPYC Rome」に乗り換えることを明らかにしました。

AMDの代表取締役兼CEOのリサ・スー氏は「『EPYC Rome』の需要増とアプリケーションサービスプロバイダの増加により、前四半期における世界のサーバー市場の収益は2桁の成長を遂げました」と述べました。こうしたAMDの新プロセッサの人気は、一部関係者の間では「EPYC効果」と呼ばれているとのことです。

対するIntelは、大規模なデータセンターを保有する「ハイパースケーラー」と呼ばれる企業や、ブランドサーバーメーカー、OEM市場の猛烈な需要増への対応に追われて10nmプロセス生産体制への移行に難航したことなどが災いし、サーバー向けCPUの分野では苦戦を強いられています。

また、Intelは利益率が高いXeonシリーズの供給を優先する方向へかじ取りをしているため、OEM関連会社や大手サーバーブランドメーカーからは不満の声が挙がっているとThe Registerは指摘しています。

ハードウェア関連情報を専門とするニュースサイトTom's Hardwareは、「AMDのサーバー市場の収益が2桁の成長を遂げているだけでなく、Intelのデータセンター収益も2桁の増加を見せていることを考慮すると、市場の拡大が両者に利益をもたらしている可能性があります」と述べて、旺盛な需要を背景とした両社のシェア争いが今後も続くだろうとの見通しを示しました。
URLリンク(gigazine.net)


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