【ゲーム】「18歳未満は深夜のオンラインゲームを禁止、プレイは1日90分のみ」という規制が中国で設けられる at BIZPLUS
[2ch|▼Menu]
1:田杉山脈 ★
19/11/08 12:05:25.00 CAP_USER.net
中国政府が、「若者のゲーム中毒を抑制する」という目的で、18歳未満のオンラインゲームプレイに厳しい制限をかけることを2019年11月5日(火)に発表しました。18歳未満のプレイヤーはプレイ時間の長さやタイミングなどが制限され、本名と公民身分番号で管理されるとのことです。
数億人のユーザーを抱える中国のオンラインゲーム業界は、年間収益が330億ドル(約3兆6000億円)を超えるほどにまで成長しました。一方で、「18歳未満の間で視力が急激に落ち、学業成績も低下しているのはオンラインゲームのせいだ」という批判的な論調も強くなっています。そこで、中華人民共和国新聞出版総署が、中国の国営通信社である新華社を通じて発表した規制が以下の6つ。
◆1:オンラインゲームへの実名登録をより厳しくする
中国で記事作成時点で行われているオンラインゲームへの実名登録方法には、携帯電話番号とメッセンジャーアプリであるWeChatのIDが必要となります。しかし、実際はほとんどの未成年者が親の携帯電話番号とIDを使ってログインしていて、実名登録システムが機能していないことが指摘されていました。そこで、中国政府は国民一人一人に割り当てられている公民身分番号とよばれる識別番号を使って実名登録を行うようにするとのこと。
◆2:18歳未満によるオンラインゲームのプレイ時間を制限
新しい規定では、「中国国内では18歳未満のプレイヤーに対し、22時から翌日の朝8時までオンラインゲームのサービスを提供してはならない」と定められます。また、平日に18歳未満の若者がオンラインゲームをプレイできる時間は90分までで、休日の場合は1日3時間までとのこと。この時間設定は「学生の本業である勉強とその休息時間を考えた合理的な配分」とのことで、オンラインゲームを提供する企業だけではなく、保護者にも子どもに時間規制を守らせる保護義務が発生します。
◆3:18歳未満のオンラインゲームへの課金を制限
オンラインゲームを提供する企業は、8歳未満のプレイヤーへの有料サービスの提供を規制することが義務づけられます。また、8歳以上16歳未満のプレイヤーは1回の課金額が50元(約780円)を超えてはならず、1カ月の課金額には200元(約3150円)の上限が設けられます。また、16歳以上18歳未満のプレイヤーは1回の課金額が100元(約1570円)まで、1カ月の課金額には400元(約6300円)までと定められるとのこと。
◆4:ゲーム業界の監察を強化
ポルノ、流血、暴力、ギャンブルなど、未成年に有害だと当局が判断したコンテンツについては、すぐさまパブリッシャーに対して制限時間内に修正を行うよう命令が下されます。もしこの修正に応じなかったり、制限時間に間に合わなかったりした場合は、関連するライセンスが取り消される可能性もあると当局は述べています。
◆5:年齢によるレーティングを強化
記事作成時点では中国にはレーティング組織が存在しません。TencentやNetEaseなど中国の大手ゲーム企業10社は2019年7月に、年齢によるレーティングの草案を作成しています。
政府当局は、コンテンツの監察を強化すると同時に、ゲームコンテンツに応じてゲームをプレイできる年齢を分けるレーティングをしっかりと行うことを発表しました。
◆6:両親や学校などによる未成年への社会的サポート
両親や学校、その他社会的勢力は、未成年が正しいオンラインゲーム消費の概念と行動習慣を学ぶのを支援するように定められています。具体的にどういう制度が設けられるかは明らかになっていませんが、「保護者の監督とサポートがあれば、必然的にオンラインゲームへの規制システムの実装は大幅に削減されるだろう」と当局は述べています。
なお、中国がオンラインゲームの規制に乗り出すのは今回が初めての例ではなく、2007年にも「18歳未満が1日3時間以上プレイしないように規制するシステム」の実装を企業に命じたことがありました。
URLリンク(gigazine.net)


レスを読む
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

521日前に更新/33 KB
担当:undef