【IT】Firefox、旧式アドオン廃止のロードマップが明らかに at BIZPLUS
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1:田杉山脈 ★
18/08/26 17:47:27.02 CAP_USER.net
米Mozillaは、旧式のアドオンが動作する「Firefox」のサポートを9月初めで終了することを発表し、旧式の拡張機能の打ち切りに向けたロードマップを明らかにした。
Mozillaのアドオンコミュニティマネージャー、Caitlin Neiman氏は、2018年8月21日付けの公式ブログ記事で次のように表明した。「旧式のアドオンが動作する最後のバージョンであるFirefox ESR 52は、2018年9月5日でサポートを終了する」
 Firefox ESR(Extended Support Release:延長サポート版)とは、機能更新の頻度が低いブラウザーを求めている法人ユーザーなどに向けて提供されているFirefoxだ。通常版のFirefoxが約6週ごとに機能更新を行っているのに対し、ESRの機能更新は年1回程度しかない。今回サポート終了が発表されたFirefox ESR 52は、2017年3月にリリースされた。今年5月には、後継のFirefox ESR 60が登場している。Mozillaは、ESR 60のリリース後も、52と60の両バージョンに対して、セキュリティ更新の定期マイナーアップデートを提供し、ユーザーが52から60に移行するための時間的猶予を与えていた。
 Firefox ESR 52は旧式のアドオンに対応しているFirefoxの最後のバージョンであることから、Mozillaは、旧式のアドオンを拡張機能の配布ページから一掃する動きもすぐに始める予定だ。ブログ記事には、「addons.mozilla.org(AMO)で旧式のバージョンのアドオンを無効化するプロセスを9月に開始する」と説明がある。9月6日以降は旧式のアドオンの新規受け付けを行わず、10月初めには、旧式のすべてのバージョンのアドオンを無効化する。「それ以降は、該当する拡張機能をAMOでユーザーが見つけることはできなくなる」として、開発者に注意を促している。
この段階に至るまで、Mozillaはかなりの時間を費やしてきた。
 MozillaがFirefoxのアドオンのエコシステムを大幅に刷新する方針を打ち出したのは、今から3年前の2015年8月だった。開発者が米Googleの「Chrome」の拡張機能をFirefox向けに移植しやすくなるよう、新たにWebExtensions APIを導入するという計画だった。そして、2017年の終盤には、旧式のアドオンが使えないようにする段階に踏み出した。同年11月14日にリリースとなった、Firefox 57「Quantum」の登場だ。
 アドオン開発者がWebExtensions APIを使ってアドオンを書き換えると、旧式の(つまり動作しなくなった)アドオンが入ったままのFirefoxも、新しい形式のアドオンに自動的に更新される。これまでFirefox ESR 52を使ってきたユーザーも、同様の対応となる。ブログ記事によると、「新バージョンのアドオンがAMOに提出されると、旧式のアドオンをインストールしていたユーザーが自動的にアップデートを受け取る」とのことだ。
 米調査会社Net Applicationsのデータによると、Firefoxのユーザーシェアは下落が続いている。例えば、7月現在の世界全体でのシェアは約9.7%だ。この傾向が続いた場合、今後さらなる凋落の可能性もある。Computerworldが7月に出した予測では、過去12カ月間の平均ペースのままでFirefoxのシェアが下がり続けた場合、今年11月には9%を割り込み、来年3月には8%を下回る。
URLリンク(tech.nikkeibp.co.jp)


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