【国際】現金が消えたスウェーデンの今 at BIZPLUS
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1:ノチラ ★
17/12/09 11:37:00.85 CAP_USER.net
世界の中央銀行がデジタル通貨の研究に動き出している。その先頭を走るのがスウェーデンだ。早ければ2018年中にデジタル通貨「eクローナ」発行の結論を下す予定で、実現すれば世界初。首都ストックホルムの街中を歩くと、既に現金決済が消えつつあり、お金の常識が変わろうとしていた。
 「すみません、現金は使えません」。旧市街のガムラスタンから電車で南へ20分。11月中旬、繁華街のパン屋に入ると、クロワッサンを購入しようとしていた外国人旅行者に女性店員のイザベラさん(21)が頭を下げていた。
急速に進んだキャッシュレス化
スウェーデンでは、2000年代に入って急速にキャッシュレス化が進行。現在、現金支払いは全決済のわずか2%にすぎない。スウェーデンの中央銀行、リクスバンクによると、財布の中に現金を入れていない人も15%に上る。2年前にクローナ紙幣のデザインを一新したが、イザベラさんは「もう1年半以上、現金を使っていないので、紙幣のデザインは覚えていない」と話した。
クレジット、デビットカードすら時代遅れのようだ。多くの国民が決済に使うのが「SWISH(スウィッシュ)」と呼ばれるスマートフォンのアプリ。02年にスウェーデンの大手6銀行が共同で立ち上げたシステムで、その利用率は国民の半数以上、若年層(19〜23歳)に限れば95%に達する。
 スウィッシュは携帯番号と銀行口座がひも付けされており、小売店での支払いだけでなく、個人間のお金のやりとりも一瞬でできる。スウェーデンは1940年代に国民番号制度を導入したマイナンバー先進国でもあり、大手銀行の幹部は「フィンテックを使ってあらゆる行政サービスと金融サービスを一本化するワンストップサービスを実現したい」と語る。
URLリンク(mainichi.jp)


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