コアなファンも離れ…「かっぱ寿司」再生に苦戦 外食大手が買収したナゼ at BIZPLUS
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1:のおいちゃん ★
17/04/25 06:44:45.38 CAP_USER.net
《かっぱ寿司の経営不振が続けば、コロワイドの屋台骨が揺るぎかねない状況だ。なぜコロワイドは「買収するメリットよりはリスクの方が大きい」(関係者)かっぱ寿司を買ってしまったのだろうか。
 コロワイドがかっぱ寿司を買収してからまだ2年3カ月程度だが、蔵人会長はその間にカッパ・クリエイトの社長を3回も交代させている。それだけかっぱ寿司の再生に苦戦しているわけだが、これは異常事態である。
このままかっぱ寿司の経営不振が続けば、コロワイドの屋台骨が揺るぎかねない状況だ。コロワイドはかっぱ寿司の再生で読み間違いか、大誤算を冒したようだ。
 ■M&A戦略による事業再生がコロワイドの成功モデル
 コロワイドはもともと甘味処(甘い味の菓子を出す飲食店)だった。蔵人会長が77年に居酒屋業界に進出し、手作り居酒屋「甘太郎」を開業。80年代からチェーン展開を本格化させた。
もうけを新店舗に再投資、また出店する地域にセントラルキッチンを設置し、
食材調達から食材加工、商品開発などを川上から川下まで一貫して行うマーチャンダイジング(MD)を志向した。
 現在、コロワイド傘下の主要事業会社はコロワイドMD、アトム、レインズインターナショナル、カッパ・クリエイトの4社である。ちなみに直営店舗数は1517店舗、FC店舗を含めた総店舗数は2740店舗を数える。
売上高は2350億円(2017年3月期通期連結業績予想)で、外食企業の売上高ランキングでゼンショーホールディングス、すかいらーくに次ぎ、第3位に位置する。
コロワイドでは「実力主義」「信賞必罰」「被買収社員との差別なし」といった経営方針で経営の求心力は保った。蔵人会長は実績を上げれば被買収会社の社員でも出世させた。そのため30〜40代で事業本部長や社長に就くケースもあって、人事は活性化していた。
蔵人会長は「同じ釜の飯を食う仲間」としての意識を植え付けて、「全社員の一体化」を図ったことが企業再生の成功につながってきた。
 「かっぱ寿司はコロワイドへの身売りが3回目。『安かろう、まずかろう』という悪いイメージが定着していて、買収するメリットよりリスクの方がはるかに大きい案件でした」(関係者)
 それほどひどい案件だったのに、コロワイドはレインズインターナショナルの「牛角」チェーンとのバランスで、回転寿司チェーンのかっぱ寿司を欲しがった。蔵人会長は「コロワイドの総合力を活用すれば、かっぱ寿司は1〜2年で立て直しできる」と踏んでいた。
これまでM&A戦略を10数回成功させてきたという自信が、「おごり」と「過信」を生んでいたようだ。コロワイドは14年10月、銀行から借り入れた300億円を投じ、社運をかけてかっぱ寿司を買収したのだ。
 コロワイドはここに来てかっぱ寿司という“お荷物企業”を抱えて苦戦が続く可能性が出てきた。ただし、17年2月のかっぱ寿司全店の売上高は、前年対比で100%を少し超えた。
これが続くかどうか−−。今期(18年3月期)も赤字を出すようだと、かっぱ寿司の4度目の売却が現実化するだろう。コロワイドにとって正念場である。
2017.04.24
URLリンク(www.zakzak.co.jp)


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