【冷たいニッポン】「子供の貧困率」がOECD加盟国で10番目で一人親世帯ではトップの国日本・・・相対的貧困に対する無理解や偏見も強く★4 at NEWSPLUS
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1:ミントソーダ ★
16/12/15 05:49:49.11 CAP_USER9.net
日本の「子供の貧困率」はOECD加盟国で10番目に高い
日本の子供(0〜17歳)の6人に1人が貧困状況にあると聞いても「こんな豊かな世の中で?!」とにわかに信じられないかもしれない。
日本財団ソーシャルイノベーション推進チームの花岡隼人氏が『週刊エコノミスト』(12月13日号)で、日本の「子供の貧困率」16.3%は「OECD(経済協力開発機構)加盟国では、
34カ国中10番目に高い数値だ。一人親世帯に限ると50.8%となっており、加盟国の中で最も高くなっている」と報告する。
 ここでいう子供の貧困とは、衣食住すら満足でない絶対的貧困ではなく、世帯可処分所得が中央値の半分以下の「相対的貧困」だ。
現在の日本でいうと、3人世帯の場合は約207万円未満。親1人、子供2人の家族が毎月約17万円で暮らすイメージで「経済的困窮から、
普段の生活や人生の選択に大きな制約がかかる」と花岡氏は指摘している。具体的には「ゲームやおもちゃを買うことができず、友達の話題についていけない。
スポーツ用具が買えず、部活動を諦めざるを得ない。塾に行けず、他の子供と学力の差が開いてしまう。学費を工面できず、大学で学ぶことができない」などが起きているという。
 貧困が学力に与える影響ははっきりしている。同誌に掲載されているグラフ(お茶の水女子大学「全国学力・学習状況調査」)の中学3年生の数学Bの成績を見ると、
年収300万円の世帯と1000万円の世帯では、平均点で2倍近くも違う。この学力、学歴の差は「賃金の差となって表れる。つまり、貧困家庭で育った子供は、
将来、貧困になる可能性が高い」(花岡氏)。親世代の貧困が子供世代の貧困を生む「貧困の連鎖」がこの日本でいま広がっているのだ。
 今年8月、NHK「ニュース7」にそんな女子高校生が実名で登場した。自宅にエアコンはなく保冷剤で首筋を冷やす、
学校のパソコンを使った授業に置いていかれないために母親が1000円で買ってくれたキーボードだけでブラインドタッチを練習、
アニメの専門学校に進学したいが50万円の入学金を用意しなければならずあきらめた、と報じられた。
 ある高校の校長先生からこんな話を聞いたことがある。「学校の成績や進学は本人の努力次第という人がいますが、経済的に余裕のある家庭の生徒は小さいときから塾に通ったり、
家庭教師が付いていたりするのですが、余裕のない家庭の生徒はそれができません。そもそものスタートラインが違ってきてしまっているのです。
子供も家が苦しいことはわかっていますから、進学をあきらめてしまいます」
 相対的貧困に対する無理解や偏見も強い。「スマートフォンを持っている」「外食している」「アイドルのコンサートに行った」とあげつらって「あれで貧困といえるのか」というのだ。
しかし、いま高校生にとってスマホは友達とのコミュニケーションツールとして必需品で、ファミリーレストランでのおしゃべりも人間関係をつくっていく上で大切な時間だろう。
そんなときにも、いまの暮らしと将来に大きな不安を抱える子供が6人に1人もいる現状に、政府も世間も関心が高いようには見えない。
 クールジャパンとニッポンをかっこいいと自賛する風潮が強いが、本当は冷たいニッポンという意味なのではないだろうか。
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