【政治】若者と考える参院選 不安・怒りが活動の力 [朝日新聞] at NEWSPLUS
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1:餡子先生 ★
16/06/21 22:48:09.50 CAP_USER9.net
 22日の参院選公示を前に、安全保障関連法に反対する「SEALDs(シールズ) KANSAI」や「安保関連法に反対するママの会@大阪」などの市民団体が、府内で投票を呼びかける活動を続けている。
参加者の中にはこれまで政治に関心が薄かった人もいる。彼らはなぜ動いたのか。両団体の若者に話を聞いた。
 ■子どものため、できることを
 
 「安保関連法に反対するママの会@大阪」なつきさん(29)
 12日、JR京橋駅近くの広場であった安保法反対を訴えるイベントで、「ママの会@大阪」のなつきさん(29)がマイクを握った。「子どもの未来を諦めたくない。国民一人ひとりが勇気を出して立ち上がることが大切だ」。昨年まで、こんな政治的な話を言える勇気はなかった。
 京都出身で結婚を機に3年前に府内に来た。投票は欠かさなかったが、基準は「社会的弱者に寄り添う人にしよう」という程度。詳しい政策は知らなかった。
 長男を妊娠中だった昨年7月、安保法案の議論が国会で熱を帯びた。「おなかの中の子も戦場に行かされる」と不安に襲われた。母親になり、自分の子はもちろん、他人の子も守りたいと強く思うようになった。
 そんな時、京都の母親が「ママの会」としてデモなどで安保法案に反対する活動を始めたと知った。「この動きをもっと全国に広げたい」。フェイスブックで「ママの会@大阪」のページを立ち上げた。
 今は育児の合間を縫いながら、安保法に反対する集会やビラ配りをする。長男の夜泣きもあって、睡眠は毎日4、5時間。友人から「デモに参加する母親は嫌だ」と言われ、ビラ配りでは「まずは目の前の自分の子どもを幸せにしてやれ」とも言われた。
 それでも続けるのは「母親の意見をもっと訴えたい」と思うからだ。原発や待機児童問題など、母親が考えるべきテーマは多いのに、「政治について話すのがタブーになっている」。自分自身も1年前まではそうで、他人にどう思われるか不安だったが、次第に「子どものために自分ができることをやろう」と思えるようになったという。
 活動を通じて、本音で議論し合える「仲間」は増えた。同じように子どもの将来を考え、政治に不安を抱える人たちがいた。「悩んでいたのは私ひとりではなかった」と楽になった。
 「『誰かが政治を良くしてくれる』ではダメ。1人では行動を起こしにくくても、ママたちで集まって声を上げていきたい」
 ■重い一票、放棄しないで 
 
 「SEALDs KANSAI」邊玲奈さん(21)
 関西の学生らで構成する「SEALDs KANSAI」。メンバーで龍谷大4年の邊玲奈(ピョンリョンナ)さん(21)=東大阪市=は在日韓国人。政治に関心を持ったのは、大阪朝鮮高級学校を卒業した2013年春。梅田駅近くでヘイトスピーチを初めて見たからだ。
「ゴキブリ」などと在日を批判する姿に、「なぜこんなにも自分が否定されなければいけないのか」と腹が立った。
 龍谷大に入学後、SNSなどで同じ気持ちを持った友人らと知り合い、ヘイトスピーチについて勉強する会を毎週開いた。今年からは「SEALDs KANSAI」に参加する。
 邊さんの活動を知る人から「そんなことしても何も変わらない」と批判されることもある。でも、それは「シールズ」という言葉が広く浸透したからであって、多くの人が政治を考えるきっかけにはなった、と手応えを感じている。
 邊さん自身は投票権がない。「本当はのどから手が出るほど投票に行きたい」。若者の投票が伸びないことがもどかしい。「投票をしたくてもできない人がいる。重い一票を放棄しないで」と訴える。
URLリンク(www.asahi.com)


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