【LRS】シンジとレイ ..
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580:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/18 14:09:49
投下途切れてるから駄作だけど投下


結婚以来、彼女は少し体重が増えた。腰のラインが、大人の女性らしい
曲線美を備え、胸も少し大きくなった。もともとが痩せ気味だったし
とてもいいと思う。実際、独身時代の彼女の食生活ときたら、粗食で
少食で偏食で、そりゃひどいもんだった。だから結婚以来僕は、彼女の
食生活を矯正すべく奮闘した。偏食はいまだに直らず肉が苦手だけど
乳製品や卵を中心にしたメニューを工夫した甲斐があって、かつての
少食から、どうやら人並みの量を食べられるようになった。しかし…
「…あの、碇君」
「何、綾波?」
「…このスパゲティー、バターやクリームが多すぎると思う」
「そう?そんなに使ってないけどな。綾波って、乳製品は苦手だった?」
「…苦手じゃないけど…」
「いままでは美味しいって言ってくれてたでしょ?どうしたの急に」
「……だってわたし、あの…太ったから」
目を伏せて、やっとの思いで言う彼女。
「違うよ綾波。太ったんじゃなくて、痩せすぎから普通になったんだよ」
「…でも…」
「ダメだよ。僕が結婚以来、料理を工夫してきたのは綾波を太らせるため
だったんだから」
「…ひどい、碇君」
「ひどくないよ。だいたい、昔の綾波の食生活がひど過ぎたんだ。あの
頃の綾波は、痩せてて色白過ぎて、見るからに不健康そうだった。最近
ようやく顔色も良くなったし、ふっくらして健康そうになった。綾波の
場合、美容より、まず健康を考えなきゃ」
「…そう、かな」
「それに、胸も大きくなったしね」
「…バカ」
彼女は僕をぶつ真似をする。以前は、そうしたボディランゲージ
なんか無縁だったのに。


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