【涼宮ハルヒの憂鬱】　　　キョン　　　Part27

【涼宮ハルヒの憂鬱】 ..

454:名無しさん＠お腹いっぱい。
10/01/24 09:57:19 O4USJtGj0
>>445と原作未読の方々に捧ぐ

原作本文の転載です。
これから原作を読もうとしていてネタバレが嫌な方はスルーして下さい。

○朝倉が転校したことになってハルヒとキョンが朝倉のマンションに向かう道すがら。

　憂鬱P218～219より転載
　そろそろ長門の住んでいるマンションだなと思っていたら、
　ハルヒは本当にその方向を目指しついに見覚えのある新築の分譲マンションの前で止まった。
　「ここの５０５号室に住んでいたみたい」
　「なるほどね」
　「何がなるほどよ」

○朝倉の住んでいたマンションから出た所。

　憂鬱P223より転載
　玄関から数歩歩いたところで、コンビニ袋と学生鞄を提げた長門に出くわした。
　いつもは下校時間まで部室に残っているのが通例なのにこの時間にここにいるということは、
　あれから間もなくこいつも学校を出たのだろう。
　「あら、ひょっとしてあんたもこのマンションなの？奇遇ねえ」
　白皙の表情で長門はうなずいた。どう考えても奇遇じゃないだろ。
　「だったら朝倉のこと、何か聞いてない？」
　否定の仕草。
　「そう。もし朝倉のことで何か解ったら教えてよね。いい？」
　肯定の動作。

○消失長門に誘われてマンションに向かった際

　消失P88より転載
　延々歩き続けてようやく長門が立ち止まったのは、例の高級マンションだ。
　ここを訪れるのは何回目だろう。うち長門の部屋に入ったのが二回、
　朝倉の部屋の前まで行ったのが一回、屋上に上がったのが一回。

○消失長門の部屋から帰る際、朝倉と一緒にエレベータに乗る。

　消失P100～101より転載
　「でも、あなた。長門さんと付き合うんなら、まじめに考えないとダメよ。
　でないとわたしが許さないわ。ああ見えて長門さんは精神のモロい娘だから」
　朝倉が長門を気にかけるのは何故だ。俺の居た世界の朝倉は長門のバックアップだったからまだ解る。
　まあ、最後にはトチ狂って消されてしまったが。
　「同じマンションに住んでいるよしみ。なんとなく、放っておけない気分なのよね。
　彼女を眺めていると危うい気分になるの。つい守ってあげたくなるような、ね」
　解るような、解らないような。
　会話はそれだけで、朝倉は五階でエレベータを下りた。５０５号室だっけな。
　「また明日ね」
　俺に向けられた朝倉の笑顔を、閉じていく扉が閉め出した。

結論として通常世界・消失世界とも、長門と朝倉は同じマンション住まい。
従って、映画予告の朝倉の住所にあるマンションは長門と同じマンションである。

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