スケッチブックの梶原 ..
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2:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 09:44:47 yZakBPaI
青ってあんまり空と似てないよね…目の辺りが似てるかな?

3:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 10:44:13 oxwBWbPH
性格は似てないよな。

4:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 14:41:01 yZakBPaI
もし、性格まで空に似てたら引きこもりに見える

5:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 08:25:22 zm/8W0vF
伸びないな

6:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 10:32:17 CW4rYy+Y
野郎のスレは・・・・・・
    近親相姦のSS中心にすれば、繁盛しまっせ。

7:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 10:34:49 febyYbQq
青の話は空スレでされているのだろう。
スケブファンにはショタ好きは少ないのだろう。

8:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 20:46:10 lV285ULc
青はショタな人間にはちょっと物足りない。

9:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 21:45:33 1Mzt5fmg
しっかり者だからな
教育のしがいがないのかもしれん

10:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 14:13:10 Tm1AzTpG
原作の青のほうが、髪が柔らかそう

11:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 16:33:45 HamT8x/y
確かにアニメの方が髪がツンツンしてた気がするな。

12:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 22:17:46 IqDzBymJ
青「ねえちゃんと風呂入った」

13:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 02:28:41 VGHJt+eQ
その話なら鳥スレで何度も出てきた気がする。

14:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 07:21:17 JHfXqhqe
保守

15:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 17:55:56 5eV1qAZI
オッドアイなんて言葉をよく知ってるなあと思ったが、
調べたら猫好きな人なら知っててもおかしくないみたいだね
(ねーちゃんは知らなかったみたいだが…)

16:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 22:53:47 4rlmzUeo
オッドアイって膃肭臍の目かと思ってた…

17:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 02:44:08 z9IsSYA+
>>9
烈兄貴や、しいねちゃんは人気有るじゃない。
中学生なのがネックか?

18:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 09:54:21 E4+Jlg5o
しいねちゃんとかナツいwwwwww

19:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 11:24:02 ESkIsdzK
中学生ショタ良いじゃないか
(*´Д`)ハァハァ

20:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 11:35:54 o3aMazKD
恋人が出来たとして、まず気になるのが父親の存在、次に男兄弟。
青みたいな弟だったら、安心を通り越して嬉しい。

21:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 13:05:26 dSN/tUt4
嬉しいで済んでればいいが、
途中から恋愛対象が変わってしまったりして…

22:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 14:15:17 M4Q/7AcJ
父親にか?

23:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 19:43:07 9/Y/kPbu
ショタ中学生が義理の弟か。
まぁ冷たくするのもなんだから、出張や旅行で美味しいメロンパンが
あったら買ってきてやるよ。

24:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 20:44:36 gK0rALru
なんだかんだで出番少なかったしなぁ

25:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/05 00:02:03 iFr3ccR2
青の制服姿ってあったけ?

26:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/05 00:44:33 aFjcClfD
男の子のかわいさは「詰め襟」よぉー!

                       by北川みゆき

27:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/05 08:38:13 UzQvCWHZ
>>25
11話は半分くらい制服姿だったよ

28:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/05 21:16:47 1wZgxll9
詰襟の古風な学生服だったね

29:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/06 08:07:42 hVF7cbd4
推測どおり、みなもが同級生だとしたら
最終回のみなもの制服なら、詰め襟学生服と
よく合ってるな

30:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/06 09:14:11 hnDLoYow
それだと空と根岸も同じ中学行ってたの?って話になるし
文化祭当日の話もあるから
青と根岸兄妹に接点は無いんだろう

31:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/06 20:16:49 23/BZ2DE
じゃあ青の言ってたライバルっぽい人って、
どんなんだろう?

32:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/06 21:01:36 ilr3a57l
岡本君

33:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/06 21:22:23 DDEinbXn
って誰?

34:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/06 22:07:48 jGq0wu/4
>>30
いや、空と根岸が同じ中学でも別に不思議はないんじゃないか?
学年違うし、美術部で出会うまでお互いを知らなくてもおかしくないし

35:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/06 23:32:19 VjYbu5nn
うむ

36:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/07 02:46:43 /MgGLOeA
栗樹曰く、根岸は遠くからでも(挙動で)すぐ分かる
根岸個人を知らなくても「いつも叫んでる先輩」ぐらいは知ってるだろう

しかし根岸は梶原姉弟と相性悪いな、姉にコケにされ弟に嫌われ

37:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/07 10:34:07 90GERTPQ
みなもがねーちゃんと仲いいから、だいじょうぶ

38:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/07 19:52:03 iE875lb3
スケブRPG

勇者:青
戦士:夏海
僧侶:葉月
魔法使い:ケイト

39:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/07 20:52:08 kYRWI3gn
敵はホン・チョイミン(間違えてたらすんません)、ゴモス、空の夢で英検3級とった人でラスボスは空

40:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/07 20:59:18 GMQBQs7Q
ポンじゃなかったか?

空の役目は、やっぱラスボスかなあ…

41:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/08 07:41:04 ylxinxhE
ねーちゃんが捕らわれの姫様でもいいじゃないか

42:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/08 11:52:56 XZ1JCeoI
そして助けた後に結婚すると。

43:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/08 13:46:33 SetbMAMa
ゴモスと?

44:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/08 18:58:18 s9Kb1diO
:.f:.f:.ムハハ:.i
:.i:(Y -‐ ‐fリ .................
/:.:.7ドzャく

45:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/08 19:04:17 cwYJNWFY
>>38
宿屋に泊まると1/8の確率で「ゆうべはおたのしみでしたね」
と言われる。
その後「おもいだす」コマンドで一枚絵CGが…

46:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/08 20:19:41 WteKKpms
女性しか入れない聖地での女装イベントを是非。

47:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/08 22:39:26 kuBN1K9e
女装用のアイテムを集めるのとか、あったなあ…

48:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/09 09:23:00 1NZ5HQSO
>>47
FF7?

49:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/09 22:26:59 /iCPiwgK
青もクラウドと同じツンツン頭だしな。

50:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/10 08:57:33 sYHFRxoY
そういう共通点があったか…

51:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/10 11:50:22 rB1f6spO
まあ、原作の青の髪はツンツンしてないけどな。

52:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/11 07:12:01 xUtGCmyH
やっぱ美少女顔なのを気にしてあんな髪型にしてるのかな

53:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/11 10:11:45 VRHLqWIU
本当に気にしてるなら短髪にするんじゃないか?

54:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/12 05:16:27 BKtX192x
ひびき純あたりが健在なら

鏡の前で
青「こ、これが僕…?」  きゃるーん(効果音)

くらいは、やってくれそうだが…

55:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/12 21:42:21 PZBq+5HC
>>54
なに、そのラムネ&40

56:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 20:05:05 UG4vs4Zs
ほっしゅ

57:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/15 09:55:00 WcoWXEZG
原作の青との比較で、髪で気になるのは、
髪型よりもむしろ色かな
原作で髪がベタじゃないキャラって、アニメでは
青以外は、みんな薄めの色になってるようだけどこの子は濃い
(ねーちゃんに合わせた?)

58:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/15 15:16:32 3lVqtb3k
昔は茶色か青かと言われてたっけ
結局ティッシュカバーは何色のつもりで描いてたんだろ?

59:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/15 15:29:16 bCovutv+
名前の青なのか色の青なのか、よーわからん

60:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/16 00:17:46 VwHOtP5v
テステス、アクセス規制解除かどうかテスト中

61:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/16 00:18:57 VwHOtP5v
       すみません、鳥スレから来ました。
       そら×あお小説書いたんですが、
       あちらで鳥無し載せると石投げつけられるので
       青くん誼でこちらに載せさせて下さい。
       ごめんなさい。



梶原青は普通の男子中学生である。
人並みに思春期であり、ちょっと遅い反抗期でもあり、女の裸に興味を抱く年頃でもあった。

    あお「ただいまー」
    そら「おかえりー」
いつもと同じ帰宅と、いつもと同じ挨拶。
そして、いつもと同じくお茶を啜りながら返事をする姉の空。

お互い、相手の存在すら気にすることなく、姉の脇を通って二階へと上がっていく弟であった。
青が部屋の前に立つと、ただならぬ異変に気がついた。
    あお「(廊下が綺麗になってる!)」

嫌な予感に苛まれながら、そっと部屋の戸を開けた。
    あお「(姉ちゃん、あれほどオレの部屋に入るなって言ってたのに!)」
そこは今朝とは違って整理整頓された、乙女チックな雰囲気といっても言い過ぎではない部屋となっていた。

床に乱雑に放り出されていたグッズ(空にとってはただのゴミ)は、机の上に綺麗に分類されて積まれていた。
マンガの山と、ゲームソフトの山、CDの山とエロ本の山、それもロリ系とSM系、
さらに日本人と外人の山に分けられていた。
    あお「ああっ、勝手に机の引出しまで開けやがった!」

ダダダダっと階段を駆け下りる青。
それはプライバシーを侵害された怒りの形相であり、
信じていた者に裏切られた憎しみの感情に支配されているバイオレンスな顔つきであった。
それにも増して、家族といえども知られたくなかった陰の(淫の)部分を見られてしまったという恥ずかしさで、
平素のおとなしいイメージの彼ですら極度のパニックに陥ってしまったのだ。

62:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/16 00:20:04 VwHOtP5v
   そら「ん、どうしたの?」
ちゃぶ台の前で、何食わぬ顔をしてお茶を飲んでいる姉が尋ねた。

   あお「(どうしたの、じゃねえよ!)」
興奮した感情を抑えきれず、声に出来ない分、心の中で叫んでいた。

空には、言葉にならない怒りを発散している弟の心中には全く気付くことなく、のんびりと急須にお湯を注いでいた。
そしてそれは更に姉への憎しみを増幅するものであった。

    そら「あっ!?」
突如、何が何だかわからぬうちに、弟に押し倒された空。
辱めを受けたと思い込んでいる青にとって、この惨めさを姉にも味わって貰わなくては気がすまないのだ。

畳の上に倒れたままの空のブラウスの裾を握って、頭の方に力いっぱい捲り上げた。
何着この姉が着込んでいたかは青にも分からない。
でも、バンザイをした格好のまま、空の首のところで絡まってしまうに十分な厚着であった。

頭が衣服で隠れたブラジャーだけの上半身、不思議と暴れるでもなくもがくでもなく、
馬乗りになった弟の次の動向を見計らっていただけなのかもしれない。
その拘束具と化した着衣の間から突き出ている空の手首がふたつ。

青は手近にあったヒモで素早くこの手首を縛り上げた。
彼自身、いま何をしているのか全く分からない状態であったが、
とりあえずは復讐すべき相手の自由を奪えたことは理解できた。
彼は仕留めた獲物を確保したことで一呼吸し、今度は落ち着いて空の衣服を頭から剥ぎ取った。
そこには、後頭部で両手首を交叉した格好の姉が、スカートとブラジャーだけの姿で仰向けに寝かされていた。


      (注意: ハラマキじゃあるまいし、両手を縛られてて衣服が抜き取れるか、なんて詮索はしないように)

63:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/16 00:21:26 VwHOtP5v
ただでさえ無口な上に状況が理解できない姉と、肩で荒く息をしつつ興奮冷め遣らぬ弟である、
時の過ぎるのも忘れ無言のまま見詰め合っていた。

     あお「(オレが受けた辱めはこんなものじゃない!)」
青は縛っているヒモごと、空の腕を引っ張りあげるようにして立ち上がらせ、
古い柱時計を掛けていた鍵爪跡に引っ掛けた。

あたかも柱に吊るされたような姿勢で立っている空が、跪いて静かに呼吸を整えている青を、
まるで平然と見下ろしているかのような顔をして眺めていたのだった。
普通なら深呼吸の一つでもすれば、冷静さを取り戻し自分の犯した過ちに気付くはずである。
しかし、この空の無表情に近い目付きが、青の憎悪を増すことはあっても減らすことにはならなかった。

     あお「(何んで泣かない? どうして叫ばない? 何故そんな目で睨むんだ?)」
実際は睨んでいる訳ではなく、キョトンとした表情で弟の行動を見ているのだった。
そう、まるでネコが次に何をするのかを観察している傍観者といった感じである。

青は跪いたまま、姉の腰に手を回しスカートを脱がせた。
だが相変わらず空は抗いもせず、為されるがままに身を任せるのだった。
     あお「(くそっ! オレ如きの侮辱ぐらいじゃ、決して屈しないってことかよ!)」

青は空の反応を待っていたのだ。
    やめて! 許して! なにをするの! この縄を解きなさい!
    あんたなんか嫌いよ! ダメ、見ないで! 助けて、お願い!

どれもが青が期待していた空の叫び声だった、そしてそれが彼によって姉を罵倒できる引き金となる口実なのだ。
いや、ただ黙って泣き崩れてもいい、とにかく彼女が己が境遇を儚んだときこそ、
青が自分の行動の正当性と空の理不尽さを指摘できる筈なのだから・・・・・・。

64:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/16 00:22:37 VwHOtP5v
が、それは彼の意に反し、あたかも柱に打ち付けられた聖女の磔像のように、
優しい眼差しで弟の姿を見守っているかのように見えるのだった。

     あお「(ちくしょう! いつまで勝ち誇ったような目をしてるんだ!
         服従する立場だろ! 恐れろよ、怖がれよ、泣けよ!)」

青は更に空の腰に手を当て、一気にパンティを足首まで下げた
                (さすがに今度だけは顔をそむけ、目を瞑ってしまったのだが)。
勢い彼は立ち上がり、姉のブラジャーに手を掛けて、一瞬躊躇しながらも強引に剥ぎ取ったのだった。

ふたたび彼は姉の前に膝をつき、精根尽き果てたかのように項垂れてしまった。
     あお「(まだ、命乞いもなしか、姉ちゃんより先にオレが喋ったら、
         言い訳してるみたいで悪いのはこっちってことになっちまう)」

やおら顔を上げる青。
そこには、ビーナス像の如き輝きを放つ、全裸の姉の姿があった。

「美しい」思わず青は呟いてしまった。
彼の知っている幼き頃の空の裸ではない、初めて見た大人に成りつつある空の裸である。
それは、血を分けた姉である空の体として見ているのか、それとも単に女としての裸の体だけを見ているのか、
今の青には答えられないのだった。

神秘的な女の体は、古今より美の最高峰として数多くの芸術家たちを魅了し続けてきたものである。
しばし見入る弟、そしてそれは少しづつ現実世界へと戻るきっかけとなった。
     あお「(ああ、取り返しのつかないことをしてしまった!
         もう今までの姉弟関係には決して戻れない、どうしたらいいんだ!)」
彼の頭の中に、同居できない⇒家出⇒宿無し⇒就労できず⇒所持金なし⇒万引き⇒強盗⇒殺人、
                  と将来の転落人生が走馬灯のように巡って来た。

65:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/16 00:24:06 VwHOtP5v
     そら「あお〜」
悔やみに悔やむ弟に、初めて空が声を掛けた。

     あお「ひょっとして、オレ勝ったのか?」
そう、そのとき青も初めて声を出したのだ。
長い長い持久戦であった。
それは、姉が実の弟の執拗なる虐待に耐え切れなくなった際の弱音なのだから。

     そら「痒いの」
彼の持っている参考書(エロ本)には載っていない、女の反応だ。

     あお「え? 痒い?」
見れば、彼女のロングの髪の一部が胸に掛かっていた。

     そら「掻いて」
とりあえず空の髪の毛を首の後ろに追いやって、少しかぶれたように赤くなっている部分に爪を立てた青だった。
     あお「ここ?」
一応、顔は窓の外の垣根に向いていた。

     そら「もっと右」
     あお「ん」
     そら「上の方」
弟の爪が姉の柔肌を掻きながら移動して行く。
     あお「まだ?」
     そら「うん、上」
そして彼の指は空の乳首に向かって確実に誘導されていた。

     あお「ちょっ、ちょっと姉ちゃん!」
慌てて手を引っ込める青。
     そら「(ちっ、もう少しだったのに! 勘のいい奴だ・・・・・・)」と、
呟いたかどうかは知る由もない。

それは、完全に主導権を姉に握られていることに気付いた青であった。

66:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/16 00:25:31 VwHOtP5v
冷静になるに従って、自分の置かれた立場を呪うようになってきた。
ああ、時計が20分でも戻れるものなら・・・・人生のリセットが可能なら・・・・・
               せめて、今日の二人の記憶がなくせれば・・・・・
だが、最初にやらねばならぬことは、目の前の素っ裸な空に服を着せることである。

でも空の口から、それらの言葉を期待できないことは、嫌というほど味わったではないか。
かと言って、脱がせた張本人である青の方から、服を着てくださいと頭は下げられない。

彼は無言のまま、姉のパンティをあや取りのように両手で広げ、彼女の足元に差し出した。
     そら「洗濯した新しいのがいい」
     あお「にゃ、にゃに〜?」

当初、彼は自分が主となり、姉を従に追い落とすのが目的であった。
しかしいつの間にやら、今まで通りの生活パターンに戻ってしまっていた。
そう、いつもの日常と変わりはなく、替えの下着をもって二階から降りるとそこに空が待っていた、
            違いは単に彼女が全裸で縛られているだけなのだが。
それと裸の姉に下着を穿かせるというのも、違いと言えば大きな違いであろう。

ふたたび青は、主君の足元に跪いて服従を誓う騎士のように、持ってきたパンティを広げた。
     そら「その前にシャワー・・・・」
そう言って、首の後ろで縛られている手首をひょいと上げ、柱に引っ掛かっていたヒモを自分で外すと、
さっさと風呂場の方に歩いていくのであった。
別に吊り下げられていた訳ではないし、空にとって弟が何か面白そうなことを始めたので、
いっしょになって付き合っていただけかもしれない。

     そら「シャワーぬるめで・・・・・」
当然の如く、青を当てにしている。
     あお「ほら、ヒモ解くから・・・・」
そういって青が手を伸ばすと、ショルダーバッグを肩から提げるような格好になって手首を逃がす。
さらに追いかけると、背中を見せるようにして隠してしまう。
あのヒモだってキッチリ縛った訳ではないし、緩んでいるヒモが解けないよう彼女自ら端を握っているみたいな感じもしていたのだが。

67:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/16 00:26:43 VwHOtP5v
     そら「柔らかい方のスポンジ・・・・」
胸の前で交叉していた両手首を、またもやバンザイの格好をして高く掲げる。
その姉の腋を泡立てたスポンジで洗う、なんとも不思議な光景であった。
結局ヒモの件はウヤムヤで、青が奉仕をしない限り空は服を着ないという結論だけが残ったのだ。

青はスポンジを介して、女体の細かな輪郭が指先に伝わってくるのを感じ取っていた。
すでに女の裸身には完全に麻痺してしまった青だったが、やはり目を瞑るのが礼儀であろう、彼は手探りで姉の体を洗っていたのだ。
シャワーで流した後バスタオルで拭き取ってもらうに至っては、ご機嫌な空の鼻歌さえ聞こえてくる始末だ。

そして問題の下着を穿かせる所まできた、たったこれだけのために何と遠回りをしたことか。
青は姉がゴネない内に終わらせようと、素早くパンティを上げ太ももをスカートで覆い隠した。

     そら「あお〜、なんか変、パンツうしろまえ・・・・」
     あお「えっ? そんな! ちゃんと確認したのに・・・・」
青は空の立っている前に正座して、スカートの中にモゾモゾと両手を入れ下着を膝のところまで下ろした。
そこにはワンポイントの小さなリボンを見ることができた。

     あお「おかしくはないよ、こっちが前」
ふたたびパンティをスカートの奥に押し込める。

     そら「やっぱ、気持ち悪い」
     あお「そんなバカな」
     そら「ちょっと見て」
青はスカートを頭から被るようにして姉の下着を見上げた、そう明治時代の写真屋さんが写真機の暗幕に頭を入れて被写体を見たように。
     あお「大丈夫、別に・・・・・」
そこで先ほどの化粧石鹸の香りと姉の発するフェロモンの混合物に気を失いそうになる。

     あお「ぜーぜーぜー」
     そら「? あお〜、もう一回」
     あお「気のせいだから、気にしないでっ!」
この姉の、常軌を逸した言動に正直に付き合っていたなら、多分人間としては堕落していくばかりだろう。

68:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/16 00:27:56 VwHOtP5v
次はブラを着ける番だ。
定番のバンザイ・スタイルで手首のヒモは見せない、もう慣れてしまったが。
あたかも姉の奴隷の如き仕打ちは決して嫌な訳ではない。
理由はどうあれ青にとって女体に接する機会を与えられれば欲望が満たせられる訳だし、性徴期というより発情期に近い男性である、
顔では平静を装っているが内心は嬉しかったりするものである。

青がブラを引っ張ってホックを掛けるとき「キャッ」と、いかにも痛そうな空の悲鳴が聞こえた。
ブラを着けるのをやめる青。
     あお「どうした、姉ちゃん」
     そら「おっぱいが・・・・」
     あお「えっ?」
     そら「お乳が出た・・・・」
     あお「ええ〜? んなっ!」
胸を見せる空、それに見入る青。
     そら「ほら」
その右手には、縛っていた筈のヒモが握られていた。

     あお「どこ?」
     そら「ここ」
どこと言われても、乳首の先端以外にお乳が出るところはない訳だが。
しかし、姉弟で顔を並べて乳首を凝視している姿は、はたして微笑ましいと表現して良いのやら。

     あお「出てないじゃん」
     そら「ん〜、吸ってみて・・・・・」

     あお「う・・・・・・・・」
危うく姉の悪魔の囁きに応じてしまいそうになった青だった。
本気なのか冗談なのか、空は両乳房を必死に擦っておっぱいを出そうと懸命だ。
青はブラを握ったまま姉が納得するその時まで、ただひたすら待つしかないのだった。

69:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/16 00:28:54 VwHOtP5v
ある日の午後、青が自分の部屋で寝そべって音楽を聴いていると、
       「あお〜」と、空が入ってきた。
いつの間にやら青だけの個室から、姉の出入りが自由な部屋となってしまったのだ。

空が青の顔の前に両手を真っ直ぐに伸ばす、ブルース・リーがヌンチャクを構えるあの姿である。
ただそこにはヌンチャクではなく、いつぞやのヒモが握られていたのであった。
そのヒモを握ったまま、手品師がハトを出すような要領で胸の前で一転させると、あら不思議両手首が縛られてしまいました。
で、いつものバンザイの格好。

青は空の腰の目線に膝をついてスカートを脱がす、手馴れたものであった。
姉を全裸にすると、彼はスケッチブックを取り出して特等席に座り込む。
そこには様々な角度から描かれた空のデッサンで埋め尽くされていた。

あの日以来、青の机の引き出しには鍵が付けられた。
しかし、エロ系の雑誌・写真集・マンガ・ゲームは全部処分してしまったのだ。

ここには新たな彼の秘密の宝が隠されることとなった。
この引き出しには、決して他人には見せたくないスケッチブックが描き増やされていくのだから。

             (おしまい)
                         提供は鳥スレでした

70:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/16 00:40:49 R6hFl+yl
エロ系はしかるべき場所でやれバカ野郎
◆スケッチブックでエロパロ 2ページ目◆
スレリンク(eroparo板)

71:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/16 00:43:08 SgkIHGqr
はっきり言ってウザイ

72:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/16 01:31:35 fwB5O9uV
うんうん

73:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/16 05:55:29 AnEkbgxi
ふぅ…

ほんとけしからんヤツだぜ

74:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/16 12:04:44 1ms1mZvS
いつのまにやら青のスレが

前スレ
スレリンク(anichara2板)

75:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/16 13:17:28 rJcplKlX
>>74
お、前スレあったんだ

しかし総レス数18てww

76:69
08/07/16 23:49:20 VwHOtP5v
        ああ、やっぱり評判わるかった!
        まあ、ここんとこ暑い日が続いていたし、脳味噌が溶けかかっていたので・・・
        でも今度は大丈夫! 今日は涼しかったし頭もスッキリ!
        (先週、帝都に遊びに入った記念ということで)



東京・六本木、とある超高層マンションの最上階。
床から天井まで一枚ガラスの巨大な窓、そこに映るのは眼下に広がる大東京の夜景。
その絶景をバックに、ベッドの中では全裸の男女が抱き合っていた。
    クマ「ミケ・・・・・」                    ←中田譲治の声
    ミケ「あああ」                        ←金田朋子の声

そのとき突然ドアが開けられ、薄暗い寝室の中に眩いばかりの隣室の明かりが流れ込んできた。
驚くふたり。
そしてその光を背に、ひとりの女が立っていた。

    ミケ「犬男さん?」
    クマ「潤子!」
    犬男「あなた、柳川に出張って嘘だったのね?」         ←能登麻美子の声

ベッド上に起き上がるクマ、ベッドの奥へと潜り込むミケ。
    クマ「ま、待て! 話せばわかる」
    犬男「新居に越したのに、このマンションを手放さないから変だと思っていたら・・・・・・」

詰め寄る犬男に、弁明しながらガラス窓づたいに逃げるクマ。
    クマ「違うんだ、話を聞いてくれ!」              ←中田譲治の声
    犬男「あなたの地位だってお父様の後ろ盾があればこそ・・・・」 ←能登麻美子の声
    ミケ「犬男さん、わたしは・・・・」              ←金田朋子の声
    犬男「泥棒ネコは引っ込んでいなさい!」            ←能登麻美子の声
バシっと平手打ちをした音、部屋の隅に弾き飛ばされるミケ。

    クマ「そ、それは・・・・・」
犬男の手には、満天の星の輝きを上回る夜の東京の光に照らし出されたメンタコの形が見て取れた。
    犬男「あなた、死んでちょうだい!」
グサっ、鈍い音と共に巨大スクリーンに映し出された不夜城の明かりと突っ込んできた犬男との間で、
クマはストップモーションをかけられたかのように静止し、犬男を抱くようにして息を引き取った。

    ミケ「お、恐ろしかバイ」                   ←金田朋子の声
そこには血まみれのメンタコを手に、放心状態の犬男が立ち竦んでいたのだった。


       お詫び: 実はメンタコが、どういうものかよくわかりませんでしたが、
            なんかすごいものらしいので載せました。
            読むときは各自なんかすごいものをイメージして下さい。

77:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/17 00:12:33 3uLezV3K
>>76
走れ!光速の帝国華撃団!
まで読んだ

78:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/17 00:45:41 nWCz+lXP
>>76
ンギモッヂイィィィ!!!! まで読んだ

79:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/17 07:52:38 FT2UsxG/
>>76
                r―'        L、   ,/彡彡三彡三ミミ いi、
                ゝ          ヽ.,ィ'"彡ニニ彡三=≡ゝ(⌒`′
               _(             ,i´三≦≡ニ二ニ彡三ミ ヽ、
              /   キャンユー   /彡三ミ三三彡ァ''^ゞ)ヾ彡(_
              (    スピーク    )三彡ィ,rヽニ、~´   `゙''=r''" 
              ヽ、ジャパニーズ? ヽ彡イノ′  `゙ヽ    (_ 青が出て無い
               し、          l彡'",.:--:、   i    ,,.、`フ じゃん
                (         r‐'´  "ヽ、O)  リ  / ゙ヽゝ
                `ー┐  ,、  r'fj       ̄  ノ   __   ゙(_
        ,,..=−-、       ゙7"´ \|T`/       __,, /' /  くo゙ヽ.  て
       /:::::::::::::=:、ヽ.     リ f 川/゙フ´     (.、r ' ,,/    ヽ-'  <__
       l::::r,ニ,´f'',r`゙i,.、    l l i f 1f′   ...::::::::::::,ゝ-t__)      ノノイゝ人__人__
       V' r-ヽ. ′ ゙iヽハハハ Vノハリll,   ,,::::ィ''''ヾヾ゙':::::::::::、      フイ川 l 川リ
       ヽ  、ゝ' ,,. Yハハハ ノ人ヽヾ!  /r)フ-、゙`ー-ュ,ヾ::     ,,人巛lリルノ
        (ゝ、. ィニフ  l  ー''"ノハゝ い N、ヽ、,,ー`'''ヽ, i リ:   //イlゝリ/r'′
        `ヽ、 ゙゙´  i,  ミ三彡NYゝ i, ..ヽニ=-ニコュゝ>l/''  /-' ∧リハゝ(
           ゙i`ー- 'l゙i    ノlリ 川Yjゞ:::::...... `ヽ、 ゝ-ノ __,,ノ!リハヽ、yilVトミ三
          ,.ィ' ヽ  l ゝ、ー-='"リイ l  ノ,ll゙ヾ、:::::::::...::,,-― '''"  人リHトNt、ヽ、

80:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/17 08:07:30 VMSbZn+7
たとえ青が出ていたとしても、キャラスレでやることじゃないな。
正直、読んどらん

81:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/17 08:18:14 3uLezV3K
お前ら!冷静になるんだ!

冷静のポーズ

          ___
 ⊂エ ー 、 Ζ:.; へ:`ヽ
   `ヽ、\./-‐ ‐-ヾハ
      \ ゝ、   _つ:}
       ヽ:::`i不ヽ: :,′
         .:´ヘ:::`V´:ヾ、
      /: : :.ハ:::::::::::、:::\
       {:.ハ: : :.i::::::::::ヘヾ、::`:ァ 、_
      '´ Y/}::::::::::::ハ  `゙ ー‐'
          j::::::::::::::::!
         /::::::::::::::::}
           /::::::::::::::::::j
        /:::::::::::::::::::::!
      /:::::::::::::::::::::::!

82:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/17 11:00:20 NYtwiBvJ
このポーズ、冷静のポーズというより
スレの上のほうを支えてるように見えるよねーちゃん

83:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/17 20:02:06 nWCz+lXP
 ⊂エ ー 、 Ζ:.; へ:`ヽ
   `ヽ、\./-‐ ‐-ヾハ
      \ ゝ、   _つ:}
       ヽ:::`i不ヽ: :,′    ここは糞スレなのだ
         .:´ヘ:::`V´:ヾ、      私が支えているうちに逃げるのだ
      /: : :.ハ:::::::::::、:::\
       {:.ハ: : :.i::::::::::ヘヾ、::`:ァ 、_
      '´ Y/}::::::::::::ハ  `゙ ー‐'
          j::::::::::::::::!
         /::::::::::::::::}
           /::::::::::::::::::j
        /:::::::::::::::::::::!
      /:::::::::::::::::::::::!

84:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/18 03:29:21 p5K/W36F
花火大会の当日、昼食の後片付けをする少年がいた。  窓の外はまだまだ日差しが強い。
彼の皿洗いも手馴れたもので、流水の冷たさが両手を伝わって心地よかった。
       青「鳥飼さん、か・・・」
しばし手を休め、物思いに耽る梶原青、今しがた訪ねてきた姉の友人達のことが気になっていた。

事の発端は数十分前、梶原家で姉たち三人が浴衣デビューをする目論見から始まった。
食後の食器を流し台に移し、洗い桶に水を張っている最中、突然の呼び鈴の音。
       青「は〜い」
彼は蛇口を閉めると玄関へ向かった。
    ケロ吉「こんにちは〜」

玄関から顔を出したのは得体の知れない二体の人形。 なんだこれ? カエル?
と思いきや綺麗な女の人がふたりだった。

ひとりは人形を介して、彼のことをあることないこと喋り捲る。
で、もうひとりは礼儀正しく玄関の靴の整理までしていった。

あれが、変わり者の姉ちゃんが「変なひと」と言っていた麻生さんか。
じゃ隣が、無口な姉ちゃんが「おとなしいひと」って言ってた鳥飼さんね。

       青「姉ちゃんが友達呼ぶなんて珍しいよな」
姉たちを送り出し、ふたたび食器洗いに精を出す。
       青「なにドキドキしてんだよ、ははは」と、力なく笑う姿が我ながら堪らなく変に感じていた。
彼は、葉月の笑顔が脳裏から離れなくなったことで、思春期特有の苛立ちを笑って誤魔化すしかなかったのだった。

85:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/18 03:30:21 p5K/W36F
その後も空の見舞いとかで、たびたび顔を会わせることはあったが、それは姉弟の友か友の姉弟という関係でしかなかったのである。
ある日、青は中学の友人ふたりと連れ立って街へと繰り出した。

三人でゲームセンターで話をしていると、
      夏海「だ、だれかさがして頼むとよ〜、クレーンゲームの猛者を〜!」
えっ、聞き覚えのある女のひとの声? と、振り向く青。
げっ、姉ちゃん! と、その友達? なんでこんなところで? 思わず視線を逸らし、友人達の中に素知らぬ振りをして紛れ込む。
なんだ、なんだ、ひょっとして猛者って、あそこの人形をとってほしいってことか?

      ケイト「オウ、ソラノ弟サンデ〜ス」
うっ、やば! 気付かれてしまった! しかし、聞こえなかったことにして相変わらず背を向けたままでいた、シャイな少年であった。
       葉月「青くん? 青くんてクレーンゲーム得意かしら?」
あっ、鳥飼さんがオレに期待してくれた! これはチャンスかもしれない!
        空「ん〜、聞いたことない」
心無い姉の一言で、彼の葉月へのアピールと男としての見せ場が一瞬にして水疱と帰したのだった。
いや、姉ちゃんの言葉は信じるな、ぜひオレを指名してくれ!

       夏海「やっぱり自分でやるしかなかね、葉月」
青は仲間とは半分は上の空で話していたにも拘らず、女性軍からは一向に彼にお呼びが掛からなかった。
        青「やってやろうか?」
実はこの言葉、斜め後ろにいる葉月への精一杯の呼びかけに他ならなかったのである。

       友人「なんだよ、梶原。 そんな人形ほしいのかよ」
姉たちが去ったのを確認して、青は問題のゲーム機の前に来た。
        青「ああ、なんか急にほしくなったんだ」
呆れる二人を気にもせず、ありったけの百円玉を握り締め、クレーンゲームに戦いを挑む青だった。

86:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/18 03:31:14 p5K/W36F
翌日、部活も終わり学校の帰り道。
      葉月「じゃね、梶原さん」
     ケロ吉「また明日ね〜、空お姉さん!」
空と別れるふたり、そして相変わらず軽く手を上げるだけの空の挨拶。

しばらく葉月、ケロ吉、ランランと三人?で笑いながら歩いていく。
      葉月「それじゃ、麻生さん」
      夏海「ん、バイバイ〜」
高く両手を掲げ、さらにその先の二体の人形も手を広げ、四本の手というか指を振りながら夏海が見送る中、
恥ずかしさの余り他人の振りをしながら別れる葉月であった。

葉月が歩いていると後ろから誰かが走ってくる足音が聞こえた。
        「鳥飼さん!」
驚いて振り向くと、そこには息を切らした青が立っていた。
      葉月「えっ? 青くん? 梶原さんなら、さっき・・・・・」
       青「いや、これを渡そうと思って・・・・」
なにやら意味有り気な包み紙を差し出す青。
      葉月「これを私に?」と、理由を聞く間もなく走り去る少年。

顔を真っ赤にしながら全力で逃げる彼、「家知らないから、ずっと後つけてたけど、最低な人間て思われないかな?」
成し遂げた喜びと、男らしくない罪悪感、そして恥ずかしさで頭の中がパンクしそうになった。

次の日の中学校の校門、青はいつにもなく憂鬱な一日を終えた。
夕べは食事も満足に喉を通らず、布団に入ってもなかなか寝付けなかったのだ。
       青「やっぱ、待ち伏せとか尾行なんて卑怯だよな」
後悔が無限ループとしてすべての思考活動を押さえ込んでいるのだ。

中学校の門から出た本流とも言うべき生徒たちの流れは、やがて幾つもの支流に分岐しながらそれぞれの家路へと枝分かれして行った。
青も他の生徒たちの群れから別れ、ひとり自宅へ向けて歩いていた。

        「青くん」
行く手にある街路樹の陰から、葉月が声をかけてきた。



                      おしまい        (物足りないと思う方は鳥スレ≪212へ)

87:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/18 08:46:04 MtYNmRe9
>>84-86
こういうのは結構好き

88:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/19 15:29:32 cB3FeELP
青は鳥飼さんが好きなのか。
こういうほのぼのプラトニックなのは悪くないな。

89:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/20 01:58:50 nQefmN78
やっぱ髪型のせいか、アニメの青のほうが
ワイルドに見える

90:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/20 10:39:15 Ed5OIl0A
 

91:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/20 22:59:48 96FJKDwO
みなみ家の三女をやってる中のひとが、
公然と弟が大好きとか某番組で言ったとか、
即座に青の顔を連想したオレ。

92:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/21 07:54:45 X20/c3Wk
姉弟仲良くてうらやましいな。

93:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/23 07:59:34 3VS9WRwb
まあ青みたいな弟がいたら、仲悪くなるわけがないけどな

94:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/23 23:02:02 VVAYGj+0
         青「うわ〜、姉ちゃん! 大丈夫か〜っ!」
         空「ん、もうダメ・・・・・・」
突然の雷雨に逃げ惑う梶原姉弟、初めて経験するかの如き土砂降りであった。
雨に気付き、思わず飛び込んだコインランドリー、たった十メートルかそこいらの距離の出来事である。

         青「よく言う、バケツをひっくり返したようなって雨って、このことか」
それは雨で濡れるとは程遠く、あたかも服を着たまま湯船に暫らく浸かっていたかのような状態であった。
         空「ふえ〜、スケッチブックが〜・・・・・」
         青「そんなもんの心配してる場合じゃないよ、姉ちゃん。 集中豪雨だよ。 災害だよ」
コインランドリーのガラス扉を激しく叩きつける横殴りの雨、車道を走る車が霞んで見える。

二人とも半端な濡れ方ではない、服を絞れば雑巾の如き含有量を誇る、一気に体重が三割ほど増したみたいで動きづらい。
         青「台風じゃないんだから、突然降って、あっという間に止んじゃうんだろうけど・・・・・・・」
         空「プールわ〜?」
そう、隣町で今日オープンするスパ施設のあるスポーツ・センターの招待券が手に入ったので、
ふたりして初日利用と洒落込んだまではよかったのだが、とんだハプニングであった。
プールを楽しみにする姉と、年頃のせいか姉との行動を避け、プール以外を楽しみとする弟であった。

         青「まあ、一番乗りは諦めるとして、今月一杯有効だから来週にまた・・・・」
         空「くしゅん」
おっと、ふたりとも濡れネズミだったことを忘れていた、今のは風邪というより単に冷えただけだろうが、
このままでは本当に体調を崩してしまうだろう。

         青「姉ちゃん、着替え着替え・・・・・うわっ、オレのバッグ水浸し!」
青のは布製のナップザックが災いしたため、ジャージやら替えの下着やらバスタオルに至るまで全てぐしょ濡れであった。
空は、このコインランドリーのトイレに行き、そそくさと着替え始めていた。
         青「姉ちゃんのバッグ、ビニール製だろ? ジャージあったら貸してよ。 ここ、乾燥機あるから、急いで乾かそ」
ただでさえ人通りの少ないシャッター商店街なのに、この大雨。 人目を忍ぶ必要もなしと、さっさと脱いだ服をドラムの中に放り込む。
         空「青、着替え、無いの? じゃあ、これ着せたげる・・・・・」
その間、今脱いだものとバッグの中で濡れてしまったものをそれぞれ二台のドラムで並列乾燥すべく、一台はすでに回っていた。

ずいぶん待たせるな、と思っていたら、スクール水着の空がバッグを抱えて戻ってきた。
         青「なんで水着なんだよ? っつーか、スパのオープン記念にスクール水着で行く気だったの?」
センターのパンフレットには宣伝かもしれないが、煌びやかなビキニやハイレグの水着美女のオンパレードであったのに、
わが姉ながら天然記念物的な感性の持ち主だと驚嘆せざるを得なかった。

         青「このまま姉ちゃんが友達と海やプールに行って、ひとり恥を掻くのも忍びない・・・・・・」
な〜どと、余計な心配をしてる場合ではない!
         青「じゃあ、ジャージ貸して」、一足先に渡されたバスタオルで頭を拭きながら青は手を伸ばした。
しかし、彼の手に渡されたのは・・・・・・・・・・

95:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/23 23:03:37 VVAYGj+0
         青「なんだよ、これっ! 姉ちゃんの制服じゃないか!」
         空「うん、青が着るものがないって言うから、これ青に貸して、私が水着を着ることにした」
時間がかかってたのは、一度着た制服をまた脱いでいたからなのか。
         青「なんで休みの日に制服やらスケッチ帳もって来るんだよ! てか、ほかに何か着るものないの?」
         空「あと、パンツとか。 でもこれ、貸せない」
         青「いらんわい!」

もういい、どうせ一度は濡れた身だ、このまま乾かさなくとも再び大雨の中ぐらい、と考えたが、
すでにバスタオルで心地よい布の感触に馴染んでしまった青にとって、目の前で熱風に踊る衣類を制止するには苦痛以外のなにものでもないのだった。
実際、この状況で姉を残して自分だけ雨の中を帰る訳にもいかない、カミナリも鳴っているし風も強い。

         青「でも、女の服なんて・・・・・・」
         空「この水着にする?」
姉の言動に暫し呆然としつつ、はっと我に返る弟
         青「いえ、制服着ます」

青は空のおもちゃとなり、着せ替え人形の如く制服の正常着用を強要されていた。
ここは男としては、姉に着せてもらうのは仕方ないとしても、自ら袖を通すような真似だけは絶対に出来ないのだ。

最後まで身に着けていたパンツを脱いで、もう一台の乾燥機に入れる。
         空「青、すごく可愛い・・・・・」と、弟の心情を逆撫でしそうな言葉を躊躇いもなく口にする。
         青「いいから、姉ちゃんも乾かせよ!」と言いながらも両足を揃え、女の子座りをする青だった。
         空「せっかくだから、洗濯してから・・・・・・」
         青「ダメ! 姉ちゃん状況わかってんの?」
まったく、いつなんどき小降りになって人が来るかもしれないと言うのに、呑気に振舞うのにも限度というものがある。

三台の乾燥機が回っているので暖かく、空が水着でもさして寒くはないのだが、濡れていないもう一枚のバスタオルをカーディガンのように肩に掛けている。
         空「ちょっと、飲み物買ってくる」と、姉が自販機コーナーへと去ろうとするが、一瞬立ち止まりクックックッと肩を震わせ走って逃げる。
ここは酒屋さんの敷地内で、店の隣に自動販売機とコインランドリーのコーナーがそれぞれ裏でつながっている造りなのだ。
その自販機のところに空が着替えたトイレが備わっているのである。

         青「やっぱ、姉ちゃん笑ってたな!」この屈辱に対する怒りがこみあげてくる。
しかし、この怒りさえ消沈してしまう現象に青は気がついた。
         青「雨が止んでいる!」

先ほどまで荒れ狂っていた暴風雨はいつのまにやらピタリと治まり、薄暗かった外界が明るくなってきた。
だがその反面、排水溝の取水量を上回る雨水は車道を冠水し道路がさながら川のようになってしまった。
もっとも、床下浸水とかの表現には遠く及ばない、ただの道路全面水溜り状態とでも言ったほうが相応しい眺めである。

96:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/23 23:04:51 VVAYGj+0
この最悪の状態に、青にとって最悪の場面が重なったのだった。
       女の子「あっ、先客がいる!」
ひとりの小学生らしい少女がガラス扉を押して入ってきたのだ。

その直前人影を見た瞬間、青はとっさに姉の麦藁帽に手をやり顔を隠し、姿勢は正面から逃げるように横座りに移った。
       女の子「すごい雨でしたねぇ。 私この先の本屋さんにいたから濡れなかったけど、店先で雨宿りしようとした人達、
           水族館のガラス越しに見てるみたいにあっと言う間にびしょ濡れ、可哀想でした」
頼みもしないのに自分からペラペラとよく喋る、姉の空とは対極に位置する性格の持ち主と見受けられた。
       女の子「お店伝いに帰ろうとしたんですけど、車が通るたびに泥水が跳ね上がって、もうちょっと待つようです」

この少女、黙ったかと思うと今度は青の顔をマジマジと覗き込んできた。
       女の子「その制服、兄と同じ高校のなので、つい・・・・・」
その言葉に一瞬、魂が抜けかかり目まいを起こす青。

そう言いつつ、遅れ馳せながらと律儀にお辞儀をする少女であった。
青は顔を背けたまま軽く会釈をする、昭和初期の女学生を髣髴させる淑やかさに見える・・・・・、男だけど。
       女の子「ひょっとして二年生ですか? 兄も・・・・えっと、何組だったかな?」
青は麦藁帽をさらに深くかぶり直し、両手首を振って質問に対し強く否定の意思表示をした。

       女の子「じゃあ、一年生ですか?」
質問をするたびに麦藁帽を下から見上げるように顔を傾ける少女。
追われるように俯く青。
新たな問いに、申し訳ないかの如く小さく頷く、純情可憐な乙女のように・・・・・、男だけど。

気のせいか青が反応するたびに、ニコニコと微笑み返してくるようだった。
       女の子「へぇ〜、じゃ梶原さんて知りません? 兄と同じ美術部にいるんですが・・・・・・」
突然、青の目の前が真っ白になり、足元には白い地面と白い花、そして白い道が続くその先には、死んだ祖母が手を振っている・・・・・・・・。

       女の子「もしも〜し、大丈夫ですか〜? なんだか亡き骸みたいになっちゃって」
青がふたたび正気に戻ると自販機コーナーに至る扉のところに、隠れている姉が笑いを堪えて震える姿が、明るくなった外の光によって影絵として映し出されていた。

       女の子「あっ、もう水引いてきましたね。 じゃ私、愛犬が心配なんで急ぎますね」
失礼しました〜とばかり一礼して走り去った少女、今し方の集中豪雨さながらの成り行きに、ただ唖然とする青であった。

97:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/23 23:05:57 VVAYGj+0
その日の夜、せっかくの招待券も使えず散々だった一日を恨みつつ、姉弟は食卓を囲んでいた。
姉は決して弟と目を合わせようとしなかった。
そして用もないのに立ち上がったり冷蔵庫へ行ったりトイレに逃げたりして、
そのつど後姿は小刻みに震えたり柱にもたれ掛かったりして弟の疑惑の眼差しを受けることになる。

偶然、姉弟で目が合ってしまうと、空の′-─  ─- のような細目はたちまち ,〃⌒ヽ 〃⌒ヽ のように湾曲し、目元からジワ〜っと涙が滲み出してくる。
もちろん、決して悲しいから流した涙ではない。

そしてそれを見た青もまた、涙腺が決壊し滝のような涙が溢れ出てくる。
それは断じて可笑しいから流した涙でもない。

すると必然的に顔を背けると同時に逃げる姉、猛ダッシュで追いかける弟。
久々に見せる、ふたりが小学生以来の光景であった。

ピューマに襲われた獲物のように簡単に押さえ込まれてしまう空。
狩られた小動物は抵抗も出来ず、ただクークークーと泣く?しかないのだった。
当然のこと腹が立っているとは言え、青が暴力など振るうはずもない。
暴力よりも恐ろしい姉の弱点を衝いてくるからである。

青は空の脇腹を両手でくすぐる。
空は声にも悲鳴にもならない、押し殺したような笑い声にも似た奇声を発し、それは怒りに燃える青に油を注ぐ結果となる。
かくして哀れ姉は、手足をバタバタさせながら笑い地獄の業火に焼かれるのであった。

翌朝も空は青から逃げていた。
弟が見るのは常に姉の後姿、そして笑いを堪えている肩の震えとヒーヒーと聞こえる息遣い。

姉に女装を強いられたのは一生の不覚、当分わが家は安息の地とはならないだろう。
これからは学校が、自分にとっての安らぎの場所なのである、滅入った分を取り返してやるぞ!
中学校の門の前で心機一転、青は固い決意に誓いを立てた。

そのとき、ポンと彼の肩を誰かが叩いた。
       みなも「あれから直ぐ、洗濯物乾きましたぁ?」、制服姿の昨日の少女が微笑んでいた。

          おしまい。

98:97
08/07/24 16:33:34 nkomgBcv
頭をカラにして読み直してみると、ちょっと腑に落ちない感じですね。
言い訳がましいですが(私の)設定上は、みなもは青のことを知っていたんですな。

実際の女の子同士のネットワークが、あまり語りたがらない空みたいなキャラには当てはまりませんが、
その分、何でも根掘り葉掘り訊きたがるミナモのキャラが補っているということにして下さい。

空には弟がいる。
その弟は(強引ですが)自分と同じ中学にいる。

普通の女の子なら、そこまで分かったら(ミナモでなくても)自分で調査するでしょう、学年とかクラスとか、特に顔なんぞ。
で、知らぬは当の青くんばかりなり。

以上、補足でした。

99:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/25 02:52:02 03Z+XvvJ
6位 456票 梶原空@スケッチブック 〜full color's〜

姉ちゃん、やったね。

100:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/26 00:55:39 a3xribiP
スケブのカレンダー見てて「空の誕生日がない!」たしか節分あたりのような・・・


あお「姉ちゃん、誕生日のプレゼント、何がいい? 高価なのはムリだけど」
そら「あおの気持ちが伝わるものなら何でもいい」
あお「子供の頃の、肩叩き券とか皿洗い券みたいな?」
そら「お風呂で背中流してくれる券とか」
あお「何んだそれ? ははははは」

      (部室にて)
そら「梶原青、三助券10枚つづり、5000円から」
葉月「6000円!」
夏海「7000円!」
日和「7100円!」

101:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/27 22:28:19 vGBVnAtw
  青「根岸、オレと付き合ってくれ」
みなも「10万円くれるならいいよ」

しかし、中学生にとって10万円は大金、友人に工面を願うが相手にされず。
結局、学校側に知られ家族に通報される。

  青「くそっ、悪いのは世間すべてだ! 家族に恥を掻かせてやる!」
こうして彼は西鉄の高速バスを乗っ取る。

  青「バスジャックだ、ベイルートへ行け!」
バスはタクラマカン砂漠を過ぎたところで特殊部隊の急襲に遭い、容疑者の少年は射殺される。

  空「・・・・という夢を見た」
  青「夢というより妄想だよ、姉ちゃん・・・・」

102:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/27 23:40:19 W3m83jB/
>>101
天才

103:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/28 01:34:09 aR5aOopr
神谷「では、流し焼きソバについての研究考察が発表されます」
部長「なんだ、まだやっていたのか?」
神谷「ソバのみで移動させるには、当初の割り竹は抵抗が高く、角度も相当必要で、流すというより落とすに近いと結論付けられました」
涼風「そこで雨樋をフッ素樹脂加工に変更して抵抗値を下げ、使用する油も粘性の低いものに改めました」
部長「でも、大層な設備の割には、結局止まってしまうな」
神谷「やはり、初速を加えて、雨樋上に撃ち出す方法に落ち着きました」

涼風「筑波の高エネルギー研究所の粒子加速器を使わさせて頂きます」
葉月「あら、流し焼きソバの先に青くんが座ってる?」
夏海「何も考えていない空が、成り行きで立候補したから、青くん突然身代わりとなったとよ」

神谷「いやあ、光速の99.9999%まで加速された焼きソバ、本当に食べられるんでしょうかねぇ」
木陰「それより弟くんの心配を誰もしないなんて、世も末ね」
栗原「空くんからして、興味なさそうだし・・・・・」

実験は満足的な結果を見出せないまま、例年の如く歴代部長の手によるオーソドックスな焼きソバ屋台となった。
        (校庭の隅には、勇敢な少年の碑が残されていた)

104:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/29 02:36:59 SeNBCb1T
青かわいいよ青

105:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/30 03:04:58 Hueo2jxl
クマ「これより賞味期限偽装による集団食中毒の件について開廷する。 冒頭陳述」

ミケ「被告人梶原青は姉梶原空と共謀し、冷蔵庫の残り物を処分せんが為、
   明らかに傷みの酷い食品を故意的に選び公園で不特定多数に提供した。
   これは罪もない一般猫を抹殺しようとする無差別テロであり、安全な食を
   渇望する大衆への裏切り行為にほかなりません。
   世間に与えた衝撃も大きく、被告に懲役五年を求めます」

ハー「食中毒に関しましては主に姉梶原空の関与が濃厚で、むしろ被告人は姉の行動に
   対し注意を促しております。
   弁護側といたしましては、本件については無罪を主張します」

ミケ「異議あり、被告人が供したものが賞味期限切れでないという証拠がありません」

クマ「異議を認めます」

ハー「そりゃあ、残さず食ってんだから物的証拠がないのは当たり前だけど・・・・。
   では同様に、検察側の梶原姉弟による中毒発生の証明資料の提示を求めます」

ミケ「いや、みんなお腹の中バイ・・・・」


 空「・・・・そんな感じで目が覚めた」
 青「わかってんなら、もっといいのをあげれば・・・・・・」


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