プライベートジェット機が超巨大機「A380」の乱気流に巻き込まれて空中で5回も宙返りしていたことが判明 at LIVEPLUS
[2ch|▼Menu]
1:きつねうどん ★
17/03/23 19:48:44.77 CAP_USER.net
高度1万メートルを飛行中だった乗員乗客およそ20人という小型のビジネスジェット機が、世界最大の旅客機・エアバス「A380型機」の作った乱気流に巻き込まれてコントロールを失い、あわや墜落という事態に陥っていたことが判明しました。ビジネスジェット機は空中で最大で5回も宙返りを起こし、一気に高度を3000メートルも落としたにもかかわらず、奇跡的にコントロールを取り戻して無事に着陸していますが、数名の負傷者が発生しています。
この事故に巻き込まれたのは、ドイツ・ミュンヘンの航空会社 MHS Aviationが運航していたボンバルディア(旧カナディア)の「 チャレンジャー600」型機です。1978年から現在に至るまで生産が続くロングセラー機で、世界中でビジネスジェットとして広く運用されています。実際に宙返りの事態に巻き込まれたのは、以下の写真に写っている機体記号「D-AMSC」の機体です。
URLリンク(i.gzn.jp)
事故が発生したのは、2017年1月7日です。ドバイからシドニーに向けてフライトを行っていたエミレーツ航空のEK-412便(A380型機)がオマーンの首都マスカットの南東約1170kmの沖合を高度3万5000フィート(約1万600メートル)で巡航していたところ、同機のパイロットが1000フィート(約300メートル)下方を反対方向から飛んでくるMHS AviationのMHV-604便(チャレンジャー604型機)を確認しました。そのまま両機は300メートルの高度差を保ったまますれ違ったのですが、その直後にビジネスジェットは大きく姿勢を乱してしまいました。
その様子を図解したのが以下のイラスト。高度差1000フィート(約300m)でA380型機とすれ違ったチャレンジャー604型機はその1〜2分後、A380型機の翼が巻き起こす強い乱気流に巻き込まれ、機体の安定を失いました。その威力は機体は完全に裏返してしまうほどで、チャレンジャー604型機は少なくとも3回、おそらくは5回におよぶ宙返り状態に陥りました。またこの時、機体は大きく高度を失って一気に1万フィート(約3000メートル)も降下しています。しかしその後、奇跡的に機体コントロールが回復し、通常の飛行に復帰することができたとのこと。
URLリンク(i.gzn.jp)
機長はすぐに緊急事態を宣言し、最寄りのマスカット国際空港にダイバートして緊急着陸を実施。数名の乗客が病院へと運ばれ、うち1名は重傷だったそうです。また、機体にも修理が必要なダメージがおよんでいたそうです。
飛行機の翼が生みだす乱気流は 後方乱気流と呼ばれ、空気の強い下降流(ダウンストリーム)と上昇流が渦となって発生する現象です。この乱気流は機体が大型になるほど強くなり、A380型機のような機体が空港を離陸した後は、事故を避けるために5分程度の間隔を空けることが定められています。
A380が生みだす後方乱気流を捉えたムービーがコレ。幅70メートル以上の大きな翼による空気の渦が生じており、雲の形を変えてしまうほど。およそ20人乗りのチャレンジャー604型機が遭遇するとひとたまりもないことは容易に想像がつきます。
URLリンク(youtu.be)
URLリンク(gigazine.net)


レスを読む
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

2590日前に更新/7125 Bytes
担当:undef