【黒澤明】生きる/2 ..
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855:この子の名無しのお祝いに
08/08/04 17:48:18 N4K37u0I
ふと気がついたんだが、製作が1952年。ということは、まだ世間では「ご家庭にテレビ」のない時代。
この頃は、映画が唯一の大衆娯楽みたいなもので、作品への注目度や期待度は、今とは比べ物にならないくらい
熱く大きかった。

だから、製作者たちも、その期待されてる感をひしひしと感じるがゆえに、とことん死力を尽くしていた。
こういう名作ができるのはそういう土壌があったからなんじゃないかと思った。

期待されると、それに報いようとするために、いい仕事ができる。
この映画の持つ「質」は、それ抜きには理解できないような気がする。

現代のテレビドラマや映画と、あまりにも、密度が違いすぎる。
映画が映画だった時代の映画とはすごいものだなあと、あらためて、いまさらながらに思う。


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