けいおん！　でレズ百合萌え

けいおん！　でレズ百 ..

184:唯×紬6
09/04/17 23:05:42 dwEZQg4j
紬の指の動きに合わせ快楽はますます高まっていく。
もうそこは、唯の知らない世界だった。
「…ムギちゃん…怖いよ…」
唯は紬の体にすがりついた。
紬はそれに答えるように唯を抱いた手に力を込める。
「大丈夫よ、大丈夫。」
紬は耳元で囁く。

―何か来る…何か来る！
「あっ…あっ…あぁっ…」
無数の火花が目の前でスパークするような衝撃に唯の頭は真っ白に染まっていった。
唯はひときわ高い声を上げると生まれて初めての絶頂に達していた。

唯は糸の切れた操り人形のように床へ崩れ落ちていった。
紬は唯を優しく抱え下ろしていった。

　　　　　～　～　～

唯は泣いていた。
この感情をどう処理して良いかわからず、ただ泣くことしかできなかった。
そんな唯を、何も言わず紬は抱きしめていた。

「私、変じゃなかった？」
涙声で唯は言った。
「とっても素敵でしたよ。」
そう言って紬は唯の流した涙を片目ずつ、唇でぬぐい去った。
そして、唯の唇と自分の唇を重ねていった。
紬は唇を開き、舌を忍び込ませていった。
唯はおずおずと唇を開き、不慣れながらも懸命に紬の舌へ自らの舌を絡ませていった。

夕日はすでに沈み、外から差し込む街灯の明かりだけが二人を照らしていた。

　　　　　～　～　～　つ　づ　く　～　～　～

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