【日常】韓国文壇でセクハラ発覚相次ぐ[10/24]

【日常】韓国文壇でセクハラ発覚相次ぐ[10/24] at NEWS4PLUS

1:ダース・シコリアン卿 ★＠＼(^o^)／
16/10/24 13:11:28.72 CAP_USER.net
韓国の文化界が相次ぐセクハラ騒動で大揺れだ。21日に小説家の朴範信（パク・ポムシン）氏（70）が過去のセクハラ疑惑を指摘されたのに続き、詩人のパク・チンソン氏（38）は22日、詩を学ぼうという女性にセクハラ行為、わいせつ行為に及んだとする疑惑を受け、活動中断を表明した。
23日にはソウル市の一民美術館で責任キュレーターを務めるハム・ヨンジュン氏（38）がセクハラ行為に及んでいたとの指摘がツイッターに投稿された。
このうち、ハム氏は自身のツイッターに謝罪文を掲載し、「美術界で自分の地位と権力を厳密に認識できず、女性作家に会ったことに関連し、注意を欠いたことを認める。
特に身体的接触があったことについて深く謝罪し、後悔している。全ての職位を整理したい」と表明した。ハム氏は昨年、「男性たちよ！フェミニズムは都合悪いのか」というタイトルでフェミニズムを擁護するコラムを新聞に掲載していた。
問題発覚を受け、女性デザイナーとデザイン専攻の学生ら約150人は23日、「グラフィックデザイン業界の従事者に問う」とする共同声明を出し、「これまで続いてきた沈黙と慣行について、具体的に対策を話し合うべきだ」と訴えた。
ある女性キュレーターは「新人デザイナーや作家が展示のチャンスを得るのは非常に難しい。キュレーターにセクハラを受けたと言えば、チャンス自体が消えてしまう。そんな権力関係を悪用したセクハラは頻繁に存在する」と指摘した。
文化界で相次ぐセクハラ告発について、インターネット上では、ツイッターのハッシュタグで情報を共有する動きが広がっている。連鎖的な暴露は最近の「反女性嫌悪」を訴えるインターネット世論の延長線上にあるとの指摘も聞かれる。
文化評論家のハ・ジェグン氏は「性に関する話に敏感な世代が増え、過去には沈黙していた人たちが水面に顔を出しつつある」と分析した。
文学界では、詩人のキム・ヒョン氏らが先月、季刊「21世紀文学」に「文壇に性暴力がまん延している」という文章を掲載。独立系文芸雑誌「ト・モルリ（より遠く）」を通じ、そうした経験を持つ新人たちの声を集めるなど、国内の文芸誌も高い関心を抱くようになった。
季刊「文学と社会」は秋の別冊で「嫌悪」について取り上げ、隔月刊「リッター」は最新号でフェミニズムを特集した。韓国作家協会は24日、「今回の事態を深く懸念する」という声明を発表する予定だ。
ただ、一連の暴露が無差別的な「魔女狩り」に向かうのは好ましくないという意見もある。十分な事実関係の把握もないまま、一方的な主張が既成事実として固まることを警戒すべきとの指摘だ。
出版編集者出身のA氏は21日、「朴範信氏が酒席に同席した女性に対しセクハラ行為、わいせつ行為に及んだ」とツイッターで主張したのに対し、酒席に同席した女性2人は22日、「（A氏の暴露に）登場した当事者はセクハラだとは感じていない」「長年のファンとの関係で十分にあり得る行動だ」などと反論した。
これを受け、A氏は「出しゃばって放送作家（朴氏）の意中をくみ、文章に記述した点を深く謝罪する」とコメントした。
朴範信氏は23日、本紙の電話取材に対し、「以前のことなので正確には覚えていないが、軽い冗談を言ったことはあっても、女性の太ももに触ったことは決してないと確信している。私は欠点が多い人間で、全て私の不注意で起きたことであり、私のせいで傷ついた方がいればとても申し訳ない」とコメントした。
最近ツイッターで交際相手に暴力をふるったとして批判されている詩人P氏（30）は「反論するあらゆる資料と証拠を持っている。悪質なうわさ、虚偽事実の流布には法的に対応していく」と話した。

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版パク・ヘヒョン文学専門記者 , キム・ミリ記者
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