料理の歴史 2皿目
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650:世界@名無史さん 22/04/07 11:21:49.70 0.net 『沖縄やぎ地獄』 2005-10-17 10:55:31 | ノンフィクション さとなお著 角川文庫 H17.9.20文庫化 「沖縄やぎ地獄」というタイトルだけみると、「おっ、あの臭いやぎ料理の本」か!と思うのだが、この「やぎ」編はほんのちょっとだけ紹介されている。 大半は沖縄料理全般に及ぶB級グルメ本と思えばよいのかも。作者がいわゆう「ヤマト」の読者に対し 次の料理リストをみていくつ分かるか?と問うているのだが、みなさんはいかが ・ゴーヤー・チャンプルー ・マーミナー・チャンプルー ・クーブ・イリチー ・ナーベラー・ンブシー ・フーチバ・ジューシー ・テビチ ・ラフテー ・ミミガー ・スクガラス ・イラブー汁 ・アバサー汁 ・イナムドゥチ ・スヌイ これで半分以上食ったことがあればあなたは沖縄料理通?かも。沖縄はかって「琉球王国」を築いていたわけで当然中国との交易が盛んであった。 よって食文化でも中国の影響はかなり濃い部分があり、この辺りは台湾と共通するところが多く個人的にはなんかしっくりしてくる。 作者は単なる沖縄フリークとしてではなく、食文化を通して沖縄のカルチャーをしっかり勉強、探求している姿が好ましい。 とまれ表題の地獄のような「山羊汁」、一度喰らってみたいものだ。
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