中国によるチベット・ウイグル人大虐殺2 at WHIS
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250:世界@名無史さん
21/08/06 18:47:25.91 0.net
昔、モンゴル人にあまりにチンギス・ハーン自慢をされるので嫌気がさしてきた。そこで彼らの自慢の背景を調べたら、なんと彼らがチンギスを民族の英雄にし始めたのは、社会主義期であることがわかってきた。
チンギスは20世紀初頭、一部のエリートを除くと一般庶民から忘れられた存在だった。
ところが清朝から独立し、近代国家を築く過程でモンゴルはチンギス・ハーンの事績を褒めたたえた歴史書や教科書をつくろうとしたが、横やりが入る。ソ連の学者たちのチンギスに対する誹謗中傷である
社会主義期にロシア人の学者や作家がチンギスを誹謗中傷すれば、するほどモンゴルのエリートは「ロシア人をそれだけ苦しめるくらい、チンギスとその帝国はすごかった」と理解したようだ。
つまりソ連による誹謗中傷の反作用としてチンギス・ハーンは「民族の英雄」として多くの人々の間で密かに認識され
社会主義時代に単純に抑圧されていたわけではないんです。モンゴルは社会主義時代、3回、国史を編纂しているのですが、ソ連との共同作業で編纂がなされました。
私はソ連科学アカデミーとモンゴル科学アカデミーのやり取りを記した「外交文書」を見つけました。田中克彦先生の本で「社会主義時代は民族主義は敬遠されていたが自由化後
チンギスハーンが称賛されるようになった」という田中さんとは異なる結論に達したんです。

251:世界@名無史さん
21/08/06 18:49:29.08 0.net
要するにソ連の誹謗中傷によって、それだけ外国を支配していたということをモンゴルの人々は知ったんです。清朝時代、
モンゴル高原に閉じ込められていたので、彼らの地理学的知識は、大モンゴル帝国時代よりも、
劣化していたわけです。皮肉にもソ連を通して、モンゴルの人々はそうした知識を得たんです
ソ連はモンゴルを事実上、支配しましたので、これも一種の植民地主義でした。歴史の書き方まで支配しようとしたくらい、ねちっこいものでした。
モンゴルの学者たちは、ロシア人たちに歴史学の手法を学びながら、ロシア人以上に実証的に彼らの誹謗中傷に反論していく様には、びっくりしました。
自慢したくなるのも無理はないかなと、少し納得した次第です
島村一平『ヒップホップ・モンゴリア』発売中

252:世界@名無史さん
21/08/06 18:50:32.74 0.net
誤解を招くような言い方になったかもしれませんが、どこの国でもエリート層はいろいろな知識を持っています。それが一般大衆に広まるのは、出版技術の導入や近代公教育を通してです。モンゴル人が皆チンギスを忘れていたといったわけではありません

253:世界@名無史さん
21/08/06 18:57:47.07 0.net
楊海英(Oghonos Chogtu, 大野旭)
事実は違う。モンゴル語の数多くの年代記は19世紀末までチンギスを中心に編まれていた。チンギス・ハーン祭祀の祭祀者も全モンゴリアを周り
、祭祀用品を調達していた。全モンゴル各部もチンギス・ハーン祭祀に参列していた。モンゴル人にチンギスを教えてやったとは、植民地支配者史観。
戦前の日本人はモンゴル人にチンギスの事を教えてやったと嘘をついていた。戦後は反省すべきなのに、傲慢にも反省しなかった。民族の歴史を他人に教えてもらう必要はない。
モンゴル人は一度も、チンギスを忘れた事ない。忘れたなら、オルドス部は何をしてきたか?
以下は清朝時代のチンギス祭祀に関する古文書で、ハルハも、含めて全モンゴルのもの。1911年に独立する前は、チンギス祭殿をハルハに移す予定だったと、橘誠さんも研究。忘れたら、そんな事できるか?
オルドスのチンギス祭祀の祭祀者は1949年まで全モンゴルを回り、全モンゴル人がチンギスをまつっていた

254:世界@名無史さん
21/08/07 11:47:55.40 0.net
昨日のチンギス・ハーンに関するツイートで誤解される方がいたので補足しておきます。昨日のツイートは、モンゴル国に関するものです。モンゴル高原はゴビ砂漠を挟んで北側のモンゴル国
と南側の内モンゴルに分かれます。中国の支配下に置かれた内モンゴル自治区の話ではありません。
20世紀初頭、モンゴル国では、外国人との接触を通じて、モンゴルの知的エリートたちは、彼らの祖先であり神でもあったチンギスが、当時の先進国であるヨーロッパすらも征服したことを知ります。
そういう意味で「忘れられていた」のであって、チンギスの存在を忘れていたわけでありません。
そこで彼ら知的エリート(多くは王侯貴族や僧侶たち)は、外国の資料を用いながらチンギスに関する歴史書を書きます。伝説ではなく史料を引用した上での近代的な歴史書です。
ところが、ソ連が、それを潰そうとしたのは書いたとおりです。
ソ連の学者や作家は必要以上にチンギスを悪魔のような邪悪な存在として書きました
これに対して、モンゴルの知的エリートたちは、ソ連に留学し、近代歴史学の方法論を学びながら、彼らのチンギスに対する誹謗中傷が、いかに歴史学的におかしいのか、反駁したのです。
そしてモンゴルの学者たちは「悪魔」ではなく一人の「人間」としてチンギスを叙述することを主張したのです。ですから
モンゴル国では、神格化は行われませんでした。一方、モンゴル高原の南側は残念ながら20世紀半ばから中国の支配下にあります。中国の植民地支配に苦しむ彼らにとってチンギス・ハーンは
唯一の心の拠り所であり、神でもあります。そもそも内モンゴルのオルドス地方では、何百年もチンギス・ハーン祭祀が
続いていました。モンゴル国と内モンゴルでは、チンギスに対する接し方が少し違うのです。ともに偉大な英雄だと認識していますが、前者は人間として、後者は神として尊敬・崇拝しているのです
日本の関東軍が内モンゴルの人々のチンギス信仰を利用して、自らの支配の道具にしようとしたこともありました。これも忘れてはいけないことです。

255:世界@名無史さん
21/08/08 20:50:32.43 0.net
中国人をウイグルに移動させる対策。「ウイグルに多数の人々を募集し、18から35歳の定住人に140万住宅補助金を与える。
家族に上級生がいて、大学に入学すると、40万円の補助金を出す」など。
逆にウイグルの学生に1円も補助しず失業させる中国。

256:世界@名無史さん
21/08/08 23:35:12.61 0.net
2021.8.7【中国】インターポール(国際刑事警察機構)まで支配!その目的は1海外逃亡中国人捕獲2ウイグル亡命者の拘束だった!!【及川幸久−BREAKING−】
://youtu.be/URuuEWeoZvU
ヤメロー! #中国共産党は人類の敵

257:世界@名無史さん
21/08/11 21:18:59.74 0.net
新疆北部に位置するジュンガル盆地は、油ガス資源調査の大きなポテンシャルを秘めている、中国石油の原油生産と埋蔵量拡大の重要な引き継ぎエリアだ。ジュンガル盆地の油ガス調査ペースは近年上がり続けており、
瑪湖地区で10億トン以上の埋蔵量が確認された。瑪湖油田の調査・開発ペースを上げるため、中国石油集団公司は2018年6月にジュンガル盆地重点エリア調査開発建設現場指揮部を立ち上げた。

258:世界@名無史さん
21/08/14 23:48:55.36 0.net
日本の閣僚の靖国参拝は文化や世界観の話だから、他国はこれについて反発するのは内政干渉です。
香港人の弾圧やウイグル人の虐殺は人権、人命の問題だから、弾圧をやめる事を要求するのは
、普遍的な価値観から当然であり、内政干渉ではありません。

259:世界@名無史さん
21/08/16 15:06:43.18 0.net
まず新疆ウイグル自治区の問題に詳しい大西広・慶應義塾大学経済学部教授が「『ウイグル問題』に関する西側キャンペーンを検証する」と題して講演した。
その意味で、事実を確かめずにウイグル会議情報が垂れ流されている昨今の学界状況に大きな危機感を感じている
たとえば、2008年4月に『日本経済新聞』など日本メディアが報道したホータンでの「2日間に亘る1000人近い住民の抗議デモ」なるウイグル会議情報の真偽である。この小さな新聞記事の真偽を確かめるべく現地まで行く研究者はいないが、
私自身は専門家として現地に飛び、現地のウイグル族から「事実は3名のデモ。一瞬で終わった」ということを確かめた。
現場は土日に多数のウイグル族女性が作った絨毯を持ち寄って販売する交易所であり、そこに多数が集まったのは事実である。が、「独立」と書いたプラカードを掲げたのは3名、かつすぐ隣の警察署にすぐ取り押さえられたということであった。
また、私は、新疆大学学生の夏休み期間における綿花摘み労働に関わる事前調査もしたことがある。そして、実際、その場の労働条件は極めて劣悪なものであり、誰もが希望して行くようなものではなかった。が、(1)これは十数年も前の話であり、(2)大学は責任をもって事前調査をしており、
(3)このケースでは派遣を断っている。また、(4)現在の新疆では綿花摘みの7〜8割は機械化されるに至っている。つまり、こうした「強制労働」が存在したのは相当前のことであったということとなる。

260:世界@名無史さん
21/08/16 15:07:34.24 0.net
もうひとつ、ウイグル会議が主張する集団就職の強制性についてもカシュガル付近のコナシェヘル県で調査を行なっている。その県から集団就職した広東省韶関市の玩具工場で大規模民族衝突が起き、それが2009年7月のウルムチ暴動の
直接の契機となったからである。中国はこの衝突から教訓を学び、労働力を内地に「派遣」するのでなく、
工場自体をなるべく新疆に持ってくるよう指導するようになった。が、集団就職をゼロにするわけにはいかないので、各地の送り出し機関・政府は派遣先の労働条件を詳細に調べるようになっている。
たとえば、イスラム用食堂や浴室、エアコンなどの設備の有無、食料補助金の有無、ウイグル人シェフを同行しているかどうか、外傷保険、医療保険、労災補償などの有無、
試用期間や操業停止時の賃金を含む各種労働条件のチェック、8時間労働規定や週休規定の有無、工場までの旅費や親族訪問旅費を企業側負担しているかどうか、などである。
ウイグル会議は集団就職自体を辞めろと主張しているが、それで所得が下がり不利益を受けるのはウイグル族の側である。そして、実際、この送り出し県の人々が基本は喜んで派遣されていることを私のウイグル族の弟子が親族訪問の際に確認している。この際、私も同行したが、
外国人に対して正直に答えられる保証はない。そのため、ウイグル族が自身の親族に聞くという形でヒアリングを行った。その回答は信頼できる。

261:世界@名無史さん
21/08/16 15:08:17.44 0.net
ただし、以上のように言っても、新疆に何の民族矛盾もないわけではない。たとえば、「脱貧」を課題として設定された地方幹部が何が何でも目標を達成しようと、希望しない住民をも派遣していた可能性である。この可能性は、
上述の民族衝突の後、政府が指示した内容に「地方幹部は自身の親族を優先して派遣すべし」との内容があることによって示唆されている。要するに昇進目的で地方幹部が一部で強制を行なうインセンティブが中国的官僚制にありうるという問題である。
中国の行政システムは脱貧、コロナの克服、環境保護など国家目標をやり遂げるシステムとして基本的には素晴らしい成果を収めている。が、コロナ禍初期における対応のミスなど時に問題を引き起こす。簡単に言えば「官僚主義」の問題であり、毛沢東が建国初期から一貫して問題としていた問題である。
この毛沢東は、民族問題にも非常に敏感で、1953年には「大漢族主義を批判する」という文章を発表している。私は上述の私の編著の冒頭でこの文章を紹介している。この認識に基づき、中国政府と
国民の民族融和の努力が重ねられることを心から期待する。ただし、もちろん、その前提には、ウイグル会議などが流すデマが糾されなければならない。これは喫緊の課題である

262:世界@名無史さん
21/08/16 17:08:46.35 0.net
若い中国人女性は、ドバイにある中国人が運営する秘密の拘留施設で、少なくとも2人のウイグル人と一緒に8日間拘束されたと言います。
これは、中国がいわゆる「ブラックサイト」を超えて運営していることの最初の証拠かもしれません。その国境。
女性、26歳のウーファンは、彼女の婚約者が中国の反体制派と見なされたため、中国への引き渡しを避けるために逃走していた。
ウーはAP通信に、ドバイのホテルから誘拐され、刑務所に改造された別荘で中国当局に拘束され、そこでウイグル人である他の2人の囚人を見たり聞いたりしたと語った。
彼女は中国語で尋問され脅迫され、彼女に嫌がらせをしたことで婚約者を非難する法的文書に署名することを余儀なくされたと彼女は述べた。
彼女はついに6月8日に釈放され、現在オランダで亡命を求めています。
記者は彼女のパスポートのスタンプ、彼女が刑務所から夫婦を助ける牧師に送った彼女の質問とテキストメッセージを尋ねる中国の役人の
電話録音を含む裏付けとなる証拠を見聞きしました。
中国とドバイは、複数の電話やコメントの要求に応じなかった。
台湾の中央研究院の助教授であるYu-JieChenは、ドバイでの中国の秘密刑務所について聞いたことがなく、他の国のそのような施設は珍しいと述べた。
しかし、彼女はまた、引き渡し条約に署名するなどの公式の手段と、ビザを取り消す、家族に圧力をかけるなどの非公式の手段の両方を通じて、
選ばれた市民を連れ戻すためにできる限りのことをする中国の試みと一致すると述べた。

263:世界@名無史さん
21/08/17 16:42:46.76 0.net
弱者のウィグル人に対する同情は大きいが、中共の支配体制がなければ(あたなも認めているように)タリバン化してもおかしくないってこと。
イスラム教過激派の支配に比べたら中共の支配の方がマシなんだから、下手な善意は害悪。
ウィグルを独立させて民主制の政権を打ち立てるなーんてのはアフガニスタンの二の舞になること間違いなしなんだからな。

264:世界@名無史さん
21/08/17 18:58:56.00 0.net
タリバンは中国からカネをもらいウイグルを見捨てたからイスラムじゃないというのは単なる感情の発露だ。
フィフィ氏の祖国エジプトを含むほぼ全てのイスラム諸国が中国からカネをもらいウイグルを見捨てたのでイスラムでないことになる。
ウイグルのために戦えといってるのはアルカイダやイスラム国だ

265:世界@名無史さん
21/08/19 11:18:09.27 0.net
国際アジア共同体学会が主催する日中シンポジウム「米中新冷戦と日本の生き方」がこのほど東京の国会議員会館で開催され、日中の有識者が出席した。
新疆ウイグル自治区出身のパルチ・パハルディン・中日青年産学連合会幹事が講演し、「出入国できない」「強制労働」などの報道について「嘘である」と主張。「尻馬に乗らず実際に現地で確かめてほしい」と訴えた。
その前に、皆様に一つ質問させていただきます。
アフガニスタン、シリア、イラクで家庭を作り、今後の人生を送りたい方は手を上げて下さい!
居ないですか?居ないですね。
新疆ウイグル自治区のウイグル、カザフを始め、各民族の住民もそういう環境で生活したくないのです。
しかし、2010年まで、新疆では無差別な爆発事件や漢民族に対する殺害事件が頻繁に発生していました。近年、治安がよくなって、
観光客も来るようになりました。これは現地の政府と住民の努力だと思います。皆様にもこのせっかく平和と安定を取り戻した社会と生活を見守っていただきたいです。
BBCのニュースに登場する自称ウイグル人の女性は、アラビアのヒジャブをかぶっていますが、違和感がありました。新疆のウイグルを始め、カザフ、ウズベクなど各ムスリムは世俗主義の住民がほとんどで、自分の祖母も含め、皆ヒジャブではなく、
旧ソビエト由来のプラトック(ウイグル語ではヤグレク)という鮮やかのシルクの頭巾を被っていました。母の時代になると、伝統行事や、お墓参り、料理を調理する時だけ被っていました。今の若者は一切それを被らないです。
これは国際的にフェミニスト運動が盛んになり、そして日本や欧米のテレビドラマが流行り、その影響を受けて、なぜきれいな髪を隠さないといけないのか、なぜ染めちゃだめなのかという風に考える若者が増えてきたのが一つの理由だと思いま

266:世界@名無史さん
21/08/19 11:21:31.48 0.net
続いて、海外のウイグル人は帰国できない、帰国したら出国できないという噂もありますが、僕が日本で交換留学中の2019年、中国での大学の卒業式があり、帰国しようかなと思いました。その時ちょうどこういった
噂が広まった最中で、周りの日本人の先生や友達も皆帰国しない方が良いよ、帰国したら戻れないよと言われました。現地の家族に聞いた結果、 心配しないでと言われましたので一時帰国を決めました。
飛行機が北京に到着して入管まで進んでいる途中、パスポートが回収されたらどうしよう、捕まったらどうすればいいかと色々考えました。
結局無事入国できました。
家族も新疆から北京まで来て3日間楽しい時間を過ごしました。出国も無事で日本に戻って来ました。
こういった噂は新型コロナ問題で外国人観光客が新疆に入れないため広まったと思いますが、百聞は一見にしかず、尻馬に乗らず、皆様には実際に現地に来ていただきたいです。
私も頑張って有給を取って皆様にご案内できたらいいなと思います。
強制労働の噂も出ていますが、子供の頃から今までこのような話は聞いたことなく、そして高校の時、カシュガル、ホータン、イリ州のクラスメートからも一切こういう話を聞いていません。これは完全な嘘です

267:世界@名無史さん
21/08/20 12:07:14.58 0.net
サウトバイ氏はいわゆるエリートで、イリ自治区の大学を主席で卒業し、97年からは医師として働いた。イリの人口構成は90%がカザフ人だが、すでに中国の侵略は進んでおり、
医師の80%は中国人。大学では研究や解剖用に、出所不明の健康な臓器がふんだんに提供されていたという。
その後、彼女は母親の看病のため医師をやめ、地元に帰って教員の研修を受けた。公職に就くには入党が必要となり、2001年、共産党員となった。2004年、やはり教員であったカザフ人
の男性と結婚し、2005年に娘が生まれた頃は、彼女はまだ将来に対する希望を全て失っていたわけではなかった。
2006年、学校で使用する言葉が、カザフ人にとっては外国語である中国語となった。教師の8割が中国人となり、カザフ人は職を失った。紆余曲折は省略するが、2009年には長男も生まれた。
そしてその頃、党では自己批判制度が導入され、職場で全員が、自分の過ちを中国語で記すことが義務となった。
2009年、ウイグル人少女のレイプをきっかけに、ウルムチで大規模なデモが起きたが、中国人兵士がウイグル人の服を着て中国人を攻撃し、その報復と称してウイグル人とカザフ人が大量に虐殺されたという。

268:世界@名無史さん
21/08/20 12:11:11.32 0.net
そのうち公務員のパスポートが取り上げられ、外国には出られなくなった。サウトバイ氏の夫は退職していたため、
パスポートがあった。そこで彼らは大きな決断をする。夫と子供達だけでも、まずここを脱出するべきだと。
2016年、3人が旅行を装ってカザフスタンに旅立つのを、サウトバイ氏は「必ず後から行くから」と誓いながら見送った。その後まもなく、チベットで文化を破壊し、
人々を虐殺した人物が、東トルキスタンの新しい党書記に任命された。
中国政府による統制は進んだ。顔写真、網膜、声紋による絶対に誤魔化せないIDカードが作られ、健康診断が行われた。外国との交信が断たれ、サウトバイ氏は通信アプリで夫や子供と話すこともできなくなった。
あらゆるところに監視カメラと警備員が配置され、突然、消える人が増えた。
そして、2017年、ついにサウトバイ氏も連行され、家族がカザフスタンにいることを責められた。その後も、頭に布が被せられた連行と釈放が何度か繰り返された。
その年の11月、サウトバイ氏が目隠しのまま連行されたのは、いつものように警察ではなく、収容所だった。しかも、ここで教師として働くために。
あたかも奇跡のようにカザフスタンへの電撃入国を果たした彼女は、家族と再会する。ただ、カザフスタンには既に中国の権力が伸びており、一家に平和な生活が訪れることはなかった。まもなくサウトバイ氏は拘束され、中国に送還される危険が迫った。
ところがその頃、カザフスタンで思いがけず大きな運動が巻き起こる。彼女の夫と義兄が、カザフの有名な人権活動家とともに、この件をビデオメッセージで発信した。すると、それがきっかけでカザフ人の怒りが燃え上がり、その輪が国中に広がっていった。
カザフスタンには、中国の収容所に消えた家族や親戚を持つ人が大勢いたのである。
2018年7月、サウトバイ氏の裁判が始まった。罪状は「違法入国」
判決は「6ヵ月の自宅監禁」となり、支援者とともに喜んだのも束の間、判決が下されたその日のうちに、ウイグル自治区にいる母親、翌日には妹が逮捕されたというニュースが入り、彼女は打ちのめされた。
その後も、カザフスタンの秘密警察に脅される生活が続き、さらに滞在ビザも小刻みにしか延長されず、結局、追い詰められた一家はスウェーデンへの亡命を決意する。

269:世界@名無史さん
21/08/20 16:20:05.33 0.net
記者「中国政府は1984年に『死刑囚の遺体や一般遺体をドナーとして利用する規約』を発表しました。それは政府の正式見解です。その中にはドナーとして使用する場合、『遺族の許可が必要』と明記されています」
・アニワル医師「それは我々を騙すための記載でしょう。遺族の許可の同意書、保証書などいくらでも政府が偽造できます。適当な人に署名させて、遺族は政府に対して一切抗議できません。共産党政権下では日常茶飯事のことです」
・記者「ウイグル自治区の『闇の臓器ビジネス』について、他に何か情報はありますか?」
・アニワル医師「新疆ウイグル自治区の最初の臓器ビジネスは1990年です。私の故郷、ハミ地区で子供が誘拐される事件が頻発しました。当時、あるウイグル人農民の母親が10代の子供を連れてきて、
私に『自分の子供の腎臓はまだ残っていますか?』とレントゲン検査を要求してきたことがありました。その母親の話によると、
その地区では、子供が行方不明になる事件が多発し、2〜3ヶ月後に発見されていました。その共通点は、子供の腹に手術後の縫い跡が残っていること。腎臓が取られるという
ケースが多発していました。私が確認したところ、その子供の腹に手術後の縫い跡はありませんでした。
ですから、『腎臓は取られていませんよ』と母親に伝えました。しかし、その後も相次いで若い母親が子供を連れて私の所に診察しに来ました。皆共通して、子供の失踪歴がありました」
そして、その後半年間に、僕は約100人の子供を診察しました。その中の3人の子供のお腹に手術跡が残っていました。私はレントゲンで診察すると3人とも片側の腎臓が取られていることがわかりました」
中国の法律では、脳死の状態で臓器移植を行うことは合法です。しかし、脳死の状態では心臓がまだ動いています、
血液の循環で臓器の鮮度を維持しています。つまり脳死のドナーは中国共産党の臓器移植ビジネスにとって「最高の商品」です
中共がすでに世界に向けて廉価な臓器を提供しています。短期間に自分に適合する臓器を見つけるには、中国に頼るしかない、というのが世界周知の事実です。
中共は、日本はもとより世界の土地を爆買いしています。その資金源こそ、「闇の臓器移植ビジネス」から得た利益に他ありません

270:世界@名無史さん
21/08/22 13:05:38.29 0.net
 新疆ウイグル自治区「交通運輸庁」の郭勝副庁長は19日に開かれた記者会見において、自治区全域の農村道路網は改善を続けており、特に「南疆四地州」(和田地区、カシュガル地区、アクス地区、グズルス・キルギス自治州)の農村道路網は大きく改善したと発表。2020年末までに、「南疆四地州」における公道の距離は目標の92.3%、舗装率は86.1%に達したと話した。
 このほか、新疆では「新農村公道管理モデル」を新たに導入し、「農村公道管理及び貧困脱却」計画を推進している。2020年から、「南疆四地州」では22の「貧困県」に2.2万か所の「道路管理基地」を設置し、地元の貧困層から作業者を雇用して道路の管理にあて、道路の定期的なメンテナンスとともに周辺住民の雇用状況を改善することを目指している。
 新疆における県と県の間の平均距離は112kmと長く、県と「郷(県の下位単位)」の平均距離も35kmに達する。農村公道は現地住民にとって移動・流通の唯一の手段であり、新疆においてはカバーしている地域が最も広く、
公益性の最も高い交通施設となっている。「新疆ウイグル自治区交通運輸庁」によると、「第14次五か年計画」における新疆の農村公道建設規模は2.89万km(「新疆生産建設兵団」を除く)、建設費用は330億元(約5570億円)に上る見通し。

271:世界@名無史さん
21/08/22 15:58:16.20 0.net
中国・新疆ウイグル自治区の強制労働疑惑を巡り、中国当局は労働環境を監査する米非営利組織の現地パートナーを閉鎖した。
多国籍企業が取り組んでいる中国のサプライチェーン(供給網)の認証作業が難しくなる恐れがある。
 労働者の権利を推進する米非営利組織「ベリテ」系の深圳ベリテは、4月の治安当局による家宅捜索を受けて閉鎖された。内情に詳しい関係筋が明らかにした。
 ベリテは中国の労働環境に関する監査業界で大きな存在ではないが、ウォルト・ディズニーやアップルなど複数の企業が中国工場の労働問題を巡り、ベリテを起用している。
深圳の現地提携先が閉鎖されたことで、ベリテは事実上、中国市場で業務を継続することができなくなった。そのため企業にとっては、中国における労働問題の監査や調査を行う手段が奪われる可能性がある。...

272:世界@名無史さん
21/08/24 01:28:55.36 0.net
本当に学問一筋の人なんですけど、そんな優秀な学者の先生が強制収容所に入れられているんです。
日本のウイグル学者の先生方のなかには、その先生との交流をSNSで自慢気に投稿したり、ウイグルでのフィールドワークで、
その先生にいろいろとお世話になったりした人たちもいるんですが、彼らはこういうときには誰ひとりとして声をあげない。先生の現状を心配する声や、同情のひと言もない
私、署名を持っていったら拒否されたんです。「これ、持ってこないで。見たことも言わないで」って。でも、
モンゴル学者やチベット学者の先生方は違うんです。積極的にデモに参加する人もいます
日本のウイグル学者の一部の先生方は、常に中国の立場で、中国の顔色をうかがいながらウイグルを研究しています。
彼らからすれば「新疆ウイグル自治区」に住む「少数民族のウイグル族」の問題は、あくまでも中国の民族政策の問題なんです
彼らは中国のご機嫌を損ねて中国にフィールドワークで入れなくなることを恐れているので、ウイグル問題を正面から取り上げることができません
URLリンク(wanibooks-newscrunch.com)
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273:世界@名無史さん
21/08/24 01:35:02.66 0.net
それと、日本ではまったく知られていませんが、お金とは別の次元で、アラブ・イスラム諸国への中国の侵食が進んでいるんです。
たとえばサウジアラビアやトルコでは、アラビア語の中国メディアが大人気で、すごく支持されています。かなり露骨なやり方なんですけど、
目を疑うような美しい女性をたくさん使っているんです。
福島 漢民族の女性ですか?
ムカイダイス ええ。本当にきれいな漢民族のお嬢様たちです。彼女たちが、スカーフを巻いて、完璧なアラビア語を操りながら記者として働いています。それも数十人とかじゃなくて、何百人、何千人。男性はほとんどメディアには関わっていない。
美しい漢民族の美人レポーターが、ペラペラのアラビア語を使いながらウイグルを訪れる様子が放送されると、見ている人たちは「なんだ、ウイグルって、
すばらしいところじゃないか」って思うわけです。だから「同じムスリムのウイグル人を助けなくちゃ」っていう声が形成されにくくなる。
こういう点に関して、中国は本当に賢いと思います。すごく頭を使っている。普段、女性を見ることができないアラブ・イスラム世界のメディアには、
こうした美女をたくさん使う手法は大変効果的なんです。それを中国はもう10年も20年も前からやってきた。こういう分野で中国が一番力を入れてきたのが、アラブ・イスラム世界なんです。
その結果、今ではあまり美人ではない漢民族の女性ユーチューバーでも、5万や6万のアラブ人男性のファンがついているような状況です

274:世界@名無史さん
21/08/24 01:36:48.49 0.net
ムカイダイス 中国との経済的なつながりや、中国のメディア工作というのは外的な要因なんですけど、もうひとつ、アラブ・イスラム世界が一致団結してウイグルに味方できない内的な要因があります。それは、彼らが同じ宗教、同じ民族でありながらも、実際のところは分裂状態にあるということです。一般的にアラブ・イスラム世界のリーダーとみられているサウジアラビアだって、
国王のサウード家のルーツは荒くれ者の田舎武士で、正式な預言者の末裔ではありません※1。だから他のアラブ諸国は、サウジを尊敬しておらず、むしろサウジがイスラムの聖地メッカを支配していることに腹を立てているくらいなので、なかなかひとつにはまとまれないんですよ。
それに加えて、現在ウイグルの人権問題に高い関心をもっているのが、アメリカを中心とする西側キリスト教社会だということも、アラブ・イスラム世界の人々にとってはネックになっています。言ってしまえば、アメリカはイスラムの“敵”ですよね。
だから、アラブ・イスラム世界の人々からすると「アメリカが中国のことをいろいろ悪く言っているけど、本当にウイグルにそんなひどいことしているのか? 中国は俺たちには良くしてくれているぞ」という発想になるんです。ようするに「アメリカの言っていることなんて信用できない」と。
でも日本は、アラブ・イスラム世界でもっとも信用されている国です。だから、彼らはアメリカの言うことは信じなくても、日本がウイグル問題を発信してくれれば絶対に信じてくれるんです。アラブ・イスラム世界の国々にとって、日本ほど信頼できて、
尊敬できるパートナーは他にいません。彼らは、日本が第二次世界大戦中にイスラムの価値観を本質的に認めて、支配することもなく、服従させることもなく、敬意をもって接してくれていた歴史を知っています。
アメリカは、イラク政策を見てもわかるように、すぐにイスラムを支配したがりますが、日本はそれをしなかった

275:世界@名無史さん
21/08/25 14:04:59.45 0.net
ムカイダイス 習近平がいなくなっても、本質的なところは何も変わることはないと思います。
たしかに、習近平後の中国共産党が、強制収容所を閉鎖したり、習近平ひとりを悪者にして尻尾を切ったりして
「中国は良くなった」と世界にアピールしながら、ウイグル問題の鎮静化を図る可能性はあります。
ムカイダイス 福島先生が今おっしゃったことと関連するんですが、中国が民主化したとき、つまりウイグル人が漢民族と平等に暮らせるようになったときに、ウイグル人はどうするべきかという議論が私たちの間でかなり前からあります。
でも、私にとって中国の民主化は、ウイグルの独立よりもはるか遠くに感じるんです。たとえばウイグルの独立が家の“電灯”くらいの距離だとすると、中国の民主化は“月”ぐらい遠い。
そもそも、私は本当の意味で「民主派」だと思える中国人にお会いしたことがありません。彼らは、確かに中国共産党には反対しているんですけど「祖国の統一のために、ウイグル・チベット・モンゴルは、
中国が民主化しても中国と一緒になるべきだ」って言っているんです。でもこれって、おかしいですよね。なんで、この人たちは口では民主化を唱えながら、中華民族の統一のために「ウイグルは独立したらダメ」って言えるんですか。
URLリンク(wanibooks-newscrunch.com)

276:世界@名無史さん
21/08/28 14:56:11.02 0.net
】中国新疆ウイグル自治区南部に暮らす数百万人もの人々が、家庭用燃料をクリーンエネルギーへの転換を実現し、天然ガスがもたらす便利で清潔な暮らしを享受している。
同自治区南部のタリム盆地周辺の都市部や農村部では長い間、まきと石炭を主な家庭用燃料にしてきた。
ここに住む人々へのガス供給問題を解決するため、中国石油タリム油田は1998年6月、天然ガス利用促進プロジェクト
「気化南疆」に着手した。2010年7月には「南疆天然ガス利民プロジェクト」に全面着工、13年7月から稼働を開始した。
同プロジェクトは「気化南疆」の継続と拡充の役割を担って、新疆南部に天然ガスを供給している。

277:世界@名無史さん
21/09/03 22:12:21.29 0.net
【自転車屋】
北京のバーで習近平(シー・チンピン)が側近と酒を飲んでいた。習近平が言った。
「今度、1000人のウイグル人と、1人の自転車屋を殺そうと思う」
その話を耳にした1人の学生が、驚いて習近平に聞いた。
「1人の自転車屋って、それは一体どういうことなのでしょうか?」
習近平はニヤリと笑いながら、側近にこう言った。
「ほら見ろ。人民はウイグル人の命などなんとも思ってやしない」

278:世界@名無史さん
21/09/04 15:45:06.50 0.net
新疆ウイグル自治区を脱出し、父、母、妹の家族4人でアメリカへやってきたのは4年前─。
「中国人でもウイグル人のことを理解している人は少ない。多くの人は、教科書に書いてある通り、果物や野菜を育てていて、火の周りで歌ったり踊ったりする楽観的な民族だと思っている」
アセナ(Aséna)という名は「トルコ人に多い名前」だという。「父は私にトルコ系民族であることを覚えていて欲しかった。だから、私にこの名前をつけた」
一家は同自治区のウルムチ市で「2009年、私が8歳になる頃までは」、穏やかに暮らしていたと言う。
その年、中国西部の工場で働いていた漢民族の女性ふたりが「ウイグル男性たちにレイプされた」という噂が広まった。証拠は不充分だったが、これを機に、職場でウイグル人に対するリンチが行われるようになった。ウルムチ市では暴力に反対するデモが発生。デモ自体は平和に行われていたが、参加したウイグル人は中国当局によって暴力的に取り押さえられた。少なくとも197人の死者が出たと、同誌は報じている。
以来、同地区の監視は「徐々に厳しくなっていった」。
「街の中には100メートルごとに中国警察の派出所が配置され、監視カメラの数も増えた」。それに伴い、「ウイグル人は自宅につながるケーブルには、各家庭の会話を記録するチップが埋め込まれているとの噂を本気にするようになった」。アセナの両親はそれを信じていなかったが、それでも「家で政治の話は一切しなくなった」。
そういった緊張は、アセナが通っていた小学校にもあったと言う。

279:世界@名無史さん
21/09/04 15:48:56.09 0.net
ある日、クラスメイトのひとりが、授業中に突然泣き出した。彼の父親は中国当局によって「スタティ・センター(再教育センター)」と呼ばれる収容所へ
連れて行かれたのだと言う。すると、他の生徒たちもすすり泣き始めた。
「なぜ誰もが少なくともひとりは収容所に入れられた親戚や家族付き合いをしていた隣人がいたから」
すると、先生は黒板消し用の黒い布を掴んで、教室に設置されたカメラに被せた。そして、生徒たちにこう語りかけたと言う。
「皆が辛い思いをしているのはわかっている。けれど、奴らに涙を見せてはダメだ。君たち10代の若者は、ウイグル人の希望だ。強く、勇敢に生きて欲しい」
それから数週間後、その先生は学校から消えた。のちに、強制収容所に連行されたことがわかった。

280:世界@名無史さん
21/09/04 15:50:25.24 0.net
同じ頃、アセナの父親は、中国政府が治療目的での海外への渡航を許可している病気を調べていた。そして、「てんかん」がそのひとつだとわかった。
この頃にはすでに、ウイグル人は中国当局によってパスポートを没収されていた。「父は命の危機を感じていた」
「父は知人のつてで、医師の診断書を集めました」「中国ではお金さえ出せば、このくらいのことは何でもできてしまう」
それから出国が決まるまでの数ヵ月間は「生きた心地がしなかった」。特に「父はバレたら命がなかった。かなり追い詰められていた。精神状態が心配だった」。
出発の日は突然やってきた。大量虐殺から逃れられたとはいえ、「長時間の飛行機の中でぐっすり眠っていたのは、まだ幼かった妹だけ。私たち3人は不安で押しつぶされそうだった」。
だが、アメリカの空港に着くと「不安は消えた」とアセナは言う。「眼に映るすべてがカラフルに見えた」

281:世界@名無史さん
21/09/04 15:52:16.63 0.net
アセナは現地の高校へ通った。英語はそこで身につけた。
言葉も文化も違う国での学校生活はただでさえ大変だったが、当初、家族の中で唯一英語が話せるようになったアセナは、家族の生活基盤を支えなければならなかった。
両親のために通訳をし、家探しを手伝い、日用品を最も安く手に入れる方法を探した。
同級生とは「まったく話が合わなかった」という。ウイグル人の状況について知る者は誰もいなかった。
「同級生がアメリカの悪口を言うのが信じられなかった。クラスの中でアメリカという国を最も好いていたのは私だったと思う。彼ら(アメリカ人)は、自分たちがどれだけ幸運かをわかっていない」。
彼女にとって、アメリカは「自由をくれた国」である。信仰の自由、発言の自由、ウイグル人らしく生きる自由─。
「クラスの誰もがアメリカの問題を指摘したり、政治について議論することはできた。けれど、彼らは国への感謝の仕方を知らない」
けれど、彼女はじきに「それでもいいのかも」と考えを改めたと話す。
「褒めるも貶すも、考えがあってのこと。私は彼らにアメリカの良さを伝えることができる。意見の違う者同士が考えを共有して、
協力することで、私たちはより良い社会を作ることができるから」

282:世界@名無史さん
21/09/04 15:57:24.97 0.net
アメリカでの生活に少し慣れ始めると、一家は次第に罪悪感に苛まれるようになった。
「自分たちだけ逃げてきた」「他の誰も助けられなかった」「中国に戻るべきではないか」
「まだ何も成し遂げていない私は、自由を享受するに値する人間なのか」。そう考えて、死を考えたこともあったと明かす。
そんな時、母親の妊娠が発覚。「その時、私はすでに18歳。弟ができるなんて、考えもしなかった」。
弟の誕生によって、一家は「罪の意識から少し解放された」と話す。「赤ちゃんの世話をしている時は、赤ちゃんのことしか考えなくなるから」。
新たな命に触れることで、死よりも「生」を意識するようになった。
弟はタリムと名付けられた。由来はタリム盆地を流れる内陸河川。アメリカで生まれた彼にも、「ウイグルのルーツを忘れないで欲しい」との思いが込められていると話す。
「弟は大きくなったらきっと、自分のルーツに迷うと思う。そしたら、私が弟を助けなきゃ。ウイグルのことをいろいろ教えてあげなきゃ」
アセナは、他のウイグル人を助けられなかったという罪の意識がなくなった訳ではないと言う。
「痛々しい記憶だけれど、あえて大切に持っておきたい。なぜなら、助けられなかったウイグル人ことを、私は忘れたくないから」

283:世界@名無史さん
21/09/10 11:08:12.33 0.net
>>30
パキスタンって知ってる?スンニ派多数で中国とは中ソ対立以来の同盟国だがね。
あとアラブやら学者先生が何だかんだと言ってるね。>>272とかで。
監視カメラがーと言いながら新疆に散々のさばってるBBCは何者(笑)

284:世界@名無史さん
21/09/16 18:09:14.16 0.net
イグル自治区出身の51歳のアデル・ノーリーは、米中央情報局(CIA)や米軍の尋問官に執ように迫られた日々を忘れない。イスラム教徒で、国際テロ組織アルカイダの構成員と疑われ、
「出口」の見えない拘束生活を7年半余り強いられた。場所は、カリブ海に臨むキューバ東部のグアンタナモ米海軍基地にある秘密の収容施設だった。
 中国当局から「ウイグル独立を図る『危険分子』として追われる身」だったノーリーは当時、同胞と共に暮らしていたアフガンの首都カブールから脱出。隣国パキスタンで治安当局に不審者として捕まり、米軍に引き渡された。
カブールでテロ訓練に参加していた疑いを持たれた。ノーリーは、世界各地で拘束された「テロ」容疑者の1人として密かにグアンタナモに運ばれた。
「584」。グアンタナモでのノーリーの「名前」は、収容者一人一人に付けられたコード番号だった。本名を呼ばれることはなかった。オレンジ色の囚人服を着せられ、手錠だけでなく、足かせもされて独房に入れられた。
当初、放り込まれた独房は、奥行き2.5メートル、幅2メートルで窓がなかった
そもそも米国を狙ったり、米国人を襲ったりするつもりは頭に浮かんだことさえなかった。それでも身に覚えのないアルカイダとのつながりを何度も詰問された
独立を目指す運動に加わった。仲間は中国当局に捕まったり、殺されたりした。迫害を逃れてウイグル自治区を離れたのは20歳の頃だった。その後は中央アジアやパキスタン、
アフガニスタンを転々として、故郷に戻る日をうかがっていた。
米国は最終的に「敵の戦闘員ではない」と判断したが、すぐに解放されることはなかった。やがて同じようにグアンタナモに収容されたウイグル族21人も解放されることが決まった。

285:世界@名無史さん
21/09/16 18:13:48.59 0.net
そんなある日、中国当局者がグアンタナモを訪ねてきた。用件を告げられずに面会を強要された。最初は穏やかな口調で中国への帰国の意思を問われたが、
何も答えなかった。するとすぐに「本性」を表した。
「故郷にいる親族がどうなってもいいのか」
ガラス窓越しにさんざん脅された。つらい言葉だった。だが中国に戻れば自分が迫害され、親族にも会えないことになるのは明らかだったため沈黙を守った。他の同胞も同じように中国当局者と面会をさせられたが、いずれも帰国を拒否した。
なぜ秘密の収容所に中国当局者の訪問が許されたのか。しかも自分たちがグアンタナモにいることは「外」の人間は誰も知らないはずだ。不可解だったが当時、理由を知るすべはなかった。対テロ戦争の一環で米国が中国と協力を深めていたのが背景にあると知ったのは、解放後のことだった
 ようやく拘束を解かれたのは09年だった。「将来の滞在先が決まるまでの一時滞在先」(米国務省)として、台湾と国交のある西太平洋の島国パラオに住むことになり、同胞5人と米軍の輸送機で運ばれた。アルバニアや中米に向かった同胞もいた。パラオでは日本への亡命も希望したが、受け入れられなかった。
イスラム教徒が多いトルコ政府の配慮で、世界最大のウイグル族のコミュニティがあるイスタンブールに移住できることが決まった。現地で待ち受ける妻や子供と合流したのは、12年になってからだった。
両国から「テロリスト」扱いされてきたノーリーの脳裏によぎるのは、「超大国が掲げる『力の正義』に翻弄された悔しさ」だ。
生まれ育った新疆ウイグル自治区クチャを離れて30年以上たつが、その地にもう父はいない。グアンタナモ収容中に亡くなった。イスタンブールから電話で連絡を取った母は、治安当局に一時拘束された、と聞いた。
ポプラ並木が美しく、夏から秋にかけて新鮮な野菜や果物がバザール(市場)に並んでにぎわうクチャ。ノーリーは妻や、故郷を知らない娘と息子を連れていつか思い出の地を踏みたいと願っている。

286:世界@名無史さん
21/09/17 12:14:29.57 0.net
中国共産党帝国とウイグル (集英社新書)
橋爪 大三郎 (著), 中田 考 (著)
大量収容、監視社会、思想改造、強制労働…
新疆ウイグルから香港、台湾へと広がる世界的危機
民族弾圧から読み解く中国リスクの本質
◆内容説明◆
「中国夢」「一帯一路」のスローガンの下、習近平体制以降ウルトラ・ナショナリズムに傾斜する中華人民共和国。
急速な経済発展の陰では、ウイグル人をはじめとした異民族に対する弾圧が強化されていた。
中国共産党はなぜ異民族弾圧、自国民監視を徹底し、さらに香港・台湾支配を目指すのか?
そもそも中国共産党は法的根拠のない、憲法よりも上の任意団体にすぎない。
その共産党がなぜこれほど力を持つのか?
本書はウイグル問題を切り口に、異形の帝国の本質とリスクを社会学者とイスラーム学者が縦横に解析する。
日本はこの「帝国」にどう対するべきか?

287:世界@名無史さん
21/09/18 02:33:31.18 0.net
数年前、県立姶良病院の3病棟に奥浅江ってババアの看護師が居たんだが、精神科医の和田学に何ヶ月も過剰投薬され続けて副作用で手足などの自由を奪われて生き殺し状態され続けていた患者が居たんだが、その患者が薬の副作用で発作を起こして病棟で倒れて痙攣を起こしていた時、奥はそれを目の当たりにしても助ける事もなく声をかける事もなく知らん振りして何事も無かったかのように素通りしていた。多くの看護師達もケースワーカーの花田知枝もその患者が苦しんでいるのを訴えても問題視しなかったが、患者が医者から半殺しにされて、誰もが知らん振りって、見ていて背筋が凍ったよ!

288:世界@名無史さん
21/09/18 19:20:39.15 0.net
世界ウイグル会議の議長であるDuolikun氏をトルコ政府が入国拒否ました
トルコ政府は、中国共産党の資金を貰ってる

289:世界@名無史さん
21/09/23 13:11:24.63 0.net
中国の研究者や専門家の言葉を引用して、タリバンの手に戻ったアフガニスタンが「東トルキスタンイスラム運動(ETIM)を含むイスラム過激派グループの避難所になることを、中国当局は懸念している」と述べている。
問題は、ETIMが「テロ組織」かどうかだけでなく、存在するかどうかさえ、疑わしいと指摘されていることだ。
ETIMは、ワシントン・ポストの記事が言うように中国の安全保障にとって恐ろしい脅威では、決してない。中国共産党がアメリカの対テロ戦争を利用して、新疆ウイグル自治区での長年の抑圧政策を正当化するために、「鬼がいる」と誇張しているのだ。
政治的なレッテル貼りは、中国共産党が反対分子をつぶす伝統的な手段でもある。中華人民共和国の建国以来、無数の人々が「右派」「社会帝国主義者」「走資派(資本主義の道を歩む実権派)」と名指しされて、迫害され追放され、あるいは死に至った。
新疆ウイグル自治区に対する「分離主義者」のレッテルは、独立運動は最悪の裏切り行為だと反射的に考えるように訓練された中国国民の怒りをかき立てたが、他の国々にはほとんど響かなかった。
しかし、2001年を機に、中国共産党ははるかに効果的な手法を編み出した。
すなわち、分離独立戦争を世界的な対テロ戦争の一環と位置付け、ウイグル人の民間人と
治安部隊の自然発生的で組織化されていない衝突を、組織化されたテロ行為と見なす。それによって自分たちの民族弾圧を、欧米が自由の名の下に行う対テロ戦争と連携させたのだ。

290:世界@名無史さん
21/09/23 13:15:11.45 0.net
9・11テロの後、中国はすかさず国連とアメリカに働き掛け、ETIMをテロ組織に指定させることに成功した
。ただし、実際にこの名前を使って活動したグループがあるという証拠はほとんどない。1998年にアフガニスタンでタリバンに支援を求めた小さなグループがそう呼ばれていたが、2003年に創設者が死んだ後は完全に活動を停止しているようだ。
アメリカは20年11月に、ETIMの存続を裏付ける証拠がないとして、テロ組織認定リストから除外した。中国はこれに対し、パフォーマンス的に怒りをあらわにした。
ウイグル人のテロリストや過激派などいないと言いたいのではない。14年に昆明駅で起きた無差別殺傷事件が物語るように暴力的な連中もいる。当然だ。ウイグル人は1200万人以上いるのだから。
だがウイグル人のテロ組織が中国内外で計画的な襲撃を行っているかと言えば、その証拠はあったとしても薄弱だ。
共産党はひげを伸ばし質素な服を着た人間をテロ組織のメンバーと決め付けるが、これは自分たちが行っている残虐行為を正当化するための見え透いた歪曲にほかならない。
もちろん、罪のない市民を殺す行為は許されない。だがごく少数のウイグル人が暴力に走ったからといって、ウイグル人弾圧はテロ対策だという共産党の欺瞞的な主張をうのみにしてはならない。
共産党は長年、ダブルスタンダード(二重基準)だとして、人権侵害に対する批判に耳を貸さなかった。アメリカが罪のないイスラム教徒をグアンタナモの収容施設に入れることは許されるのに、中国がテロ対策を講じれば弾圧だと言われる、というのだ。
彼らの言い分はもっともだ。いずれも許し難い行為であり、一方だけを非難するのはおかしい。アメリカがイスラム教徒に行った拷問も、中国の偽りの「対テロ戦争」も許してはならない。

291:世界@名無史さん
21/09/24 07:16:04.50 0.net
Don Kayakuda
@DKayakuda
URLリンク(twitter.com)
Chinese atrocities in Tibet 1987
(deleted an unsolicited ad)

292:世界@名無史さん
21/09/24 13:04:25.39 0.net
ブレンサイン氏は「どうやら内モンゴルは、新疆ウイグルやチベットのように米国の『対中カード』にならなかったようだ」と明かす。
「内モンゴルには国際的な支えが何もない。中国の顔色をうかがうモンゴルは『後ろ盾にならない後ろ盾』。トルコ系ムスリムのウイグル族が住む新疆ウイグルには、汎トルコ主義やイスラム原理主義の勢力がつながる。
チベットにあるのは、ダライ・ラマ14世がインドに樹立した亡命政府。内モンゴルの問題は、欧米諸国から見てインパクトに欠けるのだろう」 (ブレンサイン氏)
とはいえ、ブレンサイン氏は内モンゴルが欧米諸国からあまり注目されず安堵したという。内モンゴルを、欧米諸国がこぞって中国に圧力をかける道具に利用すれば、中国政府が対内モンゴル政策をより厳しくする可能性があるからだ
。ブレンサイン氏は「モンゴル族が望むのは、これまで通り自分たちの言語や文化がある程度残された状態で(中国の支配下で)生かしてもらうこと」と口にする。
文革を経験したブレンサイン氏は、小学校から大学までモンゴル語で教育を受けた世代。「モンゴル族のアイデンティティをもって中国で生きてこられたのは奇跡。
いま思うと、とても恵まれていた。かつての中国の懐の広さも感じる」と振り返る。

293:世界@名無史さん
21/09/24 13:06:52.07 0.net
ボルジギン ブレンサイン
モンゴル世界は「北アジアの騎馬遊牧民」というステレオタイプで広く語られてきたが、その実態は意外に多様化している。それはモンゴル民族が今なおユーラシア大陸のいくつもの国と
地域に分散居住し、文化と暮らしの面で互いに益々異なる様子を見せるようになっていることによるものである。例えば、
中国領内モンゴル自治区の東部地域に住む大多数のモンゴル人は東アジアの何処にでも見られるような農耕村落社会を形成して暮らしている。
20世紀初頭まで遊牧民であった彼らモンゴル人は何故短期間において農耕民に姿を変えたのか、その形成過程を社会史的にアプローチしてきた。
内モンゴル地域で見られるこのような近現代的変化はモンゴル世界の多様化を示すと同時に中国周縁の少数民族居住地域の
社会動向を示す事例でもある。内モンゴルにおける地域社会の再編を中国の近隣地域の再編やその他の少数民族居住地域における社会動向と
関連づけて立体的に考察することも必要である。また多民族の共存問題を常に重要な課題として扱っており、さらには内陸部の砂漠化問題とも関連づけている考察している。

294:世界@名無史さん
21/09/26 21:32:13.30 0.net
中国当局は新疆ウイグル自治区の少数民族を同化させる政策の下、投獄されたウイグル人経営者が所有する数千万ドルの資産を押収し、競売にかけている。
 新疆の裁判所は2019年以降、少なくとも21人の所有者による家電製品から不動産、企業の株式まで150余りの資産を電子商取引サイトで競売にかけている。その総額は8480万ドル(約94億円)相当に上る。
 このリストは、米国政府から一部資金提供を受けている擁護団体「ウイグル人権プロジェクト(UHRP)」が作成したもので、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が裁判所の文書や企業記録を確認し裏付けを取っている。新疆政府はコメントの要請に応じていない。
 UHRPが記録したのは、テロや過激思想絡みの容疑で裁判にかけられたケースと明白な関連性のある押収品だ。また、中国の国営メディアが過激派と認定した人物や、その家族が過激派の容疑をかけられたと報じたケースも含まれる。...

295:世界@名無史さん
21/09/30 18:47:51.20 0.net
ジェノサイドという言葉が出ましたが、ウイグル人の絶滅を願っているのなら、なぜ全員を殺さないのだろうか。
その理由は、もしも全員殺してしまったら、新疆(しんきょう)ウイグルが中国であると主張する正当化の根拠がなくなってしまうからだと私は思う。新疆ウイグルがウイグル人の土地で、
ウイグル人が中国人だから、新疆ウイグルは中国なのです。同じことは内モンゴルでもチベットでも言えます。
弾圧のために反対派を閉じ込めたり、処罰したり、殺したりしても、それは少数者であって、大部分の人は生かしておかなきゃならない。中国の公民として、中国人として。それでこそ、そこが中国であると言える。
そのための教育であり、思想改造なのです。
■言語・信仰・考え方を抜き去り、中国語を注入する
身体は元のまま生きていて、考え方が別のものになる。中国政府、中国共産党に都合がよいものになる。これが思想改造の本質なんですね。
そうすると、彼らは協力者になり、中国公民になって、中国ナショナリズムのよき担い手になるわけだ。しかも中国政府にとって、それが漢民族ではなく、もともと新疆ウイグルに住んでいた人びとであるという点がとても大事なわけです。
考え方を別のものに入れ換える。そんなことができるのかと思うけれど、それを無理やりやっているのが中国です。民族を弾圧するのだけれど、民族を生かしておく。
これが、ユダヤ人の身体を抹殺してしまう、ナチス(国家社会主義ドイツ労働者党)のユダヤ人迫害との違いです。

296:世界@名無史さん
21/10/02 11:43:41.80 0.net
ウイグル自治区で民族などの集団に破壊する意図をもって危害を加える「ジェノサイド」が続いているとして、アメリカ政府や国際社会に対して
中国への圧力を強化するよう求める集会が、首都ワシントンで開かれました。
この集会は、ワシントンを拠点とするウイグルの人権団体などが1日に開いたもので、連邦議会の与野党の議員や中国の新疆ウイグル自治区の出身の人たちなど、およそ200人が参加しました。

297:世界@名無史さん
21/10/06 12:15:45.91 0.net
この中国人元刑事は匿名を条件にCNNからの取材に応じており、ジャンという名前を名乗っている。ジャン氏は、ウイグル人の共同体をライフルで武装した数百人の警察官が一軒一軒訪ね歩いては、家から人々を引きずり出し、手錠をかけ、抵抗すれば銃殺すると脅していたと語っている。
​ジャン氏の話では男性、女性、14歳以上の児童が捕らえられ、その全員が取り調べ中に殴られたという。拘束されたウイグル人らは専用の椅子に鎖でつなぐ、天井から吊るす、性的暴行、電気椅子、ウォーターボーディング(水責め)などの拷問を受けた。
拘束者はテロに関与した罪に問われていたが、ジャン氏自身は、自分が拘束に関わった数百人の囚人のうち、罪を犯した者は「一人もいない」と考えている。
ジャン氏は、留置場での拷問は容疑者が罪を認めるまで続けられ、容疑者は自白の後は刑務所などの別の施設に移されたと語っている。
ジャン氏自身も取り調べでは特に残虐な行為を避ける必要から「悪い警官」を演じざるをえない場面があったと認めている。「(拷問を)職務とみなす者もあれば、単なるサイコパスもいる」

298:世界@名無史さん
21/10/07 21:14:06.17 0.net
CNNのインタビューに応じた元警察官はかつてウイグル自治区に派遣され、「テロ対策」と称した弾圧に関係していました。
その後、ヨーロッパに亡命し、中国に残した家族を守るため「ジャン」という仮名を名乗っています。
ジャン氏によれば、「新彊支援」と呼ばれる仕組みの下、中国各地の省から15万人の警察官が集められていました。
派遣中の給与は通常の倍となり、他にも特典がつき、当局がウイグル自治区の各地域に治安関連資源を含む支援を提供するよう各省に促したといいます。
ジャン氏が初めて派遣が決まった際、上司から「(ウイグルで)分離主義勢力が母国を分断したがっている。我々は彼らを全員殺さなければならない」と言われるなど、
警察官の間ではテロの脅威に打ち勝ちたいとの機運が高まっていました。
しかし、ジャン氏が目の当たりにした光景は、あらゆるところに検問所があり、多くのレストランや広場が閉鎖されているというものでした。
夜間には、摘発する対象者の名簿が渡され、警察のチームが家宅捜査を行います。

299:世界@名無史さん
21/10/07 21:14:40.48 0.net
ジャン氏によれば、コンピューターや電話などからデータを押収しており、時には地区の委員会を利用し、村の会合で住民を集め、集団で拘束することもありました。
拘束された人はすべからく拷問に遭い、なかには14歳の子供も。
椅子に縛りつけ、天井からつるすことや、性的暴行、電気ショック、水責めもありました。さらには、数日間寝ることを許さず、食事や水を与えないこともあったといいます。
ジャン氏は自身が関与した数百人の逮捕の中で、テロを企てた者は「誰もいない」と指摘。「彼らは普通の人々だ」と話しました。
「一人の兵士でも起きたことには責任がある。命令を実施する必要はあったが、あまりにも多くの人々が一緒にこれを行った。我々にはその責任がある」とも語りました。


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