中国によるチベット・ウイグル人大虐殺2 at WHIS
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150:世界@名無史さん
21/05/16 14:14:01.40 0.net
シリア帰りのウイグル人たちが新疆に戻ってきてからが勝負

151:世界@名無史さん
21/05/17 12:33:30.24 0.net
4月下旬の昼下がり、中国新疆ウイグル自治区のカシュガル市中心部。ウイグル族の店舗や住居が密集する1キロ四方の旧市街では、
楽しそうに走り回る子どもたちを大人が穏やかな表情で見守っていた。
この時期に新疆を訪れたのには狙いがあった。4月13日から約4週間は、イスラム教の最も神聖な月とされるラマダン(断食月)。世界のイスラム教徒は原則的に
日の出から日没まで飲食禁止となり、信仰心と連帯感を強める。イスラム教徒のウイグル族が人口の9割を占めるカシュガルで、その伝統は生きているか。
街を歩くと、飲食店は昼間から営業し、ウイグル族の人々がにぎやかに食事をしていた。記者はかつてイスラム教徒が人口の6割、中華系が3割のマレーシアで暮らした経験がある。断食月の昼間はイスラム教徒の飲食店が軒並み閉店していたが、ここは明らかに違う
。店内は満席だ。「子どもの頃とまるで変わった。厳しい戒律は経済成長の妨げになるというのが政府の方針だから」。ウイグル族の高齢男性が声を潜めた。
中国の憲法は信教の自由を保障しているが、習近平指導部は「宗教の中国化」を強めている。自治区政府は2017年、宗教的な過激思想を抑え込むためとして「脱過激化条例」を施行。「異常」にひげを伸ばしたり、
顔全体を覆うブルカを公共の場で着用したりすることを禁じた。現地滞在中、長いあごひげを蓄えた男性や、髪を覆うスカーフ「ヒジャブ」をした女性は一人も見かけなかった。
 戒律の是非は別として、選択の自由やこの地に根付いてきた断食月が消滅しかけているのは確かだ。

152:世界@名無史さん
21/05/17 12:37:11.65 0.net
店舗や住居は、一見するとウイグル族の伝統家屋である日干しれんが造り。ただ、
よく見ると多くの建物がセメント製だ。10年近く前までは古い街並みが残っていたが、中国政府指定の重点観光地となり、再開発されたという。
その一環なのか。旧市街だけで少なくとも10カ所のモスク(イスラム教礼拝所)が閉鎖・破壊されていた。
最上部のドームにあったはずのイスラム教の象徴、三日月が取り外されたり、アーチ形の窓や壁が埋められたり。ウイグル族の男性は
「20年ほど前に再開発が始まるまで、市内に205カ所のモスクがあった。どれくらい減ったかは聞かないで」と話した。
市政府が1996年に保護対象の重要文化財に指定したことを示す掲示が張られたモスクも含め、カフェやイスラム教徒にとって禁忌の酒を提供するバーに改装されたものもあった。
モスクがカフェに転用されたと海外メディアが報じた場所を訪れた。シートや廃材でふさがれた室内をのぞくと、
机や椅子が放置されていた。批判を恐れた当局の措置か、報道後に営業を停止したという。
現在も使われているモスクの周辺には入り口だけで5台の監視カメラがあり、私服警官とみられる男の姿があった。
神を賛辞する扁額(へんがく)の代わりに「愛党愛国」の赤い看板がかかり、
三日月のマークより高い最上部に中国国旗がはためく。入り口に金属探知機を備えたモスクもあった。
古代からイスラムの拠点都市として栄えたカシュガル。マレーシアの街では毎日5回、
必ず聞こえていたアザーン(イスラム教徒に礼拝を呼び掛ける声)は一度も耳にしなかった。

153:世界@名無史さん
21/05/17 18:33:52.58 0.net
小島 康誉(こじま やすたか
新疆ウイグル自治区政府顧問、日中共同ニヤ遺跡学術調査日本側隊長などを務める
新疆世界文化遺産図鑑
2014年、中国新疆ウイグル自治区のキジル千仏洞・スバシ故城・クズルガハ烽火台・交河故城・高昌故城・北庭故城などを構成遺産とする
「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」が世界文化遺産に登録された。本書はそれらを迫力ある大型写真で収録
ニヤ遺跡(ニヤいせき、尼雅遺址1901年にオーレル・スタインによって発見
橘 瑞超(たちばな ずいちょう
大谷探検隊の第2次・第3次西域探検に参加
大谷探検隊『シルクロード探検』白水社、
橘瑞超『中亜探検』中公文庫

154:世界@名無史さん
21/05/19 12:53:49.80 0.net
中国西端、新疆ウイグル自治区カシュガル市内の料理店をのぞいて驚いた。調理場の包丁が鎖でつながれ、外に持ち出せなくなっていたからだ。
肉屋も羊肉を切るおのの柄が鎖でつながれていた。いずれも刃には所有者を特定できるQRコードが刻印されている。
かつて新疆で刃物を使った暴動が頻発し、当局が管理を強化したのだという。
 スマートフォンを持たない子どもや高齢者の首から、QRコード付きのカードがぶらさがっているのも目にした。
ウイグル族の集落では各戸の玄関にQRコードが張られていた。当局がスキャンすれば、個人や家族の情報が瞬時に分かるという。
 カシュガル市内では交差点ごとに「便民警務所」という交番があった。同じ交差点に二つある地域もあった。ウイグル族の男性が「5年前から一斉に整備された。
住民は見慣れない人がいるとすぐ報告するよう求められている」と教えてくれた。2016年は、
自治区トップの共産党委員会書記に陳全国氏が就任し、ウイグル族の統制政策が強まったとされる年だ
街角のあちこちに警察官が立っている。ただ、街全体の雰囲気に物々しさはなく、穏やかだった。
同僚記者が3年前に訪れた際には至る所にあったという手荷物検査用のエックス線装置は、市場やホテルで見かける程度だった。

155:世界@名無史さん
21/05/19 12:57:34.09 0.net
中国政府によると、新疆では17年以降、テロ事件は起きていない。5年前と現在の変化を知るメディア関係者は「ICT(情報通信技術)を駆使した監視や密告の奨励が徹底された。
警備が以前より緩んで見えるのは街全体を鎮圧できたという自信の表れだろう」と話す。
中国の他都市より、新型コロナウイルス対策のマスク着用が徹底されていたのも印象的だった。
真夜中、宿泊していたホテルの窓の外が時折ピカッと白く光る。雷光かと思ったが違った。車が通るたびに自動的にナンバープレートをすべて撮影するカメラのフラッシュだった。
記者を挟んで50メートルほど前と後ろに2、3人ずつ。3日間のカシュガル滞在中、早朝から深夜まで当局の監視が付いた。ホテルの近くのバーに入ると、すぐそばの席に漢族の男が座り、
水だけ飲んでこちらの様子をうかがう。スマホで撮影した街の動画をホテルで確認してみると、その日訪れたいくつかの場所に同じ男の姿が映っていた。
あえて姿を見せる尾行で記者を萎縮させようとしているのかと勘ぐったが、どうも違う。狙いは取材相手のようだ。ウイグル族の人々に話しかけても、彼らの存在に気付くと急に押し黙る。
客のいない雑貨店に入ると、男が入ってきて店主に何かささやく。郊外で民家に近づけば、赤い腕章を着けた男たちがやってきて立ち去るように促された。
中国政府は「新疆は開放された地区。各国の記者の参観訪問を歓迎する」と強調する。だが、今春以降だけでも、複数の日本メディアの記者がカメラを奪われたり、撮影した画像の削除を求められたりした。当局にとって外国人に見せたくないもの、聞かせたくない声があるのは間違いない。
監視の目をかいくぐって、ウイグル族の男性に話を聞くことができた。「貧困脱却で莫大(ばくだい)な予算が新疆に充てられている。暮らし向きは確実に良くなった」。男性はそう言いつつ、娘の話になると表情が曇った。娘夫婦は3人目の子どもを欲しがっているが、
妊娠すれば産児制限の罰則で仕事を失うという。不満は誰にぶつけようもない。「ここでは政治に関わらない方がいい。個人の力がすごく弱いから」と声を潜めた

156:世界@名無史さん
21/05/19 19:07:28.14 0.net
ファーストリテイリングのユニクロブランドのシャツが、新疆ウイグル産の綿製品に対する禁輸命令に違反した可能性があるとして、
米国が1月に輸入を差し止めたことが、米税関の文書で明らかになった。
10日付の文書によると、1月5日に差し止められたのはユニクロの男性用シャツで、違反商品保留命令に違反した疑いが持たれた。
ファーストリテは異議を申し立てたが、拒否されたことが記されている

157:世界@名無史さん
21/05/19 20:30:22.27 0.net
ディストピアの特徴
平等で秩序正しく、貧困や紛争もない理想的な社会に見えるが、実態は徹底的な管理・統制が敷かれ、自由も外見のみであったり、人としての尊厳や人間性がどこかで否定されている。その描写は作品毎に異なるが、典型的なパターンとして以下のような問題点がやがて描き出されていく。
粛清がある。体制(指導者)が自らの政治体制をプロパガンダで「理想社会」に見せかけ国民を洗脳し、体制に反抗する者には治安組織(準軍事組織)が制裁を加え社会から排除する。
表現の自由が損なわれており、社会に有害と見なされた出版物は発禁・焚書・没収されることがある。
格差社会が存在する。社会の担い手と認められた市民階級の下に、人間扱いされない貧困階級・賤民が存在し、事実上は貧富の差が激しい社会となっている。
市民社会では貧困の根絶が達成されたことになっているが、実際には社会の統制の枠から爪弾きにされた者たちが極貧層となる。それらの者たちによりスラムが形成されるも、中央政府によって市民の目の届かぬ地域に隔離されている。
社会の枠の中で暮らす市民階級について、体制が市民階級を血統やDNAのレベルで把握・管理している。
産児制限が行なわれる。強制的に人口を調整ないし維持する必要があり、市民の家族計画、さらには恋愛・性行為や妊娠・出産など人類の繁殖にまつわる部分さえ社会によって管理されている。

まんま中国

158:世界@名無史さん
21/05/21 12:09:40.77 0.net
中国建国当初、王震は中国人民解放軍を引率して新疆地区でウイグル族を手当たり次第に殺しまくった。その数は30万人以上と言われている。習近平の父・習仲勲が反対したので、それ以降、毛沢東は新疆生産建設兵団という、
主として漢族から成る準軍事組織を派遣して、生産を名目に新疆ウイグル自治区に漢族の入植を推進していった。新疆ウイグル自治区の「漢族化」の始まりだ。
その後もウイグル族の暴動があると武力で鎮圧してきたが、1989年6月4日の天安門事件における武力弾圧が西側諸国の非難を浴びると、今度は農民工としてウイグル族を東海岸の各都市に強制派遣し、適齢期のウイグル族を漢族と結婚させる方向に持って行った。
2014年に深圳や福建など、出稼ぎに出た都市でウイグル族と漢族との間に紛争が起き、数々の暴動が発生して、当局は武力や大量逮捕による鎮圧を試みた。
このころは習近平政権に入っており、特に2014年からは「国家城鎮化(都市化)計画」が始まった。農民工の賃金の高騰により、中国が世界の工場としての役割を終えつつあり、一方では拙著『「中国製造2025」の衝撃』に書いたように、
中国は「組み立て工場プラットフォーム国家」から抜け出して、ハイテク産業国家としてアメリカにキャッチアップしようとしていた。だから全国的に都市に出稼ぎにきた農民工たちを出身地に戻そうという動きに出ていた。
図2からも分かるように、新疆ウイグル自治区も例外ではなく、2014年には出生率が上がっているのである。2017年にも上昇しているのは、新疆ウイグル自治区では、2016年から「一人っ子政策」撤廃が実施されたためだ。
だというのに2018年と2019年に出生率が激減しているのはなぜなのか?
それこそは4月15日のコラム<ウイグル問題制裁対象で西側の本気度が試されるキーパーソン:その人は次期チャイナ・セブン候補者>に書いたように「少数民族鎮圧の名手」である「陳全国」が2016年に新疆ウイグル自治区の書記に就任したからである。

159:世界@名無史さん
21/05/21 12:10:41.26 0.net
つまり、出稼ぎ農民工は出身地に戻すが、まさかウイグル族だけを東海岸の都市に残すわけにはいかない。しかしウイグル族を出身地に戻した場合、そこで自由を与えるとウイグル族が増え始め反政府色を強めていく「危険性」がある。そこで習近平政権は、
「強制収容所」という形式を採用することにして、100万人から成る強制収容所を数多く作った。
その上でウイグル族が増えないようにするために、男女ともに強制的に不妊手術を施したということになる。それは図1に示した不妊手術数の、新疆ウイグル自治区における異常なまでの数値の大きさを見れば歴然としている。
それが「種族絶滅」というところまで至るか否かは別として、陳全国がチベット族弱体化に成功した程度までには、「ウイグル族という種族を減少させる」ことは確かだろう。
これを「ジェノサイド」と呼ばずして何と称するのか。
拙著『習近平 父を破滅させたケ小平への復讐』を執筆するに当たり、日本ウイグル連盟のトゥール・ムハメット会長を取材し、彼の吐露を記した。
しかし、その時は、ここでお示ししたような、疑義の予知のない客観的データを入手することはできなかったので、私自身の言葉として「不妊手術を強制している」とは書いていない。科学的姿勢を貫くには、
「証拠」を手にしない限り断定することを避けなければならないからだ。
しかし今、本コラムで提示したデータを入手できたので、疑義が確信へと変わり、「ジェノサイドはある」という結論に達したことを公開する次第だ。

160:世界@名無史さん
21/05/21 12:44:50.91 0.net
ユニクロのシャツが、新疆ウイグル自治区産の綿製品に対する禁輸命令に違反した可能性があるとして、
米国が1月に輸入を差し止めたことが、米税関の文書で明らかになった
輸入を禁止する違反商品保留命令に違反したとして、当局は1月5日、ロサンゼルスのロングビーチ港でユニクロによる男性用の綿シャツ輸入を差し止めた。
ユニクロは4月5日までに、差し止めの対象となった製品には新疆生産建設兵団製の綿も中国製の綿も使用しておらず同命令には違反していないと主張。
しかし、同省はこれを裏付ける実質的な証拠が提示されていないとして訴えを退けた。
同文書によると、ユニクロ側は製品で使用している綿はオーストラリア、米国、ブラジルを主な産地としており、新疆の強制労働に関連したものではないと説明している。
ファーストリテイリングの広報担当者からはこれまでのところコメントは得られていない
ユニクロで突然欧米仕様の商品が売り始められたのアメリカの輸入禁止のせいだ。
んでよく分からん英国のデザイナーのがユニクロに出されていたのか、釈然としていなかったけど、腑に落ちた。
欧米仕様だと、袖が長いのが難点。でも、アームホールが狭いからすっきり見えます。
H&Mだとサイズより体格が合わなくて腕動かせない服が多かったので欧米仕様のものは買えないですね

161:世界@名無史さん
21/05/21 13:00:43.77 0.net
中共がTikTokで世界監視することを強化、CEOの張一鳴氏が「辞職された」
すでにTikTokを登録済みの日本人、次は地獄のような中共の嫌がらせがあなたたちを待っています
画投稿アプリ「ティックトック」を運営するバイトダンス(字節跳動)の共同創業者、張一鳴氏が20日、最高経営責任者から退任すると発表した。自身はマネジメントスキルに
欠けている部分があり、読書や同社の運営について思索にふけるほうが好きだと述べている。
発表によると、張氏は今年末までに新たな役職に就き、「長期戦略」の構想に注力していくという。次期CEOには共同創業者の梁汝波氏が就任する。
アジア新興IT企業の富豪の一人である張氏は、極めて率直な公開書簡で「実を言うと、私には理想的な経営者としてのスキルが一部欠けている」と述べ、「実際に人を管理することよりも、(中略)組織や市場原理の分析に興味がある」と語った。
さらに、自身は「あまり社交的ではなく、インターネットや読書、音楽鑑賞や、可能性の思索といった単独行動が好きだ」とも明かした。
中国政府は、急成長するIT分野の規制を強化している。独占禁止法に違反したとしてIT企業に罰金を科しており、バイトダンスも先月その対象となった

162:世界@名無史さん
21/05/21 13:11:25.45 0.net
「中華料理好きのトルコ人」がいて、「豚肉食べてもいいんですか?」と聞いたら、
「え?何の肉か知らないけど美味しい肉ですよねー。でも、食べてるボクが何の肉か知らないから、アッラーも知らないと思うよw」と笑って

163:世界@名無史さん
21/05/21 21:16:57.06 0.net
ラビア・カーディルは1948年にアルタイに生まれた。
1962年に、中国共産党の調査で生家が「資本家」とされ、家財道具などを没収された。その際に父親が逃亡し、残された母親と弟妹たちはタクラマカン砂漠に移送され、
そこで置き去りにされた。その後、姉を頼ってアクスまで行ったが、生活は困窮を極めた。
15歳のときにアクスで銀行員の年上の男性に見初められ、アクスでの戸籍と一家全員の生活のために結婚。結婚後はレースなどの刺繍細工を作って共産党幹部の妻たちに売り、大家族を支える生活費に充てていた。
ビジネスマンとして成功しつつ、ウイグル人の権利を訴え続ける。
1967年に夫と離縁して以降、法で規制されていない洗濯屋としてがむしゃらに働き、政府役人の1ヶ月の給料が70元の時代に1日に50元を稼いだという。
その後、不動産を商うようになり、ソ連崩壊後は中央アジア各地のビルの買収や鉄鋼の輸入業も始めた。その後78年、現在の夫であるシディック・ハジ・ロウジと結婚。
シディック・ハジは82年から新疆教育学院(現在の新疆教育大学)で中国現代史を教えるかたわら、評論家として中国共産党の排外主義や政治について、歯に衣着せぬ批判を続けていた。
ウイグル自治区に残っているラビアの子どもたち(4人の息子と1人の娘)に対する執拗な嫌がらせが続いている。家族は政府にパスポートを没収され、
出国することができない。さらに、息子のうちアブリキム、アリムおよびルシャングル・アディリィウムは、
報道によれば2006年5月29日にウルムチで公安に拘束された。彼らは強制的に南山と呼ばれる収容所に連行され、
アブリキムとアリムは警官にひどく殴打された。アブリキムは意識を失い、病院に送られ治療される為に収容されたという。

164:世界@名無史さん
21/05/22 16:56:23.94 0.net
北京AFP時事】中国新疆ウイグル自治区ウルムチに住んでいた女性が、50歳と出産適齢期を過ぎていたにもかかわらず、
中国当局に不妊手術を強制されたと訴えている。
ウイグル自治区出身で、神戸大大学院で学ぶブルブルナズ・ジャラリディンさん(30)が22日までに取材に応じ、現地で暮らす詩人の父親が治安当局に拘束された後に行方不明となっていると明かし、
日本政府に対応を求めた。同区では文化人の拘束が相次ぎ、固有の文化継承に強い懸念が生じている。
父親はアブドゥカディル・ジャラリディンさん(57)。ウイグル社会で著名な詩人や作家として知られ、区都ウルムチの「新疆師範大学」でウイグル文学を教えていた。2003年3月までの約半年間、北陸先端科学技術大学院大学に留学していた。

165:世界@名無史さん
21/05/23 11:48:50.53 0.net
河南省洛陽市で開かれた歴史再現イベントを紹介した。西暦5世紀ごろ北魏を治めた孝文帝と夫人の文昭皇后が、竜門石窟で侍従らに手伝われつつ焼香し、仏を礼拝する場面を再現したものだ。
この行事を、単に中国の地域文化行事とはみなし難い理由がある。孝文帝という人物についての歴史的評価のためだ。北方遊牧民族の鮮卑出身で皇帝の位に就いた彼は、漢化政策を積極的に展開したことで有名だ。
北方地域にあった首都を南方の洛陽へ移し、鮮卑族の言葉や服装など固有の習俗を禁止した。文物と制度を全て漢族のものに変えた。
これにより、北魏は五胡十六国・南北朝時代の大国として君臨できたが。彼が属する鮮卑族はアイデンティティーを失い、漢族に吸収されていった。
漢族文化の優越性と支配の正当性を主張するための素材として、孝文帝はまたとない良い材料というわけだ。
中国が新疆ウイグル自治区や内モンゴル、チベットなど独立傾向が強い少数民族地域で押し付けている強圧政策のせいで国際社会から指弾されている昨今、中国当局が望む「少数民族のロールモデル」として
孝文帝が1500年ぶりに「召喚」されたのではないだろうか。今回の行事は、隣接諸国の歴史と文化を自分たちのものにしようとする中国の「歴史工程」の一環ではないか−という疑念がある。

166:世界@名無史さん
21/05/23 12:14:24.02 0.net
横浜国立大学名誉教授で中国問題専門家の村田忠禧氏は、「新疆ウイグル自治区の『ジェノサイド』は無知と偏見の産物」と題した文章の中で、
「新疆維吾爾(ウイグル)族は安定的に増加している」、「このような歴然とした事実を無視して、
『ジェノサイド』が進行している、といくら声高に叫んだところで、(中略)アメリカ政府の『人権外交』の本質が無知と偏見で作られた
『デマ情報』に基づいていることを全世界人民に知らせる結果となるであろう」としている。
村田氏は取材に対し、「いわゆる『ジェノサイド』は全く存在しない。私は新疆を訪れて自分の目で新疆の繁栄と発展を確かめたので、西側が中国を中傷する言葉を信じない」と語った。
村田氏は大量の資料を読み、西側が宣伝する「ジェノサイド」論に反論する文章を執筆して、複数の日本メディア向けに送ったが、「誰にも相手にされず」、文章は今も掲載されていないという。
共同通信社の客員論説委員である岡田氏も、「日本のメディアの記事や動画でも、ジェノサイドという言葉を『カッコなし』で表記し、
それが米国政府の主張にすぎないことを明確に示さず報道するケースが増えている。米国の主張には甘く、中国批判については事実を確認せずに大きく扱う『書き得』の空気がメディアを覆っている」と指摘している

167:世界@名無史さん
21/05/23 12:19:59.80 0.net
中国共産党中央文献室が書いた『毛沢東伝』の翻訳者。中国政府寄りの発言で知られる。
『毛沢東伝』は中国の公式プロパガンダの一環としての毛沢東像で書かれており、
都合の悪い事件や事象は一切書かれていないが、解説等でその矛盾を指摘することなく、
ひたすら毛沢東を礼賛したことが『ワイルド・スワン』を書いたユン・チアンらから非難を浴びている。
天安門広場での虐殺は無かったとする報告を自由論題でおこない、国際人権団体から抗議を受けたという。
残虐な殺戮」とか「虐殺」と称すべき事態は発生しなかった。」とし、マスコミ報道を含めた思い入れ先行の「研究」の危険性を指摘した。ただし、村田も、軍が北京市内に侵攻する過程で発砲による死亡事件が起きたことは否定していない。
89年の中国の学生運動を一面的に美化することは問題である。そもそも自分たちの要求を実現させるために「ハンスト」という、生命を武器にして相手に譲歩を迫る方法は、とても民主的手続きを踏んだものではない。
生命を武器に相手に自分たちの条件を飲ませる方法であって、一種の脅迫である。」とした。当時の民主化運動を「文革期にも行われた極左行動に他ならない。それを「平和的」「理性的」な行動であった、と持ち上げるのは、あまりに「お人好し」な評価といえる。」と暴動事件だとしている
尖閣諸島は日清戦争以前は中国に属しており、日本や琉球の付属島嶼ではなかったと主張している

168:世界@名無史さん
21/05/23 15:06:42.67 0.net
新疆ウイグル出生率2年で半減 中国統計入手、不妊処置が急増
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)

169:世界@名無史さん
21/05/23 22:54:07.60 0.net
恐ろしい悪の中華帝国
人類の汚点とも言うべき垢奴どもは滅亡すべき

170:世界@名無史さん
21/05/24 19:07:35.81 0.net
カシュガルにある中国最大のモスク(イスラム教礼拝所)のイマーム(指導者)が「過激思想を広めた」として当局に拘束され、その後投獄されていたことが23日、分かった。現職のイマームを含む複数の関係者が共同通信の取材に明らかにした。
懲役15年の判決を受けたという。宗教指導者を養成する教師の拘束も相次いでいる。
習近平指導部がイスラム教の宗教施設をテロの温床とみて、自治区内の宗教関係者への圧力を強めていることが浮き彫りになった。国際社会で批判が強まりそうだ。
投獄されたのはエイティガール寺院のイマームで、2017年に拘束された

171:世界@名無史さん
21/05/25 13:20:40.80 0.net
中国が太陽電池パネルの製造にウイグル人を強制労働させている新たな報告書が発表される
詳細な調査資料がイギリスSheffield Hallam大学から発表され、ソーラーパネル奴隷労働が世界で大問題に
新疆ではsolar panel主要部品ポリシリコンの世界供給量約45%が大規模強制労働で生産される
強制労働者の移動を促進している準軍事的組織、新疆生産建設団(XPCC)から補助金を受けた企業のウイグル人強制労働
中国政府は新疆ウイグル自治区などでの強制労働の存在を断固否定してますが
政府や民間の労働機関が、新疆ウイグル自治区のウイグル人やカザフ人を「余剰労働」や「労働移転」「貧困緩和」
プログラムを名目に参加させる事を執拗に行っている
レポートでは、このようなプログラムは新疆ウイグル自治区に古くから存在していたが
現在では「大量の抑留や超法規的投獄を背景に運営されており、参加を拒否する事はできない」とされ、
新疆ウイグル自治区にある1300〜1400の拘置所や収容所のシステムを引き合いに出し
収容者の数は最大180万人と推定
太陽光発電の大幅普及を唱えている進次郎氏に是非ご覧になっていただきたい資料ですね

172:世界@名無史さん
21/05/26 15:15:10.51 0.net
収容所に響き渡る“女性の悲鳴”…悪化する「ウイグル人権問題」の実態
URLリンク(shuchi.php.co.jp)

173:世界@名無史さん
21/05/26 17:04:39.61 0.net
今年に入ってウイグル人権問題で最も衝撃的な報道は、BBCによる、新疆の強制収容所からの女性生還者のインタビューだろう。
BBCの報道で、42歳のトゥルスネイ・ジアウドゥンさんが、2018年に新疆ウイグル自治区イリ自治州新源県の強制収容所に9カ月間拘留されたあいだの体験を次のように語っている。
「ある夜中、マスクをし、背広を着て革靴を履いた漢族の男が収容所にやってきて、気にいった女性を選び、廊下の先の部屋に連れ込まれた」。彼女も、何度か選ばれたのだった。毎晩のように、女性が牢屋から連れ出され、その部屋で漢族の男に強姦されたという。
彼女も複数の男に三度、虐待を受け、輪姦されたと証言した。

174:世界@名無史さん
21/05/26 17:06:47.99 0.net
BBCはさらに、強制収容所に1年半収容されていたカザフ人のグルジラ・アウエルカーンさんの証言を引用。彼女は拘留中、着ていたウイグル風の衣類をはぎ取られ、裸にされて手錠をかけられ、独房に入れられた。その後、外部の人間と思われる漢族や警察と思われる男たちが部屋に入ってきて、強姦されたという。
また、かつて強制収容所で中国語を教えるように強いられていたウズベク人女性のケルビヌル・セディックさんは、ワシントンに本部があるウイグル人権プロジェクト(UHRP)に、女性器に電気警棒を突っ込まれる拷問を受けている収容者がいたと証言している。
彼女は、「収容所では建物全体に響きわたるような悲鳴がいつも聞こえていた。昼食を食べているときも、授業を行なっているときも聞こえた」と訴えた。
さらにBBCに対して、ある漢族女性警官から、「強姦はすでに一種の文化」だという発言を聞いたと証言。漢族警官はウイグル女性を強姦するだけでなく、しばしば電気警棒で拷問を行なっていたという。

175:世界@名無史さん
21/05/26 20:52:06.54 0.net
彼らが日本を留学先に選んだ理由はおおむね共通している。小さいころからテレビアニメや漫画を通じて日本に憧れをもっていること。日本語は文法がウイグル語に似ていて、
ウイグル人にとって比較的学びやすい言語であること。あと、いちばん距離的に近い自由主義社会の先進国であることも関係している。
だが日本に留学するには、相当の資金力が必要だ。一族に裕福なビジネスマンや官僚がいて、なおかつ頭脳優秀な選ばれしエリートが多い。奨学金を受けている人も少なくない。
女子学生が2人参加していたが、ベールもかぶっていないし、体の線の出たジーンズファッションだ。
「信仰が特別深いというわけでもないです。家族が再教育施設に収容される前は、漢族の友達もいました。民族なんかこだわらないと思っていました。だから、まさか自分や自分の家族が、当局から要注意人物扱いされるなんて思いもしなかった」
と、その女子留学生エリー(仮名)がいった
切実な問題としては、一族の長が強制収容されると、学費や生活費の送金などが途絶えてしまうことだ。
「勉強を続けたいし、帰国すれば私自身も再教育施設に入れられる。だからバイトを頑張って学費と生活費を稼ぐしかないが、留学生に許された週28時間のバイトではとても足りない。
7月のビザ更新のときは、出入国管理局から呼び出されて(バイトが多すぎるので)厳しい質問もされました。ウイグル人が直面している事情を説明しても、なかなか理解してもらえなくて

176:世界@名無史さん
21/05/29 14:45:58.46 0.net
中国語を話す複数のハッカーが国連になりすまし、現在もウイグル人にサイバー攻撃を仕掛けているという。
研究者らは、ハッカー集団が国連人権理事会(UN Human Rights Council)の名を騙り、人権侵害に関する詳細を記した文書をウイグル人に
送り付ける攻撃を仕掛けていることを確認した。このドキュメントは悪意のあるマイクロソフト・ワード・ファイルで、
ダウンロードするとマルウェアを引き出してくる仕組みになっている。チェックポイントとカスペルスキーの研究者によると、
中国およびパキスタン国内にいるウイグルの重要人物たちを欺き、彼らのコンピューターにバックドアを仕込むことが目的と見られるという
。報告によると、国連へのなりすましのほかに、ハッカーらは「チュルク文化・遺産財団(Turkic Culture and Heritage Foundation)」という偽の
人権団体を作り出したという。同団体の偽のWebサイトは助成金の提供を謳っているが、実際にはこの助成金に申請しようとすると偽の「セキュリティ・スキャナー」
をダウンロードすることになる。これは実際には標的のコンピューターに仕込むバックドアだと研究者らは説明している。

177:世界@名無史さん
21/05/31 14:55:54.61 0.net
インド北部ダラムサラに本拠を置くチベット亡命政府の新首相に、亡命政府議会の元議長ペンパ・ツェリン氏(57)が選ばれた。チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の後継問題や、
チベットの言語・文化の継承など、山積する課題にどう向き合っていくのか。ツェリン氏に聞いた。
―チベットは今どんな状況ですか。数年前まで、中国政府への抗議の意思を示す焼身自殺が相次ぎました。
「焼身自殺は最近かなり減った。中国政府による統制が強まり、焼身自殺をすると、その家族や村までもが徹底的に処罰されるようになったためだ。実際にあったとしても、現地の情報が得られにくくなっている」
「中国は、チベットの言語や文化を消滅させようとし続けている。チベット語で学ぶことはできないし、中国語を学ばないと、働く機会は少ない。中国政府は、あらゆる問題を金や経済発展で解決できると信じているが、
それは違う。対話でしか互恵的な解決はありえず、できる限り対話を図ろうと努力していく」

178:世界@名無史さん
21/06/01 12:58:33.14 0.net
日本の友人たちの誤解を語る時のパルチさんの表情には、無力感が漂う。「私の帰国や出国に何の問題もなかったのに、みんながそれを疑うのです。
そうした雰囲気は18〜19年くらいから始まりました。新たに知り合った日本の友人は、
私がウイグル族だと知ると『大変ですね』と異口同音に言います。どうも西側のメディアによる中傷やねつ造は、すでに事実として受け止められているようですね。
同情や関心は私への慰めや支えのつもりなのでしょうが、私はそうした声を聞くたびに疲労感を感じます」
URLリンク(japanese.china.org.cn)

179:世界@名無史さん
21/06/05 18:01:34.00 0.net
イスラム教では火葬ではなく、土葬で遺体を埋葬する。しかし、土葬ができる専用墓地は国内に10カ所程度しかなく遺体の行き場がない。
自分たちの将来、そして日本で生まれ、日本で育った子供たちはどうなるのか。
日本のお墓とはずいぶん雰囲気が異なりますね。
文殊院・古屋和彦住職:イスラム教徒は、墓地を華美に飾り付けをしないと聞いています。
杉村祐太朗記者:墓地の区切りはどうなっていますか?
文殊院・古屋和彦住職:四角い石が四隅に置いてあって、その下に土葬したという目印になっています。
市によると、火葬された遺骨の埋葬は近くに水源があっても設置が許される場合があるが、
土葬の場合には衛生面などの懸念により条件をより厳しくしているという
土地を確保した後に、地元住民が反対運動を行い計画が頓挫したケースもある

180:世界@名無史さん
21/06/05 18:46:02.01 0.net
イスラームの教義では女性が人前で髪や肌を露出させることが戒められている。そのため、「塩素アレルギー」などを理由に水泳の授業に
参加しないムスリムの少女は珍しくなく、これまではある程度、学校側も大目に見ていた。
今回の法案はそれをひっくり返し、ムスリム少女にも水泳の授業に参加することを強要するものだ。
それだけでなく、今回の法案では学校生活に宗教的シンボルを持ち込むことが禁じられ、
イスラーム団体に対する政府の監督権の強化なども盛り込まれているため、
フランスのイスラーム社会や人権団体から批判の声があがっているのだ。
フランスの法律よりイスラームの習慣
なぜフランス政府はイスラームへの締め付けを強めているのか。その大きな背景にあるのがテロだ。
フランスに暮らすムスリムは500万人以上にのぼり、その数はヨーロッパ諸国で最も多い
ほとんどのムスリムはテロと関係ない。それでもフランス政府が規制を強めるのは、一夫多妻などフランスの法律に
合わないものでもムスリムの習慣を守る者があるからだ。
近年ではとりわけトルコやサウジアラビアなどが海外でのモスク建設などを国策として行なっているが、こうした「外国政府の息のかかったモスク」は、
フランスに限らず各国で急進的な教義を普及する前線基地となっている。言い換えると、その国の法律よりイスラームの教義を優先する人々の拠点になっている

181:世界@名無史さん
21/06/05 18:47:26.09 0.net
フランス政府がこれほど神経を尖らせている背景には、単純にテロの脅威だけでなく、「フランスらしさ」が損なわれることへの警戒感があるといえる。
フランスでは革命以来、「世俗主義」が国是となってきた。
つまり、法律や社会的ルールから特定の宗教・宗派の影響が厳格に排除されているのであり、その意味ではフランスは「キリスト教徒の国」でさえない。
そこには、革命以前にカトリック教会が大きな社会的影響力を握っていたことへの警戒や、プロテスタントとの血みどろの宗派対立の教訓がある。
今回の新法は「分離主義に対抗する」ことを目的としている。ここでいう分離主義とは、フランスに居住しながらフランスの
政府や法律ではなく外部の考え方に従おうとする立場を指す。

182:世界@名無史さん
21/06/05 18:57:23.44 0.net
もう、服従しない―イスラムに背いて、私は人生を自分の手に取り戻した 単行本 – 2008/9/30
アヤーン・ヒルシ・アリ (著
ソマリア出身の元オランダ下院議員、アヤーン・ヒルシ・アリ。
敬虔なイスラム教徒の家に生まれた彼女は1992年、オランダに亡命する。
個人の自由と社会秩序の整った西洋の文化に触れ、自分が育ってきたイスラム社会において、女性があまりにも過酷な差別と抑圧のもとに置かれていることに気づく。
その後、みずからの信仰を捨て、イスラム批判の言動を積極的におこなう彼女は、イスラム過激派から「死刑宣告」を受けることになる。
常に厳重な護衛下での生活を強いられながらも、彼女は決して「殺害予告」に屈しない。
ムスリム女性の権利とイスラム社会の啓蒙のために、命を賭して闘い続ける彼女の信念と、たどってきた軌跡が本書で明らかになる。

183:世界@名無史さん
21/06/06 10:45:15.14 0.net
チベット亡命政府(インド北部ダラムサラ)の首相に5月に就任したペンパ・ツェリン氏(58)が、オンラインで毎日新聞のインタビューに応じた。
2010年の非公式協議を最後に途絶えている中国との対話について「我々は独立ではなく、高度の自治を求めている。
対話は唯一の解決策で、中国側の利益にもなる」と述べ、対話再開を働きかけていく意向を示した。
チベット自治区の現状について「僧院で僧侶の数が減り、中国政府が僧院の運営に関与するなど、文化的虐殺が続いている」と指摘。
「新疆ウイグル自治区や内モンゴル自治区で起きている問題とも共通するが、開発とカネですべてを解決できるという中国政府の考えは誤りだ」と強調した。

184:世界@名無史さん
21/06/06 11:35:44.04 0.net
URLリンク(www.dailymotion.com)
報道特集『欧米が批判 中国 ウイグル自治区での“弾圧”

185:世界@名無史さん
21/06/08 18:26:22.95 0.net
私は1977年に新疆ウイグル自治区ケリピン県で生まれました。小さな田舎町で、ウイグル人の学校に通い、放課後は友人と遊ぶような、至って普通の子ども時代を過ごしました。夜外に遊びに出ても、危険なこともありません。
何でもモノがそろっているような経済的な豊かさではなかったのですが、家族同士、人間同士のつながりを感じられる、昔ながらの人間関係があり、平穏な暮らしでした。
住んでいるのはウイグル人だけで、いまのように中国人が監視するようなことはありませんでした。
2000年に入ってからでしょうか。徐々に中国人移民が増えてきました。そのころから、ウイグル人の女性が結婚適齢期になると、
沿岸部の工場に連れて行かれるようなことが起こり始めました。そして、徐々に、人々が互いに疑い合うような空気になっていきました。

186:世界@名無史さん
21/06/08 18:54:35.73 0.net
レテプ・アメフット:ウイグル南部・アクス地区ケリピン県生まれ。
2001年にカシュガル大学物理学部を卒業。
2002年に東大大学院に留学した。05年に東京大学大学院修士課程修了
その後も日本で就職して10年日本国籍を取得した。
ウイグルの家族とは2017年夏以降、連絡が取れていないという
ウイグル人たちの涙―1949年から現在に至る中国独裁政権に鎮圧され続いているウイグル人たちの苦しみを 単行本 – 2010/7/1
ユヌス・ヤセン (著)
1983年に東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)のアクス・ケリピン生まれ。小学校、中学校はケリピンで修学。1999年にウルムチに転校。2002年高校卒業。その後、暫く日本語の勉強。
2003年10月に留学で来日。2008年3月九州共立大学経済学部経営学科卒業。2008年4月株式会社光通信入社。2009年5月中退。
2009年5月株式会社シルクロードハウス設立。現在に至って東京都内唯一ウイグル料理店自営業中
世界ウイグル会議総裁であるドルクン・エイサの出身地ケリピン県

187:世界@名無史さん
21/06/08 19:02:58.52 0.net
ドイツ・ミュンヘンに本拠地を置く、亡命ウイグル人の組織「世界ウイグル会議」のドルクン・エイサ
ドルクン氏の母、アヤン・メメットさんは享年78。中国当局が昨年春から強行した「過激主義者、誤った政治思想を持つ者を『再教育』する」キャンペーンで強制収容所に送られ、
今年5月、所内で亡くなったそうだ。家族と連絡もとれないドルクン氏は先月、この事実を知らされた。
ドルクン氏は現在50歳。天安門事件の前年(1988年)、新疆大学在学中に、ウルムチで、大規模な学生の反政府デモを組織し、
挙行した。その後、自宅軟禁を経て、94年に国外へ脱出。トルコ経由でドイツに亡命した。
現在はドイツ国籍を持ち、中国政府によるウイグル人弾圧の非道を、国際社会に訴える活動をしている。
中国政府は2003年、彼を「テロリスト」リストに登録し、現在も国際指名手配している。だが、ドイツをはじめとする国際社会は、それを認めていない。
彼の「世界ウイグル会議」は米国から資金援助を受けているし、国連の人権理事会や、欧州議会では、よくスピーチしている。何度も来日して、「ウイグル問題」を訴えている。
弟は過去に、国外でドルクン氏に接触して帰国し、中国当局に逮捕されたことがある。その直後、久方ぶりに母と電話できたとき、
ドルクン氏は電話口で泣いてしまった。気丈な母は「私が泣かないのに、なぜあなたが泣くの!」と叱り飛ばしたと聞いた。

188:世界@名無史さん
21/06/09 17:06:32.86 0.net
中国の習近平政権によるイスラム教徒への統制が、穏健とされる少数民族・回族にも強まっている。回族が中国で最も集中する寧夏回族自治区では、
習政権が掲げる「宗教の中国化」を名目にモスク(イスラム教礼拝所)の特徴だったアラブ風ドームの撤去が進み、
貧困脱却を旗印とした農民の移住先ではモスク建設も認められないまま。米欧から人権弾圧との批判を浴びる新疆ウイグル自治区を「手本」にイスラム文化への規制が進み、表立った抗議や批判は封じられている。
 寧夏の区都・銀川。5月、中心部のモスク「西関清真大寺」は「愛国愛教」の標語が掲げられ、中国国旗がはためいていた。
純白の帽子姿の回族の男性が出入りする建物は緑色の瓦屋根が印象的な中国風の造りだった。
2019年夏にインターネットに投稿された写真では、緑色の大きなドームが確認できる。イスラム教を象徴する「三日月」のマークも外されていた。

189:世界@名無史さん
21/06/09 17:58:00.75 0.net
中国・上海市当局が、少なくとも9万人の個人情報データなどを「ウイグル テロリスト」と名付けて保管していたとみられることが、豪サイバーセキュリティー会社「インターネット2・0」の調査でわかった。
リストの一部には日本人895人も含まれていた。同社は市当局がつくった監視対象リストの一部とみている。
同社は、米、豪、カナダ政府などのサイバーセキュリティーの顧問をしていたロバート・ポッター氏らによって設立された。同社は上海の通信会社が運営するクラウドにあったデータを昨年末に入手。IPアドレスから、上海市当局が管理しているデータだと判断したという。
このデータは複数のリストに分かれており、「科学技術局ブラックリスト」と名付けられたものには、中国籍とみられる1万人の氏名や中国の身分証番号などの個人情報が記載。うち約7600人がウイグル族だった。1万人のうち7088人について、当局が行った事情聴取の内容とみられる記述があった。
一部の人物には「特に注意する人物」など監視対象とする理由を記す項目があり、2017人について「上海で新たにインターネットを開設したウイグル族」とあった。
出入国管理局の作成とされるリストには、2018年と20年に上海の虹橋、浦東の両空港を出入国した約1万人のパスポート情報や出入国日時が記載されていた。うち5千人余りが外国籍で、日本人が895人で最も多く、米国籍が697人、韓国籍が673人と続いていた。
日本人の全データは、同社から日本政府側に提供されている。政府関係者は朝日新聞社の取材に対し、データに記載された日本人は全て実在すると認めた上で、「大手の商社や電機・繊維メーカーなどの社員が比較的多く含まれていた」と指摘。
自国民がリストに載っていた各国と情報交換して分析を進めるという。

190:世界@名無史さん
21/06/10 10:45:16.68 0.net
ユーゴスラビア社会主義連邦共和国
「七つの国境、六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字、一つの国家」と言われる程の多様性を内包していた
このいびつに配置された多民族による社会主義連邦国家において、チトーの作り上げた体制は絶えず分裂の引き金となりながらも、
チトー個人のカリスマと少数民族に配慮した政策によって、国内の民族主義者の活動が抑えられていた。
それがユーゴスラビアを一つの統一国家に収斂させて秩序を安定させ、またアメリカともソ連とも距離を置いた
独自の立場を確立していたが、チトーの死後、カリスマを失った体制は崩壊へ向かうことになる。
チトー死去後、後継者達はチトーのようなカリスマ性を発揮できず、インフレと失業率の上昇で経済も低迷し始め、抑圧されていた民族主義、分裂主義、宗派主義が息を吹き返すことになる。
冷戦崩壊後の1990年代には民族・宗教間の対立や混乱が激化し、一連のユーゴスラビア紛争が勃発。各共和国は独立し、連邦は完全に瓦解した。

191:世界@名無史さん
21/06/10 11:08:41.05 0.net
1990年近くになると、ソ連国内においてはゴルバチョフ指導による民主化が進み、ルーマニアにおけるチャウシェスク処刑に代表される東欧民主化で東側世界に民主化が広がり、社会主義政権が相次ぎ崩壊した。ユーゴにおいても
ユーゴスラビア共産党による一党独裁を廃止して自由選挙を行うことを決定し、ユーゴを構成する各国ではチトー時代の体制からの脱却を開始する。また、
各国ではスロボダン・ミロシェヴィッチ(セルビア)やフラニョ・トゥジマン(クロアチア)に代表されるような
民族主義者が政権を握り始めていた。ユーゴの中心であるセルビア共和国では大セルビア主義を掲げたスロボダン・ミロシェヴィッチが大統領となり、アルバニア系住民の
多いコソボ社会主義自治州の併合を強行しようとすると、コソボは反発して1990年7月に独立を宣言。これをきっかけにユーゴスラビア国内は内戦状態となった。
1991年6月に文化的・宗教的に西欧・中欧に近いスロベニアが10日間の戦闘により短期間で独立を達成し(十日間戦争)、次いでマケドニア共和国が独立。
ついで歴史を通じてセルビアと最も対立していたクロアチアが激しい戦争を経て独立した(クロアチア紛争)。ボスニア・ヘルツェゴビナは1992年に独立したが、
国内のセルビア人がボスニアからの独立を目指して戦争を繰り返した(ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争)。セルビア国内でもコソボ自治州が独立を目指したが、セルビアの軍事侵攻によって戦争となった(コソボ紛争)。
その後、コソボ地域のアルバニア系住民がマケドニア国内に難民として大量に押し寄せてたことから、マケドニアにも飛び火した(マケドニア紛争)。
スロベニアやマケドニアが比較的スムーズに独立を達成した一方で、ボスニア・ヘルツェゴビナやクロアチア東部、
コソボでは、スレブレニツァの虐殺のような凄惨なジェノサイド、レイプ、追放による民族浄化が起きた

192:世界@名無史さん
21/06/10 11:09:33.77 0.net
こうした戦争犯罪の一部は、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷で裁かれた。
ユーゴスラビアは建国時から各民族が入り混じって暮らし、第二次世界大戦後に平和裏の移住や民族間の結婚が進んだ
。こうした状況下で、セルビア人やクロアチア人などが同じ民族を集めた民族国家を形成しようとすれば、
「虐殺と同化あるいは住民の大規模な強制移住なしには不可能である」
にも関わらず、それを実行しようとしたため、上記のような深刻な人道的危機がもたらされた。
紛争は各国・勢力間の軍事的勝敗(嵐作戦)や交渉・合意のほか、北大西洋条約機構(NATO)や国際連合の介入により収束した

193:世界@名無史さん
21/06/10 20:32:07.72 0.net
中国当局が ICC 締約国であるタジキスタンからウイグル人を中国占領下の東トルキスタンに集めて強制送還していると主張しています。
過去 10 〜 15 年間でタジキスタンに住むウイグル人の数が推定 3000 人から約 100 人に減少したことを示しています。このタジキスタンのウイグル人の数の減少は、主に 2016 年から 2018 年にかけて発生しました。 、この期間中にタジキスタンのウイグル人口の 85 〜 90% の減少。
ウイグル族を中国に占領された東トルキスタンに戻すには、主に 2 つの方法が使用されていることが判明しています。1 つは家族の絆を利用することであり、ウイグル人は中国の家族から、帰国しなければならないという緊急の電話を受けることが増えています
。場合によっては、戻らないと家族を逮捕すると脅された。
ウイグル人を中国占領下の東トルキスタンに戻すために使用された2番目の方法は、タジキスタンで直接働く中国人工作員によるものです。中国領事館は、タジキスタンでのすべてのウイグル人の書類を完全に管理しています。彼らは、ビザや労働許可などの付与を意図的に遅らせ、
タジキスタンにいる中国公安局のメンバーは、地元のタジク警察にウイグル人が住んで働いている地域を襲撃するように指示します。
その後、「正しい書類」を持たない人々は、国際的な注目を避けるために、中国当局によって最大10人の小グループに分かれて中国に強制送還されます。
残りのウイグル人は、領事館によって完全に管理されており、領事館に報告する情報提供者との毎週の会議に参加する必要があります。
証拠はまた、中国とタジキスタンの国境が中国当局によって厳重に管理されていることを示しています。
中国が占領した東トルキスタンへの、そして中国からの主要な入り口であるクルマ峠のエリアには、3層の有刺鉄線で構成される新しく建設された中国の国境障壁があります。
それに沿ってカメラ、中国の旗、パトロールがあります。このフェンスはタジクの領土内にあります。バダフシャンの既存の基地に加えて、
タジキスタンのランクル地域の周りに新しく建設された中国の軍事基地の証拠もあります。

194:世界@名無史さん
21/06/11 15:22:04.78 0.net
アムネスティはまた、新疆地区の収容制度について、「中国の司法制度や国内の法律の管轄外で運営されている」
とみられると説明。収容所で拘束されていた人々が刑務所に移されたことを示す証拠があるとした。
中国は国際刑事裁判所(ICC)の署名国になっておらず、同裁判所の権限が及ばないため、国際機関が中国を調査する可能性は高くない。
一方、国連の国際司法裁判所(ICJ)が事件として取り上げても、中国は拒否権を発動できる。ICCは昨年12月、事件として取り上げないと発表した。

195:世界@名無史さん
21/06/12 15:09:18.28 0.net
ウイグル自治区主催の記者会見への招待が6月初めに届いた。昨年初めに始まった自治区政府の「新疆問題に関する記者会見」は、この時点で38回目(うち北京開催は今回で10回目)だったが、
呼ばれなければ参加困難な仕組みで、私に声がかかったのは、これが初めてだった。
北京市内で行われる会見には米CNNなども過去には参加しているが、中には「プロパガンダなので呼ばれても断った」という海外メディアの記者もいる。
回を重ねるうちに欧米メディアの出席希望者も減り、とうとう私にも声がかかったのかなと思いつつ、
せっかくなので話には聞いていた会見の雰囲気を感じてみようと参加した。
6月3日の記者会見のテーマはウイグル族など少数民族に対する「強制労働」問題だった。
北京市内に自治区政府が持つビル内の会場で、自治区の共産党宣伝部幹部、自治区政府の報道官、人的資源・社会保障部門のトップ、紡績業協会幹部、紡績工場の工員らが一列に並ぶ。名前から少数民族とわかる幹部も多かった。
 最初に宣伝部幹部が「いわゆる強制労働問題だが、米欧の一部反中機関と関係者による完全なデマであり、真相を語ることで国際社会に対して米欧反中勢力の卑劣な行動を明らかにする」
と、たんかを切った。その後の説明の要点は、中国政府は一貫して強制労働に反対しており、明確に強制労働を禁ずる法律がある以上、そんなことは起きるはずがなく、起きれば関係者は処罰されるということだった。
また、自治区のアクス市内の紡績工場に勤務するというウイグル男性が「紡績工場には面接を受け、労働契約を結んで入った。夫婦で月8000元(約13万円)を得ており、待遇はとても良い。強制労働など見たこともない」とも証言した。
地方政府が関与し、沿岸部の工場などへと少数民族の労働者を送り込む事業は「強制性」を指摘する見方もあるが、これについて人的資源・社会保障部門トップは
「就業こそが脱貧困のために最も有効な手法だ」と述べ、労働者の意思に基づく貧困対策だと説明した。

196:世界@名無史さん
21/06/13 20:02:54.68 0.net
RFA ウイグル語部局がコピーを入手し、「上海リスト」と呼んでいる文書のほとんどのエントリーには、個人の生年月日、居住地、ID 番号、民族、性別が含まれていることを確認した
。リストには400人以上の未成年者が「テロ容疑者」として記載されており、そのうち162人は5歳未満である。文書によると、5 歳児の子供が警備員によって「面会調査」されたという
。アナリストやオブザーバーは RFA に対し、上海リストは、「テロリズム」という概念が中国でどれほど曖昧で広く使われているか、そして政府がウイグル人を抑圧する口実として、
この概念をどのように悪用しているかを証明するものだと語った。
「それは基本的に区別や差別なしに、特定の民族グループ全体を全面的に疑いの下に置いており、中国の呼称が恣意的である性質を示す。
それは、ウイグル民族が集団として迫害されていることを示しており、非常に憂慮すべきことだ。」と述べた。

197:世界@名無史さん
21/06/17 15:14:46.91 0.net
尚准教授は、「新疆ウイグル自治区は中国の西部に位置し、その農業の発展の水準は、他の地域に比べて遅れているというのが多くの人のイメージであるものの、今回の実地調査・研究では、同自治区の綿花生産の機械化水準は私たちの想像を遥かに超えていることが分かった」と話す。
毎年9月から11月にかけて、同自治区だけでなく、山東省、河南省、甘粛省といった中国各地から綿花収穫の仕事を求めて労働者がやって来る。調査研究によると、それら労働者にとって綿花収穫に従事する最大の魅力は「高収入」だ。
調査研究報告によると、通常、他地域からやって来る労働者が1日に収穫する綿花の量は100‐160キロで、一部の労働者の量は200キロにも達する。それら労働者は50日間働いただけでも、少なくとも1万元(1元は約17.2円)
稼ぐことができ、多い人なら2万元以上に達する。「2019年新疆ウイグル自治区の国民経済・社会発展統計公報」によると、2019年、
同自治区の住民の1人あたり可処分所得は2万3103元。都市部の住民の1人あたり可処分所得は3万4664元、農村部の住民の1人あたり可処分所得は1万3122元だった。
「綿花収穫労働者は、収穫期(9−11月)だけの収入でも、農村部の住民の1人あたり可処分所得を超えることも可能であることは明らかだ」。
尚准教授は、「カシュガルのある綿紡企業の責任者は、『毎年9、10月になると、当社の従業員の出勤率が低くなる。その理由は、争うように綿花の収穫に行くからだ。綿花収穫の収入は、工場で働く収入よりもずっと多い。そのため、従業員に留まって働いてもらえるよう、皆勤手当を上げた』
と話していた。西洋の学者は、実際の調査、研究をほんの少しでもすれば、『新疆には大規模な強制労働が存在する』といったでたらめの結論を出すことにはならないだろう」と指摘する

198:世界@名無史さん
21/06/17 20:08:57.94 0.net
33年前の6月15日、新疆大学の学生だったドルクン・エイサ(世界ウイグル会議総裁)は、中国のウイグルへの圧政に反対する数千人規模のデモを組織した。ドルクンらリーダーは自宅軟禁、
大学を退校処分に。その後33年に及ぶ闘いの途上、一昨年ドルクンの77歳の母が殺され、今年、弟が終身刑となった
。90年代ドルクンはトルコを経てドイツに亡命。在トルコ時代、ドルクンに会いに来た弟が帰国後、ドルクンとの接触を理由に中国当局に逮捕された。それを知ったドルクンが母との電話口で泣いてしまった時、
兄弟の母はこう言ったという。「母親の私が泣かないのに、なぜお前が泣くの。しっかりしなさい!」
私はドルクンと10年ちょっとの付き合いだが、お母さんの話は幾度も聞いた。亡命後、一度も会えないまま、近年は電話もできず、「死に目に会えないどころか何年も声も聞けないまま、
しかも収容所に入れられて逝ってしまった」と聞いた時、かける言葉が見つからなかった。8年前、ドイツに彼を訪ねた時、
フランス在住という初老のウイグル男性がドルクンを訪ねてきた。その男性は開口一番、私に東日本大震災の見舞いを言い、「震災の報道を見ていてもたってもいられず、
100キロ離れたパリの日本大使館へ行って少額だが寄付をした」と。男性は息子3人をウルムチ事件で当局に殺され、亡命した人だった。
「息子さんを殺され、亡命生活は大変でしょうに、日本に寄付くださるなんて」と私が言うと、彼はこう言った。「私の息子たちは自分の意志で民族のために闘って死んだんだ。
津波に呑まれた人々はそうじゃない。意志関係なく天災に遇った気の毒な人を助けるのは当然だよ」。この時も返す言葉がなかった。

199:世界@名無史さん
21/06/18 11:59:50.13 0.net
オリンピック開催中に中国の内モンゴル自治区に滞在していた筆者は、ほぼ毎日のように弾圧の現実に出くわした。ウイグル人とチベット人は都市部から追放され、一夜の宿を探すのも困難だった。
筆者の知人で、国際的に尊敬される著名なモンゴル人学者と親戚の少女2人は、チベット語の名前を有していたが故に北京市内のホテルと病院からそれぞれ追い出された。学者は友人宅に投宿し、
少女は症状が悪化して亡くなった。チベット仏教を信仰するモンゴル人がチベット語の名前を持つだけでチベット人と見なされた。
そもそも、チベット人というだけでテロリストと断定すること自体が差別と偏見ではなかろうか。

200:世界@名無史さん
21/06/18 18:48:34.88 0.net
先進7カ国(G7)の一角を占める大国であるわが国。その国民である私たちの代表が、日本の行方を論じ、決定する国会では、ウイグル人への苛烈な人権侵害を行う中国政府を非難する決議が見送られた。
全野党が承認していたにもかかわらず、最後の最後、自民、公明の両与党がまとまらず国会への提出がかなわなかった。
自民党関係者と支持者らは「公明党が潰した」という。しかし、ほぼすべての事情を知る筆者はそうは思わない。政界きっての「親中派」とされる自民党の二階俊博幹事長と、その「懐刀」
と言われる林幹雄幹事長代理は結局、「対中非難決議」の文案に「承認」のサインをしなかったという。ミャンマーの国軍を非難する決議にはすんなりサインをしたにもかかわらずだ。
目撃した議員によると、ミャンマーに関する決議は、ミャンマー議連の会長を務める自民党の逢沢一郎衆院議員が、本会議場で幹部らの承認サインを集めて回るという、いとも簡単な手続きで「サッと出された」そうだ。
中国への非難決議で求められた外交部会での承認という「党内手続き」も、相手がミャンマーだと必要ないらしい。自民党のご都合主義に鼻白む。


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