近現代のギリシャはなぜ科学も数学も発達しないのか at WHIS
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350:世界@名無史さん
19/10/06 09:24:57.57 0.net
>>347
しかし中東でもペストの流行が起きてしまうので大差がないことがばれてしまった

351:世界@名無史さん
19/10/06 10:10:07.60 0.net
ペストは仕方ないだろ
パンデミックは未だにリアルなパニックねた

352:世界@名無史さん
19/10/06 10:18:35.27 0.net
>>350
伝染病を発見し、「体液の汚染」、「病人の隔離」を唱えたのは、11世紀のイブン・シーナ〜

353:世界@名無史さん
19/10/06 16:17:59.93 0.net
むしろ工業も科学も工学もITもない、医学も農業も別に先進的なものでもないのに
一人当たりGDP20000超えてるのが不思議だ
海運と観光があると言うが
なにか生み出す産業がないのにもうけられるのかと

354:世界@名無史さん
19/10/06 16:29:35.50 0.net
日本の地方都市でも
産業ないのに
役所の公務員が飲み食いしてる金の循環で生きてる
地方都市あるだろ

355:世界@名無史さん
19/10/06 18:59:18.00 0.net
観光では強国だぞ。
オレも行ったことあるがコンパクトで観光しやすいしやや寂れてるのもむしろヨーロッパ的なエキゾチックさを感じた。
なぜか必ずブドウ棚みたいなのがある
公園の小さな噴水の水が枯れて枯葉が少し溜まってるのとかでさえこれぞ地中海とか南米とかのラテンのムード。
そもそもユーロで貨幣価値上がった途端ドイツの高級品買いまくったのは夏のバカンスにドイツ人が毎年大量に来ていて彼らの生活に憧れがあったから。

356:世界@名無史さん
19/10/06 19:02:50.15 0.net
>>354
日本の寂れた地方都市は公務員給与も補助金も単に中央からの一方的供給だから。
もっとよこせとふるさと納税でさらに欲かいて笑いもんになった自治体もあるしw

357:世界@名無史さん
19/10/07 23:01:09.70 0.net
>>348
なるほど、中世ヨーロッパにもイスラムにも、新しい知識の発見と整理はあったとはいえる。
339では科学を狭く定義しているのかもしれないが、科学とは白紙状態から知識を作るだけでなく
知識が常に更新される可能性を認めている状態ではないだろうか。ドグマでなく仮説だ。
先人の権威化した意見であっても証拠に基づいて批判をすれば、
先人の功績を否定するのでなく継承しつつ、意見は修正されていくのが科学。
中世ヨーロッパにはそれが保証されていない。
しかし、古代ギリシャにおいて学説への批判の自由があったのは、強大な思想宗教的権威が
成立していなかったがための偶然の産物だったのかもしれない。その点ではギリシャ科学は
検証と批判の自由を理論化しようと模索してきた近代科学とは一面では別物なのかな。

358:世界@名無史さん
19/10/08 02:51:20.64 0.net
>>357
デカルトなんかは古代ギリシャの懐疑主義者ピュロンの影響を受けて方法的懐疑というのをやってる。
近代合理主義の元作るけど。

359:世界@名無史さん
19/10/08 03:15:58.91 0.net
ピュロンの懐疑主義はデカルトの合理論とヒュームの経験論に決定的影響を与える。

エピクロスの唯物論はガッサンディ通じてニュートンの原子論やマルクスの唯物論に影響を与える。
ピュロンもエピクロスも古代ギリシャではマイナーな哲学。

360:世界@名無史さん
19/10/08 03:36:37.77 0.net
ローマ時代ギリシャ哲学の主流だった新プラトン主義やストア派哲学は早くからキリスト教と結びつき後発のイスラム教とも結びついた。

アリストテレスはイスラム世界でイブン シーナーやイブン ルシドにより体系化され、キリスト教教中世に持ち込まれてトマス アキナスによりキリスト教中世スコラ哲学として確立される。

361:世界@名無史さん
19/10/08 03:48:30.66 0.net
>>360
近世になって懐疑主義のピュロンと唯物論のエピクロスが再発見されスコラ哲学を徐々に堀崩して行く。
科学的懐疑主義と唯物論が近代科学の基礎になって行く。
古代はプラトン主義やストア派が主流。
中世スコラ哲学は新プラトン主義にアリストテレス主義。
近世以降の科学的思考の基礎はピュロン主義とエピクロス主義(デモクリトス含む)

362:世界@名無史さん
19/10/08 05:02:33.63 0.net
>>357
そうでもないよ。
アナクサゴラスは太陽を「燃える石」であるとし、「遠くにあるから小さく見えるが、実際にはペロポンネソス半島より大きい」と主張した。
これが「太陽神アポロンを冒涜している」と裁判になり、有罪判決を受けた。
そもそも、最大の哲学者ソクラテスだって、科学ではないが、哲学上の主張が原因で死刑になった。

363:世界@名無史さん
19/10/08 23:41:48.39 0.net
>>362
科学的学説が不敬罪に問われるとか、古代ギリシャでも言論の自由を尊重する価値観がなかったかもしれない。
しかし、他の意見と抵触する意見を言ったから殺されるというのは極端な例で、
ソクラテスの場合も亡命すれば死ななかったし亡命の機会は十分あった。
結局、何かを批判しても、逃げる場所も手段もいくらでもあったので何でも言えた。
しかし、逃げる場所がたくさんあったというのはギリシャ世界が文化的経済的に一体で
ありながら政治的には分裂状態であり、未知の土地の開拓の余地もあったからで
やがて強力な帝国や教会の統制がギリシャ圏各地に及んでいけばそうもいかなくなる。
古代ギリシャにおける批判の自由は偶然の産物というのはそういう意味。
意識的に自由が尊重されていたから成立していたとは言えない面がある。

364:世界@名無史さん
19/10/09 21:33:19.64 0.net
>>355
つまり
ソフトウェアでは金が得られず
古代の人間の遺物であるハードウェアに頼らざるを得ないわけか

365:世界@名無史さん
19/10/09 23:50:19.49 0.net
観光収入ですら
北欧や西欧の先進国に負けてる件
そもそも観光って
実業で稼げない、産業ない国が
よその金持ちに来ていただいて勝っていただいて
金持ちのおこぼれを恵んでいただく
終わってる所が頼みとする稼ぎ手段
日本でも過疎が進んでるところにかぎって
観光で村おこしだの、観光資源があるのに来ないのはアピールが足りない体って
10年、20年前からやっている

366:世界@名無史さん
19/10/10 06:01:00.09 0.net
>>365
もっとも先進国的な金の稼ぎ方が第三次産業なんだからサービス業として観光も入るんだよ。
第二次産業までは製品が勝負で誰がどこでやっても同じで量産品ほどコスト勝負になりやすい。
第三次産業は付加価値勝負になり誰がどこでやるかと言う差別化こそ重要になる。
後進国や地方が観光で稼ぐのもそれしか出来ないんじゃなくてそれが最も手っ取り早く生産性が高いからなんだよ。
観光でどれだけ稼げてるかは国の価値の現代的基準になる。
最近の日本は観光勝負と言うより今まで製造業に依存して観光収益を初めとする第三次産業を軽視しすぎていただけ。
まだまだその傾向強いけど。

367:世界@名無史さん
19/10/10 08:18:33.56 0.net
製造業の供給は需要の開拓で伸ばせるのに比べ、
観光業は需要を開拓しても伸びしろが製造業ほど大きくなく、供給も簡単には増やせない。

368:世界@名無史さん
19/10/10 19:16:14.66 0.net
>>367
コスト競争の分野に先進国は向かないんだよ。
規模だけ盲目的に求めてももう意味はない。
後進国並みの安月給で寝る間も削って働く気なら別だが。

369:世界@名無史さん
19/10/10 19:23:08.97 0.net
観光業は需要や供給を簡単には伸ばせない。安定した経済循環を望むなら適当だが、
経済成長を望むなら、工業化による所得向上、および物品の供給量の増大と消費の拡大が必要。

370:世界@名無史さん
19/10/10 21:18:02.61 0.net
なお今年もギリシャ人はノーベル賞を受賞しない模様

371:世界@名無史さん
19/10/10 21:25:27.99 0.net
なお
数学のアーベル賞を受賞したギリシャ人もいない模様

372:世界@名無史さん
19/10/10 21:47:47.91 0.net
韓国とどっちが凄いの?

373:世界@名無史さん
19/10/10 22:42:33 0.net
韓国凄すぎ

374:世界@名無史さん
19/10/11 07:12:02.09 0.net
韓国は、何も無い田舎に古代建築をバンバン建てて、「百済の王宮観光ツアー」とかをやっている
法隆寺をまねて寺をつくり、「日本文化の源流がここにある」と言い出す厚かましさには辟易するが、観光立国を目指すなら、それくらいの努力はあってもいい

375:世界@名無史さん
19/10/11 07:14:04.75 0.net
ギリシャは、たとえ古代の遺跡がなかったとしても、地中海リゾートとして十分に人気が集まるだろう

376:世界@名無史さん
19/10/11 16:07:01.65 0.net
>>364
世界史と言う名の自国製じゃないソフトウェア頼り。
そのソフトが喚起するイメージの元で観るギリシャの風景は素晴らしい。
自分達で作ったソフトじゃない分普及の努力もバージョンアップも必要ない優れもの。

377:
19/10/11 21:50:27 0.net
ギリシャの観光客が求めてるのは白亜のギリシャ。

神殿も女神や戦士の像も、作られたときは極彩色だったらしいが
今のヨーロッパの中流階級以上には悪趣味に見えるだろうな。
純白のギリシャは現代ヨーロッパ人が抱く浪漫。現実のギリシャなど観光の価値はない。

現代ギリシャは国の成り立ちからヨーロッパの強国の援助や思惑の強い影響下にあった。
ギリシャ共和国自身、現代ヨーロッパ人の空想的思い入れに乗っかって
自分を演じてるんじゃないかね。

378:世界@名無史さん
19/10/12 07:59:10.62 0.net
演じるつもりなら
科学と工業と医学薬学と数学と
数学が必須なITを発達させろよ
それと金融も

379:世界@名無史さん
19/10/12 09:29:09.60 0.net
日本の寺も仏像も、できた当初は極彩色。
古木の風格が出るのは何百年も経ってからだな。
仁徳天皇陵だって、いまはただの森林に見えるが、できた当初はあんなんじゃなかった。

380:世界@名無史さん
19/10/12 15:09:41.43 0.net
>>378
テーマパークみたいなものだよ。イメージを売りものにする。
USJで本当に宇宙に飛べとはいわないだろ。

381:
19/10/13 00:48:11 0.net
>>365
中世の一番おいしいところをトルコに取られたのが痛すぎるよな。
しょうがないからそれまで黒歴史扱いしていた古代遺跡で売ってるけどそれじゃ博物館と変わらない。

382:
19/10/13 00:50:40 0.net
>>368
生産技術がものを言う製品だと先進国の方が安く作れることも結構ある

383:世界@名無史さん
19/10/13 07:01:13 0.net
>>381
売り物にしてるのは
遺跡じゃなくて
海と海水浴だぞ

384:世界@名無史さん
19/10/13 07:06:25.76 0.net
>>381
取られたとか関係ない
教育や基礎研究はおろか
応用すらおろそかにしてるんだもん
これじゃ領地が史実よりも3倍広かったところで変わってない

385:
19/10/13 11:12:00 0.net
>>379
また見てきたかのようにw

386:
19/10/13 11:14:01 0.net
>>382
設備なんてどこにでも作れる。
安い製品は人件費が一番のコスト。

387:
19/10/13 11:25:37 0.net
産業育成と
研究開発をおろそかにしていたから

明治政府はこの辺は偉かった

388:世界@名無史さん
19/10/13 16:28:00.36 0.net
古代に科学が発達した時代は、科学は功利的目的のための手段でなく
宗教的救済と、金持ちの暇つぶしを兼ねて自然哲学が発達した。
功利的目的のための学問研究は蔑まれることもあった。
アルキメデス等は例外的な存在。
国家の援助を得て科学を発展させ、それで国家に貢献するという発想は
かなり後に出てきたものだ。

389:世界@名無史さん
19/10/13 17:03:05.46 0.net
紀元前 359 マケドニアがイリュリア人にまける
紀元前 323 アレクサンドロスがインドで半殺しにされる
紀元前 279 マケドニアがガリア人に負ける
紀元前 168 146 ローマ負ける
紀元前 139 129 パルティアに負ける
468 ヴァンダル族に負ける
636 アラブ人に負ける
680 708 792 ブルガリアに負ける
797 803 806 アラブ人に負ける
811 896 917 ブルガリアに負ける
1071 1176 トルコに負ける
1190 1194 ブルガリアに負ける
1204 十字軍に負ける
1230 1279 ブルガリアに負ける
1305 アルモガバラスに負ける
1453 トルコに負ける
1897 トルコに負ける
1918 ブルガリアに負ける
1922 トルコに負ける
1974 トルコに負ける

390:
19/10/13 18:03:47 0.net
ギリシャは没落したがギリシャ的な思考やギリシャ的な成果は世界中に拡散した感じだな
国家には盛衰が必須だが文化は継続すると言う典型例だな

391:世界@名無史さん
19/10/13 20:45:14.77 0.net
ギリシャの功績は他では一部の人間による天才的直観と偶然に頼ってた進歩を誰でも出来る弁証法や観察、分類によって進歩を万人に開かれたものにする祖型を作ったことだろう。
仏教的叡知とかキリスト教的叡知とかは一部のものにしかわからない閉ざされたものだがギリシャ的叡知は思考と理性によるので万人に開かれてる。

392:
19/10/13 23:07:54 0.net
古代ローマの技術を支えた技術者衆は東西分裂前から
なり手がいなくなったとかで人材が枯渇してったん?

393:
19/10/13 23:11:25 0.net
紀元前の古代ギリシャの人達、現在ギリシャに住みギリシャ人を名乗ってる連中の
姿を見たら失望しそう(民族的に異なるとはいえ)

394:世界@名無史さん
19/10/13 23:31:28 0.net
>>392
カエサルの戦記とかを見ればわかるが、ローマ軍は大勢の土木技術者を連れていって、現地で道路や橋を作り、そこを軍隊が通って征服していた

あの土木技術は、ローマ帝国の大征服と切っても切れない関係にある

395:
19/10/13 23:33:17 0.net
今のゲルマン系民族は
古代のゲルマン系民族と比べてかなり発達してるが
民族は入れ替わったりしてるの?

396:世界@名無史さん
19/10/13 23:38:15 0.net
>>385
いや、それは研究の結果、判明してることだよ

397:世界@名無史さん
19/10/13 23:45:51 0.net
>>395
科学技術はともかく、体格においてラテン人を上回っていた

戦争も強いし、もしも古代人でサッカーチームを作って欧州選手権をやったら、おそらく勝つのはドイツ

398:世界@名無史さん
19/10/13 23:49:02 0.net
>>393
古代ギリシャ人の活躍の舞台は東地中海ぜんいきに広がっていた
いまのギリシャ共和国の版図はその一部にすぎない

399:世界@名無史さん
19/10/13 23:49:02 0.net
>>393
古代ギリシャ人の活躍の舞台は東地中海ぜんいきに広がっていた
いまのギリシャ共和国の版図はその一部にすぎない

400:世界@名無史さん
19/10/13 23:49:31 0.net
2度押しになった

401:世界@名無史さん
19/10/14 00:43:33.89 0.net
グラディエーターのオープニングのゲルマン人とローマとの戦闘シーンは何度見てもカッコいい
映画的にはその後はどんどんショボくなるような、、

402:世界@名無史さん
19/10/14 01:00:13.46 0.net
ギリシア的な思考や成果がローマにおいてキリスト教のオカルトに駆逐された有名な象徴的事件がキリスト教修道士たちによる女学者ヒュパティアの惨殺。
これによってピタゴラス以降受け継がれてきたギリシャの数学、天文学、哲学がアレクサンドリアから失われた。
なぜなら呆れ恐れをなした多くのギリシャ系学者が亡命してしまったから。
まあこれが5世紀初頭なのでローマの勢いはまだしばらくは続きはしますが。
それにしてもよってたかって貝殻のタイルで女の全身の肉を削いで殺害とかサイコすぎる、、

403:世界@名無史さん
19/10/14 02:22:46.12 0.net
科学も民主主義もギリシャ由来だが、
近代の民主主義も科学もキリスト教の影響を受けており、ギリシャのそれとは異質だ。
ギリシャの科学や民主主義は、キリスト教の教義や教会にとって代わられたが
近代民主主義や科学は、キリスト教の影響を受けつつそれを克服してきた。
キリスト教の統制を跳ね返すしたたかさを持ち、
キリスト教に劣らない自己正当化と世界に普及させる論理を備えている。

404:
19/10/14 02:27:09 0.net
ローマ時代のキリスト教,迫害を受ける被害者としての姿は大きく
取り上げられてもヒュパティアの件で見られるような加害者としての
姿はタブー扱いされてきたんかな。
古代ギリシャから続く学問をキリスト教が押しつぶしてその後の停滞を
引き起こしたように見えんなくもないような・・・

405:世界@名無史さん
19/10/14 03:13:52.53 0.net
薔薇の名前によれば原理主義の原因は童貞

406:世界@名無史さん
19/10/14 14:40:58 0.net
>>403
近代民主主義はピューリタン会衆派が原型。

会衆派は全ての信者が王であり預言者であるという教義の元で民主的教会運営を封建時代にやってた。

これがピューリタン革命において議会派に繋がる。

会衆派ピューリタンはアメリカに渡りピュルグリムファーザーズとなる。
彼らの民主的植民地自治がアメリカ民主主義の基盤となる。

407:世界@名無史さん
19/10/14 18:13:03.50 0.net
ギリシャの民主主義は、権力が一局に集中することへの牽制が主目的で
万人が平等だという発想はなかった。
天賦の人権という発想もなく、自由とは財産と同じように売買や相続されるもので、
奴隷の存在も容認された。キリスト教を経た近代の民主主義とはこの辺りが違う。

408:世界@名無史さん
19/10/14 21:45:51.45 0.net
主体を意味するsubjectも本来は「神に仕える者」の意味。
キリスト教の影響は強い。
ギリシャはプラトンの思想ですら身分差別的だがキリスト教は基本平等思想。
啓蒙のスローガンに「アダムが耕し、イブが紡いだ時どこに王がいたか?」というのがある。

409:
19/10/14 23:07:57 0.net
>>397
トイトブルクでローマ軍をフルボッコにしてたよね

>>394
領土拡大がなされなくなるのにあわせて技術も衰退してったの?

410:
19/10/15 05:10:26 0.net
技術というのは客観的に記録するだけでなく継承されていないと廃れる。

科学知識は世間で忘れられても、記録として残っていれば後世再発見されて
再び活用されることもある。ギリシャの科学知識も書物の中で残った。

ローマの建築技術は、各地に遺跡等の痕跡を残しているがどうやって作ったか不明点も多い。
実用技術は社会の需要と供給のサイクルの中で維持されていて、
どこかで循環が断たれるとそのまま消失してしまう。
ローマの高度な技術は、高度に発達した経済・流通と相互に発達進化していく関係だった。
ローマ社会の崩壊とともに多くのローマの技術は断絶した。

411:
19/10/15 16:57:57 0.net
ロマロマイェイ♪
マイアヒーマイアフー♪

412:
19/10/15 17:14:30 0.net
ガイシュツとは思いつつ東ローマ帝国の都コンスタンティノープルは
現在のトルコに位置してるが(トルコ最大の都市イスタンブールになってるか),
現在のギリシャの国土となっている地域って東ローマ帝国時代は何もない
田舎だったん?

413:世界@名無史さん
19/10/15 18:51:30.97 0.net
コリントスは工業都市として有名だった
ただしノルマン人に略奪を食らう

414:世界@名無史さん
19/10/15 23:32:25.71 0.net
>>412
独立した直後はコリンソスくらいしか無かったと思う。
ミストラスは独立戦争の戦災で壊滅したし。
テッサロニキを取り戻してようやくサマになった。

415:世界@名無史さん
19/10/16 19:55:42.80 0.net
そもそもローマをヨーロッパ的、トルコを中東的と一目瞭然的に分けているのは地理特性や人種特性や文化特性じゃなくて単にキリスト教とイスラム教だからな。
その意味では開拓アメリカはやはりローマでありヨーロッパ。
逆にローマに席巻される前のヨーロッパはインディアン地帯みたいなもん。
でもヨーロッパにインディアンはいない。(バスク人?) 
白人とは何なんだろう。
現在の形にどうやって形成された?

416:世界@名無史さん
19/10/17 22:22:51.58 0.net
オスマントルコから独立した当初のギリシャってペロポネソス半島の
南半分からスタートしてたのな。

417:世界@名無史さん
19/10/17 22:27:13.98 0.net
>>414
テッサロニキ含むマケドニア地方は第一次大戦の数年前におこった
第一次バルカン戦争で手に入れたがそれまではオスマントルコの領域
だったか

418:
19/10/18 12:33:34 0.net
今のギリシャ軍が古代のアテネ軍とぶつかったら
普通に今のギリシャ軍が負けそう

419:
19/10/21 01:50:58 0.net
>>418
ギリシャ版戦国自衛隊か

420:世界@名無史さん
19/10/23 21:13:20 0.net
古代の重装歩兵は、ペルシャを撃退し、さらに征服したが
まだ鐙が無い時代で騎兵が機動力もなく騎射もできず
重装歩兵密集部隊に損害を与えられなかったからだろうか。

中世以降の遊牧民との戦闘だとギリシャは冴えないね。

421:世界@名無史さん
19/10/23 22:42:11.72 0.net
遊牧民だけじゃない
西欧の騎士にもかててない
チェコのフス派を見習えよ

422:世界@名無史さん
19/10/23 23:37:23 0.net
一時期、西方からの十字軍にフルボッコにされてた東ローマ帝国。
(その後巻き返しはするが)

423:世界@名無史さん
19/10/25 23:06:21.31 0.net
現在のギリシャから映画監督アンゲロプロスを輩出できたのは奇跡?
向こうではガキを寝かしつけたいのであればアンゲロプロスを見せろって
いわれてるみたいだが。

424:世界@名無史さん
19/10/25 23:25:03.06 0.net
>>422
ていうか、ヴェネチアに裏切られて難攻不落のコンスタンティノープルを乗っ取られたんだが

425:世界@名無史さん
19/10/25 23:33:17.09 0.net
>>407
まあ、20世紀の欧米や日本で貧民にも選挙権が付与されたり、一般人の権利が向上してきたのは、宗教のおかげというより、兵隊や労働者の不足が原因だが

426:世界@名無史さん
19/10/25 23:33:17.17 0.net
>>407
まあ、20世紀の欧米や日本で貧民にも選挙権が付与されたり、一般人の権利が向上してきたのは、宗教のおかげというより、兵隊や労働者の不足が原因だが

427:世界@名無史さん
19/10/25 23:35:43.03 0.net
ビザンチン帝国は、当時の人々にとっては「ローマ」であり、いまでいうギリシャ人たちも「ローマ人」と何の疑いもなく自称していた

428:世界@名無史さん
19/10/25 23:42:15.43 0.net
名著「魏晋南北朝」の著者の川勝博士は、「なぜ、漢の滅亡後は南朝が文化を継承したのに、ローマ帝国の滅亡後は文化が衰退して受け継がれなかったのか? 私にはそこが謎である」というようなことを書いていた。
その疑問の答えは簡単で、早い話が、東によって古代の西洋文明は受け継がれたのだ。そもそも、それ以前から西欧は後進地域だった。
「これほどの東洋史の碩学でも、西洋史に関しては、これほど単純な西欧偏重史観から抜け出せないものなのか?」と、むしろ意外で不思議だった。

429:世界@名無史さん
19/10/26 10:34:00 0.net
自国の”歴史文化の研究”ですらフランスなんかの西欧を通じてよな

>>423
ギリシャの優秀な文化人って西欧留学の経験ある人多いな
アンゲロプロスしかりコスタ・ガヴラスしかり

430:世界@名無史さん
19/10/26 11:24:12 0.net
>>427
西欧以外はほぼビザンティンこそが古代ローマの後継帝国と認めていたところはあるな
オスマン帝国のトルコ人ですら東ローマは単純にルーム(オスマン語でローマという意味)と呼称していたし、
コンスタンディヌーポリの征服後もかなり長い間、同首都を『コスタンティニエ』と呼称していた。
イスタンブルと呼称されるのは近代ぐらいに入ってからじゃなかろうか
オスマンの人々は古代ローマ〜ビザンティンの歴史にある程度の敬意は払っていたと思われる
メフメト2世のような古代ローマ・ギリシャかぶれでなくても、ね。

431:世界@名無史さん
19/10/26 12:07:58 0.net
独立してからの運営に問題があるんだろ
後から独立したフィンランドのほうがよっぽど先進的な国になってるし

日本でも戦前北里柴三郎のようなノーベル賞候補になった人がいるけど
戦前のギリシャでそういう候補になった人ってどれだけいるの

432:世界@名無史さん
19/10/30 16:58:38 0.net
学術用語もラテン語に比べてギリシャ語は分が悪そう

433:世界@名無史さん
19/10/30 21:54:47 0.net
まずはラテン語、それが尽きたらギリシャ語だろうけど
それで却ってラテン語が出尽くした最先端の学術研究はギリシャ語でかっこいい感じ。

434:世界@名無史さん
19/10/30 23:21:03.33 0.net
生物学や解剖学はラテン語だが、
医学・薬学・化学はギリシャ語だろう
どっちが強いなんてこと簡単に言えるのか?

435:世界@名無史さん
19/10/31 08:14:00 0.net
>>434
起源がギリシャ語なだけで、語形はラテン語だろ。
ionやonで終わる筈がiumやumとラテン語化してるぞ。

436:世界@名無史さん
19/11/02 00:52:12.33 0.net
>>425
主権者の拡大は様々な事情で行われる。
アテナイでも戦争に市民の参加が必要となって市民の権利が拡大した。
時代や国の都合は様々だから民主制や諸権利も様々、
ケースバイケースとなるが それゆえに事情次第で安定しない。
宗教は、権利や義務を絶対的・普遍的価値と主張してのける。
民主政治が安定的に存在して発展するのは、宗教的価値観を契機とすることが多いだろう。
それで民主政治の経験、ノウハウが蓄積されることにより
安定的な民主政治が宗教から法的に自立していく。

437:世界@名無史さん
19/11/02 21:10:21 0.net
そして現在のギリシャは科学先進国でも
薬学先進国でも農学先進国でも
工業先進国でもIT先進国でも何でもない

むかしは北欧や西欧よりもこれらの分野で進んでたのに
いまなら北欧や西欧どころか
アフリカのルワンダにも負けてるんじゃないか

438:世界@名無史さん
19/11/02 23:38:30.34 0.net
ちなみにイコンの製造でもロシアののほうが質がいいと言う

439:世界@名無史さん
19/11/03 10:33:35.97 0.net
まあ、歴史的にも進んでいた試しがない朝鮮よりは遥かにマシだが

440:世界@名無史さん
19/11/03 13:25:53.99 0.net
ギリシアの科学の中心ってアレキサンドリアだろ?
今はエジプトだしなあ

441:世界@名無史さん
19/11/03 14:48:27 0.net
アレキサンドリアって近代までずっとギリシャの匂いがする所だったんだよ
南イタリアのカラーブリアのギリシャ系はただの農民だが、
アレキサンドリアのギリシャ人は文化を担っていた

442:世界@名無史さん
19/11/04 00:53:45.11 0.net
ギリシャ解放のために馳せ参じたバイロン卿、
天国で泣いてたりしてな(冷笑してる?)


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