【フジ月9】絶対零度～未然犯罪潜入捜査～ Part5【沢村一樹】

【フジ月9】絶対零度� ..

254:157
18/08/13 22:42:42.30 c3Cgw+25.net
>>157 続き
そして、次に弾き出したのは…東堂定春自身だった。
東堂がキャリアになれたのは絶対的悪を許さない、正義感と憎しみの混ざった怒りが原動力だった。
父を殺された事でのPTSDの反動で、絶対的悪を認知すると殺害衝動が抑えられない。
それを抑制する為に、その対象を完全犯罪で抹殺する計画を練る事が強迫観念になっていた。
学校での補導以降、東堂の事をつかず離れずに見守って来た田村は、その事に気づいていた。
学業に励み順調に歩んでいるかに見える東堂だったが、何処の世界にも悪人は存在する。
そんな人間に対して致命的な問題を起こしかけたことが何回かあり、
その度に田村が、たしなめたり、陰ながら火消しをしたり、時に矢面に立って守ったりしてきたからだ。
東堂は台東区ホームレス殺人事件で捜査に加わり、安田智之が犯人である確証を得るが、
目撃証言と安田の親が警察上層部にコネがある事で、逮捕する事が出来なくなってしまう。
その怒りを抑える事が出来ず、安田の殺害計画を練ってしまったのだ。
だが、奇しくもそれが自分が作っているミハンシステムに検知されてしまう。
自分の目的は犯罪を未然に防ぐ為の組織改革である事を思い直し、実際の犯行は踏みとどまる事が出来た。
だが、この東堂の葛藤を間近で見ていた田村には、別の不安と覚悟が生まれた。
このままでは東堂は本当に人を殺してしまうのではないか？
その時は自分が東堂より先に手を汚してでも、東堂を守るしか無い…
っという、妄想垂れ流し。以上。

実際はもっとシンプルな話で、田村も差別殺傷事件の被害者遺族だったな。
事件のデータには田村の苗字は無かったが、夫婦別姓だろうな。
インタビュー＃５での第一話がテストケースNo.4って所から、
東堂がNo.3の危険人物だと推測から始まった妄想。
少々深く潜り過ぎた。

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