ソニー経営危機? 社債償還で手元資金僅か7500億円 at SONY
[2ch|▼Menu]
1:It's@名無しさん
08/11/19 02:08:41 .net
<日経>◇ソニー、手元資金が2000億円減 今期末に7500億円

 ソニーの手元資金(現預金と短期有価証券の合計)が2009年3月期末に約7500億円と、前期末から2000億円あまり減る
見通しとなった。世界景気の失速で液晶テレビやデジタルカメラなど主力のエレクトロニクス商品の販売が伸びず、
現金収入(キャッシュフロー)が落ち込むためだ。財務体質はこの数年で改善しているが資金面での自由度はやや低下。
下期以降の投資や株主配分に影響が出る可能性もある。

 前期末に9517億円だった手元資金(金融部門を除く)は9月末で5369億円まで目減りした。連結純利益が60%減少した4―9月期は、
金融を除く純現金収支(フリーキャッシュフロー)が4280億円の赤字だった。

 さらに今期は、12月のクリスマス商戦も特に米欧で厳しいものになると予想される。例年、12月は商戦用の在庫や売掛金が
膨らむため、ただでさえ手元流動性が低下する時期。新株予約権付社債(転換社債=CB)2500億円の償還も12月に控えており、
CB償還で運転資金が一時的に不足しないよう、コマーシャルペーパー(CP)や銀行借り入れを検討する可能性もある。

 12月までの売り上げ分を年明け以降に回収することを見込んでも、今期末の手元資金は7000億円台にとどまりそう。
6月に発表した中期計画では、今期から3年間で半導体などに総額1兆8000億円を投じる予定だが、業績や手元資金の
動向を見て規模や実施時期の見直しに着手する。潤沢な手元資金を武器に三洋電機の買収を決めたパナソニックとは
財務力で開きが大きい。

 自社株買いの余裕も一段となくなる。大根田伸行CFO(最高財務責任者)は3000億円程度のまとまった規模の余裕資金が
得られれば自社株買いも検討するとしていたが、資金の蓄積は思うように進まない。

 もっとも、有利子負債から手元資金を差し引いた純有利子負債は、07年3月期以前は3000億円を超えていたが今期末は
ゼロ近辺になりそう。自己資本に対する負債の倍率も健全性の目安(1倍)を大きく上回る0.3倍台。収益構造はなお不安定な
ソニーだが、財務は脱・レバレッジ(高い負債依存度)が着実に進んでいる。
---
日経新聞朝刊より

倒産危機にあるGMですら162億ドルもあるというのに…


レスを読む
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

1832日前に更新/148 KB
担当:undef