ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義4
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100:考える名無しさん 20/01/01 15:27:13.60 0.net >>90 “注目すべきは、アクセロスがそんなマグマを表現するために用いる手段である。 プラトンを超えてソクラテス以前の哲学者に向かうとともに、マルクスを超えてポスト・マルクス主義に向かうのだ。 ヘラクレイトス流のアフォリズムの方式が残されているし、マルクス流のテーゼの方式も働いているし、 禅のごとき逸話や、いわゆるユートピア社会主義者風の草案・再録・情宜・綱領がある。 しかしこうも感じられる。すなわち、アクセロスは、音声と映像を発する手段を愛好していて、 ポスト・マルクス主義者の戦闘部隊の先頭に立って、アフォリズムを瞬時に発信し 公開討論を永遠に繰り返すためにラジオ局を占拠するヘラクレイトスたらんと夢見ているとも感じられる。 そこにハイデガーの言葉が聴き取れはするが、それは新しい意味を、田舎向きではなく都会向きに変えられた意味を帯びている。” ― ドゥルーズ 『無人島 1969-1974』 河出書房新社 (2003) 101:考える名無しさん 20/01/01 15:27:46.22 0.net 『マルクスとハイデッガー 』 コスタス アクセロス、学文社 (1999) Tマルクスとハイデッガー,Uマルクスに関するテーゼ,V惑星的なもの,技術の世界歴史/科学に関する対話,の三部構成。 初心者のマルクス・ハイデッガー論の格好の入門書。
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