落合陽一【魔法の世紀 ..
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157:考える名無しさん
19/01/20 09:59:36.20 0.net
>>149>>150の続き
MITのロザリンド・ピカードが1997年に提唱した概念に
「アフェクティブ・コンピューティング」というものがある。
これは人間の感情を研究対象にして、HCIを用いて特定の感情を
検出・操作・モデリングする方法などを研究する分野で、
ペッパーなどのロボットを想起するとイメージしやすいだろう。
それは、システムがユーザの精神状態を推論し、ユーザを気遣うような
インターフェースが実装されているデジタル環境のことだ。
「気遣い」と言えば、ハイデガーの哲学にも出てくる概念の一つだ。
実存は世界や己自身に配慮する、気遣うということで世界の世界性や
自己の本来性を開示するといった感じだっただろうか。ハイデガーには
技術論の著作もあるので、哲学とテクノロジーの親和性をそこに洞察する
ことも可能だろう。
人間やユーザのその場の感情を識別し、気遣う、「アフェクト・インターフェース」、
これがこれからのコンピューティングシステムに求められている重要な要素の
一つになる。


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