西部邁スレ合理論のまとめ at PHILO
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630:考える名無しさん
22/11/13 12:55:31.27 0.net
そしてメイヤスーはこの論理の筋道を追いかけて、一連の著作を出したと言うことになりますね

631:死んだら此の世の辞書から【オリジナル】という項が消滅する男
22/11/28 09:21:34.09 0.net
西部 邁「他者に与える損失が 他者に与える効用を上回った時、自死を選ぶ」
渋沢栄一「わしのような老人は、こういう時(関東大震災)にいささかなりと働いてこそ 生きてる申しわけが立つようなものだ」
それを受けて、
日向半兵衛「勤めている時にはあれほど時が欲しかったが、いざ時ができると 何をしていいか案外わからぬ」
勝谷「大した事はしなくてもいいんじゃないですか。もう十分 世の中のお役に立たれたのですから」

632:考える名無しさん
22/12/01 05:21:02.26 0.net
移民…。

633:考える名無しさん
22/12/04 21:36:57.21 0.net
西部氏は市場経済というものを認めていなかった
しかし、全体の公共の福祉のために自分の権益を他に譲り渡す人はいない
自死を選んだ西部氏ならそれが可能だったかもしれないが、普通はそんな人はいない
むしろ、自分の権益を奪おうとする奴を殺すだろう、それしか手段ないなら
人類の歴史はまさにそういうものだろう
西部氏ですら、自死を選んでいなければ、生きながら自分の権益を奪われるのを黙ってみていないだろう
それしか手段がないなら、やはり相手を殺すかもしれない
したがって、そういう戦いが起こらないなら、既得権益が譲られることはなく、どんどん積み上がっていくことになる
これは江戸時代のような戦争がない時代にはそうだっただろう
権益の移譲を殺し合うことなく可能にするにはどうすればよいか?
その人類の歴史における回答が市場経済ということになる
人は、戦うことなく、笑顔で自分の権益を他に譲ることはしない
どうしても、既得権益の際限ない積み上げを解消するには、戦いが必要になる
その殺し合いを伴わないある意味バーチャルな戦いが市場経済における競争ということになる

634:考える名無しさん
22/12/04 21:45:10.50 0.net
そしてこのバーチャルな戦いは、ひたすら数字で行われることになる
つまりもうお気づきのように、ここでもデジタル化による文明の進展がなされたということになるね

635:考える名無しさん
22/12/04 23:14:49.29 0.net
このあたりの議論は>>257-258で出ているね
戦争では生か死かの1ビットであるのに対して、市場での値付けは十分なビット数が使用されるというのは
なかなか鋭い指摘
いずれにしろ、認識者はアナログを認識できないわけだから、認識におけるこのビット数が重要ということになるのかもな
つまり、デジタル化というよりも、デジタル化の精度の向上というべきか
デジタル化は自明なわけだから
このビット数が十分でなければ、それはアナログデジタル変換が十分な精度で行われず、そこに無作為に依拠した誤差が生じることになる
この無作為こそが、1ビットで決着させてしまう戦争における悲惨さということになるだろうな
無作為こそが、人の苦の本質だからね
この辺の話は>>56でも少し出ているが、ヒトラーのメディア戦略というのは、あらゆる雑多の情報を
一つのメディアに載せて伝播させてしまうので、やはりここでもビット数の不足、つまり精度の不足という問題に
帰着することになるな

636:考える名無しさん
22/12/05 10:17:13.90 0.net
>>257-258で「正確・精密な価格とはどういうものなの?」と尋ねている人がいるが、
その価格そのものに正しさはないということになるね
結局、こうしたプロセスで重要なのは、いかに無作為を紛れ込ませないかと言うことになるんだろうと思う
アナログからのインプットの時点では、アナログ自体が無作為そのものだろうから、無作為を排除することはできない
しかし、それ以降のプロセスについては、無作為をできる限り排除することが重要ってことだろう
つまり、戦争によって勝ち負けの1、0で決着させるよりは、十分な精度が可能な物の値付けで決着させる方が
無作為によって決まる誤差が小さくなる
ITによるデジタル化、デジタルトランスフォーメーションの意味はまさにここにあるだろうと思う
そして、市場経済におけるマネー=数字による解決というのも同じ線上にあるということになるね

637:考える名無しさん
22/12/06 05:39:15.12 0.net
それは資本主義に洗脳された意見だな
市場主義は環境破壊の原因になっている

638:考える名無しさん
22/12/06 05:41:20.47 0.net
また軍産複合体というのがあるように、戦争をしなくても軍備の維持は
市場主義的なビッグビジネスになっている
岸田がアメリカからミサイルを大量に買わされているのも、アメリカのビジネス

639:考える名無しさん
22/12/06 05:42:42.73 0.net
効果のない毒ワクチンを大量に買い付けて、打ちまくるのもビジネスで
資本主義は利権ゆえにそうした無駄、環境破壊を大量に作る

640:考える名無しさん
22/12/07 13:44:37.32 0.net
>>636
価格そのものに正しさはないというのは、情報そのものには正しさ、絶対性はないってこと
情報そのものでなくて、情報を処理する枠組みに絶対性、つまり正しさがある(つまり事実性の絶対性)
そしてその枠組みこそが、認識者であることの要件を構成している
この枠組みが失われたときに、その存在は認識者ではなくなる

641:考える名無しさん
22/12/08 17:55:37.06 0.net
フッサールが指摘しているように、絶対性は存在しない。意識が作る錯覚だ

642:考える名無しさん
22/12/08 17:58:32.81 0.net
フッサールは賢いよな、さすが数学者から来ただけあって、その枠組みさえ自明視しない。数学を絶対視するようなメイヤスーレベルの知能では全然相手にならない

643:考える名無しさん
22/12/10 15:38:15.73 0.net
認識者であるためには、ある条件を満たす必要があるってだけの話
何の制約もないと考えるのは無理
まあ、議論はこっちで
デジタルトランスフォーメーション5
スレリンク(philo板)

644:考える名無しさん
23/03/23 14:09:55.04 0.net
ギャングにしても戦争にしても、共同体にこそ悪が巣くうというはまさしく真理だな

645:考える名無しさん
23/03/28 08:12:15.07 0.net
独自性を追うことは、苦を招くんだよな
デジタルは複製可能で、独自性は存在し得ない
独自性を獲得するには、無作為を利用する必要があるが、デジタルがなし得るのは、疑似無作為のみ
これは非常に問題がある
さらに、アナログから得られる真の無作為についても、疑似無作為ほどではないが、しかし人間の苦の
根本原因は無作為にあるので、独自性を追えばそこに必然的に苦が付随することになる

646:考える名無しさん
23/03/28 09:17:47.79 0.net
まあこのあたりはかなり仏教に近い感じになるか

647:考える名無しさん
23/04/06 21:24:03.23 0.net
私は敬虔なクリスチャンです

648:考える名無しさん
23/05/09 19:20:07.33 0.net
AIによって人間の個性、アイデンティティが脅かされるような状況になりつつあるが
これらは人間に喜びを与えるが、それとは表裏一体で苦も与える
AIはこうした人間の苦を徐々に解消していくことになるだろうな

649:考える名無しさん
23/06/04 20:46:00.77 0.net
>>531
このレスは修正が必要だな。以下のレスで正解が出た
374 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2023/04/09(日) 11:12:43.85 0
結局、アナログは認識できないという当たり前の事実がしっかり認識されたことがエポックメイキングになったな
これによって、すべての根本概念が変わろうとしている
元はカントが指摘していたことなのに、その咀嚼に300年もかかるとはな
375 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2023/04/09(日) 14:07:23.14 0
要するに、この世界には認識できないものと認識できるものを隔てる、脱構築不可能な絶対的な構造が存在するってこと
この絶対的な構造から、認識者を規定する絶対性が導出される、あるいは導出されているということになるね
376 名前:考える名無しさん[sage] 投稿日:2023/04/15(土) 19:28:39.08 0
認識出来ないものは果たして存在しているといえるのか
377 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2023/04/16(日) 08:29:18.20 0
認識できるものはデジタルなわけだけど、それではデジタルでないものはこの世界にあり得るのかってことだね
結局、デジタル自体に絶対的な構造が付随してしまうから、それを解消するには、その背後にあるアナログ(ないかもしれないが)
と合わせた脱構築が求められる
しかし、そのアナログを認識できない、あるいはないので、そうした脱構築ができないってところか

650:考える名無しさん
23/06/04 20:47:16.16 0.net
378 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2023/04/16(日) 08:34:15.69 0
そもそも、「ない」という概念自体が絶対的な構造だから、それを認めてしまうと
絶対的な構造がそこで発生してしまう
二元論の境界に伴う絶対性か、「ない」ことを認めることで生じる絶対性の二択だな
379 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2023/04/16(日) 08:45:27.89 0
数学の絶対性なんかも、この構造の絶対性から生じてるってことだね
380 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2023/04/16(日) 08:49:15.79 0
さらに言えば、もしデジタルの背後にアナログが「ない」のであれば、それは認識者にとってだけでなく
宇宙の真理として絶対的な構造が存在するということになる
この場合は、絶対性が宇宙の真理になってしまうってことだな
381 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2023/04/16(日) 08:55:41.20 0
要するに、「ない」という概念は、あくまでデジタルしか認識できない認識者の概念であって
それが本当に「ない」のであれば、この宇宙全体が1つの認識者ということになってしまう
もちろん、「ない」という概念によって生じる絶対性が、この宇宙全体に適用されることになる
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ということで、独我論であっても、絶対性が存在するということだね
むしろ絶対性が宇宙の真理になる


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