【イスラム哲学】井筒 ..
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542:考える名無しさん
18/11/01 10:32:59.92 0.net
科学的かつ客観的真理への信仰乙

543:考える名無しさん
18/11/01 16:02:52.00 0.net
モンゴルの侵入によって荒廃したのが原因だが

544:考える名無しさん
18/11/01 17:44:59.81 O.net
イラン人やトルコ人もコーランはアラビア語で読んでいるの?

545:考える名無しさん
18/11/02 01:47:05.83 0.net
> 7世紀頃、ペルシア語に翻訳されたものをはじめとして、
> 現代に至るまでアラビア語を母語としないムスリム向けにクルアーンの翻訳がなされている。
> しかし、アラビア語以外のクルアーンが、クルアーンとして扱われることはなく、
> ムスリムは礼拝においてアラビア語でクルアーンを唱えることが義務である
> (これは日本人の葬式において、般若心経の現代語訳が唱えられないのと似ている。)。
>
> かつてトルコ共和国では政府の脱イスラム化の改革の一環として、
> クルアーンのトルコ語化がはかられるようとしたが、注釈用として以上の用途にはついに広まらなかった。

546:考える名無しさん
18/11/02 01:48:39.19 0.net
この般若心経云々の例には納得

547:考える名無しさん
18/11/02 01:58:11.86 0.net
>>543
むしろ、そこからが本番(>>422-425)

548:考える名無しさん
18/11/02 02:01:06.25 0.net
トルコ共和国で行われたのはアザーンのトルコ語化だけで礼拝そのものはアラビア語だ
アザーン自体は各国語で行うこと許されているがそれでさえ不評だったからアラビア語に戻した

549:考える名無しさん
18/11/02 06:43:53.25 0.net
>>546
般若心経に限らず
日本のお経は一般信者は意味がわからなくてもよいものとして
唱えられているからなあ

550:考える名無しさん
18/11/03 16:27:54.31 0.net
昔、仏教界でも現代語訳でお経を読もうという動きがあったが檀家に不評で止めたらしい。

551:考える名無しさん
18/11/10 00:49:34.02 0.net
意味ではなく音が大事

552:考える名無しさん
18/11/10 13:11:34.98 0.net
日本の仏教ではそういうことが言われるが音が大事なんてことは残念ながら仏典に書かれてないんだよ

553:考える名無しさん
18/11/10 16:00:12.88 0.net
> 井筒俊彦(1914-1993)スレ

554:考える名無しさん
18/11/12 00:53:47.15 0.net
お寺で読経をするような時は「意味は知らなくていい」といわれる。
それぐらいの方が無心になれるから。
哲学で扱う時は、その一字一句を原語のレベルで読む。

555:考える名無しさん
18/11/13 11:55:42.61 0.net
パキスタン人「イスラム教の国での生活は地獄である」
URLリンク(coffeehonyaku.blogspot.com)

556:考える名無しさん
18/11/17 17:28:04.26 0.net
>>542
科学は自然の無矛盾な理解が前提
イスラムは神が前提ということかな
新井白石が神という前提に有効な反論していて面白かった

557:考える名無しさん
18/11/18 14:54:30.58 0.net
アリストテレスの論理学であるオルガノン諸書は一般的にカテゴリアイ、命題論、分析論前後書、トピカ、ソフィスト駁論の6つだが、イスラーム哲学だと更に弁論学と詩学も論理学書だと見なされていた
この8つにポルピュリオスのイサゴーゲーを合わせたのが論理学の基本書

558:考える名無しさん
18/11/23 12:02:47.05 0.net
「多文化社会とは多紛争社会であり紛争の恒常的な状態を言います。」
「イスラム教原理主義者は私たちの生活様式である啓蒙主義の理想とは
何の関係もない。未来は破滅に向かっている。」
イスラム化を警告していたフランスの賞を受賞した歴史家・ジョルジュベンツサン

559:学術
18/11/23 13:56:49.94 0.net
お経ん坊さんの発言は論旨を見ると、遅れていると言わざる負えない。
救済するならそれなりの勉強、活動してほしい。

560:考える名無しさん
18/11/23 14:42:49.88 0.net
ヒンドゥーの一亜流に過ぎない釈迦の観念論が、後世平民に迎合し腐敗し、
支那を過ぎ更に歪曲して伝播された仏教なんか信仰に値しない。
尤も、ヒンドゥーの最終形態ヴェーダーンタ至高の聖典は、
平民なんかに真に理解出来ないから仕様ない。

真の宗教を理解も実践も出来ない平民は、
仏教(≠釈迦の教え)キリスト教(≠キリストの教え)等の似非宗教か新興の偽宗教を信仰するしかないからな。
抑々、何もかもがその程度だ。

釈迦が悟りとやらを開いた時、それを平民に理解させるのは無理だと諦めた。
梵天勧請から布教を始めたらしいが、やはり、平民には理解不可能。
故に、最後に法華経でお茶を濁した。

似非宗教なんか出さなくても、カルマの法則は機能している。
原因のない結果はない。
科学的に云うと、作用反作用の法則みたなものだ。

抑々、共産主義は、原始キリスト教から派生した宗教だ。
そら、仏教もキリスト教も迫害するさ。
似非宗教VS似非宗教の図式。

561:考える名無しさん
18/11/24 06:11:57.42 0.net
>>560
法華経は釈迦が説いたものでなく後世釈迦に仮託して説かれた経典だよ。

562:考える名無しさん
18/11/25 12:43:35.15 0.net
アズハルのようなイスラム教育期間では、クルアーンの最も正しいのはクルアーンを
文字通り読み字義通り解釈することであると教えられています。またイスラム法上の
最も強力な規定というのは、クルアーンとハディースの字義通りの意味から導出される
規定であるとも教えられています。これらはイスラム法の大原則であるとも教えられています
クルアーンの章句に立脚していればそこから導かれる複数の解釈は全て正しい価値を持つ、
というのがイスラム教の教義です(中略) 人間には本当のことはわからず真実は神だけがご存知、
というのがイスラム教の大原則であり、解釈が複数存在する場合に どの解釈を採用するかは
個人の選択に委ねられています。
私のクルアーンの引用が恣意的であると感じる人もいるかも知れません。
しかしクルアーンの特定箇所やハディース、 イスラム法の権威ある学説を論拠として引用し
正当化するのがイスラム法的論証の基本的なやり方なのです。
イスラム教の倫理 飯山陽 一部抜粋

563:考える名無しさん
18/12/03 08:29:39.82 0.net
愛弟子の五十嵐教授が殺されてもイスラムへの愛着は変わらなかった。
つまり「悪魔の詩」を翻訳した五十嵐は殺されて当然と考えたのだろう。
イスラム教とはそれほどまでに人間性を奪うものなのだ。

564:考える名無しさん
18/12/03 14:51:27.40 0.net
普通の知性があれば理解できるだろう。
逆のケースを想定してみよう。日本人で誰か狂信的な右翼が、イランの
大学教授に天皇について否定的なことを書かれたから、殺害してやろう
と思い立つ。で、イランに渡航したところで、イランの大学の研究室
を訪ね、他に誰もいない時間帯を狙って教授を殺害し、日本に逃げ帰る
ことに成功する、なんてシナリオよりも、現地の言葉も文字も分らず、
教授の殺害に成功するどころか、教授の研究室のある大学までたどり
着けない可能性の方が高いんじゃないかなw

565:考える名無しさん
18/12/03 15:49:52.57 0.net
当時はイランとはビザなしで渡航できたから沢山イラン人がいたんだな

566:考える名無しさん
18/12/03 16:13:27.21 0.net
そのなかで筑波みたいな田舎の大学の研究室を探し出して、殺害と逃亡を
綿密に計画できるような日本語能力のあったイラン人がどれだけいたかな?

567:考える名無しさん
18/12/04 12:22:09.87 0.net
>>563
意味不明…

568:学術
18/12/04 14:11:58.23 0.net
大学校教授じゃなあ。司教とかのほうがいいのにね。

569:学術
18/12/04 14:12:41.97 0.net
教授行為も格調高いもんでしょ。レーラーリン。

570:考える名無しさん
18/12/06 14:18:17.93 0.net
言語と呪術を読むとしよう。

571:考える名無しさん
18/12/06 16:10:54.51 0.net
読経で物の怪を調伏していたのだから呪術でしょうw

572:学術4
18/12/06 17:05:32.29 0.net
呪文 呪詛 呪術 のどれかを選んで説明して?三人以上で。

573:考える名無しさん
18/12/06 17:16:17.88 0.net
>>572
どういうこと説明して?

574:考える名無しさん
18/12/07 13:44:04.66 0.net
我々はイスラム教徒に騙されてはならない。非イスラム教徒から澎湃と湧き起こる
反イスラムの動きを抑えようと嘘をついているのだ。欧州では人種差別として扱うべきと
する要求すら出している。平和の宗教と虚言をばらまき宗教が人種問題なんてありえん
確かに聖書にはヘト人やアモリ人を皆殺しにせよという残虐な神からの 命令があります。
しかし我々はヘト人でもアモリ人でもありません。 つまりユダヤ人やキリスト教徒が
殺害する対象には我々は含まれていません。 しかしイスラム教の不信仰者や多神教徒を
見つけしだい殺せという 神からの命令は今でもいきているのです。
フランスの有識者達が残虐な章句を削除するように要求した時に
それに賛同したイスラム法学者がいただろうか?少なくとも私は一人たりとも知らない。
いるなら教えて欲しい。トルコやイラン、エジプトと反対と反発ばかりなのだ。
つまり不信仰者と多神教徒殺害の神からの命令を放棄しないと言っているのだ。
人口1千万以上の人口で日本以下の殺人発生率の国は世界で一ヶ国も存在しない。
我々の社会と子孫を守る為に彼等ムスリムを一人たりとも受け入れてはならない。

575:考える名無しさん
18/12/11 13:49:52.28 0.net
古代日本語は話された言葉とその対象とのあいだに違いがなくコトという同一の語が両者に当てはめられる(言語と呪術)より。

576:考える名無しさん
18/12/11 14:23:16.98 0.net
「言語と呪術」で井筒俊彦はカルナップやチャールズ スティーブンソンみたいな分析哲学を飲用してる。

577:考える名無しさん
18/12/11 16:04:14.98 0.net
いつまで大風呂敷彦読んでるの

578:考える名無しさん
18/12/11 20:38:13.72 0.net
>>574
誰だよ?最近政治的主張する変人が出没してるけど。お前だよ!

579:考える名無しさん
18/12/11 20:44:43.28 0.net
>>577
大して井筒俊彦読んでないクセに!
「意識と本質」要約する位やってから大口叩け。

580:考える名無しさん
18/12/13 10:52:48.34 0.net
語学達人界隈のネタってフカシばっかだよね
フカシ彦

581:考える名無しさん
18/12/17 10:24:47.96 0.net
井筒俊彦って若い頃すごい美形だったんだね
嵐の櫻井君みたい
URLリンク(i.imgur.com)

582:考える名無しさん
18/12/18 09:15:24.67 0.net
何故ユダヤ教徒やキリスト教徒がムハンマドを預言者と認めないのか、
それは預言者は神の選民たるユダヤ人からしか誕生しないとしているから。
考えてみて欲しい、ムハンマド以外の預言者は全て例外なくユダヤ人である。
そのことはキリスト教徒も理解している。ムハンマドが預言者という基本的なところで
虚偽であるとして嫌われる。神の選民でもないアラブ人から生まれるものかよ、と

583:考える名無しさん
18/12/18 13:24:43.71 0.net
預言者はユダヤ人のみと言ってるのはユダヤ人だけ、という可能性もありますね

584:考える名無しさん
18/12/18 13:48:42.55 0.net
預言者が山師って可能性が一番高い

585:考える名無しさん
18/12/21 11:25:23.14 0.net
>>582
聖書の預言者はユダヤ人だけじゃないよ。

586:考える名無しさん
18/12/21 11:27:55.19 0.net
言語と呪術はラッセルや心の哲学で活躍するデネットの師ライルも引用してる。

587:考える名無しさん
18/12/22 11:36:48.40 0.net
時宜にかなった本の邦訳が出版されました。
イギリスのジャーナリスト、ダグラス・マレー氏が著した『西洋の自死』
(町田敦夫訳、東洋経済新報社)です。 欧州諸国は戦後、移民を大量に受け入れてきました。
著者のマレー氏は、その結果、欧州各国の「国のかたち」が大きく変わり、
「私たちの知る欧州という文明が自死の過程にある」と警鐘を鳴らします。
昨年出版された本書は、まず英国内でベストセラーになり、
その後、欧州諸国を中心に23か国語に翻訳され、大きな話題となっています
URLリンク(www.sankei.com)
イスラム移民がいかに社会を破壊するか理解できる正義の本が発売!

588:学術
18/12/22 11:46:03.84 0.net
戦ってみて認めてるんじゃないの?

589:考える名無しさん
18/12/23 08:20:31.30 0.net
アラブとムスリムは世界に荒れ狂うテロの直積責任を認めよ
―イラク紙編集長の主張― 著者アドナン・フセイン
小学校、中学校、高等学校そして後になると大学でも、宗教と歴史の教科で我々は選民であり、
至高且つ栄光の民であるとか、我々の宗教が真の宗教であり、(地獄の業火から)救われる
正しい民は我々であるとか、ほかの民は偽りの民で地獄に落ち業火に焼かれる不信心の民であり、
その民の殺害は許され、その民の財産と妻を我々がとっても構わないなどと教えている
我々の子供達と孫達は、他者の宗教や民族或いは国籍などに関係なく、すべての他者を敵視して、
世界聖戦をやっているのである。この環境が過激イスラム集団を生みだした。この集団は、
貧困と失業という土壌で発芽し、汎アラブ主義の名においてそして又時には宗教と宗派の名に
おいて犯される拝斥、人権強奪、個人及び集団の自由の侵害そして信義の侵害によって育っていく
我々はテロに対する我々の責任からのがれることはできない。言い訳も役に立たない。
まず我々は責任を認め、我々自身と他者に謝罪し、今から我々の生き方を改めていかなければならない。
そのためには、教育のカリキュラムを再検討し、初等教育から大学レベルまでそれを根本から
かえなければならない。それをやらないと何も前に進まない
URLリンク(memri.jp)

590:学術
18/12/23 09:03:16.72 0.net
過激派は一部だが激高することがあってもいいよ。

591:考える名無しさん
18/12/24 00:30:22.91 0.net
@岩波文庫2月。
小池昌代編『吉野弘詩集』
宇野千代『色ざんげ』
川合康三,富永一登,釜谷武志,和田英信,浅見洋二,緑川英樹訳注『文選 詩篇 五』
井筒俊彦『神秘哲学―ギリシアの部』
岡義武編『明治政治史 上』

592:考える名無しさん
18/12/24 09:39:08.90 0.net
一夫多妻制は市民権であると述べたイスラム教徒の指導者、
イタリア政府で「民主的代表」を要求
URLリンク(www.ilgiornale.it)
イタリアイスラム共同体連合(UCOII)の創設者は、イタリア人は「一夫多妻制の
人口学的効果を過小評価するべきではない」と主張して知られています
彼は今、そのイタリア政府に、イスラム教を政治体制に持ち込むよう求めています。
「政府がイタリアのイスラム教に秩序をもたらすことができる協議を組織させよう、
我々はこの無秩序にうんざりしています」

593:考える名無しさん
18/12/26 09:12:38.55 0.net
日本での「本来のイスラーム教はこうだ」という議論には、イスラーム教も日本的な
「こころ教」と「本来は」同様であると議論するものが多く、欧米でもスピリチュアリズムや
政教分離思想を普遍的と考える論者が、イスラーム教でも宗教は人間の内面に限定されるのが
本来のあり方であるという誤った説明をしているといった事情がある。
アラブ世界でも、イスラーム世界一般でも圧倒的多数は、人間の外部に神が絶対的な規範を定め、
それを人間は護持していく義務があるのだ、と信じている。日本の宗教に大きく欠けているのは
(それがいいか悪いかは別に)、律法主義的な側面だ。「あなたがどう考えるかどうかとは別に、
あなたのこころとか世俗社会の論理などの外に、絶対的な規範を示す存在がいて、
規範を示しています」ということ信じ、実践する(それぞれのあり方で)のが律法主義と言えるが、
日本ではこれを理解できない人が多い。私はどのタイプの宗教が正しくて、他は正しくない、
という立場ではない。しかし日本の外には律法主義を根幹とし、「本来」のあり方とする宗教があり、
人数から言っても、国際世論の中での支配的な地位から言っても、そちらが圧倒的に優位である。
キリスト教を固く信じているからイスラーム教を認められない、というような人はまだ、
自分がどのような規範体系を信じていて、それに対してイスラーム教の規範体系のどの部分が
認められない、ということを議論するきっかけがある。しかし「こころ教」の場合は、
世界の大多数の人が信じている律法主義的な宗教を丸ごと「宗教じゃないでしょ」と言って頭から退け、
自足してしまうのだ。当初から、イスラーム教(あるいは宗教一般)にある律法主義的な側面と
霊性主義的な側面の判別能力の有無が、日本での無理解や抵抗感の根幹にあると私は考えており、
折に触れ指摘してきたが、状況はまるで変わっていない。宗教者や宗教学者ですら気づかないのだから、
一般人は気づきようがない。----------------------------------池内恵

594:考える名無しさん
18/12/26 10:27:58.91 0.net
「薔薇の名前」でも読んだらいいんじゃね?

595:考える名無しさん
19/01/01 03:48:49.05 0.net
アルジェリアの活動家は「哲学と闘う」ことを望んでいる
政治活動家Houria Bouteldjaは、イスラム人権委員会の会議でスピーチで次のように
述べています、哲学主義と戦う "「我々は国家人種主義の同じ面である過激なイスラム恐怖症と
哲学を批判しなければならない。ハマスとヒズボラは抵抗する抵抗運動です。
私はこれら二つの運動が抵抗運動であることを大声ではっきりと述べます。」
URLリンク(www.i24news.tv)

596:考える名無しさん
19/01/01 04:02:48.73 0.net
サウジアラビアに導入される哲学 18年12.31
サウジアラビアの教育者たちは、王国の学校で哲学の研究を紹介する準備を始めました。
何人かの観察者はサウジアラビアの教室に哲学を含めることを賞賛し、彼らはデジタル教育と
STEM科目(科学、技術、工学と数学)に重点を置いているビン・サルマンの教育改革に賛辞を
示しています。しかし、他の人たちは、まさに「哲学」や「批判的思考」が何を伴うのかについて
懐疑的です。クウェートの教育者、Dhari Salmanは「哲学を自由思考プロセスではなく
悪魔の道具と見なすことは保守的な長老たちの間では一般的でした。」問題は、「神学は
サウジ国民が生まれる瞬間からの日常生活における最大の関心事である」ということです。
1960年代に始まって、シェイク・アブデル - アジズ・ビン・バズと他の高い尊敬された
サウジアラビアの宗教学者たちは学校で哲学の教えを禁止するいくつかの「ファトワ」(イスラムの判決)
を出しました。彼らは、この主題を「異端者」および「悪」と見なしました - 社会の柱に対する脅威です。
URLリンク(www.ynetnews.com)

597:考える名無しさん
19/01/01 13:19:13.33 0.net
>>595
政治的主張はよそでやってくれ。

598:考える名無しさん
19/01/01 15:21:07.39 0.net
>>596
宗教学者が危機感を抱くほど哲学が浸透してるのは喜ばしいことではないか。
何か問題でも?

599:考える名無しさん
19/01/02 08:25:52.30 0.net
>>598
ムハンマド皇太子が改革でこれから哲学を導入するという話なんだが?
サウジは60年代から哲学を教えていない。

600:学術
19/01/02 09:01:02.93 0.net
一夫多妻というと妻が並べられるから品が悪いね。女が多いのは良いけど。

601:考える名無しさん
19/01/02 12:05:39.91 0.net
>>599
いくら極端な保守的ワッハーブ主義者が外来思想の受容を拒んでもグローバル化にさらされて受容せざるを得なくなるよ。
イスラムには豊穣な哲学的遺産があるからそれが再発見されると良いね。

602:考える名無しさん
19/01/03 14:44:42.29 0.net
哲学は全てを検証するだろう。それは神や信仰も例外としない。
批判精神にイスラムが耐えられるとは考えられない。
ザカーリーを持ち出して哲学者は再び非難されるだろうな。
過去におきたことと同様のことがおきるだろうな。

603:考える名無しさん
19/01/03 18:04:27.91 0.net
>>602
ザカーリーって誰?
聞いたことないが?
ガザーリーなら活躍して何年たったと思ってる!
古いよ。
最もガザーリーの偶因論はグレアム ハーマンの最新の哲学に取り入れられてるけどね。

604:考える名無しさん
19/01/04 19:52:04.88 0.net
偶像禁止という偶像を破壊できるか

605:考える名無しさん
19/01/05 07:46:34.29 0.net
>>603
間違えただけだろう。12世紀にイスラム社会が哲学を拒否しただけじゃない。
サウジアラビアは1960年代に哲学を教育から排除しているだろう。
2度目の拒否じゃないのか?あの社会に神を自由に批判的精神で検証することなどできるのか

606:考える名無しさん
19/01/05 16:43:01.93 0.net
中東の北朝鮮という異名を持つサウジアラビアはイスラム機構57国でもかなり特殊だろ!
石油で儲けたからそういう閉鎖的政策も出来たが8割の確率で今後は変わらざるを得ない。

607:考える名無しさん
19/02/02 15:27:58.75 0.net
イスラム文学の代表作、イスマイール一世の「英雄詩」をアゼルバイジャン語から訳してくれ。
サファヴィー朝の建国者であり、「神」「預言者」と呼ばれるのを辞退したらしい。

608:考える名無しさん
19/02/02 15:41:20.28 0.net
キリスト教に関する著述をもっと読んでみたかった

609:学術
19/02/02 18:55:45.30 0.net
ソクラテスは弁証法デカルトは批判とすると批判まで零落した哲学にイスラム教相手取って何ができるというんだい?

610:考える名無しさん
19/02/02 20:30:35.98 0.net
>>608
「読むと書く」「神秘哲学」「ロシア的人間」でキリスト教に触れてる部分はあるよ。

611:考える名無しさん
19/02/04 11:57:46.98 0.net
イスラムもの。読んで感想くれ。
井戸の所有
スレリンク(bookall板:145番)

612:考える名無しさん
19/02/04 17:58:55.49 0.net
存在と本質の関係を、非限定と限定、あるいは無限と有限の関係に置き換えてみる。

613:考える名無しさん
19/02/04 18:24:02.51 0.net
ガザーリーの「哲学者の意図」を読んでる。
340ページのところを146ページまで来た。
あまりたいした内容はない。

614:考える名無しさん
19/02/05 13:23:29.21 0.net
ブリハッドの神学的応用
スレリンク(bookall板:164番)

615:考える名無しさん
19/02/05 13:31:16.73 0.net
ここ、すごいな。インド哲学の「ブリハッド・ウパニシャッド」と似たことをいってる。
これを読むかぎりでは、「霊魂」は「無意識」のことをそう呼んでいたようだ。
ガザーリー「哲学者の意図」200ページ
そのもの自体にある性質を与えるような他の助けを必要とせず、
可能的なものをすべて所有し、
それを備えているようなもの。
これは完全(存在者)と呼ばれる。

616:考える名無しさん
19/02/05 13:50:31.00 0.net
アーリア人、アラブ人、ペルシャ人の思想的起源はゾロアスター教にあるのだから
同様の世界観が見られるのは当然だろ
ヤハウェとアッラーは似ている!と言って喜んでるようなもんだ

617:考える名無しさん
19/02/05 16:25:59.35 0.net
>>616
いや、読む前は誤解していたことでいっぱいだよ。

618:学術
19/02/05 18:15:15.82 0.net
ネーチャン オプ イスリム

619:考える名無しさん
19/02/07 10:41:03.81 0.net
>>616
ガザーリーの思考の根底にはプロティノスの新プラトン主義があるのだろう。
新プラトン主義とインド哲学は中村元以来共通性が指摘されてる。
ウィリアムジェームズが神秘主義はその宗教や地域を問わず似たものになると指摘してる。
神秘体験自体に共通性があるのだろう。

620:考える名無しさん
19/03/12 11:42:00.11 0.net
岩波文庫版の「神秘哲学」読んでるが改めて読むとこんなに面白かったのかと感動してる。

621:考える名無しさん
19/03/19 08:44:49.59 0.net
この人、ウリである共通性をたぐったジャンプが
かなり粗いよね
グダグダ書いているわりに
つなぎ目を見るといい加減
東洋とかそういう言葉に寄りかかりすぎも酷い

622:考える名無しさん
19/03/19 09:48:56.09 0.net
井筒俊彦の文庫化されたやつ、「神秘哲学」と「意味の深みへ」はどんな感じ?
興味あるんだけど。

623:考える名無しさん
19/03/19 13:46:08.37 0.net
>>621
具体的にどの著作のどの部分が粗くつなぎ目がいい加減?

624:考える名無しさん
19/03/19 13:53:51.21 0.net
「意識と本質」でいろんなタイプの思弁的な人間が
出てくるだろ
こいつのこの言葉は俺のいうこれだって論法が
いい加減

625:考える名無しさん
19/03/19 19:44:06.48 0.net
>>624
例えば?
意識と本質は思い切り単純化すると本質否定論と本質肯定論の3つのタイプが出るがどの辺が原典と照らしていい加減?

626:考える名無しさん
19/03/19 21:10:35.21 0.net
>>624
『意識と本質』より緻密で内容の濃い本とは、例えばどういうものがある?
挙げてみて?西洋のものでもいいよ。

627:考える名無しさん
19/03/19 21:18:04.76 0.net
緻密というよりもしっかりと整理されて
接続しているということが重要
グチャグチャで唐突な発想の連続じゃないということだな
たとえばコリンウィルソンの「アウトサイダー」は
きちんと整理されているし、フランス人の
「道徳を基礎づける」は明快な論旨だ
俳句だの老師だのを勝手に自分の言葉で
本質wを掴んだように性急におかしな図式に当てはめない

628:考える名無しさん
19/03/19 21:26:12.11 0.net
これは廣松もそうだな意味不明
中井正一の一部もそう
たとえば和辻はそういうものがほとんどない
大拙もな
言いたいことそのものはすぐに分かる
まあ井筒のは文体でいえば自分でも整理できていない
悪しき曲線状とも言える
どうしても入れたいから入れたんでしょっていう奴な
無論解題的な書き物は別な
以上のような意味不明さは現代日本の著作だと
まず見られない
たとえば「仏教のゼロポイント」とか
見通しがきちんと立つよ

629:考える名無しさん
19/03/19 21:39:41.90 0.net
>>627-628
その程度の本を読んでいるレベルの人に『意識と本質』は難しいかもね。

630:考える名無しさん
19/03/19 21:46:35.43 0.net
デリダは井筒俊彦を巨匠と呼び敬意を表したがデリダ的にはどこが凄いと感じたのだろう?
井筒俊彦は西洋哲学の解説に終始する書生哲学がもてはやされる日本では毀誉褒貶があるがヨーロッパやイスラム圏では日本より高く評価されるのは何故だろう?
彼の語学力を除いても評価が高い。

631:考える名無しさん
19/03/19 22:08:40.91 0.net
>>629
個々の思想/芸術への見方は別個の批評としては
読み物になり得るんだよな
ああそう感じたんですね貴方は、で済む
だがそれをあの文体で大きな構築物の部品にすると
途端におかしくなる
唐突に観念が登場してロクに整備しないで進むんだから
東洋的、が念仏みたいに響くな

632:考える名無しさん
19/03/19 22:09:46.40 0.net
まあ整理されていないのが大きいな
小林秀雄よりもさらに一段分酷い

633:考える名無しさん
19/03/19 22:12:02.08 0.net
>>631
馬鹿の耳に念仏

634:考える名無しさん
19/03/19 22:18:48.67 0.net
信者しかいないというのもヤバさの特徴だな
傷ひとつさえ指摘できないで
その程度の本を、とか言っちゃう
他人と論争になるような分野じゃないのに
かなり等閑視されてきたのは実際
理由があったんだと思うね
現実にネット上にロクなサマリーもないしね
テーマの大きさと語学神話みたいな
ハッタリでナイーブな読者を獲得しているのかもしれない

635:考える名無しさん
19/03/19 22:33:34.90 0.net
そういやこのスレ読み返してて出てきたが
九鬼も和辻型で個々の細かい穴があっても
きちんと見通しのいい論旨で唐突さはない
軽みやレトリックから生まれた俳諧表現を
謎の俺言葉でなんの前提もなく解釈したりはしない
そう考えると美学上のひとつの重大な姿勢に
ぶち当たる
それは偉大な芸術だと感じられる作品は
極めて思弁的な精神文化の分析においても偉大で
高度に整合的であるという憶測だ
これを井筒にも強く感じるな
現代アートの有名作品には必ず深い哲学が
潜んでいるという誤った発想と同じ

636:考える名無しさん
19/03/20 00:13:11.80 0.net
>>634
もうちょいマシな本出せよって気持ちは理解できる。権威主義的に上から目線もあるだろうが。

637:考える名無しさん
19/03/20 00:16:18.13 0.net
>>635
井筒俊彦が取り上げた俳句の赤冊子は原典読んだけどやはり深いと思ったけどね。

638:考える名無しさん
19/03/20 08:22:32.79 0.net
芭蕉周辺の俳論は日本の芸術思想上もっとも
目を惹く成果かもしれない
非常に洗練されて独自性がある
風姿花伝なんかとは違う
問題となるのは今流行りの俳句添削みたいな
特定の創作の営みから切り離して、
唐突に別の観念の地図に当てはめること
読み手は論旨の重要な接合部を、信者パワーを
その都度発揮してモヤモヤと乗り切るしかない
なんか深淵そうだなあって

639:考える名無しさん
19/03/20 13:39:12.94 0.net
>>638
接合部とか抽象的で分かりにくいな。
もっとも君がよくわかってないんだろうが!

640:考える名無しさん
19/03/20 15:41:43.97 0.net
>>639
昔のことで手元にないからすまんな

641:考える名無しさん
19/03/21 22:41:56.69 0.net
怖い怖いwww

642:考える名無しさん
19/04/01 17:58:37.97 0.net
井筒の本が次々と岩波文庫で出てるけど、どんな感じのことが書いてあるの?

643:考える名無しさん
19/04/01 18:39:14.61 0.net
井筒俊彦の「意味の深みへ」、アマゾンランキング1600位とかなり売れてるじゃん。
「コスモスとアンチコスモス」も四月に岩波文庫で出るらしいね。

644:考える名無しさん
19/04/02 02:03:24.46 0.net
「日本の友への手紙」 『プシュケー:他なるものの発明II』 (2019/03/27)
ジャック・デリダ
URLリンク(www.iwanami.co.jp)
“親愛なる井筒教授。
 私たちが会ったとき、私はあなたに「脱構築」という語について―図式的で予備的なものではありますが―いくつかの省察をお約束しました。
 問題になっていたのは、要するに、この語を日本語に訳すときに可能な翻訳への予備考察(プロレゴメナ)でした。(略)
 なかんずく私が望んでいたのは、ハイデガーのDestruktion[破壊]もしくはAbbau[解体]という語を私の意図へ翻訳し翻案することでした。(略)
 けれどもフランス語では「破壊[destruction]」という語は、ハイデガー的な解釈もしくは私が提案していたタイプの読みよりも、
 おそらくはむしろニーチェ的な「粉砕」に近い無化、否定的還元という含意があまりに際立っていました。
 そこで私はこの「破壊」という語をしりぞけたのです。(続く)”
※デリダの最重要概念である"脱構築"の説明を収録した『プシュケー』は、これまで邦訳されていなかった

645:考える名無しさん
19/04/02 02:03:54.67 0.net
“井筒が生涯をかけて探求したのは、万物を超越する一神教ではなく、万物に内在する一神教である。
 ユダヤ教、キリスト教の伝統に連なるとともにその伝統を刷新し、純粋化していったイスラームのさらなる東方的な展開である。(略)
 アラビア半島に生まれた森羅万象すべてに超越する神、スンナ派の神ではなく、
 イラン高原で生まれた森羅万象すべてに内在する神、シーア派の神であった。
 イラン高原では、神は「存在」と言い換えられていた。
 「存在」の根源にして、根源の「存在」である「神」、そこから森羅万象あらゆるものが産出される「神」。
 その「神」は一なる神―一神教すべての根幹となる唯一無二の神―を可能にする「無」の神、
 より正確には、「無」にして無限の神であった。”
― 安藤礼二 「「東方哲学」素描:鈴木大拙、折口信夫、井筒俊彦の仏教」 『現代思想 2018年10月臨時増刊号 仏教を考える』

646:オーバーテクナナシー
19/04/03 03:53:01.15 0.net
☆イスラムは科学を滅ぼす?・未来予測
スレリンク(future板)

647:考える名無しさん
19/04/06 20:41:39.70 0.net
若松英輔に井筒俊彦が山崎弁栄に会っていたら井筒俊彦はイスラムに行かなかっただろうと言わせた浄土宗の高僧山崎弁栄は「超在一神教的汎在神教」をとなえた。
超越的一神に相当する彼の法身の阿弥陀如来と本覚思想の一切衆生悉有仏性の統合と現代的表現だろうけど。

648:考える名無しさん
19/04/07 02:07:51.30 0.net
若松英輔の妄想世界ビジネス炸裂

649:考える名無しさん
19/04/07 10:47:38.56 0.net
>>648
若松英輔の場合山崎弁栄の作った光明会上首で東大教授だった河波昌の影響が強い。

650:考える名無しさん
19/04/10 00:08:44.05 0.net
山崎弁栄いいね。
「超越即内在」。“内なる仏であり、なおかつ外なる仏である”。
一神教と汎神教との相克を超えた「超在一神的汎神教」という立場は、
宇宙を直感するシュライエルマッハーの宗教学を背景としている。
フッサールと同じ1859年生まれで、
インド各地の仏蹟各地を巡拝した最初の日本人。

651:考える名無しさん
19/04/19 17:51:07.46 0.net
井筒俊彦の「神秘哲学」、一行目がすごいというから読んでみたが、確かにすごいなあ。
640ページもあるから、後まわしにするかもしれないけど、
絶対に読むぜえ。

652:考える名無しさん
19/04/19 17:59:42.68 0.net
井筒俊彦「神秘哲学」は、一行目からこんなんだぜ。超面白そう。
山深きアジアの蛮神ディオニソスの狂乱が、
あたかも何者の権能を以てしても阻止しがたき悪疫の伝播するごとく、
村から村へ、都市から都市へ飛び火して、すなわちのうちに全ヘラスの美しき天地を
血腥き霊気に充たして行ったのは、人も知る如く西暦紀元前六世紀のことであった。

653:考える名無しさん
19/05/09 16:20:12.76 0.net
井筒俊彦「神秘哲学」を読み始めたぜ。
井筒俊彦の短い記事が後半にまとまっているみたいで、楽しみだ。

654:考える名無しさん
19/05/10 15:46:07.51 0.net
井筒俊彦「神秘哲学」96ページ
すごいいいわあ。
井筒俊彦がいうには、哲学者は生きて帰って来るものだと。
生きて帰ってこなければならないと。
井筒俊彦は、宇宙の究極的救済を目標とするのが神秘主義であり、
哲学者はその目標に気づくまで探索して、その後、さらに生きて帰って来なければならないという。

655:考える名無しさん
19/05/10 16:19:13.51 0.net
>>566
国家レベルで派遣したなら可能だろ

656:考える名無しさん
19/05/10 16:24:24.26 0.net
>>582
イスラエルを呪うよう要請された預言者バラム
ヨブ記のヨブはウツのアラム人かエドム人

657:考える名無しさん
19/05/10 17:32:38.15 0.net
>>615
哲学者の意図はガザーリー説じゃなくてイブン・スィーナー説な
イブン・スィーナーが仕えたアラッダウラへの知識の書をアラビア語に抄訳翻訳したもの

658:考える名無しさん
19/05/12 12:29:34.87 0.net
  19、神秘主義に寄せて
 中江兆民の著作に「三酔人経論問答」という本がある。明治の哲学書で広く読まれたものである。
 それは、古代中世の征服者を良しとする豪傑君と、啓蒙の思想家である紳士君の意見の対立を扱った哲学書である。
 紳士君がいくらギリシャ哲学を根拠に理想主義を唱えても、そんなものは、豪傑君の暴力主義に殴り倒されてしまうと書かれている。
 紳士君と豪傑君の思想には、それぞれ、現実を反映したものがあり、
両者の良いところを抽出する現実主義によって政治は動くとして終わる。
 これは、百年前の明治の思想であり、現代だとさらにちがうと思われる。
 しかし、紳士君の理想主義とはどんなものなのか。それは、
井筒俊彦の「神秘哲学」という書にある記述が最も典型であると思われる。
理想主義者の井筒俊彦は1949年の書で何をいったか、それは以下のようなことである。
 哲学者は、生きて帰って来なければならない。
 井筒俊彦によると、神秘主義とは、宇宙の究極的救済を目的とするものである。
哲学者は、哲学の散策の中でそれを発見して、さらに、生きて帰って来なければならない。
 哲学の神秘主義とは、それが宇宙の究極的救済を目指すことを発見することである。
 井筒俊彦はいう。「人が神に成り、神であること」が神秘主義であるが、神に成るとは、力強い力を得ることではなく、
人間の身に許された限り、宇宙を救済することである。
世界を救済する理想によって神に似ることが、神秘主義哲学である。
 これが、暴力主義に対しての、理想主義である。

659:考える名無しさん
19/05/12 12:29:57.55 0.net
 暴力主義で最強を目指すという哲学者もいるかもしれない。
 机上の空論と呼ばれても、理想主義を追求する哲学者もいるかもしれない。
 しかし、ぼくは、哲学者すべてが宇宙的救済を目的とすることには、不安を感じる。
哲学の目的は、もっと多様であるべきだ。そして、志だけを高く掲げるのではなく、
目的の実現のために策を練らなければならない。
 ぼくは、暴力主義でも、理想主義でもない、第三の道、現実主義を訴えたい。
 科学によって、事実の確認をくり返して積み重ねる現実主義こそ、現代における哲学だと思う。
 哲学を読んで感動したというだけではダメなのだ。あくまでも、物質的な実利を得るために作戦を練らねばならない。
 明治の哲学者である大西祝はいった。「天地の間のすべてを物質的に解釈すべきである」と。
 理想主義も良い。だが、物質的な探究の積み重ねが、暴力主義の豪傑君にも、理想主義の紳士君にも、おそらくは勝つであろう。

660:考える名無しさん
19/05/12 18:59:51.06 0.net
>>659
なんかズレてるな!

661:考える名無しさん
19/05/12 19:10:08.12 0.net
>>659
中江兆民の時代は日本が欧米に植民地化される危機が生々しく実感としてあった帝国主義全盛期。
だから兆民の答えは時宜を得たものだった。
世界の文明で最も現実主義的だったのは中国。
その功利主義的で現実主義的な態度は現代にも受け継がれる。
西洋に中国が負けたのは西洋には1+1=2に何故なるのかという問いに一生を棒にふった人間がいたのに現実主義的な中国にはそれがいなかった為。
井筒俊彦の仕事は敢えて例えるならその1+1=2に何故なるのかという仕事で別に百年や二百年現実応用出来なくても良い類いの仕事に相当する。

662:考える名無しさん
19/05/21 17:27:02.32 0.net
「みんな、救ってみせる。誰一人、見捨てやしないさ」
というのは、ストルガツキー兄弟の1972年出版の「ストーカー」のセリフだが、
同じようなことを、1949年の井筒俊彦が「神秘哲学」で述べているなあと思った。

663:考える名無しさん
19/07/01 18:25:11.96 0.net
引用しかない糞雑魚

664:考える名無しさん
19/07/02 00:00:43.99 0.net
>>652
序文を読むとこれが単なる文学的修飾でなく、バリバリ体験派の人の実際的感覚だということがわかる。
それも、神秘体験の内でも禅とか密教とかのソフィスティケートされたものだけでなく、
シャーマンのトランスや火山性ガスの吸引によるアポロンの神託など原始的で荒々しい神秘体験も哲学に必須の基盤として高く評価している。
現代ならジョン・リリーやスタニスラフ・グロフ らのLSDなど薬物によるサイケデリック神秘体験研究も高く評価したかもしれない。

665:考える名無しさん
19/07/02 20:25:01.88 0.net
「東洋哲学の構造」読んでる。
これはある意味「意識と本質」の入門書かも知れない。
重なる部分が非常に多い。

666:し
19/07/02 21:23:32.83 0.net
スーフィズムとマーフィーズム

667:考える名無しさん
19/07/16 20:30:32.57 0.net
こいつがすごいんじゃなくて、イスラムの哲学者や詩人がすごいだけでは?

668:阿吽
19/07/27 13:10:53.98 0.net
『意識と本質』を読んでいるが、著者はイスラムは勿論、プラトン、釈迦からシャンカラ、竜樹を経由して
サルトル、メルロポンティまで論じられる鋭い知性に裏打ちされた該博な教養の持主ですね。
ある意味では非常に「日本的な」知性と言える。なのに、余り日本では評価が高くない気もしますね。
一般的には岩波文庫の『コーラン』の訳者程度の認識だが、東洋古典と西洋古典哲学のどちらにも親しみを持ち得る、日本の読書人層には究極の「まとめサイト」みたいな本だよな。

669:考える名無しさん
19/08/13 01:16:38.24 0.net
ようは唯識最強!って感じだけど
理理無礙だけはよくわからん

670:107
19/08/13 20:33:21.83 0.net
こいつは正剛のパワーアップ版だろ
何でもかんでも結びつけているだけ

671:考える名無しさん
19/08/14 22:19:21.16 0.net
>>670
具体的に整合性の取れない何でもかんでも結びつけて矛盾が生じてる部分はどこ?

672:107
19/08/15 08:12:16.69 0.net
矛盾というか浅い
甘い
哲学的にどうでもいいからデリダとか持ち上げられる
馬鹿にしているから
井筒の評価の高さはそれが全て

673:考える名無しさん
19/08/15 12:43:05.20 0.net
>>672
じゃあ誰の哲学が深い?

674:考える名無しさん
19/08/16 00:24:56.56 0.net
中沢新一「創造の出発点―井筒俊彦『神秘哲学』」
中沢は、井筒のやってきたことが西欧哲学の脱構築にあたるとしながら、
その井筒哲学を更に脱構築しようとするのが中沢という構図。

675:考える名無しさん
19/08/16 00:26:11.39 0.net
>>121
> ・アフリカ(的段階)
『言語と呪術』がこれに該当するか。

676:考える名無しさん
19/08/16 19:54:11.30 0.net
>>667
そう
その人たちが超凄いから紹介した人も凄いといわれる段階にいられる

677:考える名無しさん
19/08/16 20:06:12.63 0.net
>>671
イブン・アラビーの
アハド−アハディーヤ−ワーヒディーヤ
を老荘の
無極−太極
に安易に当てはめてるように思えるな
無極と太極の関係についても儒教内で色々あるのに全く違う文化圏のイブン・アラビーを持ち出して当てはめるのは無理がある

678:考える名無しさん
19/08/19 20:24:54.92 0.net
周敦頤の「無極而太極」については陸象山の解釈と朱子の解釈しか知らないが他に色々あるのか?
中国哲学の主流になった朱子の解釈に井筒俊彦はよっているはず。
ノーベル物理学賞受賞者の量子力学者ハイゼンベルグが自分の思想と同じだと感動してハイゼンベルグ家の家紋に採用した太極図も多分朱子解釈のものじゃなかった?

679:学術
19/08/19 20:27:15.35 0.net
家具なんか健常型じゃないの欲しいよなあ。インテリアも。

680:学術
19/08/19 20:27:57.28 0.net
無敗オーラの床。家の庭園大事さ。

681:学術
19/08/19 20:28:41.36 0.net
過程が長いから中退はしなかったがな。奇形児で。

682:学術
19/08/19 20:29:17.72 0.net
無でも無の文字に何かたまってない?表彰から立体文字。

683:狂神学術
19/08/19 20:30:30.14 0.net
無でも無の文字に何かたまってない?表象から立体文字。無も酷使したり現実逃避の方便にはよくない。

684:学術
19/08/19 20:31:15.68 0.net
サッカートータルフットボールなんて昔すぎ。

685:考える名無しさん
19/09/17 10:57:22.83 0.net
おはよう

686:考える名無しさん
19/09/25 14:30:26.10 0.net
ハーマンと井筒俊彦は共通したものがあったと記憶してるがマルクス ガブリエルとは共通するものがあるのだろうか?

687:考える名無しさん
19/09/25 17:53:16.52 0.net
サッカーのゲームの作り方と建築設計は似ていると思うよ

688:考える名無しさん
19/09/26 21:52:32.65 0.net
 
          .| ,. '"::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
 失 や 精   |´::::::::::::<::::::╋::::::>:::::::::::::::::ヽ.
 せ る 神  |::::::::_,.-─‐-ァ-─-::、::::::::::::::::ヽ
 ろ か 安  |,. '"    /      `ヽ、::::::::::〉
    ら 定  | / /  i ハ ヽ 、   ヽ::/
.      剤  ノ/  /.ゝ!、ハ i  ! ,!ィ! ハ  !ハ
ヽ       i ハ   ハ'T7ヽ!ヽ! レ7'"7T'! /   i
 `''ー---‐'^ヽ!/ ヽハ .!'ト___リ     ト__,.リ レ'  /
     ほ  〈ヽ、  ! "        "/! rイ
   学 れ  ヽ. ヽ.ヽ、   r─ 、  ,.イノ ノ
   術       〉ヽ、ヽ.>.、.,,___-' ,.イハイ
          ヽ/ ´ ̄`ヽーr‐'"i´ ̄:::ヽ、
        __ rイ、__、___   iヽ--‐ヘ::::::ヽ:::ヽ.
      と__ ̄`ヽ、ニ、 ヽr」/ . 十::::`ヽ.::::::::::::>、
      ,. '", θ:..`ヽ、!,イ .   十::::::::::!、_r:、_rン
     /./7 ,.  .  !ン `   - ''^:::::::-イ、   ヽ.
     `´ / /7 ハ !ヘ       十::::::::iィ´   ノ
 

689:考える名無しさん
19/09/28 00:48:01.09 0.net
井筒についても触れられている
マルクス・ガブリエル『グローバル哲学?』
URLリンク(www.toyo.ac.jp)
西洋哲学、東洋哲学、英語圏の分析哲学、グローバル哲学

690:考える名無しさん
19/09/28 00:49:52.99 0.net
>>686
それぞれに「場」を扱っているとか。
ガブリエルは「意味の場の存在論」、
井筒は「禅的意識のフィールド構造」。
井筒のは、「無心」の境地に立った人が開示する禅的意識の記号過程。
意識と存在リアリティのフィールド構造。
読むことができるのは以下。
・「禅的意識のフィールド構造」『コスモスとアンチコスモス』 (1989)
・『禅仏教の哲学に向けて』 (2014)

691:考える名無しさん
19/09/28 00:51:55.10 0.net
“フェルディナン・ド・ソシュールによって定義された
 話ないしパロールの基本的構造は、この次元ではもはや観察不可能である。
 というのも、ここでは、話者と聴者との間の区別がないからだ。
 実際に見られるものは、どこからともなく流れ出て閃光のごとく宙に光り、
 そして直ちに、永遠の闇に消え失せるような言葉の光景である。”
― 井筒俊彦 『禅仏教の哲学に向けて』 (2014) 3章

692:考える名無しさん
19/09/28 00:54:12.74 0.net
『Towards a Philosophy of Zen Buddhism』(1977)
は英語でも美文だった。
ロラン・バルトやデリダと同じ用語を用い、言語哲学として語られる
ポスト構造主義的禅哲学。
禅哲学としても、最も先鋭的な本。

693:考える名無しさん
19/09/28 01:04:54.60 0.net
>>691
“普通の言語学では意味というものを、
 辞書に載っているような、社会的慣習としてシステム化されている次元、
 つまりコトバの表層にのみ限って見て行こうとするし、またその方が容易なのである。
 これに対して、先生は、人間のコトバというものは本質上、そのような表層だけでなく、
 その奥に底知れない深層をもっていること、そしてまさに意味に関してこそ、
 この深層の領域を問題にすべきであることを主張された。”
― 牧野信也 「師としての井筒俊彦先生」 『井筒俊彦著作集4 意味の構造』


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