岡潔 at PHILO
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1:考える名無しさん
13/02/12 13:58:43.14 0.net
岡潔(おか きよし、1901年(明治34年)4月19日 - 1978年(昭和53年)3月1日)は、日本の数学者。
奈良女子大学名誉教授。理学博士(京都帝国大学、1940年(昭和15年))。

岡潔について語るスレ(数学板)URLリンク(mimizun.com)
岡潔について語るスレ 2URLリンク(mimizun.com)
岡潔について語るスレ 3URLリンク(mimizun.com)
岡潔について語るスレ 4URLリンク(mimizun.com)

2:考える名無しさん
13/02/12 14:02:06.75 0.net
晩年の主張は超高次元の理想である真善美妙を大切にせよというもので、
真には知、善には意、美には情が対応し、それらを妙が統括し智が対応すると述べた。
一方で日本民族は人類の中でもとりわけ情の民族であるため、根本は情であるべきとも語った。
また日本民族は知が不得手であるため、西洋的なインスピレーションより東洋的な情操・情緒を大切にすることで
分別智と無差別智の働きにより知を身につけるべきと提唱している。
さらに現代日本は自他弁別本能・理性主義・合理主義・物質主義・共産主義などにより
「汚染されている」と警鐘を鳴らし、これらを無明と位置付け、心の彩りを神代調に戻し
生命の喜びを感じることで無限に捨てるべきと述べた。

また画家の坂本繁二郎と対話したのちに、日本人の精神統一法について思考を巡らせている。
繁二郎が「馬」を描いていた若い頃は分別智が途切れる瞬間無差別智の閃光が差し込む
インスピレーションを主とする純西洋型精神統一法を用いていたが、
「月」を描くような年頃になってからは分別智の春雨と無差別智の明かりによる
情操・情緒を主とする日本的西洋型精神統一法を用いていたという。
岡自身も三つの大問題の解決にあたりインスピレーション型(花木型)→梓弓型→情操・情緒型(大木型)と
移行していき、この日本的西洋型精神統一法と無差別智のみの禅型精神統一法を使い分けることで
老後の日常生活を乗り切っていたと語っている。

3:考える名無しさん
13/02/12 14:06:21.56 0.net
晩年は『春宵十話』を皮切りに他人の手を介していくつか随筆が書かれており、
教育者の側面や人格の項で触れたような内容が流麗なタッチで記されている。
ただし初期は『一葉舟』のように非常に将来に対して悲観的であり、日本を憂う発言が多かった。
しかし日本について詳しく調べるうち、やがてそれは自らの手で描く警鐘へと繋がり、
さらに最晩年は活字にはならなかったが日本の将来は安泰だという確信に転じている。
日本史においては神代は矛盾の無い知情意のもと、スサノオに代表される
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を」と
雄大な歌を詠めるほど健康的であったが、仏教伝来と同時に氏を表すという悪習(氏姓制度)が入り、
それにより日本民族の心は汚れていったという。
まず西行の「心無き 身にもあはれは 知られけり 鴫立つ沢の 秋の夕暮れ」に代表されるように
無明を直視したため美しく弱々しい「たをやめぶり」になってしまい、
さらに武士の世では源実朝の「箱根路を わが越え来れば 伊豆の海や 沖の小島に 波の寄る見ゆ」の
ように無明に呑まれすっかり弱まってしまった。
太平の世であった江戸時代に(知と意は抜けているものの)神代調の情や「個性」を歌った
松尾芭蕉の歌が出た以外は、神代より後の日本は概ね心が弱っているか、
それすら気づかず自他対立に明け暮れているといえよう。
知が暴走しやがて大東亜戦争敗戦という結果を招いた日露戦争以後や、意が暴走し社会が乱れた戦後のように。

また人智の進歩の中で一つのキーワードとなるのが仏教用語でいう「我」で、
氏を表す悪習により日本民族は自他弁別本能に取り憑かれ「小我」になってしまったという。
これに対し日本民族の「準中核」にあたるのが「武士道」や「大和魂」に相当する人物で、
こうした人物は小我から脱しつつあるため、
旧制中学などを利用してこのような人材をまず日本は育てなさいと提言している。
それより上の次元に進むと、日本民族の「中核」である「真我」や「大我」に繋がり、
この次元にまで達すると決して自他対立せず衆善奉行できるという。
仁徳天皇に自らの皇位継承権を譲るために自殺してしまった菟道稚郎子や、
生涯を日本に捧げた先帝陛下たる昭和天皇は典型例であろうと語っている。

4:考える名無しさん
13/02/12 14:08:49.93 0.net
『春雨の曲』第7稿、私家版、1978年9月。- 完成形だが取り下げ、没後出版となった。
金星の娘との出会い、生命と物質の関係、天衆の挨拶、
第一の心である自然科学の顕在識(第一識から第六識)と西洋人に存在する潜在識(無明の入る第七識)、
第二の心である東洋人に存在する悟り識(第八識から第十五識)、
世間智を用いる自他の別、分別智を用いる時空の框、
分別智と無差別智を用いる発見(インスピレーション型発見と梓弓型発見と情操・情緒型発見)、
無差別智(大円鏡智・平等性智・妙観察智・成所作智)を用いる純粋直観(知的純粋直観と情的純粋直観と意的純粋直観)、
九識論を上回る日本人に存在する第十識「真情」への到達(情が知や意より先であることの当然性)、
自浄其意による第十一識「時」への到達(道元の別時)、
男女の別を好みと懐かしさで超えることによる第十二識「主宰性」への到達(天照大神の見神)等の最晩年の境地も描かれている。

以上、Wikipedia項目リンクより。

5:考える名無しさん
13/03/06 13:12:09.70 0.net
唯物論を科学者の視点で真っ向から否定した最初で最後のキチガイ数学者

6:考える名無しさん
13/03/07 02:09:17.57 O.net
誰か知ってる奴おらんの?

7:ベアキャットキラー
13/03/25 07:19:56.10 0.net
>>5 軍国主義教育に対する怒りで事件をおこしたのであって
当時キチガイだったのは、別の教育者です。

8:ベアキャットキラー
13/03/25 07:23:12.30 0.net
養老孟司さんだけでなく 岡潔も言っていました
仕事の合間にタバコを吸うと、その煙草の味で体調がよくわかるそうです。

極端な禁煙ファシズムはキチガイがやることです。

泉重千代も100歳くらいまでタバコを吸っていました、100歳を過ぎて
気管支、呼吸がおとろえてきたらタバコを辞めればいいのです。

9:ベアキャットキラー
13/03/25 07:28:23.58 0.net
また岡潔は、小学生時代チョウを追いかけて警察に捜索されたらしいです
「子供時代は警察に捜索されるくらい虫取りをしなくては」とも言ってました

例えば岡が愛した日本画家、横山大観ですが
美しいチョウチョを日が暮れるくらいまで追いかけないと・・
大観「無我」の情緒は分からないでしょうな。

10:考える名無しさん
13/03/25 08:26:33.59 0.net
喫煙者が嫌われるのは健康問題が理由ではない。
喫煙者が家に来ると床や畳や絨毯のどこかを黒く焦がして謝らずに黙って帰ってしまう。
アパートでボヤ騒ぎを起こす多くが喫煙者。
酔っぱらって帰ってきて寝ながら煙草する。大家に黙って黒焦げの畳を取り換えようと
してるのを見つかり追い出される。飲食店のゴミ箱から出火するのも煙草の火の不始末。
社会に迷惑を長年かけ続けて反省しない喫煙者が社会から排除されても同情しない。

11:ベアキャットキラー
13/03/27 08:06:35.18 0.net
>>10 それはその通りですが、タバコは社会に対して十分すぎる貢献もしています
アインシュタインもタバコを吸ってリラックスできたからノーベル賞を
取れたのだと思います


12:。 現在日本は、情報機器を多用する社会ですから 情報機器でやりとりする相手がタバコを吸えなくてイライラして 雑なコミュニケーションになるとますますストレスがたまります。 IT機器でやり取りする相手がたばこスパスパ吸ってもどうでもいいしね。 タレントの太田光君が最近調子悪いのはタバコが原因かもしれませんし。 太田光君がヘンな発言すると何十万人もストレスたまるしね。 あんまりたばこばっかり規制するのはやめましょう。



13:ベアキャットキラー
13/03/27 08:37:45.82 0.net
まぁ私としては、日本人が昔みたいに歩きながら自然を観るのが大事だと思うから
タバコよりも、持ち歩きできる情報端末や、自動車の使いすぎを規制すべき。

14:考える名無しさん
13/03/27 18:25:00.06 0.net
横山大観、坂本繁二郎、熊谷守一などが好きだったらしいねこの人。

15:考える名無しさん
13/03/30 11:38:33.02 0.net
喫煙そのものは悪くないので禁止しちゃいかんけど、吸い方は規制すべき。
日本喫煙安全協会、喫煙マナー向上センター等、
省庁からの天下り団体を作って、喫煙ルール講習の受講を義務化。
5年に1回、喫煙者から講習料を取る。

16:考える名無しさん
13/04/01 14:48:07.05 0.net
誰か数学セミナー「天上の歌を聴いた日」を読んだことのある方いませんか?
13識、14識、15識、4サイクルして60識まで行くと書かれている文献はこれしか無いらしいので。

17:考える名無しさん
13/04/08 19:41:31.97 0.net
岡潔は邪智である世間智は真善美妙の敵だから使うなと言ってたけど
同時に西洋の学問で用いる理性はすべて邪智型平等性智(世間智型意)だとも言ってるね。
この時点で東洋と西洋は話し合いの余地が無いのは自明らしい。

18:考える名無しさん
13/04/09 15:12:57.50 O.net
西洋ってキリスト教的なものはってこと?

19:考える名無しさん
13/04/09 20:02:37.54 0.net
いや、西洋といったら西洋全てだな。
岡は細分化しようと思えばどこまでも細分化する人でね、
一番見下してたのが側頭葉を重視するアメリカや古代ローマ。
次に見下してたのが前頭葉を重視するヨーロッパや古代ギリシャ。
本に収録されていない内容になると頭頂葉の仏教と後頭葉の中国も駄目で、
視覚中枢に真の自分がある日本しか頼れるものはないとまで言い出してる。

キリスト教に関しては、邪智(世間智)を無くすのには有効だけど、
妄智(分別智)は無くならないから、自他対立しなくなっても
文化が一向に育たず、知性の邪魔をして文芸復興開始までの停滞を招いたと言ってる。

20:考える名無しさん
13/04/09 20:04:58.54 0.net
>>18
面白い。興味あります。どの本に書いてありますか。

21:考える名無しさん
13/04/09 20:27:24.22 0.net
残念ながらこの次元になると既刊には載っていない。
>>4の春雨の曲や、講話を録音して書き起こした私的な文集には載ってるが、
これは岡潔思想研究会っていうサイトに出てる関係者に問い合わせないと読めない。
というのも遺族や関係者の間で意見が合わなくて、最晩年の内容は出版を止めてるらしい。
おそらく様子見したいんだろう。岡の名声に傷を付けない程度に世の中がどこまでついてこれるかということでね。

>>3の内容なら97年に出た日本の心や04年に出た日本の国という水槽の水の入れ替え方に載ってる。

22:考える名無しさん
13/04/09 20:58:43.36 0.net
ウィキペディア、第13識「造化」・第14識「帰趣」・第15識「内外」って追加されてるね。

金星の娘に会った時が広島事件の時か。
岡潔が強度の錯乱を起こして家から飛び出し、修道中学の生徒からカバンを盗み出して川沿いで寝てたって事件。
精神病ということで逮捕や起訴は免れたが、広島大学は休職→辞職になった事件。
実は川沿いで寝てた日に宵の明星から来たかわいらしい娘(天照大神の分身)と話し、
自分の行く末についていろいろ聞いてたらしい。
第12識以降はより顕著にそういう方向に岡潔は進んでいったらしいな。男は月読になり、女は天照大神になるとかなんとか。

23:考える名無しさん
13/04/09 22:54:13.58 0.net
>>20
ありがとうございました。参考にさせていただきます。

24:考える名無しさん
13/04/10 20:51:08.97 0.net
第12識になると無明に全く感染しなくなるらしいがどうなるんだろう。

25:考える名無しさん
13/04/11 05:10:24.36 0.net
素粒子や末那識の観点から自然科学を完全否定していたが(もちろん自分も同意)、
クォークやヒッグス粒子やニュートリノといった理論が当時より進歩している今となっては
岡さんはどう絡めて解説してくるか聴いてみたい。

26:考える名無しさん
13/04/14 11:34:14.21 0.net
日本人は学問を教えることだと信じて疑わないために学問恐怖症を催すらしい。

西洋の物真似だけして物質現象しか見ない日本人は知を語る資格が無いってさ。

by岡潔

27:考える名無しさん
13/04/14 12:35:49.34 0.net
いつの時代の話してんの

28:考える名無しさん
13/04/14 12:42:19.52 0.net
俺も最初は何言ってんのと思って反発したが、
この頃になって似たようなことを感じるようになってきた。

29:考える名無しさん
13/04/15 04:09:02.52 0.net
岡の言行は化石どころか時代が経れば経るほどよく世の中に伝わるようになっている

30:考える名無しさん
13/04/16 04:51:17.77 0.net
>>25
逆逆。
学問恐怖症だから学問を教えることだと思い込む。

31:考える名無しさん
13/04/16 05:35:01.83 0.net
ヒトハブネだっけ?ソースは。

32:考える名無しさん
13/04/17 18:31:35.83 0.net
岡の本はちと重複が多くて読むのに困る時があるのよね。
確かに書いた順に読むのが一番と言えば一番なのだが。

「春宵十話」は常識に基づいて書かれたわけだけど、岡としては昔から霊感体質だったもんだから
それを排除して遠回しな言い方をするのに本人は非常に歯がゆさがあったみたい。
それが「風蘭」の教育の手助けの方法論に繋がるが、これもパンチとしては弱い。
絶版になってからは『情緒と創造』や『情緒の教育』で復刻され売り出されてる。
岡潔初心者はこのへんから読む人が多いだろうな。

仕方なくいわゆる最強硬右派的なことも「紫の火花」「春風夏雨」「月影」で書くが、
朝日新聞に拒否られて「紫の火花」は増刷できず、『岡潔 日本の心』で再登場させるはめに。
そうした中で集大成としてまとめられたのが「一葉舟」「昭和への遺書」「日本民族」。
当然絶版。再版は『日本の国という水槽の水の入れ替え方』まで叶わなかった。
この『日本の国という水槽の水の入れ替え方』は晩年前期の内容が本当によくまとまってて(>>2-3)、
岡の思想を掘り下げる入口にはもってこいというか、ベストな本だと思う。>>4も一部は載ってるし。

で、この後は『日本民族の危機 葦牙よ萌え上がれ!』を除き
>>20の理由からか絶版&未出版ばかりになるわけだけど、このへんの内容は本当に驚きの連続。
学生紛争もあって反発・反論も一番凄かった時代。「曙」や「神々の花園」など。
未出版のものなら『葦牙会講話集』『春雨村塾講話集』『京都産業大講義録』と目白押し。

晩年後期になると敵を作るような内容ではなくなるけれど、
次元が高すぎて急速に世の中が無視して忘れ去る時代になる。
この頃は『流露』や『夜雨の声』(『日本の国という水槽の水の入れ替え方』に収録)、
『一滴の涙』(「岡潔講演集」に収録)や「春雨の曲」と、
情緒を水に例えたタイトルが増えてくる。

「春雨の曲」に至っては完全に恋愛物のファンタジーの世界。
「岡潔集」を編纂した保田与重郎に依頼されて書かれたが、歴史や神様の話が常軌を逸したレベル。

※「」は岡の存命当時の本、『』は岡が没したのち新しく編集されて最近出版された本。

33:考える名無しさん
13/04/24 23:31:16.60 0.net
多変数解析函数について

T 有理函数に関する凸状域 (1936)pp.11
U 正則域 (1937)pp.15
V Cousinの第2問題 (1939)pp.13
W 正則域と有理凸状域 (1941)pp.5
X Cauchyの積分 (1941)pp.9
Y 擬凸状領域 (1942)pp.38
Z 或る算術的概念について (1950)pp.35
[ 基本補題 (1951)pp.31
\ 内分岐点を持たない有限領域 (1953)pp.77
] 擬凸状領域を生成する新しい仕方 (1962)pp.11

34:考える名無しさん
13/04/24 23:48:36.44 0.net
唯識論

第一識  眼(視覚)
第二識  耳(聴覚)
第三識  鼻(嗅覚)
第四識  舌(味覚)
第五識  身     ここまでが五感
第六識  意識    ここまでが顕在識
第七識  末那識   ここまでが潜在識 ここまでが第一の心 ここまでが理解で分かる世界
第八識  阿頼耶識  本当の意 ここまでが八識論
第九識  真如    本当の知 ここまでが九識論
第十識  真情    本当の情
第十一識 時
第十二識 主宰性
第十三識 造化
第十四識 帰趣
第十五識 内外    ここまでが悟り識 ここまでが第二の心 ここまでが真心で分かる世界

35:考える名無しさん
13/04/26 14:24:27.12 0.net
論文Zの不定域イデアルをカルタンが層に置き換えたのを岡は非常に嫌がったらしいな

36:考える名無しさん
13/04/29 01:13:12.76 0.net
世の中はゴールデンウィークだ!オカケツなんて言ってないで働け家族にリップサービスしろ!

37:考える名無しさん
13/04/29 02:37:27.06 0.net
女房とセクロスして家族サービス

38:ジャップ ◆.EDMOUBKE2
13/04/29 19:07:56.33 0.net
数学史にはデカルト・ライプニッツ・パスカルみたいな
哲学者の名前は全く出てこないな。

専門領域では取るに足らない業績なのか?

39:ジャップ ◆.EDMOUBKE2
13/04/29 19:12:18.79 0.net
小林秀雄読んでたら岡の話があったんで。
もともと抽象的な分野だったが、戦後になって
ますます抽象化が進んだと漏らしてたと。

アメリカが学問の中心になったせいだろうが。

40:ジャップ ◆.EDMOUBKE2
13/04/29 19:28:29.07 0.net
解析学の根幹は微積分(calculus=計算主義)ということに
なるわけだな。現代高等数学ってのは、概ね、この計算主
義の上に成り立ってるんだろ?

デカルト・ライプニッツ・パスカル・ニュートンくらいな名前は
数学史にも見えるな。

41:ジャップ ◆.EDMOUBKE2
13/04/29 19:35:42.45 0.net
現代数学の神様のフェルマーはパスカルと共同で
確率論の研究やって、デカルトと文通してた。

数学も根っこを探すと哲学分野になる。

北米アングロサクソンの合理主義プラグマティズムが
見向きもしない問題だが。

42:考える名無しさん
13/04/29 20:00:47.70 0.net
岡の業績は多変数複素関数論で、本人も認めてるように科学よりも芸術だから
人によってはあまり見向きもされない分野らしいですね。
ただし、高く評価する人は本当に数学史中の最高峰と見なしたりもしていたようですが。
私は門外漢なのでコメントは控えます。

哲学についてはデカルトがあってこそのニュートン、
ヘーゲルがあってこそのマルクスと岡は語っています。
なのでヘーゲルに関しては当時からショーペンハウエルが
あんなものは知性ではないと批判していたようですね。

もっとも岡は哲学を重視する一方で、哲学も学問に含まれるために
真に対応する学問、美に対応する芸術のように
善に対応する訳語が西洋には存在しないということを非常に嘆いておりましたが。

43:考える名無しさん
13/04/29 20:32:28.92 0.net
岡潔曰く西洋(特にアメリカ)って極端なめくらだからあんなに学術が物質的に精緻になるらしいね

44:ジャップ ◆.EDMOUBKE2
13/04/29 21:39:34.60 O.net
フェルマーは弁護士で余技で数学をやったのだな。

数学は哲学者より弁護士業界がやる時代か?

45:考える名無しさん
13/04/29 22:07:25.67 0.net
かもね。
岡は数学の抽象化や自然科学の色合いが数学でも強まってきてることを嫌悪していた。
こういう時代になると実業家が数学やる方が認められやすい。

46:ジャップ ◆.EDMOUBKE2
13/04/29 22:52:36.62 O.net
言わば金融形而上学の時代だな。

47:ジャップ ◆.EDMOUBKE2
13/04/29 23:34:22.73 O.net
アメリカ人の脳味噌をハッキングして徹底的に分析してやる。

48:Jesse Oldendorf
13/04/30 12:35:43.44 0.net
力が強い、エネルギーを大量に使うというのは岡潔が嫌ったことであって。
小さな物から悠久の歴史を観ずること。

大木を見て、大木の長さ大きさ硬さを分析して活用するのは西洋。
大木を見て、年輪を観ずれば自ずから・・。が日本の文化。

49:Jesse Oldendorf
13/04/30 12:43:17.04 0.net
もっとも今の日本の古典教育では古典をマークシートでパチンコみたいに
やらせているから、日本人の娯楽のレベルが下がりました。

日本政府の政治家の方も、靖国神社に参拝して中国韓国の怒りを買うよりもっと
やるべきことがあるのではないのか。

それはラバウル島、ガダルカナル島の鉄くずを回収したり
自分自身の言葉、行住坐臥をしっかりと改めることではないのか。

50:考える名無しさん
13/04/30 14:58:45.34 0.net
岡自身が政治・軍事・土木や劣化新興宗教の教祖から距離を置くタイプだったからなんとも言えんが

たぶん岡は靖国以前に中曽根大勲位みたいなタイプの人間を一番批判するだろうなぁ。

大勲位は保守も共産も無く、ただ自分の保身のために行政改革を行った人だったから、
民生が向上しないばかりか、国体面でも著しく弱体化した。
靖国神社参拝に付け入るスキを作ったのもこの人。
先進国間協調でバブルを生み出させ破綻させたのもこの人。
大量に国債を発行し所得


51:税率を下げ消費税を導入しようとし財政状態を極端に悪化させたのもこの人。



52:考える名無しさん
13/05/01 20:12:36.79 0.net
           ,,,,,,,,,,,,、  、 ,
       , -ニ三ニニニヽ`、ミ) ) 、 レ ,
     , z イ三ニ三ヽヾ`、ヾ、 y' 、ソサ、ヽ 、
    ,レィ三フラ三二 ―--ヽ 、ァ≦、ζソシ、
   ス三ンサ三三三ニ三ミ ミY yラ孚ナラジョシ
   ウ三ンサ三三ニニ― `ミ、 ', i ! リ`キ=ニミ
  、ニ三=ニ―-―ニ―-- ヽ ミリ  リi! 、 ヽ、
  、シシ三シル'r―ラーア` '     ノ 、、 、
 三ニ ニリ i) |iリ!' /ノ      /  `、 `ミ
二三 三シ'、リノノシ /  -−  '''゛ -― 、 `;
 ヾ三二ノノヾリツ/ ,,, −−−-−−―- 、; ,
  `Y `;^ヾ、、リl!'  ,,、ァャ 、  f゛_,,,,、  /; '
   ', リ=リヾ、、 彡>―-、.:.i :...,、--  /i、
    '、ヽ〈 i!l ヾ、、‐-rt;ァ、 .;.| ,、rェァ ;/ヾi!
    ヽ ' |   ヾラ===ャ=ァ===マ'
     ゝ-ァ! :::::::::|! ,r‐''"  ノ i' ヽ   ノ
     ,、iiiill、 :::::: `ゝ- --'゛::  `、‐--‐'
    ,、iiiiillll::::、:::::i /:.:.:::`~− ' `/
   ,、iiiillllllll|:::: 、、 i  、ェェェェ、;;、 /
  ,,iiiilllllllllllll|::::::::、 ヽ 、  ゞア=,` /、
 Iiiiiilllllllllllllllllli:::::::: ヽ、 \  ` ノlliiiii;;::、,,
 llllllllllllllllllllllllllii:::::::::: ::‐-- -‐'イ| llliii.;;.;....、ヽ、
                      岡潔

53:考える名無しさん
13/05/07 14:34:09.77 0.net
この人の憲法観を聴きたい。
たしか破棄論者だったと思うが、、、

54:考える名無しさん
13/05/07 17:16:53.89 0.net
破棄論者ですね。
ただ春雨の曲では、大日本帝国憲法・五箇条の御誓文・教育勅語も否定していますが・・・。

まず前文から見て論外と言ってますね。
>そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、
>その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、
>その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、
>この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
これらは大嘘なんだそうです。小我観そのものだから人類普遍の原理じゃない。
物質主義から来てる考えから、一人ひとりに基本的人権を与えるということなんですが、
そうすると個人主義を生み、また個人主義が利己主義を生むのは避けられない。
自分だけが大事という考えのままでいるのは、魚類と変わらないと岡は言ってますね。
(ちなみに物質主義だと魚類以前のおたまじゃくしだそうです)

55:考える名無しさん
13/05/07 17:34:23.94 0.net
で、憲法制定のいきさつですが、押し付け憲法ではないそうです。
ただし、万世一系の皇統を切るぞと脅されて仕方なく日本人自ら制定したんだそうです。
この後すぐに改正しなかった吉田茂(麻生副総理の祖父)を、
岡は腑抜け、昭和天皇は得体の知れない外交官と評してます。
占領下での憲法作成は出来ないと峻拒した西ドイツと比べても腰抜けなんだそうで。

アメリカの思想が入っている憲法


56:ネんですが、 その中でも特にジョン・デューイの教育論が入っている。 日本人の当時の知識層に流行ったんだそうです。 プラグマティズム・構造機能主義・コアカリキュラム・問題解決学習といった考えの原点になります。 岡はデューイについてもあれは野獣だと批判してます。 なおその後憲法改正に意欲を燃やした岸信介(安倍首相の祖父)や 福田赳夫(福田康夫元首相の父)は晩年岡の哲学に傾倒していたようです。



57:考える名無しさん
13/05/18 00:45:14.45 O.net
岡潔の外国観

アメリカ
嫌い。但し無茶ばかりする国柄な為にたまに突拍子も無い人物を生む。
岡はこうした人物を「マッハボーイ」と呼ぶ。例えば連続体仮説は肯定できないことを示したコーエンなど。
(ちなみに不完全性定理を証明したオーストリアのゲーデルが連続体仮説は否定できないことを示した)

ロシア
20世紀の悪夢だった共産主義のかつての親玉。
形式論理を磨き上げたトルストイは苦手だが、前半生において逮捕された経験を持つドストエフスキーは好き(特に「白痴」)。
西洋の中で俳句がわかる国はロシアとフランスのみらしい。

58:考える名無しさん
13/05/18 01:08:19.88 O.net
フランス
岡の留学先。ギリシャ神話や北欧神話があまりあてはまらないラテン民族の国。
このため血筋的にも意外と日本に近い民族らしい。
ナポレオンをはじめとしたフランスの栄光の歴史をシャルル・ド・ゴールが非常に重んじた。
民族文化の温かい大河の流れにプカプカ浮いていれば自ずと知性が働く。
岡は図書館でこの流れを感じて生涯の数学の問題を定めている。
しかし高い知性以外はあまり褒められるところは無いらしい。

イギリス
フランスを敵視。ブラックジョークの国。
自分たちが滅びるくらいなら相手も滅ぼすのがイギリス魂。

ドイツ
カントやショーペンハウエルの出身国。
ときどきマルクスやヒトラーといった狂人も輩出する。
最近連邦議会で議席数を増やしている緑の党は左派勢力ではあるものの脱物質主義を掲げているため、
欧州の価値観が近年変わってきていることが伺える。こういう変化に日本は疎く、外国を見て動くフシあり。

59:考える名無しさん
13/05/18 01:29:22.62 O.net
インド
今でこそヒンドゥーとイスラムだが仏教の故郷。
仏教では点を空と言い、線を色と言う。
しかしそれきり発展しないために古代インド文明には斉家治国平天下が生まれなかった。

支那
岡の友人であった胡蘭成曰く、毛沢東は湖南人だから駄目。
支那と日本は民族的に非常に近い関係だが、
このうち満州人や台湾人は特に近い。ネパールやブータンやシンガポールも近い。
支那は知的純粋直観がよく働き、日本は情的純粋直観と意的純粋直観がよく働く。
早く共産主義やめればいいのにと岡は思っている。
かつて日本が支那を侵略したのは事実だが、
南京事件や慰安婦問題は卑怯なでっち上げであり、岡はこの面については非常に毛嫌いしている。

60:考える名無しさん
13/05/18 02:04:59.84 O.net
慰安婦問題を書いたのでついでに性問題の岡の見解を。

一応、国は性問題を放置してはいけない。
3S(セックス・スクリーン・スポーツ)は扱いに気を付けないといけない。
(スクリーンは岡の時代と比べて今は斜陽だし、スポーツは自他弁別本能そのものである根性を使わなければ良い)

しかし、スキンシップと性本能は切っても切れない関係なため、悪質性が低いことも多い。
なのでセックスは気品高く行ってほしいとのこと(笑)子供が下品に生まれてこないためにも。

61:淀屋橋ハニワ
13/05/18 08:16:23.50 0.net
セックスがテーブルマナーみたいになるのかよ?
手づかみ厳金?(あほらし

62:考える名無しさん
13/05/18 12:32:50.73 O.net
手掴み厳禁とは言ってませんよ。昼ドラみたいな手の出し方でもいいわけです。
ただ、あれの問題点は、非常に心が汚れるんですね。それは親となる人物にも良くなく、
生まれてくる子にも良くない。
第15識や親子の繋がりにも関わってくる問題です。

63:考える名無しさん
13/05/19 11:52:47.77 0.net
プラトン 「幾何学を知らざるもの、この門をたたくべからず」

ピタゴラス、エウクレイデス、アルキメデスとか、古代ギリシアの知性は基本が数学なんだよね。
東洋の「思想」と西洋の「哲学」の差も、これに由来するよね。

64:考える名無しさん
13/05/22 19:34:47.78 0.net
明日、医学評論社から評伝岡潔虹の章T・U発売だね

65:考える名無しさん
13/05/28 17:16:32.26 0.net
岡潔のお孫さん(第12識にいらっしゃるそうです)
URLリンク(news.goo.ne.jp)

66:考える名無しさん
13/05/28 17:18:36.77 0.net
同じく続き
URLリンク(gekkan.bunshun.jp)

67:考える名無しさん
13/05/29 17:42:28.13 0.net
第12識といえば
曹洞宗の開祖である道元は第11識〜第14識にいたらしく、第11識についてよく調べ、
早死覚悟で時をいじって岡潔に会いにきたとか。
おかげで岡は知的純粋直観が拓け正法眼蔵がすらすら読めるようになったそうな。
それまでは岡でさえ知的純粋直観がほとんど働かなかったから、
残念ながら日本民族の知はやはりあまり役に立たないらしい。
もっともその後の岡は禅はナンセンスな修行方法だと酷評してたが・・・w

それとフランスのサン=テグジュペリも第11識にいたらしい。
「星の王子さま」がそれ。
星へ落っこちるという表現と、毒蛇に足を噛ませるという表現は
第11識を知らないと書けない表現なんだってさ。
フランス人と日本人はかなり近い関係なのかもしれないね、本当に。

68:考える名無しさん
13/06/04 06:16:02.31 0.net
昭和41年11月25日号の『週間朝日』の連載ルポ「ふるさとを行く」

(明治以降の日本人は)人は死ねばそれきりだと思っている。
皆そう思って、そのつもりで人生の計画を立てている。
本当は僅々七十年位でできることなんか何一つないのだが、
無理に勝手な理屈をつけて、計画が立ったといっているのである......
しかし明治以前の日本人は、死ねばそれきりなどとは思っていなかったのであって、
この一生をながい旅路の一日のごとく思っていたのである。
そして私もそう思っている。

69:考える名無しさん
13/06/10 05:10:26.76 0.net
「岡潔講演集」より 序(松下正寿の解説)

岡潔先生の思想は西洋式の形式論理を超越したユニークなものである。
であるから西洋式の形式論理に当てはめて理解しようとすると難解というよりは理解不可能になる。
ところで問題は我々の常識になっている西洋式形式論理でどの程度まで真理が把握できるかである。
私は極めて小と思う。西洋式形式論理で解る程度の真理は常識で解るのであるから特に論理の必要はない。
わかり切ったことをえらそうに表現するに過ぎない。
ところで岡潔先生の論理は形式論理ではなく、直感の論理である。
だから形式論理で考える習慣を改め直感で考えると先生の言われることがよく解るのである。

70:考える名無しさん
13/06/10 05:15:19.65 0.net
Wikipediaより 松下正寿

京都府生まれ。母方の祖父松下一郎は牧師で、松下家はキリスト教徒の家系であった。
母は亀徳(きとく)しづ。兄は青山学院大学教授の亀徳正臣(1899-1954)。母方の姓を名乗る。
青森県八戸市の八戸聖公会で育つ。旧制八戸中学校(現 青森県立八戸高等学校)を経て1922年に立教大学を卒業。
コロンビア大学でPh.D、カールトン大学で学士号を取得した他、ミネソタ大学やジョンズ・ホプキンス大学にも留学した。
1929年、28歳の若さで母校である立教大学教授に着任する。
第二次世界大戦中は、高木惣吉の提唱により設置された海軍軍務局調査課のブレーンを務め、
各種研究会に所属していた。
戦後の極東国際軍事裁判(東京裁判)では日本側の弁護人を務める。1948年弁護士開業。
1955年、立教大学総長に就任し、在任中は法学部の設立に尽力する。
1957年には岸信介首相の特使として訪英し、
核実験の実施に遺憾の意を示す岸首相の書簡を英国首相ハロルド・マクミランに渡している。
1967年、東京都知事選挙に自民・民社2党推薦で立候補したが、社共推薦の美濃部亮吉東京教育大学教授に惜敗した。
1968年7月の第8回参議院議員通常選挙に民社党公認で東京都選挙区から出馬し、初当選を果たした。
第10回参議院議員通常選挙には出馬せず、1期で引退。1975年に再び東京都知事選挙に民社党推薦で出馬するが、
美濃部亮吉知事、石原慎太郎の後塵を拝し、3位で落選した。1986年死去。

71:考える名無しさん
13/06/12 17:24:02.40 0.net
生後から5歳くらいまでの子の成長(日本の場合)

生後3ヵ月まで→第10識「真情」にいる
3ヵ月から1年11ヵ月まで→第9識「真如」にいる
1年11ヵ月から2年5ヵ月まで→第8識「阿頼耶識」にいる
2年5ヵ月までが童心の季節であり(やはり情が知や意より先)、
以降は第7識〜第1識が強まってくる。
4歳で第7識「末那識」において分別智が強まり、
5歳で世間智も強まってくる。
したがって幼稚園教育・保育園教育・ピアノやそろばんの技術偏重教育はもってのほかであり、
ワークシェアリングを推進してでも3歳までは母、3歳から5歳までは父が側にいるべき。
6歳頃の寺子屋教育の復活も方法としては良い(現代ではしまじろう等が代行している)。
なお稀に第12識「主宰性」にいる子もおり、
生後2ヵ月の子の目を観察するとそれかどうか分かるらしい。

72:考える名無しさん
13/06/12 17:44:48.30 0.net
梅原猛さんによると・・詩人になるにはアホでなければならないと。

この点から観るに関西人、特に大阪育ちの人は詩人になれる人はいないだろう、
なぜかって言うと、お笑い好きの大阪人はアホさ加減が直観で分かるから

これについては、森毅。一刀斎最後の戯言でも詠んで。

関西でも和歌山県は別世界なのかのぅ?

73:考える名無しさん
13/06/12 18:16:51.31 0.net
大阪はヤクザだ在日だ左翼だ言われても個人的には好きだけどね。
ユーモアが上手くない日本人の中では珍しい部類の地域。

和歌山・奈良は別世界かもね確かに。
日本文明発祥の地であり、平安や鎌倉でない、神代の文化が栄えた地域。

ただそれでも古事記は支那から文字が入ってからの書物だから、
偉いとかアカンとかそういう内容があって日本神話を伝える本としては
あまり良くないらしいが。天月読命は影がかなり薄くなってるし。
加えてインドから入ってきた仏教も弊害が多かったしね。
聖徳太子が頑張って神道と仏教を融合させようとしたけど失敗した例もあるし。

74:考える名無しさん
13/06/12 18:24:30.97 0.net
それと詩ってね、あまり長くなく簡潔に言い表した方がいいらしいよ。
日本と共通点が多いフランスでさえ100句くらい使わないと認められないらしいし。
その点日本は短歌や俳句っていう最強チート武器があるからね。
直観が利く大阪府民でもいけるでしょ当然。

まぁ向き不向きは確かにあるらしくて、
明治以後も自他対立していない歌を歌えた県民は岩手県民くらいしかいないみたいだけど。

75:考える名無しさん
13/06/14 18:28:09.78 0.net
昭和への遺書 1968年6月

西の子(西洋)の歴史に限って言うと、古代ギリシャ時代400年は昼、古代ローマ時代2000年は夜、
文芸復興から20世紀初頭までの400年が昼、第一次大戦後はまた夜である。
だいたい4時間が昼、20時間が夜という緯度の所にいるらしい。
ローマ時代は真、善、美が分からず、軍事、政治、土木がもっぱら重んじられたのであった。
その頃のローマと今の世界状勢は酷似している。
ローマ時代を知りたければ、眼前の世を見ればよいと言いたい。

私は数学の研究を自分でもし、他にもさせているのであるが、
数学くらいごまかしの利かない所も少なかろうと思う。
この窓から見ると、二度の大戦で光が格子段的に薄くなっていく有様が手に取るようにわかる。
存在意義も見失っており、そこでは自明的な自家撞着にすら気づかないらしい。
第二次大戦後には、これが覚醒時の意識で書かれた論文かというものが数多く出ていて、
私の私設研究室の人たちに手分けして読んでもらって聞いていると、知識のがらくたという気しかしない。

76:考える名無しさん
13/06/14 20:09:46.22 0.net
市民大学講座 1968年11月

もし、本当の教育をすれば、日本の文化は高度に進みます。
そうすれば単に、高い文化を持つというだけで、日本にはちょっと手がつけられなくなる。
こんな小さな資源もない島にとって自衛の手段としてそういうことが考えられる。
それだけでにらみが効きます。核エネルギーだってそれほど悪くはない。
そうするには今の教育は問題です。

日本は工業的生産力が世界第三位だということと
(当時の二位はソ連だが、現代なら支那に置き換えればよい)、
国民性が勤勉であるということ以外何一つうまく行っていない。横隔膜の病気である。
これを船に例えるとね、エンジンだけしっかりしたぼろ船です。
だから日本は今、どっかから水が洩れたらそれをつめ、
又どっかから水が洩れたらそれをつめ、みんな寄って一致協力して精一杯やって、
どうにか向こう岸へ着けなきゃならない、そういう有様です。
でもこれは、仲々働き甲斐のあることで、
共産主義なんていうお祭り騒ぎして騒いでいるよりは、ずっと面白いはずです。

77:考える名無しさん
13/06/15 22:13:09.07 0.net
市民大学東京校 1974年5月

四年前「春雨の曲」と、こういう本を一冊書こうと思った。
その初


78:め二年間は、こんなもの書いたところで、 ここまで来てしまっては所詮日本民族の滅亡は防げないだろうと思ってた。 去年になって少し事態が好転したと思い始めた。 非常に好転したと思い出したのは去年の七月の中頃から。 で、去年の末までにはもう大丈夫、滅びないと思った。 そして今年の三月には、最早人類自滅の危機は去ったと思ってる。 造化には人に生まれることを許可している司命官庁というのが確かにある。 そうして、これから一番大事なのはその司命官庁です。 人類の滅亡をどうして食い止めるか。 簡単に云えば!人口を減らせば良い。 増加の方向に向かってたのを、減少の方向に向け変えたら、それで良い。 ところが、こんなように云った人、一人もないのね。 どれくらいに減らせば良いか。四%くらい。 そうすると今こうすべしと云って、それが姿に現れるのは二百十年後でしょう。 そしたらその時、日本の人口は既に四百万になってるか、四百万を指して減って行ってる筈。 日本人がこのまま餓鬼道でいたらそうなるのは仕方ない。 一億が四百万に減ったら、つまらなかったものが大切になり、大切だったものがつまらなくなるでしょう。 まあともかく、ガラーンとした寒村にすこーしの家しかなかった時の、山村の暮らしのようになるでしょう。 人懐かしくなるでしょう。物質なんかどうでも良くなるでしょう。 それでいい訳なんです。



79:考える名無しさん
13/06/15 22:47:00.07 0.net
age

80:考える名無しさん
13/06/20 17:36:26.73 O.net
太田龍の時事寸評 平成十五年(二〇〇三年)二月十日(月)(第四百八十三回)

岡潔先生は、苗代清太郎先生と同じく、晩年になるにつれてラジカルに成る。
「中国はダメ。佛教はダメ。西洋は救いようがないほどダメ。」(「岡潔先生二十年祭記念・聴雨録−師弟談話集」)と言はれたのでは、
岡先生ご出身の日本の(西洋式)数学者でさえ、立つ瀬がない。
敬遠。封印。無視。忘れ去る。ないことにしてしまふ。
・・・より他ないであらう。これでは、昭和五十三年逝去と同時に急速に、
全日本社会が、岡潔を忘却することに成るのも当然だ。

しかし、これからが本番だ。
岡潔先生は、西暦二〇一〇年(平成二十二年)頃、高天原神国日本の第二次国産みが完了する(「春雨の曲」第七稿)、と予告された。
当寸評は、岡潔説を一から十まで鵜呑みにはしないが、
それにしても、ここに現代日本の最高の思想が表現されて居ることは明らかだ。(了)

81:考える名無しさん
13/06/23 23:00:10.37 O.net
都議選もあったしキナ臭い世界だけど岡の政治観でも書くか。
国政と地方選の争点は一致しないが一応。

・政治は労働者層を雲散霧消させるのを目標にすべき
・かつてのソニー、パナソニックは労働組合が消失するほど経営が上手くいっていた
(ただし商品については今後は>>2からも伺えるように価値観の多様性を踏まえる必要がある)
・かつての自民党は雲散霧消させるのを目標としていなかった
・旧社会党は労働者階級に固執して逆に日本の方を雲散霧消させようとしていた
・したがって新党が必要
(個人的には自民、民主、維新の三大政党制が良い気がする。TPP推進と消費増税は引っ込めてほしいが)
・共産党は左派政策を引っ込めるだけで社民党より遥かにまともな政党になる
・政教分離は必要だが、祭政一致も必要
・餓鬼道や


82:小我のまま投票したり立候補したりしないように



83:考える名無しさん
13/06/27 14:32:36.93 O.net
葦牙会発足 1968年12月

建武の新政が馬鹿な公家によって失敗した際、
楠木正成に兵庫県で足利尊氏の大軍を迎え撃てと、こういう詔勅が下った。
そうすると、正成は幼い正行に時勢と死後を諭して、
湊川で尊氏の大軍を迎え撃ち華々しく戦ってことごとく討ち死にした。
その時に、ななたび(七度)人間に生まれ変わって君国に報いよう、そういって死んだと伝えられています。

84:考える名無しさん
13/06/27 14:47:39.78 O.net
この正成の立派な死に方を見て、敵将の尊氏が深い感銘を受けた。
それで、これを手厚く葬るために河内の楠木邸に送った。
正成の首を見た正行は、毎日毎日一族の遺族達の子弟を集めて、戦ごっこをする。
形見の短刀は、自殺するためでなく、賊の首を切るためだと父に諭されていたから。
そうして大きくなった。やがて敵将の高師直が、吉野朝を大軍で攻めようとした。

85:考える名無しさん
13/06/27 14:53:47.75 O.net
その時、楠木正行は多分結婚して直ぐだったが、ことごとく討ち死にした。
正行の奥さん、勾当内侍(こうとうのないじ)っていったと思いますが、私よく知らない。

それで、多分それに非常によく似た、戦国時代の木村重成の奥さんの話をします。

86:考える名無しさん
13/06/27 15:03:38.36 O.net
大坂の落城が迫ったと聞いて、木村重成はいよいよ最期と覚悟の程を決めて出陣しようとする。
そうすると、その結婚したばかりの若くて美しい奥さんは、
いち早くこれを察して、夫に兜を捧げるんですが、
重成がこれを受け取ってみると名香が炊き込めてある。
それで妻の意を察した重成は、その兜をかぶって、兜の緒をきりりと締めると、
その残った兜の緒を結び目ぎりぎりの所からぷっつりと切った。
これは最早脱がないという決意を示してるんです。
奥さんはそれを見て、静かに夫の出陣を見送ったのち、自分の部屋へ入って、そして先んじて自刃した。
こういう風なんですね。

87:考える名無しさん
13/06/27 15:08:07.57 O.net
日本民族の女性の真の幸福というものはこういう所にある。こういう所にしかむしろ無い。
何も必ずしも死ななくても良い。こういう場合にはいつでも死ねる。
こういう時には死ぬという形に現れ、そうでない時は死なないという形に現れているだけであって、
真の幸福というものはこういう所にあるんです。

88:考える名無しさん
13/06/27 18:41:51.78 O.net
曙 1969年6月

日本は既に破綻が方々に出てるものに真似をして、それを良いと示し、それだけの上にいろいろやろうとする。
日本民族の大多数は実に無知ということです。
日本民族のうちは、中核の一万程に知が非常によく働き、情と意によって一般の人々を感銘させ向上させる。
だけど一般の人々は全然無知です。これは日本史を調べると、ずっとそうなっています。
こういう民族が、多数の言うことを正しいとする決め方、これを民主主義と云ってるんですが、
こんな批判の仕方を長く続けていると、衰退するに決まっていますよ。

大体、明治までの1300年もの間、五尺の体とその機能が自分であるというのは、小我という迷いであって、
この迷いを覚まさなきゃあいけないと習い続けたんです。
それが100年も経たんうちにケロッとそれを忘れて、
五尺の体とその機能が自分であり、自分中心に行為すべきであると憲法・法律に明記し、
それによって社会通念を作り、それによって教育原理を教えてるんですが、
どんなに馬鹿な民族かわかるでしょう!
それがたった100年の一般人です。全然、相容れない。
しかも終戦までは、人の為にする行為が善行で、利己主義は唾棄すべきものとなっていたんです。



89:消極的利己主義も積極的利己主義もね。 その反対をやっている。全然、知が働かない。 中核の言う所に従順に従って来たんでしょう、それを続けるべきです。 正しいことを言う奴が一人もいない!間違ったことばかり言う!



90:考える名無しさん
13/06/27 19:31:10.13 O.net
ここから何時も 1969年8月

バイオリンのあの何処がいいんです。前頭葉の音楽です。西洋のは皆。
意識を通さなきゃあわからん。じかにわかる音楽にすべきです。
もともと前頭葉の心あることしか知らない者の芸術だから、全て前頭葉を通す。
それじゃあいかん。改良してじかにわかるようにすべきです。頭頂葉でわからしたらじかにわかる。
古典音楽までは前頭葉の音楽、ドビュッシー以後は側頭葉の音楽、終戦後は「からだ」の音楽です!
西洋人のやった所を踏み台にして良くして行きゃあいいんだから、
バイオリンをお習いになるのは良いが、これが最上などと思ったら間違い。
意識を通す、あれは。だからつい、俺は音楽の天才だと思う。

創価学会は全体主義そのもの。宗教じゃない!
あれの不安を煽る勧誘に引っ掛かる理由は馬鹿だから!(笑)
大体、仏教ったら小学一年生用なん!法華経、読んで大した勉強になる訳ないん!
それ以上説きようもなかった。
それじゃあ釈尊なんてわかりゃしません。日本民族が解釈しないとわかりません。

91:考える名無しさん
13/06/28 19:20:37.57 O.net
何も知らないのに 1970年5月

大体、日本人が西洋の学問・芸術にすぐ飛びつくのはまだごく子供だから!
「やっとこやっとこ繰り出した。おもちゃのマーチがラッタッタ」です。
大事なこと何もわかってないのに、つまらん事に多弁を弄してる。
それが面白いって言うんでしょう。あんなことするのは馬鹿だ!

大体そんな風が明治以後ですが、終戦後は更に丸で腑抜けです。
ちーとこういう所を反省することから始めたら良い。
何故そんなに真似ばかりしなきゃいかん。また、それが何故良い。
いや、私も欧米人の数学というものをやったということで文化勲章を受けた(1960年に池田勇人内閣から)。
何という馬鹿な!(笑)数学をやる者もやる者だけど、そんな者に文化勲章をくれる者もくれる者!(拍手)
実際、ろくなのおらん!これじゃ日本駄目になるのは当然でしょう。

92:考える名無しさん
13/07/05 NY:AN:NY.AN 0.net
在りし日の岡潔
URLリンク(www.youtube.com)

93:xeo ◆topaTViseQ
13/07/05 NY:AN:NY.AN 0.net
小林秀雄とも対談してるね〜岡潔。

しかしまあ、その後、小林は今日出海との対談で、ジャーナリズムが
岡をあっちこっちひっぱりまわして、貴重な才能をもつ岡をくたびれ
させてしまったって批判してるね。今も相づちうって、岡の書くモノは
最近面白くないっていう風にいってたなぁそういえば。

94:考える名無しさん
13/07/06 NY:AN:NY.AN 0.net
69年を境に出さなくなるからね、本を。
正確には出せなくなった、が正解だが。
葦牙会や市民大学講座もあまりやらなくなり、春雨の曲の執筆に専念するようになる。
とりあえず警鐘は乱打したので後は未来の教科書を書こうと思って。

95:考える名無しさん
13/07/08 NY:AN:NY.AN 0.net
岡潔が他人の計算によって考え出した話によると、
日本民族は血縁的には相当濃いらしいね。血による病気には罹りやすいかもしれんが。
人には二人の親があり、三十年で子を生むものとして計算すると、
千八百年で一億の一億倍になる。千八百年前の人口を一千万と仮定すると、
当時の任意の人は今の任意の日本人から見て、十億重に一番古い祖先となる。
計算が合ってるかどうかはともかくとして、血縁が濃いから、仲良く住もうという結論を導き出してる。
天皇無所有の思想もそういう意味合いがあるらしい。岡潔曰く天皇は元首じゃなく家長だと。

96:考える名無しさん
13/07/08 NY:AN:NY.AN 0.net
ってか無所有だから皇室は金銭的にはあまり裕福じゃないらしいね。

97:考える名無しさん
13/07/09 NY:AN:NY.AN 0.net
>>87-88
今の言論人の辿るルートも変わってないよね。
藤原正彦の場合、国家の品格で岡に触れたのち、今は沈黙を貫いてるし。
まぁあの人は、あえて論文書かない人だから周囲に呼びかけるような真似はしたくないと思ってるようだが。
小林よしのりも同じだね。好んで読む人が本当に減った。
岡の場合は、出版社に悉く断られてるし、可哀想だな。そのせいで遺族も本を出したがらないし。

98:考える名無しさん
13/07/09 NY:AN:NY.AN 0.net
日本民族 1968年12月

私は石原慎太郎さんに会おうと思って、氏の著作を読んだ。
あるところにこう書いてある。「力を備えていなければ駄目」である。
またあるところにこう書いてある。「嫌悪感という情操に基づく好意」

私は嫌悪感という情操、という言葉を初めて聞いた。
憎悪になると小我になるが、嫌悪だと情緒の濁りといった感じで、掴み所が無い。
力と嫌悪を組み合わせると信長のイメージ(印象)が浮かび上がる。

氏はまたどこかの新聞小説でこう書いてあった。
「若い男女が一緒に海で泳いだ末、二人だけで裸で立って互いにそこを見合って、淋しそうな目の色」をした。
この「淋しそうな目の色」という言葉はちょっと書けない。

会ったのは京都の料亭、小さな庭があり、季節はまだ夏だが、
もう秋色が感じられて美しかった。私が信長が好きかと聞くと好きだと答えて、
一人でAll or Nothing(全か無か)の一戦をしたいと言っていた。そして私に松蔭になれと言った。

氏は十二神将の一人だと思う。

99:考える名無しさん
13/07/11 NY:AN:NY.AN 0.net
数学者 岡潔思想研究会
URLリンク(www.okakiyoshi-ken.jp)

100:考える名無しさん
13/07/18 NY:AN:NY.AN 0.net
>>93
カウント10000回突破したな。

101:考える名無しさん
13/07/26 NY:AN:NY.AN 0.net
春雨の曲 第4稿 1975年12月

造化(A+T)はみんなが懐かしさと喜びの世界に心を一つにして住めるようにしか生物を作っていない。
男性は皆、懐かしさの象徴である天の月読の尊(T+オリジナルのt1)に帰一せしめ、
女性は喜びの象徴である天照大神(A+オリジナルのa1)に帰一せしめることを目標にしているのである。

諸悪莫作、衆善奉行、自浄其意により第十一識に行く(但し第十一識の抜き身は使い過ぎると早死にする)。
自浄其意さえ怠らなければ、善良な凡人は段々向上して
第七識から第八識、第八識から第九識、第九識から第十識、第十識から第十一識までは行ける。

102:考える名無しさん
13/07/26 NY:AN:NY.AN 0.net
この次は第十一識から第十二識に行くに自覚しながら行ったのであるが、
わたしは第十一識に入ったのは終戦の第二年(一九四六年)、
第十二識に行けば天照大神を見神できるのであるが、
見神したのは一九七三年の七月十五日頃である。
そうすると、実に二十七年かかっている。これは男女の別を取り去るのに時間がかかったのである。
わたしは男性である。だから男性のことはよくわかる。しかし、女性のことはよくわからない。
わたしは長い間こんな風であった。
こんな風であると云うことは男性と云う私がわたしに残っていたことになる。
それを除るのに二十七年もかかったのである。

つまり天照大神を見神する為には男女を超越しなければならない。これは容易には出来ない。
人はカチノー(カチカチの脳)になってしか天照大神のことを考えないからである。
天照大神を見神するには大神が死ぬほど好きでなければならぬ。
人は中核Kと外包Lとからなっている。
容易に大神が死ぬ程好きになれないのは、外包Lを脱ぎ捨てて中核Kだけになれないからである。
Lがカチカチにさせているのである。
これは男性の人に言ったのであるが、女性の人は天の月読の尊をお念じ申すのがよい。

103:考える名無しさん
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第十二識まで行くことが出来ると男性ならばオリジナルのa1を、女性ならばオリジナルのt1を見神することが出来る。
そうすると、やがて造化の夢殿の初覚の間に入ることが出来る。この後これを認識し、自覚し、確認する。
自覚を確かめるのが確認である。

確認すれば帰趣の宮殿の内に入ることが出来る。
そうすると一応、男性ならば天の月読の尊(T+オリジナルのt1)に、
女性ならば天照大神(A+オリジナルのa1)に帰一したということができたことになる。

外の夢殿に入ると、使命を托されて人に生まれる。親を選ぶのは子である。
その度毎に向上していって、遂に内の夢殿に入り、生命の秘境(両性ある心そのものの世界)に帰趣するのである。

104:考える名無しさん
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わたしの場合をお話しよう。
一九七三年に華厳第七門の見神をした。これについては前に述べた。これは天照大神の遠望である。
その後一年がかりで、うじのわきいらつこの尊の俤(おもかげ)、孝明天皇の俤、
弟橘媛の俤、明恵上人の俤、式子内親王の俤、樋口一葉の俤を見せていただいた。
そして翌一九七四年の七月十五日頃、二度目の見神をした。これは華厳第八門の見神である。
そしてその年の十二月八日に帰趣宮に行き、二尊が無自覚時代終わったことを宣言されるのを聞いた。

無自覚時代が終わったとは、神から人へという方向で諸事象が推移していたのが、
一九七四年の末に自覚時代に人の行くべき道は、人から神への方向であることが確認されたということである。
初度は体験、二度目は認識、三度目は自覚、四度目は自覚の確認即ち自覚の捨であって、ここに到って初めて実践できるのである。
そして(オリジナルt1―オリジナルa1)が四度目を踏み出すことが出来るようになったから、日本民族は自覚時代に入ったのである。


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