1日平均13人で閑古鳥…チャイナのテーマパーク、4割が経営難 「ブームに乗って安易に造るとこうなる」[12/22] [仮面ウニダー★] at NEWS4PLUS
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1:@仮面ウニダー ★
24/12/22 12:35:16.13 Q0UCsepL.net
中国にある385カ所のテーマパークの中で赤字が22%、損益ゼロが19%―。
先日、日経新聞が報じたニュースだが、約4割で利益が出ていなかったという。

上海ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・北京のような有力IP(知的財産)を持たないテーマパークは苦境に陥り、一部は
法的整理に入っている。不動産不況や若年層の就職難などを背景に、消費者の節約志向が強まっていることなどが要因とみられている。

中には、中国中部の湖南省張家界市の歴史テーマパーク「大庸古城」のように、今年1~6月のチケット購入者が1日平均13人しかいない
という事態もあった。

ここは20億元(約420億円)超を投じて、世界的な観光地にしようと2021年に大々的に開業したテーマパーク。
しかし、閑古鳥が鳴いて、開業から3年余りで累計5億元(約105億円)以上の赤字を出している。

実はかつて日本もいろんなテーマパークをつくっては失敗した歴史がある。バブル期に岡山市が市制施行100周年の目玉事業として
誘致した「倉敷チボリ公園」は、デンマークのコペンハーゲンにある有名なチボリ公園から運営ノウハウをそのまま持ってきたものの、
ずさんな経営などもあって破綻した。

ハウステンボスのサテライトパークとして営業していた「長崎オランダ村」も引っくり返った。ハワイを模した宮崎県のシーガイヤも
破綻した。私に言わせると、安易に国や都市のイメージで引っ張ろうというところは失敗している。

しかしながら、1日平均13人しか入らないなんていうのは、計画そのものが間違っていたのだろう。中国の場合、いったんブームが
起こると、みんながワーッと投資に走って供給過剰になるケースが多い。地方自治体も「なんかつくろうよ」といったムードに簡単に
乗ってしまう。

考えようによっては、若者が大量に失業している現在なら、スタッフは採用できる。
だから、利益が出ていないという4割のテーマパークも、やり方次第では逆境から抜け出せるかもしれない。

この中で私が気になったのが、中国東北部の黒竜江省ハルビン市の「ハルビン氷雪大世界」だ。
所有株式の半分近くを売却するなど苦境らしいが、やり方によっては世界的な氷雪観光の地になると思われる。

ここで冬に開催されるハルビン氷祭りは、総面積100万平方メートル前後の氷結した松花江を会場とし、氷や雪で作られた城や
モニュメントなどさまざまな彫刻が立ち並び、夜はライトアップされて幻想的な雰囲気を醸し出す。
スーパースライダーやアイスバイク、スノーサイクルなどのアトラクションも楽しめる。

私はこれまで2回行っているが、もう感動そのもの。規模といい、美しさといい素晴らしかった。
ま、マイナス20~30度の寒さに耐えられればの話だが。私のようなスノーモービルをする人間にとって、このくらいの寒さは普通だ。

この「ハルビン氷雪大世界」が儲かっていないというのは、宣伝不足もあると思う。日本からも成田国際空港だけでなく、新潟空港からも
ハルビン太平国際空港への直行便が運航している。「さっぽろ雪まつり」にあれだけ人が集まるのだから、ハルビンはもっと注目
されてもおかしくない。食い物が水餃子くらいでイマイチかなとは思うが。

中国には万里の長城や故宮など歴史上の観光資源はたくさんあるが、このハルビンも含め、新しく造られたものをぜひ何カ所かは
残して繁栄してもらいたいものだ。

ビジネス・ブレークスルー(BBTch)の番組「大前研一ライブ」から抜粋。
2024.12/22 10:00
URLリンク(www.zakzak.co.jp)


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